バカとテストと召喚獣~バカな天才の集まりGクラス~   作:八月一日

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皆さん、お久しぶりです。

いやぁ、サーバー攻撃とかやめて欲しいですよね。

さて、今回もいつも通りの文章力ですが最後までお楽しみいただけたら、と。

ーーそれでは、どうぞ!


第八問~海穀君はバーサーカー?~

鉄人はFFF団に(拳の)説教を為る事になったので僕の補習は明日までお預けとなった。

いらないお世話だ。

できれば永遠にお預けにして欲しいくらいだ。

 

「ーーで、何で東雲君は此処にいるの?」

 

悪の総大将よろしく振舞っていた東雲君だけは何故か無罪放免となった。

 

「何故と言われましても……まあ、普段の行いじゃあないでしょうか?」

『翔君は普段は紳士だけど恋愛の事になると荒れるからね』

 

ふーん。人は見かけによらないって言うしなぁ。

因みに雄二は騒ぎの首謀者として補習中で雨谷さんはムッツリーニに謝りに保健室へ。

 

「何でそこまでして?」

「ただ単に羨ましくて妬ましいだけです」

「「「……」」」

『…あの、翔君。嘘をつかないのはいい事だけどストレート過ぎるよ、それ』

「……だからモテないんだよ」

「うるさいですよ。なんと言われようと私はリア充に苦しみと言う名の業を与え続けます」

 

頭がいいって言っても一教科だけだもんなぁ…

それ以外はFクラス(僕ら)と変わんないんだね。

 

「けほっけほっ」

「大丈夫?姫路さん」

 

うーん、この暑さだから畳が痛んできてるしみんなのやる気が無いから掃除もあんまり行き届いて無いし…このままじゃまた姫路さんが転校されかけちゃう。

どうにかしないと。

 

「それにしても酷い教室よね」

「中西さん、これでも改善された方なんだよ?最初はチョークすらなかったんだから」

「えっ?」

 

ドン引きされた…

でもまあ僕も最初は物置小屋かと思ったしね。

 

『僕だったら試召戦争で設備を入れ替えるなあ』

「Eクラスは体育会系の集まりだそうですし耐えられそうですね。……悪いですがこっちも賛成です」

 

Eクラスと設備を交換してもなぁ…

せめてDクラスくらいじゃないとダメだよなぁ。

 

「それがですね…」

「なんと言うか…」

 

俯きつつそう呟くのは姫路さんと美波。

ちょっと可愛いかも……ってこんな事考えてる場合じゃ無いだろ僕!

 

『もしかしてやったの?試召戦争?』

「うん」

「でも設備がこんなんだから…やっぱり負けちゃったのね?」

『何処のクラスに?Dクラスとか?』

 

確かに神谷君の言う通り普通ならDクラスが妥当だ。

でも僕らは違う。

上手く行けば…

 

「…A……」

『ん?どうしたの吉井君?』

 

そう、上手く行けば僕らは高級ホテルの様な処でリクライニングソファに座って居るはずだった。

 

「僕らAクラスに試召戦争を仕掛けたんだ」

 

………

……

 

「(ボソッ)バカ?」

「だれだぁ!ボソッと傷つくこと言ったの!」

「だが事実っちゃあ事実だな」

「ぐっ」

『本当にやったの?』

「流石Fクラスね」

「ごはっ」

『ねえ、本当に?』

「なかなか面白い冗談でしたよ」

「………」

『ねえ?』

「………」

『よ、吉井君⁉そんな声を殺してザメザメ泣かないで!』

「………」

「アキ⁉アキは悪く無いから!」

「明久君!飛び降りなんて早まった事をしないで下さい!」

「放して美波!姫路さん!僕はもう上手く生きていけない気がしてきたんだ!」

 

僕は嫌われてるんだ、きっと

 

『戻ってきて吉井君!』

「ゴフッ⁉」

 

突如腹部に衝撃が!

なんだ⁉なにが起こったんだ⁉

 

『落ち着いた?吉井君』

「ぐふぅ……か、神谷君⁉」

 

みてみると神谷君の右手が僕の腹に突き刺さっている。

落ち着いたって…ああ、僕の飛び降りを止めてくれたのか。

 

『どう?』

「う、うん。ありがとう」

 

一応お礼を言っておこう。

でもなんでボディブロー?

他に方法はあったはずなのに…

それに妙に手慣れてた気が…

 

『たまーに健斗が壊れる事があってさ。それで直すのは得意なんだ』

「健斗って…海穀君が?」

「ま、いろいろあるのよね…それよりさっき言ってたAクラスへの試召戦争、流石に最初っからやった訳ではないでしょ?」

 

こちらをジッと見る中西さん。

今日知り合った男子にも違和感無く目を合わせようとするがその茶色い瞳に吸い込まれそうになる僕は何だが不思議な感じになってーー

クラッ

 

『吉井君⁉』

「「アキ(明久君)!」」

「ほえ?」

『大丈夫?今倒れそうだっよ?』

「だ、大丈夫?」

 

え?僕、倒れそうになってたの?

自分でも気付かない何てどうかしたのかなぁ。

 

「ごめんなさいね…あたしと目を合わせると慣れてない人は三半規管が狂っちゃうみたいなの…忘れてたわ…」

『でも最近は収まってきたはずなんだけどなぁ…それより佐門?友好的なのはいいけどためらいなく男子と目を合わせるのやめた方がいいよ』

 

僕ら思春期の男子は女子と目を合わせるの事でさえ辛いのに向こうから合わせてくるとなると誰だろうとクラクラするだろう。

 

「わかったわ…それでさっきの話の続きだけど」

「ん?…ああ試召戦争だね。最初はDクラスに試召戦争を仕掛けたんだ……」

 

【少年説明中】

 

「ーーって事だよ」

「結局、坂本君のせいで失敗した訳ね。自分でつくった策に失敗とは…策士策に溺れるとはこのことね」

「健斗?」

「………」

 

話が終った直後海穀君が教室の扉に向かってユラユラと歩き出す。

 

「……ブツブツ……」

 

ん?何だろう?

海穀君がブツブツと何かを呟いている。

 

「……ブッ殺す……」

 

ゴトッ

 

なにやら警察沙汰になりそうなことを呟いた海穀君のズボンの裾から鈍い音がした。

なんだろう。今の音はーーってえ⁉

なんか海穀君の足元に金づちやらメリケンサックやらスタンガンやら警察沙汰になるどころか牢獄行きになりそうなのが落ちてるんだけど⁉

 

「おっと落としちまった。まってろ悪鬼羅刹。いま逝かせてやぼごあっ!はっ⁉」

『壊れた健斗の修理法その一!《取り敢えず殴る》!』

「いつつつ…オレ、今何してた?」

「「……」」

 

一瞬の出来事で姫路さんと美波が処理落ちしちゃってるけど時間が経てば治るから…

 

「中西さん?今のって…」

「さっき言ってたとおり健斗が壊れたのよ。あまり詳しくは知らないんだけど、坂本君の失敗した話とか酷いことをしたのを聞くとああなるの」

 

ふーん。

悪鬼羅刹って呼んでるって事は荒れてた頃の雄二と関係があるのかな?

うーん、でも僕も中学時代の雄二はあまり知らないしなぁ。

 

「いつもわりいな修玖」

『いい加減自分で抑えられる様にしてよ』

「はははっ。そういうな」

 

海穀君が直ったみたいだしきいてみようかな。

 

「ねえ、海穀君「ふぁ…ったくなんで俺まで補習しなきゃいけないんだ…ってめっ明久!歯ぁ食いしばれ!」え⁉なんで!」

「なんとなくだ!」

 

プツン

 

あれなんかいま何かがきれた様な…

 

「ぁ悪鬼羅刹ぅぅ!」

「のわ⁉なんだてめぇいきなり!」

 

いきなり覚醒した海穀君は四足歩行で雄二を襲うが雄二はギリギリそれをかわす。

 

「あぁ悪鬼羅刹つぅぅう!」

 

怖い!あの人怖い!

目のハイライトが消えて四足歩行で飛びまわるってもう人間じゃないよ!

 

「うあぁぁぁあ!」

「しっつけえんだよ!」

『壊れた健斗の修理法その二!《鈍器で殴る》!』

 

とか言って雄二は拳で顔面を、神谷君は卓袱台で腹部をためらいなくたたく。

 

「ごフぁッ」

 

上下二つの衝撃をうけた海穀君は卓袱台や座布団をまき散らしながら転がっていき壁に当たって動かなくなった。

 

壁が壊れなくて良かったと思える自分はおかしいんじゃないかと最近思うのは秘密だ。

 




いかがでしょうか?

感想、御指摘などなどお待ちしております。

ーーでは
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