1915 9月
秋津中尉、北マンチュリア平原における油田発見とマンチュリア占領に関わる陰謀に巻き込まれる
11月初頭 皇国軍要衝占領を完了
1916
1月 坂本財閥総帥坂本竜馬、誕生記念会にて大陸における大慶油田開発への参加と合衆国資本の導入を宣言「サカモトノート」のにより合衆国との共同開発に意欲を見せる
同月、秋津中尉は内々に陸大への入学が決定
2月 上海にて皇国海兵隊及と大漢府軍の武力衝突、坂本財閥下の武装魔導師、小早川特尉。ウースンクリークにて義勇魔導師と交戦
同月、陸軍憲兵甘粕大尉、マリアの調査を開始
3月
・秋津中尉は密命を受け、マリアとともに大漢政府要人楊将軍と接触、マリアの知る大漢政府支配下の直隷・蜀盆地地域の油田情報を基に全面衝突回避の道を探る
・小早川特尉、財閥の命令により北京で秋津中尉謀殺を実行。しかし、巻き込まれたのは楊将軍だけだった。
4月
上海における最大の魔導戦「第6倉庫の戦い」が勃発、大漢政府は連邦系義勇兵と楊将軍の新式兵団を投入、皇国軍と互角の戦いを繰り広げる。秋津島皇国は陸軍部隊の投入を決断
→皇国は10年ぶりの対魔導師戦闘となり、硬直したドクトリンと「少数の単独突破による後方攪乱」というドクトリンと現実との差異を知る。
小早川特尉、敵中に孤立するも秋津中尉に救出される。
5月
・北マンチュリア平原における連邦軍の越境開始。皇国軍はこれ以上の上海への増派を断念し、大漢政府と停戦協定を結ぶ(以上、上海魔導戦)
1917年 8月
・連邦海軍、極海航路を超えて東方への艦隊の配置に成功、秋津島皇国の予想を上回る砕氷巡洋艦《ヴァツーチン》の能力とその艦隊練度は皇国における北方防衛の根底を覆すものだった。
・ヴァツーチン率いる小艦隊、北マンチュリア平原への物資輸送護衛を開始、皇国海軍北方艦隊は駆逐艦の事故により自滅。大量の物資輸送を許す。
・北マンチュリア平原において軍閥連合による独立宣言。合衆国・連邦は事実上これを黙認。
・帝国外交官トラウトマンによる大陸調停工作「トラウトマン工作」失敗
・皇国軍、大漢の長城線突破を目指す関内作戦へ向けて戦争準備開始
1917 9月
・皇国最北端ポテ島に連邦軍魔導師部隊上陸、占守島周辺への攻撃開始。皇国海軍による2度目のヴァツーチン追撃戦も失敗。小早川特尉率いる坂本財閥警ら隊、独力でのポケ島奪還作戦発動、魔導師による非正規軍同士の交戦
(以上 第3章『北冥海域』)
1918 10月
・陸軍士官学校生徒によるクーデター計画発覚、坂本財閥の民間魔導師警備隊の拡大
・陸軍部内に『一般歩兵による対魔導師戦技研究』を行う非公式研究会「中川会」が結成。中心の中川少佐、学生となった秋津中尉とともに対魔導師戦術の研究を開始。
1918 12月
・ルルハワ民主革命、秋津島皇国の友邦ルルハワ王国は体制転換し、合衆国との同盟を宣言
・合衆国、ルルハワで起きた民主革命を支持、同月18日に真珠湾とミッドウェー(秋津島皇国名水無月島)保障占領
・秋津島皇国は抗議するも受け入れられず。
・『太平洋情勢は複雑怪奇』と述べて首相退陣
1919 1月
・坂本竜馬による対合衆国会談失敗。小早川特尉、会談における護衛として坂本竜馬と知遇を得る。同年坂本財閥総帥退任
・太平洋にて合衆国との衝突開始。双方は思惑により引っ込みのつかない戦略兵器である戦艦の投入を避け、巡洋艦を中心に潜水艦艦隊、空母を投入した限定戦争を画策
・グァム近海にて両国初の武力衝突、双方に被害はなかったものの、皇国海軍はアウトレンジの限界と駆逐艦の隻数不足、何よりも想定海域の広さを始めて実感する。
連合王国による第三次仲裁を合衆国政府が受け入れ
→秋津島皇国は太平洋の中立化を受け入れるも真珠湾は「パールハーバー」となり政治的敗北。
1919年 5月
・坂本財閥下の魔導師のうち戦闘魔導師の正規軍への編入開始。小早川は海軍中尉として改めて任官
・議会における粛軍演説、それをうけて陸軍部内における「非常手段による政権奪取」構想が本格化
・海軍革新派閥、ルルハワ革命を受けて東郷元帥救国内閣構想を本格化させる。
→中川少佐、陸海軍の過激派の同盟斡旋に成功
1919年
・甘粕大尉、マンチュリアへの左遷
1919 12月
・中川少佐率いる中川会及び同調する魔導師部隊、皇都における決起開始。
・飛行船による空挺降下作戦により皇都一帯の占領。
12月10日、坂本財閥創業者にして元勲坂本竜馬、殺害。
(以上第4章『千里血馬の果て』)
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以降は留学した秋津中尉の「帝国」でのターニャとの出会いや、史実226事件後の変わった解決── 史実錦旗革命事件に囁かれた東郷平八郎擁立計画や、16代目の大樹様──徳川首班指名工作などを絡める予定でした。
また、帝国が持つあの『V』兵器と皇国技術との出会いや、ノモンハンにおける史実自衛隊のそれをもとにした『皇国魔導師による対砲兵戦』…… まあ、書かれていないものなのですが
『幼女戦記世界における、秋津島皇国の魔導師はどんな存在か?』を書こうとして、全くしていないのは全て作者の失敗であります。
本作は自分の能力をはるかに超えた作品となり、事実上執筆を断念いたします
谷甲州的な地味な歴史改変や、多世界解釈と未来を知った人間はどう行動するのか?という単純な疑問からでしたが、あまりにも私には大きすぎる作品であり未完とさせていただきます。