超天才清楚系病弱美少女ハッカー風転生者がヤケクソになる話   作:VISP

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火星編 おまけ 一部加筆

〇その後の世界情勢

 プラント独立戦争一年後、特別報道番組が全世界的に報道された。

 それはとある極秘資料、通称ミョウジョウレポートを巡る人々の動きだった。

 具体的にはとある人物と故ミョウジョウ博士の通信記録を皮切りに、あの戦争の大筋の流れを追うというものだった。

 何故地球連合は苦戦し、火星連邦が参戦し、プラントは敗戦したのか?

 ミョウジョウレポートを軸に一般人には今一つ分かっていない者も多かったこの辺りの経緯を、都合3時間の放送でしっかり解説していったのだ。

 おまけにコーディネーターの詳細な性能に関する解説も入れられ、それまで多くの人が知らずに妬み、恐れていたが故の偏見にもメスを入れていった。

 結果、本放送を期に地球在住コーディネーターへの迫害は減ったものの、プラント在住コーディネーターへの偏見は益々根深いものになっていた。

 何せたった5000万人(今となっては半数近いが)のために地球上の5億もの遵法コーディネーター(純粋な遺伝病治療者含む)と無関係の中立国、そして地球上に展開する同胞を纏めて皆殺しにしようとする狂った独裁者とそれに賛同してきた者達等、正しく宇宙の化け物だったからだ。

 ある意味、コーディネーター迫害緩和の立役者とも言えるプラントだったが、現在は各種賠償金返済のためにただ只管働き続ける毎日であった。

 これが切っ掛けとなったのか、20年近く人類は大規模戦争をする事は無かった。

 頭C.E.民にしては凄まじい快挙であったが、裏では東アジア独立紛争に一族掃討作戦や旧ザフト系テロリスト殲滅作戦が行われていたりするので、紛争はしょっちゅうあったのだが、それはさて置き。

 その間に地球圏は復興事業を、火星は開発事業を、そしてあのミョウジョウ博士の孫達()であるミョウジョウシスターズにより木星圏の開発がそれぞれ行われた。

 ブルーコスモスへの本格的な取り締まりが功を奏したのか、地球圏は一応の平和を取り戻し、火星との取引も再開し、順調な経済活動を続けている。

 木星圏に関しては核融合炉の燃料となるヘリウム3が月面以上に大量に存在する事からこれらの採掘用コロニーと往還航路、円筒形コロニー改修型輸送船による輸送船団が編成され、地球・火星双方に莫大な利益を齎した。

 しかし、無数の国家へと分裂した東アジアを再統一したファウンデーションによる地球圏統一を切っ掛けに対火星連邦への対応が徐々に過激化、最終的に開戦に至る。

 これに対し木星自治区も火星連邦側として参戦し、ファウンデーションを盟主とする人類統一連合軍と火星沖にて激突し、激しい戦いの末に火星・木星連合軍が勝利する事となった。

 その勝利の決め手となったのが、圧倒的多数の無人兵器群と木星自治区で開発された決戦兵器「ガンダム」だった。

 これらの活躍により人類統一連合軍は敗退、ファウンデーション軍により切り捨てられた地球各国軍は即時降伏する事で生き延びた。

 これ以降、地球と火星・木星連合間は睨み合いの冷戦状態に突入していった。

 そして20年の間に資源の多くを火星・木星からの輸入に頼っていた地球圏は徐々に衰退し、各所で旧世紀からの火種が燻り始めた。

 これに対し、火星・木星連合は地球との間に複数の防衛ラインを構築しつつ、外宇宙への移民事業を進めていく事となるのだった。

 なお、ミョウジョウシスターズの調査により、髭が起床するまで半世紀を切っているものとする。

 

〇ムルタ・アズラエル

ヒマリ主に頭の上がらない苦労人だったが、ミョウジョウシスターズの一人がヒマリ本人なんだろうなぁと薄々勘付いていたが「もしそれがバレたら第二のジョージ・グレン不可避」な事も分かってるので敢えて何も言わなかった。

戻って来た妻娘や部下達と共に程々に苦労して、程々に幸せに生きた。

ファウンデーション台頭時には義息子に任せて既に引退済み。孫を甘やかす日々である。

 

〇アークエンジェルクルー

大体皆今も現役の軍人。ムゥは未だ遊び人。

 

〇大西洋連邦

地球連合以上の国連に代わる組織のトップになろうとしてダメだった。

火星連邦と事を構えるのに最後まで反対し続けた。

 

〇旧東アジア

中華思想から脱却できず、C.E.になってもいつもの中華してたら実質滅んだ。

後にファウンデーションによって再統一されたが、大体以前よりマシな統治になっている。

 

〇ユーラシア連邦

ビクトリア周辺の治安維持に腐心してたらまさかの東アジア滅亡からの再統一と地球圏統一にド肝を抜かれる。

大西洋程じゃないが火星攻めには反対の立場だった。

 

〇オーブ

後にファウンデーションに攻められて陥落するも、それまでに多量の損害を出して意地を見せた。

子息や財産の多くは火星へ逃がし済み。

 

〇カガリ・ユラ・アスハ

地球圏を旅した後、まさかの火星連邦行き輸送船団に乗り込んでいたお姫様(野生児)。

その移動の最中に例の特別番組を見て父の真意を知った事で頭を抱えるも、途中下車不可能なのでそのまま火星へ出荷されてしまう。

火星にてアスランとキラ、ラクスと出会って友好関係を築いた後、アスランとカップル成立。

 

〇ウズミ・ナラ・アスハ

火星連邦からまさかのお知らせを受けて頭皮と胃壁が酷い事になった人。

有力者が子息を逃すのはよくある事なのでソレだと思って報告が遅れたらしい。

数年後、大きく成長して帰ってきた娘と連れて来た恋人に嬉しいやら複雑やらでどんな顔すべきか分からなかったらしい。

後にファウンデーションによる本土陥落時に大勢の国民を逃して自爆した。その死に顔は満足気だったそうな。

 

〇アスカ家

ギリギリ避難に成功し、火星連邦行きの船団に乗り込む事に成功

両親は技術者として技術開発局に、マユは結婚、シンは軍人となった。

なお、シンは朴念仁な事もあって婚期を逃しかけている模様。

 

〇アフリカ

ファウンデーションにより大体地均しされて「死か服従か」されて服従した者以外は容赦なく掃除された。

生き残りも戦いたいのならこちらの指定した相手に向かってやれと対火星・木星戦線へと送られ、殆どが未帰還となった。

 

〇プラント

相変わらず借金返済の日々。

火星と木星?どーぞどーぞ家は働いてますんでご勝手に。

 

〇ザフト

解体済み。大体の人員は労働者として復帰している。

 

〇ギルバート・デュランダル

有力者の説得や子息の亡命、重要情報のまとめ等の戦後のゴタゴタを片付けた後、愛妻と義息子達と共に火星に発つ。

火星連邦産医療用ナノマシンにより愛妻との間に二人の女児を設け、幸せな家庭を築く。

現在は火星連邦の技術開発局に勤務中。

 

〇タリア・デュランダル(旧姓グラディス)

夫を亡くして呆然としていた頃、嘗ての恋人に支えられて回復。

ギルバートと子供達と共に火星連邦に移住し、改めて医療用ナノマシンにより出生率低下を超えて二人の女児を設ける。

兄二人と愛娘達を纏めて可愛がる幸せな生活を送る。

 

〇ウィリアム&レイ

親同士が元鞘に収まって色々困惑するウィリアム&レイの二人だが、クルーゼの気遣いもあって割と直ぐに打ち解けた。

賢いが頑固な所のあるウィリアムと純朴で天然なレイで意外と面白凸凹コンビとして火星の学校でも有名になりつつ、戦争開始まで穏やかに暮らす。

後に二人共火星を守ろうと奮起し、軍人になる。

 

〇ラウ・ル・クルーゼ

ギルバートの護衛とザフト組への説得役を務めたが、デュランダル一家と共に火星へ渡る。

偶々出会ったミョウジョウシスターズの一人に熱烈にアプローチして遂に結婚。

現在7人の子持ちだが、更に増えそうな愛妻家になった。

現在は火星連邦軍の教導隊として活躍している。

 

〇ザラ隊

ラスティ含むザラ隊の面々は議員の子として旗頭にされかねない+保護者の希望により火星へと亡命した。

最後の挨拶の時、皆泣いていたが気丈にも前を向いて生きていく事に。

なお、火星でも色々ある模様。

 

〇プラント評議会

ギルバートより子息を火星に亡命させる代わりに素直に刑を受けるよう取引を持ち掛けられて従った。

多くは尋問の後に処刑されたが、家族との面会やテレビ視聴、差し入れ等は割と緩かったらしい。

前大戦の大量殺戮案件に関わっていないアイリーン・カナーバが議長となってプラント内を纏めている。

だがしかし、殆ど権限を取り上げられて何も出来ず、市民と理事国から不満のサンドバック状態になっている胃痛枠。

 

〇アルバート・ハインライン

親の意向で戦前から火星連邦へと亡命していた若き天才。

そのため、この世界線ではフリーダム・ジャスティスに相当する機体は誕生しなかった。

現在は火星連邦技術開発局に勤務しているが、偶々訪問していたミョウジョウシスターズの一人と出会い、求婚する。

マジかコイツとドン引きされつつ「お友達からお願いしますね」で交流開始。

現在は夫婦揃って技術開発局で活躍中。現在二児の父。

 

〇ラクス・クライン

父の意向により火星連邦へと亡命。

そこで運命の出会いを果たし、ヤマト家に半ば押し掛け、最終的に嫁入りする。

 

〇ヤマト家

特に不安もなく、ただただ穏やかに日常を過ごす…と思っていたが、まさか火星に引っ越して暫くして母の妊娠発覚。

弟が生まれる事から一念発起し、怠け癖を追い出して学業やバイトに精を出し始めるキラ。

そんな時に亡命してきたアスランやラクスと会う事となり、穏やかだった日々が一気に賑やかになっていった。

 

〇アスラン・ザラ

父と家族として最後の会話をした後、仲間達と共に火星へ亡命した。

身一つでの再出発に不安があったが、当ても無いのでヤマト一家を尋ねたら、初恋の女性のボテ腹姿を見てしまい脳破壊を受ける。

落ち込んだ所を臍出しルックのカガリと出会い、不器用に慰められた事で壊れた性癖の対象としてしまい、最終的にゴールインした。

 

〇シーゲル・クライン

悪党としての役割を最後まで全うした。

代わりにラクスを火星へと亡命させたが、NJ投下の責任を追及されて死刑判決を受ける。

ラクスにアコード回りの資料を持たせ、地球圏へ帰ってくるなと厳命した。

 

〇パトリック・ザラ

最後の最後までナチュラルへの憎悪を隠そうとしなかったが、息子との最後の会話の時だけは不器用ながら最後に親としての顔を見せた。

終戦1年後の特別番組で自分の計画がかなり初期からバレており、それが火星連邦参戦の原因であったと知って白目をむいて卒倒した。

言うまでも無く死刑であり、執行された日は地球圏各所で祝杯が挙げられたそうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇ファウンデーション

分裂し、混乱状態にある旧東アジア連合地域を纏め上げ、再統一した現在の帝国主義国家。

周辺国をどんどん併合し、遂には地球連合そのものを呑み込み、人類統一連合を設立するに至る。

最終的に地球圏統一政体の樹立に成功したものの、オルフェは安定化するにはもう10年が必要とみていたのだが、C.E.版紫婆の命令により火星攻めを行う事となった。

関係各位がデスマーチを歌った後、派遣した艦隊が実質壊滅する被害を受けた上、最大の取引先相手に喧嘩を売ったとして経済関連がゆっくりとフリーフォールし始めている。

 

〇オルフェラム・タオ

ラクスを探し続けていたが、見つからず落ち込んで深酒をしていた所、イングリットに捕食されてパパになってしまった。

女王の命で侵攻したものの手酷い敗北で暫く強制内政ターンに。

なお灯る髭ゲージに気付いていない。

 

〇イングリット・トラドール

自分以外の女に夢中なオルフェを見て、日々ストレスをため込んでいた。

そんなある日、ヤケ酒した果てに泥酔しているオルフェを発見して捕食してしまった。

後にママになった。やったぜ

 

〇他ブラックナイト

やっと?おめでとー。ご祝儀は弾むね。

 

〇アウラ・マハ・ハイバル

なんでじゃああぁぁぁぁぁ!?

 

 




おまけその2では出してなかったメカ設定等を出します。
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