「はぁ!? ダンブルドア校長! 本気ですか!!」
校長室で叫ぶ男が居た。男はマグルの服に身を包んでいる。黒髪に灰色の瞳を持つ少々やつれたとは言え、十分眉目秀麗な男だった。
「こんな異常事態で! ハリーが何らかの陰謀に巻き込まれているっと言うのに! 対抗試合を中止にしない!? 冗談じゃない。ハリーが、もしハリーが死んでしまったらわたしは、ジェームズ達に顔向け出来ない!!」
男は半狂乱になりながら叫ぶ。ダンブルドアは男に対して、少々不憫そうな瞳を向けていた。
「シリウス。確かに、何かしらの陰謀がある事は確かじゃが……今は様子を見る事に専念した方が良いじゃろう。それに、ゴブレットは魔法契約じゃ。それを覆させる事はわしとして出来ん……」
ダンブルドアがそう言い切ると、シリウスは口をパクパクさせていた。
「――それに、シリウス? 三大魔法学校対抗試合は確かに、わしら教職員は選手に手助けをしてはならん。という決まりがある。しかしの、シリウス。〝親、若しくは後見人が手伝いをしてはならぬ〟と言う規則は無いのじゃよ?」
シリウスはダンブルドアのその言葉にハッとした。
「そもそもとして、ハリーはジェームズとリリーの子じゃ。この危機もなんとか乗り越えられるじゃろう」
「……ええ、そうですね。」
シリウスは若干、悪い笑みを浮かべた。
「あの、ハリーならばきっと何かしらの陰謀に負ける事なく。そして、他選手に負ける事なく。対抗試合の優勝者になれるっ!」
そう言うと、シリウスは息巻いて校長室から出て行った。
それと入れ替わるように、エトワール・ド・ノストラダムスがのっそりのっそりと校長室に入って来た。
「アルバスや。上手い事あの、生き急ぎ小僧を言いくるめたのかい?」
「まぁ、そうじゃの」
ダンブルドアは窓の外を眺めていた。既に太陽は高く上がり、校庭には燦々と陽の光が刺していた。
「あの小僧、長生きはしないじゃろうな」
エトワールはダンブルドアの隣に立ち、窓の外の景色を眺めながら断言した。
「ほう? エトワールよ。その理由を聞かせてもらっても?」
「わしの勘じゃ。よく当たるものでね。きっと、彼が最後のブラック家の名を持つ者じゃろう。まぁ、わしとしては至極どうでも良い問題じゃがな」
そう言って、エトワールは鼻で笑った。あまり、良い笑みとは言えないものだった。
「英国の純血一族が何家滅びようともわしとしては、なんら関係の無い話じゃ」
エトワールはまるで切り捨てるように言った。ダンブルドアが見えたその横顔は、とても冷たいものだった。ダンブルドアはその表情に若干の恐怖を抱いた。
「エトワールよ、お主は……少々冷たすぎはしないかの?」
ダンブルドアとしてもあまり本意では無い言葉が口から出た。
「……確かに、些か人情に欠けていたのかもしれんの。
そうして、エトワールは校長室から出て行った。校長室はダンブルドア1人が取り残された。やっと、正常な校長室の姿が取り戻されたのだ。
「ダンブルドア校長! あの、老婆……何か、嫌な予感を持っていたように見えましたぞ!」
歴代校長の肖像画の1人が言った。フィニアス・ナイジェラス・ブラックだ。
「元々エトワール女史はあのような人柄をされておる。あまり細々と気にしておると胃に穴が開いてしまうぞ?」
ダンブルドアはふざけたように。至って真面目にそう言った。フィニアス・ナイジェラス・ブラックはどこか歯痒い表情をしていた。
「わしはもう死んでおる。」
◇
日曜の朝。シルヴィアはいつもより早く目が覚めた。何か、重要な役目を果たさなくてはいけない。その義務感がシルヴィアを支配していた。ベッドの上で謎の義務感への答えを探す。少しすれば、昨晩の出来事が全て蘇ってきた。
昨日の炎のゴブレットによる対抗試合の代表選手選びに何故かハリーが選ばれてしまったのだ。それも存在しないはずの4人目の代表選手としてだ。勿論、ハリーへのアンチが強いスリザリン生徒達はすぐに非難したし、教授達は疑心を抱いた。
シルヴィアは少しでもハリーから話を聞いてあの出来事の真相を掴みたいと思っていたのだ。
こうなれば、行動は早い。シルヴィアはベッドの上から飛び降りて、着替える。そして、部屋の扉そーっと開けて談話室へと向かって行った。その過程、ダフネが小さく唸りながら寝返りを打ったが、起きる事は無かった。
談話室ではヒソヒソと昨日の出来事について議論している生徒達が居た。ドラコ・マルフォイはいつものように詭弁を披露するのでは無く、ジッと机を見つめていた。
少し、覗き込んでみると勉強している訳では無く、何やら大量の銀色の丸い何かとご対面していた。それが、バッジである事はハーマイオニーからS・P・E・Wという協会のバッジを押し付けられたシルヴィアは知っていた。
シルヴィアは取り合えず、放っておく事を決定して寮から出て行った。シルヴィアが寮から出て行った事など誰も気付きやしない。
シルヴィアはまず、大広間に向かった。少しと遅いが一応、朝食の時間であると言える。ハリーはロンやハーマイオニーと一緒に大広間の名がテーブルで朝食を食べているのだろう。シルヴィアはそう推測した。
しかし、結果は外れた。大広間には既に人が疎らでその中にハリーの姿は無かった。ただ、燃えるような赤毛の少年。ロンが1人で朝食を食べていた。まるで貪るようなとても礼儀正しい食べ方とは言えない食べ方だった。
シルヴィアはなんだか、とても嫌な予感を感じたが意を決してロンの元へ歩みを進めた。
「おはよう。ロン」
「あぁ、シルヴィア。おはよう」
おはようの挨拶にしてはテンション低めな声でロンは挨拶をした。シルヴィアはわざとらしく周囲を見渡した。そして、もう一度ロンの方を見た。
「えーっと……今日は、1人なの? そ、その~ハリーとか……ハーマイオニーとかは……」
「君もそうなのかい!? シルヴィア!」
ロンは明らかに抗議するような口調でそう言った。シルヴィアは何故、そのような態度をロンが取っているのか理解出来なかった。ただ、明確に分かる事が1つある。それは、ロンにおはようの挨拶をすべきでは無かった。と言う事だ。
「あ~っと、そ……それは、その、一体?」
「僕はいつだって『生き残った男の子ハリー・ポッター』の腰巾着だ!」
ロンはそう急に叫んだ。シルヴィアはいきなりの事だったので、何がなんだか理解が出来なかった。ポカーンとした阿保面をするしかなかった。ただ、少ししてからある1つの結論が頭に浮かんだ。
「もしかして……──「シルヴィーさん、
シルヴィアの口か出かけた言葉を止めたのはホグワーツ生で言えば1年生か2年生ぐらいの金髪の少女。ボーバトンの生徒ミレイユ・ノストラダムスが居た。彼女は本物の予見者だ。シルヴィアは密かな信仰をミレイユ・ノストラダムスに対して持っていた。彼女は昨日よりも英語が上手くなっていた。
「ど、どうも。こ、こんにちは。えぇっと……ミレイユさん……」
シルヴィアは母国語を話している筈なのに、詰まりながら挨拶を返した。その様子をロンもミレイユも不思議そうな顔で見ていた。
「あなたは、ロナルド・ヴィーズリーさん。わたーしは、ミレイユ・ノストラダムスです。よろしくおねがーいします」
そう言うニコニコとして笑顔を浮かべてロンへ握手を求めた。ロンは困惑しつつミレイユの握手を受けていた。
「あーっと、その。なんで僕なんかの名前をボーバトンの子が知ってるんだい?」
「わたーしのかけいは、代々よけんしゃなのでーす。だからわかるのでーす」
あまり説明になっているとは思えない言葉を発した。ロンはすっかり先ほどのどこか期待に満ち溢れた表情からつまらなそうな表情に変わった。シルヴィアはあまりその自覚が無いが、ここホグワーツで予見者と言えばあの怪しいおばさん。トレローニーなのだ。
多くの生徒が占いに対してあまり良い印象を受けていないのである。
「シルヴィーさん。私についてきーてください。さがしもとめているものがありまーすから」
そう言うとミレイユはシルヴィアの腕を引っ張った。ミレイユの力が強いのかシルヴィアが貧弱なのかどちらか判断出来ないが、シルヴィアは引き摺られるようにロンの元を後にした。
大広間を出て少しするとミレイユは急にシルヴィアの腕を引っ張るのをやめた。
「シルヴィーさん。きほんてーきなアドバイスとして、コミュニケーションとーは、真実を伝ーえる事では、ありませーんよ」
ミレイユは真面目な表情でそう言った。シルヴィアはすっかり忘れてしまっているが、ロンがいきなり激高した際言おうとした言葉は「もしかして、ハリーへの嫉妬?」だったのだ。シルヴィアはミレイユのお陰で命拾いした事になる。
「わ、わかった……」
「さぁ、行きましょう! もとめるもーのをつかみとるために!」
ミレイユはそう号令をかけて、ズカズカと進みだした。シルヴィアはワンテンポ遅れてミレイユに着いていく。
「そ、そういえば……ミレイユはホグワーツの道を覚えたんだね」
「えぇ! もちのろんです。てーぺきに覚えました。」
若干、ミレイユの言葉遣いが古いように覚えたがシルヴィアは気にしない事にした。
「す、凄いね。私なんか、4年経ってもまだ迷いそうになるんだよ……」
「だいじょーぶですよ。そんな事もありまーす! わたーしだってエトワールおばあ様から、祖先のなまーえをぜんいんおぼえろ。といわれまーすが、だれ1人としておぼえーられてません」
そう言ってミレイユはニカッと笑った。
2人は城を飛び出して湖に向かって歩いていた。湖にはダームストラングの大きな船が繋がれ、水面に黒い影を映していた。まだ、朝の分類には入る時間だったので肌寒く感じられた。芝生が風でそよいでくすぐったい。
「では、ハリー! こう言うのはどうだ。私がとっておきの悪戯道具を作って持って来てやる。それで、ハリーを悪く言う奴を全員吹き飛ばすんだ!」
得意気に物騒な事を言う声が聞こえて来た。シルヴィアには誰の声なのかすぐに分かってしまい、苦笑いを浮かべた。
「待って、誰か来るわ!」
ハーマイオニーの警戒するような声が聞こえて来た。シルヴィアとミレイユはそれでも進む。やがて、ハリー、ハーマイオニーそれに小奇麗な恰好になっているシリウス・ブラックが居た。
「なんだ、シルヴィアだったのね。──えぇーっと、その子は? ボーバトンの制服を着ているけど……」
すぐにハーマイオニーが口を開いた。ミレイユはすぐさま自己紹介を開始し、3人の名前を正確に言い当てた。3人にもまた『予見者だから分かる』と言う説明をしていたが、絶妙に信じ切れていないようだった。
「シルヴィアは……その、どうなんだい? 僕が、ゴブレットに名前を入れたって……思っているのかい?」
「とんでもないよ! 全然思っていないよ。むしろ、その~毎度毎度何かに巻き込まれているハリーが、ちょっと心配……」
そう言うとハリーとハーマイオニー。それにシリウスは安堵したような表情になった。
「よかった。君までが僕がゴブレットに名前を入れた卑怯者だと思っていなくて助かったよ」
「その~やっぱり、ロンはハリーが入れたと思ってるの? さっき会ったけど凄い不機嫌だったよ?」
そこまで言うとハーマイオニーは明確にため息を吐いた。
「朝からあんな調子みたいなのよ。ロンはハリーに嫉妬しているのよ。ロンは家ではお兄さん達と比較されていて、ハリーはロンの1番の友達なのにとっても有名人だし。みんながハリーを見る時、ロンは添え物扱いだわ。今まで耐えてきた。けれども、今回の件で耐えきれなかったのでしょうね。」
シルヴィアはロンを少し不憫に思った。確かに、何かと比較されてその結果自分が下に見られるのは辛いものがある。ただ、蓄積された不機嫌を他人に振りまく事だけはやめてほしい。と心底思った。
「そ、そうなんだ。あ、みんなは炎のゴブレットにハリーの名前を入れたのは誰なの分かる?」
昨晩からの疑問を3人(+ミレイユ)に聞いてみる。
「闇の魔法使いに違いない! 今回の状況で1番当てはまる人物はセブルス・スネイプ。それにイゴール・カルカロフだ。」
「イゴール・カルカロフ? あのダームストラングの校長の……ですか?」
スネイプが死喰い人である事実はシルヴィアは知っている。だからシリウスが疑う理由も理解出来る。しかし、イゴール・カルカロフが疑われている理由がピンとこなかった。彼もまた死喰い人だったのだろうか?
「イゴール・カルカロフはヴォルデモートが倒れた時、闇祓いによって捕まった。その時に自分の罪を軽くする為に情報を吐いたんだ。誰が死喰い人であるかの情報をだ。
あの当時は誰がどこの陣営に属しているのかが重要だった。誰もが疑心暗鬼に陥っていたからな。それで、カルカロフはバーテミウス・クラウチの息子の名前を出した。その情報はあまりにも重要な情報だった。だから、カルカロフの罪は軽くなったんだ。
同胞の名前を売った者に安寧が訪れる事は無い。きっとカルカロフはこの三校対抗試合でハリー始末計画始めたんだ。ハリーを始末さえすれば〝闇の帝王〟が復活したその時でも平穏に暮らせる。と考えてな。そして、ハリー抹殺計画をスネイプと共に進めているに違いない。裏切者同士の足掻きなんだろ」
シリウスは熱弁した。最後の方は陰謀論じみていたが、あのカルカロフにそんな過去があるとは知りもしなかった。この場に居る誰もが驚いていた。
「──わたーしとしましては、あのカルカロフという男はおくびょー者にみえます。かれは、《生き残った男の子》をしまつするような勇気はもちあわせていなーいでしょう」
ミレイユはシリウスの意見を切り捨てるように言った。シリウスは若干イライラしていたが、ミレイユは構わず話し始める。
「シルヴィーさん? 何か、おもいあたることはありまーせんか?」
いきなり会話のボールが自分に飛び込んできて、シルヴィアあたふたした。それから、冷静になって思い当たる事を考えてみるが、何も思い付かなかった。
「──『先程の男にはもう近付かん方がよろしいだろう。あの男は二重の影が見える。所謂、不吉な影。と言うやつじゃ』そう初めて会った時の去り際に言ったと記憶しておるぞ。ネクロタフィオ家のお嬢さん?」
先ほどまで気配が一切無かったのに、そこにはエトワール・ノストラダムスが居た。ミレイユ以外の全員が大きな声を出して驚いた。
「五月蠅い五月蠅い。老人が1人現れたぐらいで騒ぐではない」
マダム・ノストラダムスはしっかり嫌そうな表情で言った。ミレイユ以外の先ほどまで騒いでいた4人は背筋が凍る感覚を覚えた。
「まぁ、良い。そうじゃ、ハリー・ポッターの坊や。君には親切なご友人が居るようじゃの。その者を頼ってみると良い。第1の課題を難なく乗り越える事が出来るじゃろう」
そう言うとマダム・ノストラダムスはゆっくりと笑った。彼女の顔にはゆっくりと皺が刻まれた。その笑みは優しいようにもどこか冷たいようにも感じた。
ふとミレイユの方を見ると何かを思い詰めているような、悩みこんでいるような表情をしていた。
「さて、わしは禁じられた森にでも行くかの。ハリー・ポッター。君の活躍を心より楽しみにしているよ」
そう言うとマダム・ノストラダムスはゆっくりと立ち去って行った。完全に立ち去るまで誰も言葉を発する事が出来なかった。
「ねぇ、シルヴィア。マダム・ノストラダムスが最初に言った言葉に身に覚えはない?」
「最初に言った……言葉?」
シルヴィアはマダム・ノストラダムスが突然現れた事に驚きすぎて、それ以前の記憶が希薄になっていた。
「ほら、『先ほどの男には近付かない方がいい』ってやつよ。いつ、誰に会った後にその言葉を言われたの?」
「あ~、えぇっと……いつ……誰だっけ?」
「超重要な事を忘れてるじゃないわよ!」
ハーマイオニーはそう叱ったが、それなりに前の事だったと思うので覚えているのには無理がある。と本当は叫びたかった。ただ、面倒な事になりそうだったので辞めておいた。
結局その後はハリーの名前をゴブレットに入れた人物の考察を交えながら、雑談をした。その雑談は夕暮れ頃まで続いた。その最中もミレイユは静かだった。その静けさは決して言語の壁によるものでは無い事はその場に居る誰だって分かった。
「そ、その……ミレイユ? さっきから元気無いけど、大丈夫?」
シルヴィアが意を決して聞いてみた。
「だいじょーぶですよ。みなさんの話をきいているだけで楽しかったですから。私はもう、つかれちゃいました。」
ミレイユはやっと口を開いた。先ほどよりは英語が上手くなっている気がした。
「また明日あえたらあいましょ」
立ち上がりながらそう言って、ミレイユは手を振りながら去って行った。すぐに宵闇の彼方へと消えて行った。
「あの、ミレイユって子。マダム・ノストラダムが現れてから様子がおかしかったが……どうしたのか?」
シリウスがミレイユが完全に立ち去ってから行った。
「分かりません。けど、前会った時よりもマダム・ノストラダムスは……冷たい気がします。な、何となくですけど……」
「なるほど。まるで、人が変わったみたいに……あ、そうだ。シルヴィア。私に敬語を使うのはどうかやめてくれ。こう……背筋がゾワッとする」
「あ、え、あーっと。わ、分かった!」
シルヴィアは押し出すようにそう言った。何となくその様子が面白くてシルヴィア以外のみんなが笑いだした。シルヴィアはすっかり訳が分からない。と言う表情だった。
◇
その後、ハリーは酷く不憫な日々を送る事になった。
学校中の生徒(ハリーの所属するグリフィンドール寮含めて)が皆、ハリーが自ら対抗試合に名乗りを上げたと思い込んでいた。グリフィンドール生はその事をよく思っていたが、それ以外の寮の生徒達は良く思っていなかった。
特にセドリック・ディゴリーが所属するハッフルパフ寮はせっかくの栄光を横取りされたと考えているようで、世にも珍しいグリフィンドールとハッフルパフ間での諍いが勃発した。
また、ドラコが焚きつけてスリザリン寮生の多くはハリーに対して酷い中傷を行っていた。それに、ドラコがハリーが対抗試合に選ばれてしまった3日後には『セドリック・ディゴリーを応援しよう-ホグワーツの
シルヴィアはドラコが信じられない程、空き時間の使い方が下手な人間だと思った。また、ダフネは冷笑を飛び越えて途中から一切の興味を抱かなかった。
シルヴィアは自分が2年生の頃に全校生徒から酷い中傷を受けた事を思い出し、ハリーの精神状態を心配した。
そして、時間がある限り会うようにしたが愚痴ばかり聞かされるのでハーマイオニーと顔を見合わせて呆れていた。シリウスはハリーの愚痴を一言たりとも逃さない。と言うテンションで話を聞いていて、シルヴィアとハーマイオニーはドン引きしていた。
生存報告で1話上げておきます。調子が良ければ、もう1話この週末に載せれるかも知れません。
↓少し自分語りを挟みます↓
最近は、新生活と言う事もあり、忙しさMaxで日々を送っています。課題に毎日追われていて正直、怖いです。誰ですか、大学生が人生の夏休みって言った人……
執筆文字数の推移的なのを見たら、1月は約29万文字で2月は約26万文字。3月は約25万文字でした。それが、4月には約3万文字になっていて新生活の恐怖に怯えています。
また、感想返信が遅れて申し訳ありません。中々、ハーメルンアカウントにもログイン出来ない日々が続いていました。お許しください。
本当に本当にカタツムリレベルの執筆スピードになってしまいましたが、完結はさせたいと考えているので気長に待って頂けると幸いです。