私を巻き込むな!?   作:カニバルキャンディー

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令和ちゃんまだ寒いけどどうなってるの?


軽い休日

 仕事はしばらくの間休業、理由?とんでもないクレームがメイド協会に入ったからだね、別にいいけど契約違反でクレーム入れるなや…

メイド長は休業の間給料は出すから有休消化と思って楽しんでおいでって言われたんだけど…

体が鈍りそうだな、適度に運動ぐらいするかぁ

 

 

「そんな訳で今日どこか遊びに行かない?」

「いったいどんな訳よ!?暇になったら私を頼るって私は都合のいい女ってこと!?」

「へへ…いいじゃねぇか私といいことしようぜ?ストレス発散にもなるからさァ?」

「いや…!そういって…!」

 

 そんな感じにじゃれあいながら朝のホームルームを過ごす

ちなみに放課後はカラオケしながら買い食いに決まりました。学生らしくダラダラしましょうかねぇ…アニメイトとか寄ってもいいかな?

東方フェアでいろいろ売ってるらしいんだよね。ちょっと楽しみ

 

 

■♦□

 

 学生にとって授業程退屈なものはないと思う、もちろん金を貰って授業受けてるから寝たりサボったりしてたら金をドブに捨てるようなものだけども

それでも退屈だしつまらないものはつまらないからな、社会人になれば勉強の大切さがわかるとか言うだろう?

アレは嘘だ、前世社会人の私が保証してやろう…単純にあの時が楽しくてまた戻りたいって思ってるだけだぞ…思い出補正でもある、勉強が楽しいんじゃなくてそのあとの友達とのじゃれ合いが楽しい。

いやまぁ…必要かどうかって言われたら必要だけども。

私が思うにあれは資格とか取るための勉強するって下地を作るのが目的であって…まぁいいや…

 

 何が言いたいかっていうと滅茶苦茶退屈ってこと、歴史以外あらかた満点取れるし男に媚びる系はメイドで死ぬほどやってるから問題なくできる。

暇なのじゃ…アニメは流してはいるけど集中してないから本当に流し見って程度…流石にそれはちょっとなぁ…

欠伸をしながら黒板を見る…現在は歴史の授業…活躍したスポーツ選手か…

レーザービームの野球選手とか二刀流の野球選手とかwikiキラキラしてるレスリング女子とかもはや神話よ神話、写真と動画があるにもかかわらず普通にtsしてソシャゲで出てくるからね

ガチャ回してると出てくる。

 

 

 髪の長い先生が黒板にデータを転送しながら教科書を読み始める、ここだけ見ると本当にSF何だけどなぁ

「では、今から180年前に起きた全世界男性絶滅戦争、その引き金になったのはほんの少しの事実、双葉博士が女性のみで子供を妊娠できる細胞を開発

当時男女間の間で対立があったが女性のみで産めることができるようになったため、さらに対立が激化、5年で世界を巻き込む戦争にまで踏み入れました」

 

 マジで勘弁して欲しい奴だな…てかなんで全世界にまで発展したんだ?同時多発テロでもあるまいに…

まぁ、私が死んでた時の話だしそもそも何故かその情報がどこの世界にも残ってないからな、世界七不思議って感じらしい

 

「なぜ当時の女性が男性に勝てたかは詳しくはまた別の時に、そこから僅か10年で男という種族はほぼ絶滅の危機に瀕しました、そして双葉博士がもう一度調べなおした結果女性だけは子供ができないと判明

戦争は急速に終わりを告げました、これが俗にいう世界男女戦争ですね。」

 

 なんで勝てたんだよ…絶対勝てる要素無かっただろ、足の引っ張り合いでもしたのか?

九割ウトウトしていると隣の席の青神ちゃんが横腹を突かれる

 

「んが…やべ涎が…どうした?なんかあったのか」

「いや…授業中暇だったから話しかけただけだけど、天音理解できた?私一応テストは余裕ぐらいにはわかるけど」

「わからなくはないけど…なんか都市伝説聞いてる感じ」

 

 そのあと普通に暇つぶしの会話をしながらダラダラ授業を受ける…まぁ、これも一種の青春だろうしたまにはいいんじゃないかな?

 

「そうして戦争の影響で男性が少しだけ産まれにくくなり、その過程でノウハウが廃れていき今でも社会問題とかしています。これをどうにかしなければ人類はいずれ滅びるとも言われていますね」

 

 青神ちゃんとアプリ上で昔から変わらずの賭け事の代名詞ブラックジャック!今日のジュースを賭けて勝負!

ちなみに普通に負けました、賭け事系は得意なんだけど青神ちゃん運良すぎない?完全に運で負けたんだけど…

 

「ん~勝ち取ったジュースは美味しいわ」

「さようで…午後一発目の授業なんだ…体動かす系にして欲しいんだが…うわ、性教育か…私たちやる意味あるのかよ」

「いつか来る旦那の為に体位とか必要でしょ!あ!それより天音!アンタ今度の女子発表会何やる気?私と一緒に出て男をゲットしない?」

 

 またその話か…私興味ないんだよねぇ…女子発表会っていうのは二ヶ月に1回…まぁ、男が妻を取らないといけない時に女たちがそれぞれ私はこういうのができます!

男子の中から誰かを選んで発表!私たちはあなたの好みじゃないですがそれでも損はさせませんよ!精液だけでも膣に入れてきませんか!?ってアピールする場所…と言っても人数が人数だけにグループで固まってやるのがルール

最低2人最高30人じゃなかったか?男たちも大変だねぇ…半日かかるらしいしただ芸を見せられるだけでも大変だろうに…仕事みたいなもんか…給料とか出るんだろうか?

ちなみに選ばれたらワンツーマンで選んだ男とご飯できたりお話しできる機会が与えられます!

 

「確実に選ばれる自信はあるけど…パス寝かせてくれにゃ」

「いいじゃない!プロでしょ?」

「プロだからです~」

 

 飲み干したペットボトルを空中に投げて落ちてきたものを蹴ってゴミ箱に叩き込む

完全にレギュレーション違反でしょ私がやるのは…あと単純に仕事じゃないのに友達にご奉仕するのが恥ずかしい。

一緒にやろうよ~の声を無視して教室に帰る…ふふ、私は色仕掛けされたら簡単に落ちるぞ~!

 

 そして眠たい午後を終えて学生のみんなが待っていた放課後!

あ?性教育?仮にも前世男なんだから誰よりもわかってるっての…みんな見た目がいいから興奮はしたけどな!眼福じゃ

 

 クレープを食べながら青神ちゃんと駅前を歩く。200年後でも駅前が栄えてるのは変わらないんだねぇ…楽だしアクセスがいいから当たり前か、あと人も大量に来るし

甘いもので脳みそを浸してウィンドウショッピング、諸事情により金がない私は見てるだけだけど青神ちゃんは普通に服とか買ってるな、スタイルが目立つ系の服とかロングスカートとかがお気に入りらしい

ふむ…やっぱりこの世界でもひらひら、ふわふわ系が女子に人気なんだよねぇ…女の子女の子してるのが受けがいいんだろうか…私はあんまりそういう服買わないしな、メイド中だとそれらしい格好とかするけど…

待てよ…女がほとんどの世界で女の子女の子ってなんだ…周りにいるだろ…

 

「どう思う?」

「似合うならいいんじゃない?ボーイッシュが可愛い格好してもいいけどあんまり似合わないでしょ?そりゃぁ自分に似合うようにすればいいけど…どうせなら元から持ってる似合う手段を使うのが普通じゃない?」

「恥ずかしがりながら可愛い服着るのもいいと思うんだが…」

「どこ需要よそれ…そもそも九割は同性に見せるのよ?セックスする瞬間とか裸だし…デートも護衛付きでしょ?いつその可愛さを見せるのよ…そんな雰囲気になったらパク!じゃない?」

 

 う、う~ん…200年前の男の化石にはそういう話はちょっと難しかった…そもそも私仕事用の変装と正装以外あんまりフリフリ系の服着ないし…

まぁ…股間の物がないからスカートが楽なのはそうなんだけどね?

 

 そんな感じの事を話しながら次の目的地…アニメイトォ!

鼻歌を歌いながら聞き覚えのあるBGMをバックに店内に入店

ふむふむ…最近のトレンドは忍者で乱太郎か…これ私が生きてた時からやってない?昔も流行ってたけども…残念ながら私は腐の系も無ければ先生に初恋を奪われてないしな

後は東方に擬人化…私が気になるのはこの辺か…最近のラノベとかアニメはあんまり興味ないんだよねぇ…こう…女の子が男に囲まれてハーレム!ならいいんだけど微妙に拗らせてるしアクション系が少なすぎるし

 

「へ~あんまり興味なかったけどいろいろあるのね…あ、これ私が子供の頃に見てたやつだわ!まだ売ってるのね…」

「今だと隣の子とのカップリングが有名らしいぞ、これを機にレッツトライ!」

「えぇ…私本当に興味ないのよね…もしかして男性ってこれ系好きだったりする…!?いやないわね、まだ運動女子で売った方がいいわ」

 

 好み的に会わなかったのか…まぁ、青神ちゃん活発そうだからな、仕方ないのか?

そんな感じのことを考えながらダラダラと過ごしていると辺りが暗くなって来たので解散!

 

 

────────────────────────────────

 次の日は休日…けど用事があるので早起き…私としては昼まで惰眠を貪りたい所だがな

バスを乗り継いで辿り着いたのはメイド協会本部、体が鈍るわけにはいかないので仕事が無い日はそれなりの頻度で自主練

バカでかい本部を歩く、ここは文字通り日本中のメイドの総本山!

 

メイドは大きく分けて4の部署に分かれる。

 

1 戦闘メイド、何か有事の際に直接出向く、メイドの中でも戦いに特化した部隊、私の知り合いのラムカが所属している所

そこそこ暇してるメイド単体としてはちょくちょく戦闘するけど部隊としてはあんまり仕事ないからね…だから本部の雑用とか町の周辺とかパトロールしてたり訓練してる

警備員としていろんなところに居たりするから結構見る場合もある

 

2 ハウスメイド、男性が居る家に居るメイド、私が生きてた時代の創作物とかに出てくるメイドって思ってくれたらいいかな?

男の人っていうより家に着くメイド、妻がいいよって言った家だったら1人、豪邸とかだったら20人単位で雇ったりする。

大体最初はこのメイドになって経験を積んで別のメイドになったりする、いわば登竜門的なポジション

良く裁判所とか高級な店とか男が入ってくる場所に専属で居たりするね

 

3 護衛メイド、これは私が所属してる場所…主に依頼されてパーティーに行きたいですとかこの場所に遊びに行きたいからそんな感じで依頼が来る

レベルはそれこそピンからキリ、旧華族が出るような国が動くようなパーティーからただの買い物みたいな外出までなんでもござれ、もちろん上に行くほどメイドのランクも上がるけど

そして出かけている間、その人の妹や娘など近くにいても不自然じゃない人になりきって護衛をする…この中で一番大変、理由としてはすべての技術をを求められるから

全部一人でやらないといけないから大変だけど…私としては縛られなくていいから楽なんだけどねぇ

 

4 最上級メイド、文字通りの最上級上の3つのことを完璧以上にこなせてやっとスタートラインに立てる

産まれた時からメイドとして訓練を受けているヤバい集団。

戦闘メイドよりも強く、ハウスメイドよりも完璧で、護衛メイドよりも守るのが上手い

そんな完璧超人ではじめて最上級と名乗れる、というか普段は本当に見ないんだけどね…最近やたら会うけど、旧華族とか外国の要人それも国が招くレベルの護衛してるし

いやぁ…憧れるね!かっこいいじゃん、例外!最強を名乗るものとか、もはや心の中にしかない男心をくすぐられる

 

 まぁ、ここから車運転専属とか料理専属とかいるっちゃいるけど…ここら辺は本当に一部だけだから私も知らん

例外中の例外みたいなもんだし

 

 更衣室で長い髪をポニテにして運動用のメイド服に着替える。

仕事用のメイド服とか私着ないんだよね…護衛だから目立たないようにしないといけないし、そもそもあんまり好きじゃない

 

 射撃レーンの前に立ち腰からベレッタM92Fを引き抜き人中やや左に11発、眉間辺りに11発寸分の狂いもなく叩き込み後ろに銃を捨てる勢いを利用して袖口に仕込んであるナイフを引き抜きある一点を狙ってぶん投げる

スコーンと気持ちのいい音と響かせ的を吊るしてあるロープを切断する。

 

 ん!100点!動かない的なら完璧だな…次はショットガンとLMGでも撃つか…ショットガンはともかくLMGなんて使う場面来るか?

数多の銃と武器を使い体をほぐす…よしよし、取り合えず体は温まったな…んじゃ次は実戦と行くか…

 

 私たちメイドにとって実戦とは何でしょうか?戦闘?NO!夜伽?NO!仕えるべき主人に対してのご奉仕である!

エッチな意味じゃないよ?そっちを求める奴もいるけど、私は関係ないし仕えるべき主人居ないしそもそも男に突っ込まれるのはマジで勘弁。

 

 奉仕活動って言っても我儘万歳な男たちに合わせてやらないといけないから根本の技術を学んでおかないとねぇ…

スポドリを飲みながらVR奉仕ルームに行こうと喫煙室の横を通ろうとすると火が付いたタバコが飛んでくる。

反射的にタバコを捕まえ常備してある灰皿で消す…誰だ火のついたタバコ投げたの…!危ないだろ!

 

「あァ?布都じャねぇかなんで本部なんか居るんだよ、お前謹慎中だろォ?」

「ラムカ…お前こそここで何してんだ…隊長なんだから書類整理とかしてなくてもいいのか?」

「アタシのガラじャねェ体動かす方がいいわ、暇なら付き合えよ」

「えぇ…私今からご奉仕系の練習しようと思ったのに」

 

 私より旧時代してるんじゃないのこの合法ロリ…このご時世に高級品(タバコ)って…確かに私たちの給料なら余裕だけどさ

首をかしげながら抱きついてくるラムカを抱き返してそのまま歩く…コイツマジで軽いな…筋肉はワイヤーみたいに品種改良されてるから見た目以上なパワーが出るけど

それでも軽いのはおかしくない?

 

「代謝が悪りィんだよ、異常はねェ」

「そうなのでしょうか?だとしてもだと思いますが…」

 

 適当な椅子に座る瞬間少しだけ空中に浮かせ座ったという衝撃を消す、簡単な机とスポーツドリンク、それに灰皿、火はライターではなくマッチ

私にはわからないけどこっちで吸うと美味しいんだってさ…あと必要なのは小型の煙吸い取り機と…軽い食べ物もいるか?

 

「お嬢様…何か摘まめるものをお持ちいたしましょうか?リクエストをいただければ一分以内に用意いたします」

「お前…VRやれないからッてアタシで練習するなよなァ…飯はいい…ちょっと体動かしたいから付き合え」

「お嬢様!お転婆はいけませんよ?こんなに可愛いのですから…似合う服を選びますよ?」

 

 瞬間軽業師のように飛んでくる蹴りを抱き留めそのまま1回転しながら空に投げる

落ちてくる瞬間にもう一度椅子に座らせペットボトルの紅茶を注ぐ。

 

「はァ…フルコースもってこいとは言わねェが…流石に紅茶はもうちョい、いいのにしてくれ…アタシでもまともなの入れられるぞ」

「お嬢様が暴れるからです、クッキーはとびっきり苦い薬草入りのを渡しますのでちゃんと全部食べてくださいね」

「フィクションのメイドかお前は」

 

そんな感じで休日は終わる!

あれ?私今日男と会ってないな…もしかして企画倒れ…?

 

 




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今回は普通の休日でした
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