私を巻き込むな!?   作:カニバルキャンディー

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文字数はどのくらいがベストなのか毎回悩む作者です


楽しめ青春!

 夏休みも終盤仕事も訓練も遊ぶ予定もない私ちゃん…オタクらしく家に籠って200年前のゲームをやりながらダラダラ過ごしていると

白鴉先輩から電話がかかってくる

 

【は~い、最近熱いせいでお昼ご飯がうどんかそばになってる系、後輩天音です】

【もっとましなもの食え…若いからって野菜食べないと体壊すぞ?】

 

コントローラーを投げ捨て軽く欠伸、一体何の用だろ?

仕事の依頼かな?この間旦那様の依頼で京都行ったばかりだからあんまり出歩きたくないんだよねぇ…パーティーぐらいにしておかない?

 

【それで何か用ですか?寂しくなったとかだったら私怒りますけど】

【違うに決まってるだろう…夏もそろそろ終わる、男たちを誘って泊りがけで海にでも行こうと思ってな。水橋もどうだ?】

【わぉ!この世界の女性に刺されそう!暇だからいいですよ?私はどうします?何か用意しておきましょうか?】

【車も止まる場所も遊ぶ物も、こちらで用意しておこう…ただ…申し訳ないが軽い武装はしてきて欲しい…今回完全プライベートビーチだが…万が一もある…すまんな】

【そこら辺は仕方ないですよ?予定は何時ですか?】

【明日だ!9時に家の前まで迎えに行くからよろしく】

 

 スペシャル馬鹿!予定はないけど急すぎる!

電話を即座に切って着替えて荷物を車に投げ入れて取り合えずデパートに出発!

取り合えず無くなって来てた日焼け止めと水着を買うか…スタイルとかは前にメイド服新調したときから変わってないはずだから別にいいか…

 

 いわゆる星条旗ビキニに下は超ミニのジーパンにお洒落なビーチサンダルサングラスを髪に懸け、太ももに拳銃が仕舞えるようにワンポイントのホルスターををつける

あとは上から薄いラッシュガードでも羽織るか

玩具は向こうが持って来てくれるからいいか…ゴーグルと浮き輪?

 

「武装はこの後送ってもらうか…えっと…拳銃とナイフだけでいいかな…爆薬系は水着だと肌が焼けるわ」

あとはピッキング系?この際ブリーチショットガンでも仕込んでおくか…そっちの方が早いわ

軽く電話してその旨を伝えいろいろバタバタして夕方ぐらい

 

珈琲を飲みながらやっと休憩…

まったく…いきなりだからいろいろバタバタするじゃん、せめて3日前ぐらいに言ってほしかったわ…

 

「ま、その日に言われるよりマシか、さ~て明日楽しみだな」

 

─────────

 

「水橋おはよう!よく寝られたか?」

「うぃ~おはようございます…ちなみに今何時だと思っていますか?」

「6時30分ほどだな」

「正解だクソ野郎」

 

 リビングまで白鴉先輩を案内してそのままドロップキックを決めてソファーにぶっ飛ばす!ダメージはないけど衝撃だけはある吹っ飛ばし!

ねみぃんだよクソったれ…

 

「ぐおぉぉ…!?な、何するんだ!?」

「女捨ててる私ですら結構時間がかかるのにこんな朝っぱら来るんじゃねぇよ!私は二度寝する!適当に寛いでろ!」

 

 半キレしながら2階に上がり二度寝を開始8時に目覚ましが鳴り欠伸しながら起き上がる

軽く髪を整えて昨日から用意してあった服に着替える…今日は鹿討君と遊んだ時に来ていった服

膝上までしかない丈のショートパンツに無地のタンクトップを着て上に薄いパーカーを羽織ってチョーカーではなく

十字架のネックレス!もちろん仕込みナイフ

 

「おはようです…って何してるんですか?」

「いや…早く来たからお詫びにと思ってな…ちょっと常識が無かったかもしれない…」

 

 朝ご飯を用意してわざわざ珈琲を淹れてくれてる…

席についてもしゃもしゃ珈琲を食べる、なんだかバツの悪そうな表情で見つめる先輩

 

「別に怒ってませんよ?朝早くてちょっとイライラしただけなんで…仕事モードじゃないと朝弱いんですよね私」

「そ、そうか…昨日からずっと楽しみでな…ついつい子供みたいにはしゃぎ過ぎてしまった…」

「気持ちわかるんで大丈夫ですよん」

 

 ま、この世界の男はマジで居なかっただろうしな、しかも白鴉先輩は3年、1年の頃は男1人で気丈に振る舞わないといけないそれ以降は下の面倒を見ないといけないから気を抜けない

それに学校を卒業したら下手しなくてもこの後家庭に入れられて不自由ない不自由な人生が待ってるからな…そして自由をゲットできるのは老後だけって…

ならまぁ…はしゃいでも仕方ないだろうしもしかしたら人生最後の遊びって考えたらもっとはしゃいでも仕方ないと思うけどね

それに友達と泊りで遊ぶってなったそりゃテンションも上がるわ

 

 

「んじゃ、そろそろ行きますか?というか迎えって車ですか?」

「あぁ、小鳥遊の奴が普段使ってる車と使ってない別荘を用意してくれるらしいからな、自慢げに言ってたけど俺はそれこそ遊び道具ぐらいしか用意してないんだよ」

「あ~金持ちレベルが3つぐらい違いますからね…後輩に甘えるのもいいんじゃないですか?最悪無理なら私がメイド協会に適当なところ借りようかと思ってましたし」

 

 あはは~と笑いながら話していると家の外からクラクションの音

昨日の夜から準備をしていた荷物を担いで外に出るとそこに停めてあったのは高級リムジン!だろうとは思ったけどね!

窓を開けて軽く手を振りながらこちらに挨拶してくる小鳥遊君

 

「おはよう、2人とも待たせちゃった?」

「おはよ、小鳥遊君時間ぴったり…ピッタリですってよ!白鴉先輩ッ!」

「ごめんて…」

 

 白鴉先輩の荷物も持ってリムジンのトランクに仕舞いこみ

私たちも乗り込む。ちなみに私は助手席!理由は単純に間違えた…メイドだと大体助手席か運転席だし職業病だなもはや。

というか誰が運転してるんだ?あっちでメイド用意しておいたとか言ってたけど

 

「よォ、なんで助手席座ッてんだ?お前は後ろの席じゃねェのか?ほぼオフだろ」

「え…なんでラムカが運転してんの?お前部隊はどうした部隊は…ちなみに乗ったのは職業病」

「アタシ単体で依頼されたんだよ。ちなみにもっとやべェ物居るぜ?外で警戒してるがな」

 

 窓の外を見るとライダースーツでバイクにまたがりながら軽く手を振って居るユラの姿…

え!?嘘でしょ!?確かに男たちが大人数で遊びに行くのは珍しいけどここまでする!?

最上級1人に上級2人って…どっかの組織でも潰しに行くんですか??

 

ま、それはそれとして楽できそうでよかったわ

 

「全員シートベルトOKですか?ならラムカ出発!」

「あいよォ」

 

 完璧な運転で出発

しばらくして私も後ろの席に移る、今日休みだからね!私もみんなと遊びたいんだよ!

 

「天音さん友達との話は良かったの?」

「あっちは仕事で私はオフ!みんなと遊びたいし」

「お!いいねぇ!何やる?俺っちは大富豪とかブラックジャックとかやりてえな!」

 

ということでゲーム開始!

ちなみに私は旦那様達を楽しませるためにいろいろ訓練を受けてるので、撒けるも勝つも私次第なんだよね…!

級が上に上がるとカジノとかで遊ぶのができなくなるんだよね…だって投げた球とかわかるしスロットも弾丸より遅いから止まって見えるわ

 

ま!私はそんなこと関係ないし仕事じゃないから本気で勝ちに行くけどな!

トランプを広げて全身からやる気を引き出す、妖艶な笑みを見せて全員に見せつける

 

「さあ、賭け狂いましょう…?」

 

 

───────────

 

「お前あの状況で負けんじャねェよ…しかも割と本気出しただろ」

「ひっく…うぅ…リアルラックはずるいって…」

 ぼろ負けしました…本気出したんだけどね…ブラックジャックとか初手で揃えられたりそもそも私の手がどうしようもないとか

なんでそんなのが多いんだよ…仕込んでもよかったけど流石に遊びにプロの技は…って思ったらリカバリー効かないぐらい負けた…

 

「てか…そっちは今日どこに泊まるの?流石に男一緒には無理でしょ」

「アタシたちなんか1日、2日ぐらい寝なくても平気だろ、適当にユラと交代でホテルのロビーとかでダラダラしてるよ」

「ま、最悪私が現場に居るから時間稼げるからな」

 

 ペットボトルで珈琲を飲んで軽くお菓子を食べながら暇なので運転してるラムカにあ~んと食べさせ餌付け、

外見も合わさって小動物みたいに可愛いな

 

「ん、後1時間ぐらいで付くから後ろに行って遊んで来い」

「OK、んじゃまたね」

 

 後ろの席に移動して小鳥遊君の隣に座り、近くの飲み物を飲みながら横目で小鳥遊君を睨みつける

面白そうにくすくすと笑いながら私の肩を軽く叩いてくる。

 

「あれ?もう機嫌直ったの?」

「ぜってぇ許さねぇから…何か仕込んでたでしょ…」

「遊びにそんなことしないって…」

 

 ぶーぶー言いながら後1時間程度で付くことを伝えて窓の外を見る

窓の外は美しいマリンブルー!しかも完璧なプライベートビーチ!アニメみたいに異性がナンパしてくるなんてトラブルは完璧にない!

犯罪ではないにしろ襲い掛かるから結果的に犯罪になるかもしれないけど…。

 

「護衛のメイドって天音さんを含めて3人でしょ?良く俺たち大人数が出かけられる許可出たよな」

「あぁ…俺も余り人数が居ては楽しめないと思って最少人数にしてくれってお願いしておいたんだが…そこらへん水橋どうだ?」

「ふぁぁ…え?言っちゃなんですけど過剰防衛ですよ?私が居るから麻痺しがちですけど、上級メイド、しかも護衛メイドってこの国に100人もいませんよ?」

「「え!?」」

 

 全員が驚いた顔を見せてこちらに振り向く

ドヤ顔しながらダブルピース!凄いでしょ!私マジで凄いんだからね!?しかも最年少だし!この記録は50年は破られないと思うし!

まぁ…私の場合は前世の知識と男だったことによる男に興味がないって言う特殊に、この世界特有の無駄に優秀な女性の体が合わさってるからね…

割とチートしてる!これが異世界チートか…

 

「じゃあ天音さんが3人の中では一番凄いってこと?」

「微妙…戦闘メイドの部隊長に私より希少な最上級メイド…私が霞むレベルがゴロゴロだからねぇ」

 

 マジで異常だよね~奇跡の世代並に天才が集まってるレベル!

まぁ、別にいいと思うけどね?仕事ができるような奴が多かったら私も楽できるし良いことづくめ!

 

「ま、私は今日オフだからあんまり働かないからよろしく!遊び倒したい!」

「あぁ!今日は堅苦しいことを忘れて遊び倒すぞ!」

 

 

────────────

 足跡1つない白い砂浜!どこまででも広がってそうな美しい青い海!

私は普通に買った水着、髪をポニーテールにしてうなじを見せつける、これで海のお洒落王者は私に決定だな!

 

「ラムカ日焼け止め塗って、背中まで手が回らない」

「アタシ仕事中だって言ってんだろ…まァ構わねェか」

 

パラソルを地面に突き立てその下で寝転び背中に日焼け止めを塗ってもらう

私よりロリロリのラムカ、短い髪をそのままに真っ黒のなビキニにサングラスをかけて夏満喫しますと言った風貌

下手にメイド服とかだと目立って仕方ないからね…TPOぐらいわきまえるよ我々も

 

ひやぁ…このちょっと冷たい感じあんまり慣れないぜ…どうしても声が出ちゃうんだよねぇ…

 

「水橋、待たせたな…何してるんだ?」

「遅いから先に準備ですかね、すぐにでも泳げますよ」

 

 胸元を隠して顔を上げると大体細マッチョ軍団が歩いてきた

私の上に載ってるラムカが見惚れたように固まっている…この男たちが半裸で無防備に歩いてる!

なんてこの世界じゃまずありえないからね…歴戦のメイドでも流石に見惚れるか

 

「みんなは日焼け止め塗らなくていいの?ま、男なら多少日焼けしておいた方が格好がつくか」

「俺っちはそうだな、他のメンバーは知らんが」

 

 金髪をオールバックにしてまさしく夏の男!と言ったような風貌でガシガシ私の髪の毛を撫でる猫宮先輩

今日もいい筋肉してるし首からぶら下がってるゴツイネックレスがまた似合ってるぜ…!

サングラスを上げて豪快に笑うその姿がそのまま強い男の代名詞って感じ

 

「僕としてはあんまり日に焼けたくないかも…紫外線に負けちゃうから…」

 小鳥遊君はこの中ではガリガリと言ってもいいけどどちらかというと瘦せ型の男子?

 少しだけ恥ずかしそうに青いラッシュガードを上から羽織ってはにかんでる

 

「八雲、俺が塗ってやるよ、天音さんが寝転んでたところに寝転んでくれ」

 

 鹿討君がよ!と手を挙げて挨拶してくるのでチャーオーと返しておく

う~ん正統派イケメンって感じ…キラキラ系イケメン!ジャニーズとかで一番先頭で踊ってそう

 

「すまない、待たせたな…着替えるだけで車に乗るとは思わなかったぞ…」

最後に登場したのは最近筋トレをやって腹筋がしっかりと割れてきた白鴉先輩

高身長なのも相まってだいぶポイント高いな…前世だったらカリスマモデルやれてそう

 

 

「ラムカ…見惚れるのはいいけど私の上からどいて…ちょっと重くなってきた…!」

「うォ!?悪い!」

 

 全力で後方に飛びずさり速攻で視界の隅に消える…

まぁ、いつまでもじゃれ合っていられないか、一応あっちは仕事だし…別に遊んでてもいいと思うんだけどねぇ…

私には感知できないけど恐らくユラも隠れてるだろうし、てかどこに居るんだよ。

 

「よし!全員準備はできたか!?夏もそろそろ最後だ!」

「白鴉先輩話ながーい!」

「えぇい!黙れ水橋!野郎ども!海を楽しむぞ!」

 

イェェェェイ!とみんなが声を上げて海に突撃する!

 

若者よ!この一瞬を楽しめ!

 

 

 




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