ハイスクールD×D〜Dark Out Rider White Dragon〜   作:ルオン

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お待たせ致しました!
第4話となります!

アンケートの結果ですが、候補に上げていた世界を全部混ぜ込む事にしました!
協力してくださった皆様、ありがとうございます!

今回は克とリアスとの対話になります。
それでは本編をどうぞ!


Memory4

魔法陣から出現した人物、リアス・グレモリーと互いに見合う克。

しばしの沈黙が続いたが、リアスが沈黙を破った。

 

「それで?彼を襲ったのは貴方かしら?」

 

「分かってて言ってるのか?それとも気づいてないのか?」

 

「念のためよ。しかし分からないのよ。何故貴方がここに?」

 

「いやなに、ある情報筋からソイツが狙われる可能性があるって聞いててな?見張っていたんだよ。助けようとしたら、奴の仲間に妨害されちまった」

 

「彼は貴方の知り合い?」

 

「腐れ縁でな?」

 

「そう········」

 

克の解答に、探るような視線を向けるリアス。

 

「·········まぁいいわ。それで?彼が狙われた理由も知ってるのかしら?」

 

「ああ。ソイツは神器(セイクリッド・ギア)持ちだ。それも強力な物をな。だから狙われた」

 

「彼が!?」

 

克の言葉に、リアスは驚きながら横たわっている一誠を見た。

暫く見つめた後、一誠に向けていた視線を再び克へ向けた。

 

「貴方、彼をどうする気?」

 

「どうも?ただ腐れ縁なんでな?治せる部分は治すつもりだが、相当なリハビリが必要だろうな?だが、お前の持ってる物なら、その心配はないだろ?」

 

「·········知ってたのね?」

 

「まぁな?こっちも聞きたい事がある」

 

「何かしら?」

 

「どうやってここに転移してきた?あいつはこちら側とは無縁な生活を送ってたが?しかも死にかけの状態だ」

 

「彼が転移魔法陣が描かれたチラシを持ってたから、此処へ転移できたのよ。恐らく願いは【生きたい】······かしらね?」

 

リアスからの解答を聞き、一誠へ顔を向ける克。

暫く見つめると、リアスに背を向け歩き出した。

 

「じゃあ後は任せた。俺は帰る」

 

「ちょっと待ってちょうだい。まだ貴方には聞きたい事があるし、私が任されている町で勝手な真似されたくないのだけど?」

 

「悪いが用事があるんでな?もし話しがしたいなら、明日の放課後にでも話そう」

 

「放課後って、あなた一体·······」

 

克の言葉に首を傾げるリアス。

そのリアスをよそに克は振り返りながら、ロストドライバーからエターナルメモリを抜き取り、変身を解除した。

変身を解除した事でエターナルの正体が克だと知ったリアスは驚愕する。

 

「い·······石動·····くん·········?」

 

「また明日な?グレモリー?」

 

克はそう言って、デザスト共にその場を後にした。

 

 

 

 

 

―翌日―

 

「ま、克兄〜!待ってくれ〜!」

 

「ん?」

 

グレモリーに正体を明かした翌日、駒王学園へ登校中だった克は、何処にも傷がない走ってきた一誠に呼び止められた。

 

「おう一誠、おはよう」

 

「お、おはよう·······あ、あのさ!聞きたい事があるんだけどさ······いいかな?」

 

「なんだ?」

 

「お······俺の彼女·····天野夕麻ちゃんの事覚えてる!?」

 

一誠はまるで鬼気迫るといった感じで、克に天野夕麻について質問する。

それに対しての克の答えは

 

「·······あぁ、覚えてる」

 

「本当!?」

 

「あぁ·········昔お前がゲームのキャラメイクで作ったキャラ名だろ?」

 

「···········は?」

 

一誠が期待していた解答とは、違ったものだった。

 

「な、なに言ってんだ克兄?」

 

「なにって、お前の質問に答えただけだが?」

 

「いや、俺は」

 

「まぁなんだ、現実とゲームがごちゃ混ぜになるなよ?」

 

克は一誠の肩を掴みながら言い、その場を後にする。

一誠は克に対しギャーギャー騒いでいたが、克は聞こえないふりをして無視した。

 

『(アドリブとはいえ、良く嘘つけたな相棒?)』

 

「(まぁ、まるっきり嘘って訳じゃない。アイツがキャラメイクできるエロゲ持ってたのは事実だしな。しかもそれを裸でプレイしていた)」

 

『(··············なんか、アヤツが不憫に思えてきた)』

 

内側にいるアルビオンと対話しながら、駒王学園へと向かう克。

駒王学園で数時間過ごしてからの放課後、授業を終えた生徒達が教室を出ていく。

その中で、克とリアスのみが教室に残っていた。

誰もいない事を確認したリアスは席から立ち上がり、克がいる席の前まで移動する。

 

「·······石動君」

 

「なんだグレモリー?悪いが先約がいてな?」

 

「それ、本気で言ってる?」

 

「冗談だよ。で?何処で話すんだ?」

 

「付いてきてちょうだい」

 

リアスはそう言うと克に背を向け歩き出した。

克は立ち上がり、鞄を持ってリアスの後を追う。

 

暫くして、克はリアスと共に旧校舎までやって来た。

 

「(なるほどな。旧校舎に微弱な結界が貼られてたのは、そういう事だったか)」

 

『(相棒、問題ないとは思うが、警戒は解くなよ?)』

 

「(分かってるさ、アルビオン)」

 

『(もしもの場合は、我々が外に出よう)』

 

「(その時は頼みます、クロさん)」

 

体内にいるアルビオンと黎斗と対話しながら歩いていると、克とリアスは1つの扉の前で立ち止まった。

 

「(着いたみたいだな)ここか?」

 

「えぇそうよ」

 

克に返答しながら、扉を開けるリアス。

部屋へ入るとそこには、克の幼馴染みでクラスメイトである朱乃と、2人の男女がいた。

 

「部長、お茶の準備が出来てますわ♪」

 

「ありがとう朱乃」

 

「いえ♪そして、いらっしゃい克さん♪」

 

「おう朱乃。さっきぶりだな?」

 

「·········やはり気づいていらしたのですね?」

 

「まぁな?」

 

「とりあえず石動君、座ってちょうだい」

 

「あぁ」

 

リアスに言われ、ソファへ座った。

そして克の前へ、朱乃が緑茶を淹れた湯のみを置く。

 

「ありがとな、朱乃」

 

「いえ♪」

 

克は出されたお茶を一口貰い、向かい側のソファに座ったリアスへ顔を向ける。

 

「で?何を聞きたい?言っとくが、答えられる事しか言わないぞ?」

 

「分かってるわ。まず聞いておきたいのだけど、貴方は裏側の事情を知ってると認識していいのよね?」

 

「ああ」

 

「じゃあ私が魔王の妹である事も?」

 

「知ってる」

 

「そう········じゃあ聞きたいのだけど、何か目的があってこの学園へ入学したの?」

 

「いや?たんにこの学園が家から近かったから受験しただけだ」

 

「それ本当?」

 

「本当ですわ、部長」

 

克の言葉に疑いの眼を向けていたリアスへ、朱乃が口を開いた。

 

「朱乃······そういえば貴方達、幼馴染みだったわね?」

 

「えぇ。中学3年の頃、進路についてお昼休みの時に皆で集まって話してましたの。その頃、克さんは生徒の中で成績はいつもトップで、偏差値の高い高校に行ってみないかと、先生方に言われてましたもの。ですが彼は『別に行きたいと思いませんし、仮に受けて受かっても、どうしても入学したかった受験生に失礼になるんで辞めときます』と言って断ってましたわ」

 

「そう。朱乃がそこまで言うのであれば信じるわ」

 

「フォローありがとな?朱乃」

 

「いえいえ♪私は事実を言ったまでです♪」

 

克にお礼を言われてか、どこか嬉しそうな顔をする朱乃。

 

「じゃあ質問を変えるわ。貴方のあの姿は、神器(セイクリッド・ギア)なの?」

 

「あぁ。といっても、アレだけじゃないがな」

 

「どういう意味かしら?」

 

「あの姿以外にも、幾つか別の姿になれる」

 

「別の姿?それはいったいどういった物なの?」

 

「悪いがそれは教えられない。俺の手の内を教えるようなものだからな?仲間でもない奴に教える事はできん」

 

「·········では質問を変えるわ。昨日の連中が何故、彼を襲う必要があったのか、知ってたら教えてほしいのだけど?此方で調べた限り、彼は一般家庭の生まれで、裏側に関わった事がない子よ?」

 

「まぁそれくらいなら構わないか。だが、俺も聞いた話で、奴等の計画や真の目的までは知らないが、少なくとも邪魔になりそうな神器(セイクリッド・ギア)保持者を狙ってるのは確かだ」

 

「真の目的?」

 

克の言葉に首を傾げるリアス。

朱乃を含んだ周りの3人も、リアス同様首を傾げる。

 

「俺が得た情報によれば、一誠を襲った奴は自分達の長に尽くす為と言っていた。だが、奴の行動はおかしい」

 

「おかしい?どの辺が?」

 

「奴等の長だが、神器(セイクリッド・ギア)に興味津々で、研究に没頭してるのは知ってるか?」

 

「えぇ。お兄様から聞いた事があるわ。マッドサイエンティスト並だと」

 

「なら話が早い。そんな長に尽くす為に、何故神器(セイクリッド・ギア)保持者を排除する必要がある?奴に尽くすというなら、保持者を長の元へ連れて行った方が尽くす事になるだろ?」

 

「た、確かに·······じゃあ目的は」

 

「他にあるんだろうな?まぁ、今のとこ裏付ける証拠はないがな?」

 

克の話を聞き、何か考える素振りを見せる。

少しして、リアスは首を横に振り、再び克へ視線を向ける。

 

「更に質問があるのだけど、いいかしら?」

 

「その前に此方の質問に答えてくれ」

 

「何かしら?」

 

「アイツは·······一誠はもう、お前の身内になったんだな?」

 

「えぇ。貴方が言った通り、凄い神器(セイクリッド・ギア)だったみたいで、駒を8個使ったわ」

 

「ほぅ·······未覚醒で8個か·········いや、未覚醒だからこそ8個で収まったか」

 

「それで聞きたいのだけど、何故貴方は彼に宿る神器(セイクリッド・ギア)を知っているの?発動もさせた事ない彼の神器(セイクリッド・ギア)を知る方法はない筈なのだけど?」

 

「ふむ·············」

 

リアスの質問に、どう答えるか考える克。

 

「(ある程度は教えてもいいか)簡単に言えば、アイツの内にある神器(セイクリッド・ギア)には意志が宿っている」

 

「意志?」

 

「あぁ。かつて3種族を追い込んだ存在の意志がな」

 

「なっ!?」

 

克の話を聞き驚くリアス。

 

「という事は、彼が宿す神器(セイクリッド・ギア)は·····ち、ちょっと待ってちょうだい!!昨日見た貴方の神器(セイクリッド・ギア)や、話を聞いた限りは関係性はないと思うのだけれど?」

 

「そりゃそうだ。昨日見せたあの姿は、アイツの宿る神器(セイクリッド・ギア)とは関係ない。関係あるのは、俺に宿るもう1つの神器(セイクリッド・ギア)だ」

 

「もう1つですって!?」

 

「「「ッ!?」」」

 

克の話を聞き、リアスだけではなく、周りにいた朱乃達も驚いた。

 

「そんな·······普通なら、1人の人間に宿る神器(セイクリッド・ギア)は1つだけの筈」

 

「まぁ、俺はその普通枠ではないんだろう」

 

「······························」

 

「··············さて、話はここまでとするか」

 

克はソファから立ち上がり、鞄を持ってリアス達に背を向け、扉に向かって歩き出す。

その克をリアスが呼び止めた。

 

「待って、石動君」

 

「なんだ?」

 

「貴方···········私の眷属になってくれないかしら?」

 

「···········ほう」

 

リアスの言葉を聞いた克は、その場で振り返り、鋭い目線でリアスを睨みつける。

睨まれ、一瞬たじろぐリアスだが、引く事をせず克を見つめる。

 

「貴方の力が欲しいの。だから眷属になってほしい」

 

「直球だな?しかし、何故力が欲しい?」

 

「ここに住む人々や友人、故郷の人々を守る為に」

 

「···········青いな」

 

「ッ!!·······確かn「だが」えっ?」

 

「嫌いじゃない」

 

「ッ!!じゃあ!!」

 

「そう結論を急ぐな。俺やアイツに宿る神器(セイクリッド・ギア)を知ったお前なら理解してるだろ?俺とアイツは、いつか争わなくてはならないかもしれない。そうなったらどうするつもりだ?」

 

「2人とも止めてみせるわ。どんな事をしてでも」

 

「その際は、私もお力をお貸ししますわリアス」

 

「朱乃··········」

 

リアスの言葉に賛同し、横に並び立つ朱乃。

 

「·········最後に、俺がお前の眷属になるにしても、駒はどうするつもりだ?自惚れてると思われるかもしれんが、恐らく普通の駒も、噂に聞く変異種でも転生させれないぞ?」

 

「それに関しては大丈夫よ。1つ、確実じゃないけど、可能性のある駒があるから」

 

「そうか·············だがすまない。今は受けれん」

 

「···········理由を聞いても?」

 

「お前が思うよりも、俺は特殊な立場にあってな?勝手な事すると、周りが煩くなる。特に1人、騒ぎ散らす野郎がいてな。だから筋を通してからじゃないと無理だ。それに反対する奴等が多ければ、なる事はできない」

 

「そう········」

 

「··········まぁ、前向きに考えてはおくさ」

 

「ッ!!えぇ!!期待してるわ!」

 

克の言葉に笑顔を見せるリアス。

 

「じゃあ俺は行くが、付いてくるか?」

 

「へ?何処へ?」

 

「ある奴の元へ」

 

克はそう言って部屋を出ていき、リアスは慌てて克を追いかけるのであった。

 

to be next memory




今回はここまでになります!

次回は軽い戦闘回を予定しています。
次回も是非読んでください!

それと良ければ、アンケートのご協力をお願いします!
アンケートの締切は4月27日迄となります!

克が使用する、家庭教師ヒットマンREBORN!の死ぬ気の炎の属性の数について

  • 基礎属性1つ
  • 基礎属性2つ
  • 基礎属性3つ
  • 基礎属性4つ
  • 基礎属性5つ
  • 基礎属性6つ
  • 基礎属性7つ
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