ポケットアーカイブ   作:鎮竹燐

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 ガバ(適当理論)ガバ(拙いエミュ)を重ねて思うがままに数千字を書いているので、
 そうはならんやろ?!は
 なっとるやろがい!(ここでは)
 で見逃してほしいです






紅玉 2

 

 

「……これ、どうしよっか」

「……どう、しましょうねぇ」

 

 

 広い、広い砂漠のど真ん中。

 先程までさんさんと照り付けていた太陽はその勢いを少し弱めて、心地よい暖かさを感じさせてくれる。時折吹く風は砂を拾って巻き上げることもあるが、暖かさを邪魔しないされど適度に冷やしてくれる、そんな自然の不思議を与えてくる。

 そんな砂漠のど真ん中で、途方に暮れる影が二つ。

 と白で構成されMと刻印されている不思議なボールを持って処遇を問いかけたのはアビドス高校生徒会所属生徒会長・梔子ユメ。

 問いかけの返答に困って質問に質問で返す形になったのは、アビドス高校所属・小鳥遊ホシノ。

 

 

 大量に飛び散る白い破片や、でこぼこになった砂の大地の真ん中で2人は頭を抱えていた。

 

 

 

 

 

 

 赤い怪獣(グラードン)とビナーが互いに光線をぶつけ合った直後の話だ。

 互いに放った光線は拮抗し、爆発を起こした。爆風によって砂が捲れ上がり、黒黒とした煙が立ち込めて視界が悪くなっている。実際離れたビルから見ていたユメとホシノは爆発の余波と立ち込める煙でまともに見ることはできていない。

 だが、しかしサイズの違う怪物同士にはあまり関係のないことだった。

 ビナーは自身の機能の一つであるセンサーを用いて場所を把握し、グラードンはビナーの大きさから大体の位置にあたりをつけていた。

 

 

 違ったのはその後の行動。

 

 ビナーはこの戦闘に訪れた一瞬の静寂、その隙に撤退しようとしていた。パワーもビームもほぼ互角の化け物を相手にするには情報が足りなさすぎる事と、初撃のパンチのダメージが思ったよりも大きかったからだ。全力全開で迎え撃たなければ負ける。そんな確信を持ったが故の撤退だった。

 

 

 対してグラードンは追撃しようとしていた。

 そもそもとして、寝起きで機嫌が悪いが故に殴りつけたのな戦闘の発端なのだ。相手の事情なんて知ったこっちゃねえし怒りはまだ収まっていなかった。

 

 

 ビナーが背を向ける。地を掘り進めて逃走する事で、撹乱と妨害を同時にこなそうとする。

 グラードンが一歩踏み込む。逃げようとする獲物の気配を察知したので、追撃の為に体を進めたのだ。

 

 

 大型怪獣同士のとった行動は大地を大きく揺らす

 

 

 

 

 当然、ビルも揺れる訳だ

 

 

 

 

 

 ところでだが、とある世界の過去の話をする

 ポケットモンスター、縮めてポケモンと呼ばれる種族と人間との間に深い溝があった時の話

 ヒスイと呼ばれる地方にてとあるポケモンが空を飛んでいた

 名をギャラドス、きょうあくポケモン。怒り狂って村を滅ぼすなんて記述が残るくらいにはやべーポケモンだ。

 そんな空を飛ぶギャラドスをボール一つで捕獲する人間もいたのだが、今回話したいのは人間ではない。 

 ボールを投げた場所と距離の話だ。

 ボールにはある程度の当たり判定がある。シビアな判定が多いのだが当たったのがどこであっても、ポケモンであるのであれば一瞬でもボールの中に収めることができるのだ。

 そしてボールを投げる場所が高い高い滝の上からでも、投げたボールが当たりさえすればボールの機能は働くのである。

 

 そしてユメが現在手に持っていると白で構成されMと刻印されている不思議なボールは名をマスターボール。使用するとどんなポケモンであっても捕獲することができる叡智の結晶だ。それこそ街中で見かける鳩の様なポケモンであれ、村を滅ぼせるギャラドスのような凶暴なポケモンであれ、伝説と言われるポケモンであってもだ。

 

 

 

 

 

 ビルが揺れる

 

「しっかり捕まっててください!揺れがひどいです!」

「うん!わ、わわわ、あっ!ボールが!」

「今はそんな場合、じゃないでしょう!」

 

 

 

 マスターボールが、キヴォトス人の力で、

 地震に耐える為に力が入っており、結果的に最高の力加減で、

 外の世界の人間と比べると倍ほどある身体能力で、

 ボールが投げられる。

 

 

 

?!?!?!?!?!

 

 

 投げられたボールはグラードンの尻尾、その先端ギリギリに当たり、その巨体をボールに収める

 

 

 

?????

 

 

 ビナーは突如として姿を消した脅威に困惑するものの当初の予定通り撤退を進める

 

 

 

 結果として

 

 煙が晴れた頃には怪獣2体はいなくなり

 放り投げられたボールを回収した2人は、中にグラードンがいる事をボールの確認機能で理解してしまったので頭を抱える必要が出てきたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ…………」

 

 

 とあるビルの一室。

 必要最低限の灯りとモニターの光が照らすだけの暗い部屋で1人の大人が悩ましげに声を出した。

 

 

「カイザーの書類管理は乱雑ですね……確かに、契約を行う上でこういった資料は彼らからすれば価値のないものなのでしょうが……」

 

 

 彼は黒服。ゲマトリアと呼ばれる組織に所属するいわゆる悪い大人というやつである。研究のために出る犠牲を許容できるタイプの研究者たる彼が悩んでいること、それは……

 

 

「あの巨大生物はおそらく私がゲマトリアとして活動する以前、いや、もしやキヴォトスが誕生したその日から存在している……活動範囲はアビドス自治区周辺、それも砂漠化した所……あの生物が原因でアビドスの砂漠化が進んでいた?ですが異常気象の説明がつかない……あの日照りと砂漠化の関係を(イコール)で結ぶには日照りが余りにも不規則………」

 

 

 アビドス砂漠にて突如として活動を開始した大怪獣(グラードン)についてである。

 カイザーPMCと黒服は現在協力関係にある。カイザーは砂漠に眠るお宝を、黒服はとある生徒を、それぞれ求めるものは違えど求めるものの場所は同じだ。互いに思惑はあれど、ひとまず手を組んでいるのだ。

 なぜ黒服が大怪獣(グラードン)について悩んでいるのか。簡単に言えば研究対象が増えたからだ。黒服がとある生徒を狙う理由は、その生徒がもつ神秘にある。キヴォトスにおいてかなり重要な力である神秘はしかし、理解し意識して完璧に扱えている存在がいるかと言われればNOと言えるだろう。黒服はその神秘を、研究し分析し理解しようとしているのだ。

 だがここに来て、なんかそういうのとは無関係なのかどうかもわからないヤバい怪物が出てきたのである。研究者として正直気になってしまって仕方がないが、観測できた戦闘能力を考えると下手に近づくと消し炭にされるか踏み潰されるかの2択。ので取り敢えず資料を集めて情報収集しているのだ。

 

 黒服の選択肢は2つ

 1つ目は当初の予定通り生徒の身柄の確保を優先すること。こちらのメリットは協力者としてカイザーがおり計画自体は順調に進行している事。設備自体はあるのでこれ以上の資金はあまり必要ないだろう事。ゲマトリアという組織として考えても神秘への理解を深めることは大きな一歩になりうる事だろうか。

 2つ目は怪獣の研究。こちらは特にメリットはないと言える。強いて言えば黒服の興味を満たせる可能性がある事と運良く神秘への理解も深められる可能性がある事だろうか?他にも理由はあるが、神秘への理解という目的達成の確実性は低い。

 

 普通に考えれば1つ目の選択肢だ。だが2つ目も選択肢に入れたのには異常気象の原因が怪獣である可能性が大きいからだ。

 

 

 氷海宇宙海底

 少なくとも今回出現した怪獣と同レベルの怪物がいるだろうと予測できる地点である

 

 

 黒服はアビドス生の2人があの怪獣を保有していると予測している。予測が当たっていなくても何かしらの情報は持っているだろう。その情報を引き出す手札も持っており、あのレベルの戦力を幸運にも手に入れられるのならば、他の地点の(存在するかはまだ確定していないが)怪獣に対抗できるだろう。現地調査はなるべくしておきたい。

 

 

 前々から気になっていた異常がほぼ解明できるチャンス

 VS

 数年以内には何とかなる、組織としても個人としても解明しておきたい神秘に対する計画

 

 初動は肝心だ、ビジネスでも契約でも。動きの鈍いものは振り落とされていくのだから。

 

 

 

 チラリと横目で時間を確認し、後の予定を思い返して、余裕がある事を確認する。

 そして黒服は思考の海へ潜っていくのだった

 








 だ、だって砂漠に必須装備忘れて遭難する人だから地震に巻き込まれてお宝ぶん投げるくらいなら普通にするかなって……
 意外と良くわからんものに対してなぜ?なぜ?なぜ?って疑問が尽きなくて もやっとするけど、後でいいかと割り切った問題の答えを知る手段が降ってわいたら
ここでオリ、オリチャ、オリチャー発do……ぐぅ、って悩むかなって……
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