この非人道的な研究をするための囮だけのつもりで買ったのに、何故バレたのだ!誰かがここの情報を
いや、何年も監視してきたのだ、そんな事が出来るはずがない!」
そんなとき、この響き渡る廊下にだんだんと近づいてくる足音がした。
「……!?足音がする!まさか、あのホロウレイダーたちを蹴散らしたというのか!?零号ホロウに侵入し、強力なエーテリアスと戦っても五体満足で生きて帰ってきたホロウレイダーやつらがやられたというのか!?
!?いつの間に目の前に!?、ま、、、待て!金ならやる!いくらでもやる!この研究所も囮の研究所も!全部やる!この研究資料だって、やったっていい!だから、、、命だけは……」
"ジャラジャラ"と音がし、それは迫ってきた。
「お前は何人の人間の犠牲の果てにソ・レ・を手に入れた?お前は助けを求めた人民を助けたか?答えは否だ。
だから、俺のお前に対する回答は『否』だ。」
「待っ………」
"パァン"と硬いものがぶつかる音がして、私の目の前は黒くなり、力を失った。
俺は兄貴に情報屋から聞いた情報のうち、研究所の場所、行っている研究内容、
「兄貴。」
「言わなくても分かってる。『俺は絶対にこんなことは許せないから、主犯格を絞める役割は俺にくれ。』ってことだろ?」
「もちろんそれもあるけど、この用心棒たち……零号ホロウに入って五体満足で生きているらしい。」
「わかった。いつもと一緒だな。お前が戦うから、それ以外のサポートをしてくれってことだな。」
「うん。」
「任せとけ。」
2時間ほど車を走らせ、俺たちは情報屋から貰った場所へ到着し、研究所の場所へすぐさま
20秒ほどすると中からドタバタと音がし、たくさんの人間が表れた。
出てくるやいなや、俺はすぐさま鎖を扇形に振り、遠心力、質量、速さが揃った一撃で直ぐ様命を刈り取っていく。
40秒ほど続けていると!"ピタリ"と敵は出てこなくなった。
「中の煙が抜けたのか?いや、外側から煙は漏れていない。ということは中に残ってるやつらが対策を取ったか。」
「どちらにしても、入らないとね。はい、お前の分のガスマスク。もちろん、改良して温度探知、位置情報取得の機能も入れておいたから。」
「うん、ありがと。」
そして、俺たちはガスマスクを装着し、堂々と入り口から入っていった。
一方その頃
「どうだ?始末できそうか?」
「えぇ、治安官二人だけでここに来るとは…ナメてるのか」
「はたまた自分の腕に自信を持っているのか」
「はたまた無知なだけか…。」
「そこまでは分かりませんが、零号ホロウに侵入し、五体満足で帰ってきた我々に敵などおりませぬ。我々が侵入者を斬り」
「はたまた撃ち」
「はたまた殴り」
「そして殺して差しあげましょう。」
「だがお主らが万が一負けた場合はどうする?」
「我々が負ける確率など」
「0%」
「ですが」
「そんなに不安なら、自らをエーテリアス化してはいかがですか?ここはそういう場所でしょう。」
「…チッ……。仕事はしっかりしろよ?お前たちに払っている給料は私の研究結果を使っている医者どもから搾り取っているからな。」
「もちろんですよ。」
そう言って、3人のホロウレイダーは治安官どもを始末するために出ていった。
だが、私には疑問があった。
「何故、この研究施設がバレたのだ。ここ以外にも囮の研究施設は6つもあるんだぞ……」
そう言葉にした私の声は虚へと消えていった。
場面は戻り、『スタッフ』へと移る。
春、玖九は一本道の通路にいた。幅は約2mほどで前後にしか分かれていない細い道だった。
二人はそこで敵に見つかった。
「侵入者だ!こっちに侵入者がいるぞ!」
「殺せ!殺したら俺らも『
「どけ!この獲物は俺のだ!そして幹部になるのはこの俺だぁ!」
だが、そんなことが通じるほど『スタッフ』は甘くなかった。
「兄貴、5秒ぐらい屈んでて。出来れば俺の膝より低いぐらいで。」
「お前の膝下は難しいが、屈んだよ。」
「ありがと兄貴。………それじゃあ雑魚ども。現世との別れの挨拶は済ませたか?」
そう春が言葉を出すとほぼ同時に「プゲッ」「アギャ」と潰れたカエルのような声を出しながら、6つの首が宙を舞った。
「は?」
敵たちは呆気にとられ、「あっ」という間が出る前にさらに4つの首が宙を舞った。
まだ放心状態の敵に向かって、春が説明を始めた。
いや、始めたというより、流れ作業中に暇つぶしとして意味もないことを口に出してしゃべるように説明を行った。
「俺の義手……『HY563』はエーテルを結晶に変えたり薬に置き換える。これはエーテルが存在するホロウ内でこそ真価を発揮する。」
5つの首が飛んだ。
「だが、この義手にはホロウ外でも使える機能がさまざまだ。例えば、周りの空気を吸い込んで、掌から圧縮した空気を出すことによって『エアカッター』としての機能を得たりなんかな。」
春の凶刃は、一人ひとり確実に首を落としていく。
だが、敵の振るう攻撃はなにも当たらない。
それも春だけでなく、そこに屈んで、静止していた玖九にも『当たらない。』
これは春が攻撃を打たれる前に殺っているからか?
…いや、そうではない。敵たちは皆攻撃している。だが、何故当たらないのか?答えは単純だ。
春に対する本能的恐怖が攻撃の標準をブレブレにしているからである。
心を落ち着かせれば簡単に当たるだろう。だが、今の
簡単に言うと、『大津波の被害が目前まで迫っているのに体を動かすことができない』という感じである。
春はもう少ない敵たちに向かって、さらなる義手の説明を続けた。
「だが、HY563にも弱点はある。
弱点の1つ目は周りの環境に依存する形になってしまうこと。エーテルがなければ薬や結晶を作り出せないし、空気がなければエアカッターもできない。」
春の1つ目の説明が終わると同時に"25"人目の首が飛んだ。
だが、春の説明は終わらない。
「そして2つ目、吐き出す部分のところに何かが詰まった場合、すぐにショートしてしまうということ。だから、義手が特殊なこともしていないただの義手になっちまうってわけだ。
わかったか?……ってあれ、もういない……。」
「全部春が倒しちゃったからね。…!?春!後ろ!」
春が玖九の方を見た瞬間、春の背後からナイフが突き立てられる。
「なにッ!?チッ……」
「大丈夫か?」
「急所はやられてない。もう少しで頚動脈いくところだったけど平気。兄貴の方こそ大丈夫か?」
「僕は攻撃されてないからね。大丈夫だ。それよりも目の前にいる3人…。」
「あぁ、気配を感じなかった。気配を消す達人であっても俺なら、1m以内に入った瞬間に気付くはずなのに、刃を突き立てられるまで気付かなかった。」
「確か春が持ってきた情報のホロウレイダーか?」
「そうみたいだ。ホロウレイダー『
「でも、大丈夫だろ?僕たちならね。」
「俺たちは許せない奴らには決して負けないからね。」
「「さぁ、行こうか。」」
ホロウレイダーを倒して、Topを倒して、星見家の挨拶をして数週間後にホロウ災害で行こうと思っています。
どなたか質問コーナーみたいなやつ知っている方いますか?思いついた二つのルートをどちらがいいかお聞きしようと思うんですよ。でも、やり方がわからないんです……