西暦2014年、世界に突如発生したエボラ出血、日本でもデング熱といわれる難病が襲い、世界は混乱の一途を辿る。それに並行し、議員の汚職や政治不信が相次ぎ、日本は、いや世界は凄まじい乱世の時代を迎えた。
その時代で、一人の青年は空を見上げていた。彼は他の人とは何か違った。まるで、世界がそうなるのを知っていたかのように、世界というなの空を睨みつけていた。
それから一年近く経ち、世界は、日本は新たな転換期を迎えることになる。
世界各地に誕生した得体の知れない存在、魔王や魔女が世界をさらに乱していく。
その存在たちはやがて、その青年を巻き込み、世界を創り変えてしまうことになるとは、まだ青年は知らなかった。いや、宿命としては知っていた。
この物語は、フィクションであり、ノンフィクションでもある。いつか起こるであろう、現実の物語。人々が幻想や空想、おとぎ話と思っているような未来は、実際は起こってはいるが、目に見えないのかもしれない。並行世界、時空世界、異次元世界。それもまた同じである。
その青年もまた、本当にいるのだと実感してほしい。これから描く話は、これまでの現実の世界で起こったものを使い、未来とリンクさせる。
主人公の名前は出さない。いや、ゲームのようにその立場や肩書きで表す。主人公以外も同等とする。著作権やプライバシーを考慮してではない。そんなものはあるだけ面倒なので、使わないだけで、ややこしくないように使い分けることにしたい。
さて、こういうのは注意事項などに記載してもいいのだが、長くなるので、その他のことは今は別のところで書き足しておくことにする。
最初にも言ったとおり、この物語は幾つか不可能や想像のようなものが多いかもしれない。でも、読んでくれる人は信じてほしい。これは予言でもなければ、空想でもない。
事実を時の流れで進行させ、その事実を踏まえた上で起こるであろう未来の話。
青年は誰なのか、それはどうでもよい。これに興味を持って読んでくれる人がいるなら、青年の想いや願いをあなたたちも抱いていてほしい。
さあ、運命の扉を開けよう。時は20年も前に遡る。舞台は日本。ちょうど、世界も今より古く、今に繋がる混乱を招いた時期。
その頃、青年はまだ何も知らず、ただの赤ん坊だった時。
もしかしたら、既にこの時、西暦やキリストなどという古き時代を終わらす始まりの時代だったかもしれない。旧暦の時代も、やり方は違えど同じだったのであろう。
エジプト王朝の崩壊、ローマ帝国の誕生。キリストの生誕、ローマ帝国の腐敗。
今の時代の少し前の時代、強い勢力を誇ったソ連の崩壊、オイルショックなど、形は違えど同じ。
次からはいよいよ、本当に物語の始まり。長い前置きは今は置いておこう。
【ー第2話に続くー】