最後にルート分岐に関するアンケートがあるので回答をお願いします。(少しは入るといいな)
あとこの作品の時系列は五条悟の高校入学前なので2005年よりも前。
なんでこの時代にVtuderという概念があるんだ? まあいいか。羂索と主人公のせい。
「チェストォォォォオ!!」
「孫を殺す気かッ!」
「女子高生に奴隷首輪をはめ、何箇所にもキスマークを付け、目の周りに
「……は?」
まだ小学X年生の田中太郎は上層部の罠にかかり、二級呪霊討伐のはずが特級呪霊と相対した。
だがしかし、触れれば感度を極限まで操作できる術式により、性的感度を退魔忍レベルまで引き上げることで撃退。
したわけではなく、セックスバトルで負けたら隷属という縛りを課していた術式サキュバスを持つ特級呪霊は、
性的感度を上げられたことにより、性的に負けた判定となり、田中太郎(1X歳)の支配下に下った。
「てへぺろ」
だが面白そうだからと
呪霊の見えるレンズを加工して作られたカメラでVTuberをやって、
面白おかしく、漏瑚の誘いを面倒だからと放置するような性格の呪霊だったのだ。
隷属したとて、面白そうで許されそうならばふざけるもの致し方ない。
サキュバスの呪霊であるため、多少の見た目の変更くらいはおちゃのこさいさいである。
出会ったときは真っ赤なボンテージを着ていたが、今はどこかの高校の制服を着ており、
やたらごつい首輪をつけ、目の周りや首回りを少し変色させて太郎の背後に佇んでいた。
太郎と目を合わせた際に舌を出していたが、それに対して太郎が声を掛けようとした時、背後からの棒で吹き飛ばされた。
「悪即斬ッ!」
「ゴバッ!!!」
いくら五条悟が認識できる程度に呪力を持っていても、転生者特有の知識ムーブで金稼ぎや信頼度稼ぎをしても、
太郎は先ほどまで特級呪霊と戦い、何度も反転術式を行使した後なのだ。とても疲れていた。
普段なら急所を何とか避けられるため、
それ込みで打ち込まれた棒による突きはクリティカルヒットして、太郎の意識を吹き飛ばすのには十分だった。
「太郎様!!??」
サキュバス特級呪霊、VTuberとしてはサキュ・バステト。
怪しい女から買い取った戸籍上では
必死になって吹き飛んだ太郎の元へと飛び立った。
今の彼女は太郎が死ねば、諸共に奈落に道連れになる関係のため、めちゃくちゃ焦るのも頷ける。
♡♡♡♡♡
その後、女子高生の正体が呪霊であることや、その呪霊が調伏されていることは知っていて、
ただ孫に絡んだだけだったと田中太郎の祖父は謝罪をした。
そんな孫は祖父をどつき返し、吐血させた後に反転術式で治している光景にサキュバス呪霊はドン引きした。
またサキュバス呪霊はふざけ過ぎたことを謝罪したが、彼女の叱って欲しそうな顔を見て、太郎は放置することにした。
太郎はため息をついた。
「事前に太郎様が言っていたような気質には見えなかったですね」
「……なんて言ったっけ?」
「昔の薩摩の武士みたいに呪霊を根絶やしにしていると言ってたじゃないですか」
家族が集まり、特級呪霊を調伏したことや、
上層部が二級呪霊の討伐依頼と言っていた件が実は特級呪霊だったことなど、太郎は家族に説明した。
その際、サキュバス呪霊は母親などから可愛がられはすれど、敵視や殺意を向けられることはなかったため、内心安堵していた。
彼女は呪霊の中でも稀有な人間と関わる生活、
VTuberなんかをやっているため、人とは何かが何となくわかる。理解はできないが。
そのため家族に紹介された瞬間、首を置いていけと言われると思ってたのに、猫かわいがりされたのだ。
メスガキ素質も持ち合わせているサキュバスの術式持ちは当然調子に乗り、サキュバス呪霊は少しだけ太郎以外に敵意を向けた瞬間、実感を持って理解した。
そうか、これが冷や汗かと特級呪霊は初めて体験したのだ。
「お前顔真っ青にしてたのに余裕だった発言はちょっと」
「あれは私が煽ったからですから。なんで絶対に私よりも弱いお母様まであんな気迫を出せるんですか。ちびりましたよ」
「そういう家族だからとしか言えないな。この家の理念が無私の精神ってやつで、公平に私情を挟まずに敵かどうかを判断しましょうっていう教えだからな」
「……『「無私」という精神は、自己の欲求や感情にとらわれず、公平に物事を判断し、行動する心です』とググったら出てきたんですけど」
「同じじゃん」
「敵かどうか……もういいです。で、疲れている太郎様は何故修練場っぽい場所に来たんですか?」
二人はサキュバス呪霊を紹介した後、飯を食べ、二人で田中家の修練場まで来ていた。
あと平然とポケットからガラケーを取り出して操っている呪霊。
太郎はもしポケットから取り出す場面を非術師が見ていたらどのように映ったのだろうと疑問に思う。
「俺さ、結構強いと思ってたんだよ」
「太郎様は強いですよ? 特級呪霊の私に勝ったわけですし」
「それは相性だろ。他の特級呪霊ってどんなやつらかわかる?」
「漏瑚と花御とは話したことがありますし、術式も知ってますねー。後聞いた話ですけど、ほかにも何体かいるらしいですけど」
「そいつらと戦ったらどう?」
「漏瑚は舐めプ癖があるので、その間に触れれば勝ちですけど、1割も勝ち目ないですね。マグマと火ですしねー。花御は植物の物量攻撃がメインなので圧殺されますね」
「……おれよええ」
田中太郎は少しだけ絶望した。
転生者として、アニメの呪術廻戦くらいの知識はあった。
そのため漏瑚と花御は戦闘描写を知っている。
故にそれらには勝てないことはわかっていたがそれでも聞いた。
彼はこの世界に生まれ変わってしまって、心底絶望したのだ。
他の転生、特に魔法系の作品であれば幼少期から魔力トレーニングとかいうチートをすれば、
MPや魔力などの能力総量を増やせる。
しかし呪力総量は生まれ持ったものなのだ。
そして五条悟を一目だけ見たことがある彼は、自分の呪力総量は五条悟よりも少ないことがわかっている。
であれば呪力性質はどうだろうか?
彼は詳しくは知らないが、性質が電気のやつがいることはSNSで流れてきたので知っている。
しかし彼の呪力性質は特にこれといってなかった。
ならば術式はどうなのか。
「…………あのー太郎様? そんなにショックだったんですか? あのー」
「俺が強くなるために何をすればいいか教えてくれ。まず術式は感度操作。自分の感覚器官の感度を上げられる。視覚の感度を上げればよりよく見える。正確には細かく認識できる。他の器官も同様」
「もしかして性的な感度を上げたのは拡張術式なんですか?」
「ああ。俺が知ってる作品で最強のシノビが感度3000倍にされて、一時的に無力化されたってのがあったから再現してみた」
「人間が3000倍にされたら死んじゃいません?」
「腹に力を入れて踏ん張って、敵をぶっ殺してたぞ」
「わあ。私でもきついのに。流石フィクションですねー」
流石のサキュバスもこれには苦笑い。
「話がズレたな。後多分出来るけどやったことがない拡張利用方法があるんだよ」
「どんなですか? おっぱいだけとか?」
「真面目に話しているんだけど」
「……あれ? 話が少しだけ逸れるんですけど、重要な質問があります」
「なに?」
「太郎様って小学生なんですよね? 賢すぎませんか?」
「俺は転生者だから、以上。やったことがない方法として、呪力感度を馬鹿みたいに引き上げること。これは今も数倍でならやってるけど、呪力操作を極めればきっと今よりも強くなれる」
「え? あの、転生者? 転生? ゼロ使みたいなやつじゃないですよね」
太郎は事も無げに自分が転生者であることをサキュバス呪霊に伝えた。
彼もわかっているのだ。このサキュバス呪霊とは、自分自身で繋がりを切らなければ一蓮托生であることを。
夏油傑に奪われたら面倒だが、当分は呪術廻戦の知識を伝える気がないので、
これくらいは伝えても問題はないと判断した。
また現在は2000年が過ぎて数年であるため、ゼロ使は最新のコンテンツでもある。
「というか、呪力感度も操作出来るなら、呪力ロスなしで術式が扱えるってことですよね?」
「ああ。それに魂がこの世のものではないからか、呪力出力という蛇口も壊れてるから呪力感度、操作が良くなればよくなるほど硬く強くなれる」
「なんでもっと倍率を上げないんですか?」
「初めて呪力感度を2倍にした時、自分が自分じゃなくなるような感じがして、死にそうになったから今は数倍にしか出来てない」
「なるほど。それは何とかなりますね。で、強化案はまだありますか?」
太郎はあれは魂が帰る場所。
天国や根源、輪廻などの言葉で表現される場所に近づいたせいだと感覚で理解している。
この世界に生まれなおした時にも感じた不快感だったため、間違えようがない。
「えぇー、何とかなるのか。えーと、後はなんて言えばいいのか、思考感度? 思考速度? 集中した時に時間が遅くなるって言ってわかる? 野球選手はホームランを打つ時、球が止まって見えるっていうじゃん」
「私人型ですし、サキュバスなので何となく人間の感覚はわかりますけど、人間の脳ではないのでわからないです」
「ああ。そっか。そういう現象があるんだよ。体の操作精度は術式で完全に操れる。呪力感度も上げれば、体の強度とかも高められる」
「そして思考の速度を上げれば、正確に認識して、正確に思った通りに戦えるってことですね。漏瑚の炎も正確に呪力で防げば何とかなるかもってこと」
「そう。でもこれは1倍以上に上げられてない。戻せなくなったら加速した思考の中に置いてかれる可能性があるから」
彼は転生者だから無駄に知っている。
敵の思考速度を極限まで上げることで無力化という戦い方をする作品もあるのだ。
下手にその部分の感度をいじって戻れなくなったら詰みだ。
「それも問題ないですね。というか、私はあくまでもサキュバスなので強くなる方法とかは知らないですけど、今言った2つは鍛えられますよ」
「どうやって?」
「私のサキュバスの術式のメインの効果は見惚れた存在の動きを止める。見惚れ続けるという効果です」
「俺は動けたけど」
「呪力総量が多い存在には効きが悪いんですよね。ただ最初の数秒は全く動けませんでしたよね?」
「確かに」
「私の術式を受け入れてるのであれば、一定間隔で私に見惚れさせれば、術式の発動自体も止めることが出来ます。見惚れる以外の行動を一旦止めるので」
「……それ結局死にそうな感覚になるのも、思考感度を上げて数秒を数年に感じても、決まった時間が経過するまで終われなくね?」
「途中でちゃんと止められるだけいいのでは? というか、何故そんなに急いで強くなろうとしてるんですか? 最悪特級呪霊からは逃げればいいじゃないですか。感知感度上げれば確実にやばい敵かどうかはわかりますよね? ワンちゃんも真っ青な感知能力ですし」
「最強よりも強くならないといけないから」
彼は
この呪術世界での最強たる五条悟が両面宿儺によって殺されることを。
そして彼は知らない。その後なんだかんだ両面宿儺が倒されることを。
故にあの五条悟ですら死んでしまうこの世界で生きていくためには、強くならなければならない。
「決めた。サキュバス呪霊。サキュ・バステト? 夢魅雫。お前が俺に絶対に逆らわないとわかっている状況だからこそだけど」
「はい」
「お前を信じる。頼んだぞ、雫」
「はい!」
田中太郎は決心した。
呪力感度を引き上げて脳死するかもしれないが、
思考感度を引き上げて発狂死するかもしれないが、
それでも五条悟が戦いで死ぬ世界で生き残るため、今できる全力を尽くすことにした。
修練場の真ん中で座り込み、まずは呪力感度を10倍に感度操作を実行した。
主人公が.サキュバス呪霊。サキュ・バステト。夢魅雫のことを調伏してその日に命を預けるレベルで信じたのは、
ただガチで心底惚れたからです。
ルート分岐のアンケートがあります。
可能であれば回答をお願いします。
また何か面白そうなルートや辻褄合わせがあればご意見をお願いします。
もちろん絶対に活用できるわけではないです。
ご意見番活動報告
この主人公の東京呪術高専の入学タイミング
-
五条悟よりも一年前
-
五条悟と同期
-
虎杖悠仁と同期