ツインテールが重要視される世界に転生者が転生しました。 作:真庭猟犬
追記
レンがラクシアで生きた年数の増加、FCの一部追加ルールを追加します。
「ナイトメア? なんだそれは」
「ナイトメアは魂に穢れを持って生まれた種族さ。寿命は定かじゃねえ。こう見えて俺は2000年は生きてる。もっともこの姿は
「どういうことだ?」
「こればかりは教えねえよ。さあ、死ぬ覚悟はできてるか? 俺はとうの昔にできてる」
アックスの先を下ろし、仮面を着けて挑発の意を示すように指を立てる。前世でほぼ必ずやっていた挑発行為だ。リザドギルティは表情に変化がない。つうか表情が露になるのって目だけっぽいよな?
「舐めるな……ゆけい!」
『モケーーーーーーー』
戦隊もののザコ怪人宜しく大量の
「蒼炎・爆砕陣!!」
『モケェェェェェ!!』
振り下ろしたアックスから青い炎が噴出し、戦闘員の約半分を消滅させた。しかし、僅かながらにブランクがまだ取れていないな。
「バカな!? ツインテール属性を持たずにこの威力だと!?」
「これでも僅かに鈍ってんだよ。コンクリが高熱で結晶化してるのが証拠だ」
「貴様は化物か!!」
「ハッ! そんなのはもう聞き慣れてるさ。それに、俺は2000年は生きてたって言っただろ? これは数えるのが億劫になるほど死線を潜り抜けた証だ」
「グ……」
『グガガガガガガガガ!!! 久々だなぁ!! レン・エクスフィリア・ヤークベルゥゥゥッ!!!』
「うおっ!?」
耳障りな魔法文明語に若干の寒気を感じ、バックステップをとる。残った戦闘員が軒並み吹き飛ばされ、甲冑を着けた獣染みた化物が繋ぎ目から黒い炎を吹き出しながらゲラゲラ笑っていた。
「『タロスバーサーカー!! お前も復活したのか!?』」
『グガガガガガ!! 都合の良い事になぁ!!』
「チィ! 面倒な!!」
前世でも厄介だったやつが復活したなんてかなり面倒だぞ。
「これは都合がいい。よし、ツインテールを我らの「「「させるか!!」」」なに!? ぐあ!」
リザドギルティが行動を起こす前に三人分の声が響きリザドギルティを吹き飛ばした。見ると、人っぽい灰色の鱗の竜人と赤いツインテールの幼女。上を見ると、翼を広げたドラゴンが空を飛んでいた。
「兄貴! こいつは俺達とこの赤ツインテに任せてください!! 兄貴は姐御やユリスと共にタロスをお願いします!」
リルドラケンの
「そういうことだからよろしくね、レン」
「この姿でお前共闘するとは奇妙なものだがな」
先祖であるヴァルキリーに先祖がえりしたユリス、前世と比べるとやや劣るが強者としてのオーラが滲み出てる美咲が隣に立つ。そういやこうやって隣に仲間がいた状態で戦闘していたのは何百年ぶりだったっけ…って、物思いに耽ってる場合じゃねえな。
『グガガガガガガガ!!! 3対1と思うなよ! [こい! 魔神共!!]』
「「何(だと)!?」」
タロスが魔神語を発したと同時に甲冑から黒い煙が出て形となる。煙が実体を持つと黒ヤギの頭を乗せた筋肉隆々の魔神三体が巨大なグレイブを構えていた。
「ゲルダム!? 高レベルの魔神じゃねえか!」
「グガ、グガガガガガガガ!!! これがこの俺、魔神宿りのガルドラムの力ってやつだ!!」
「「!?」」
タロスが魔神を召喚したのにも驚いたが
「お前。本当にタロスなのか?」
「グガガ! 俺は復活した際に色々調整してもらったんだよ! テメエに対抗できるようにな!!」
「バックは…、言うつもりはないな。ガルドラムとゲルダム一体は俺が引き受ける。二人は残りの二体を頼む」
「レン! 貴方「いいだろう」な、みさ「私達とこいつでは全てにおいて下回っている。足を引っ張ったら不利になる事は確実だ」……」
「なら私達は障害を減らすことに専念するべきだ。こいつは死ぬ直前までに億の敵を屠った。あのイグニスの申し子にも引けをとらん。当事者の私が断言する」
「……わかりました。レン、無事を祈ります」
ユリスに対し、頷きで返答する。目の前の敵、もといガルドラムは黒い炎を巨大なバーナーの炎のように噴出していた。その目は好戦的で狂気に満ちている。
「作戦会議は終わったな! なら、ぶっ殺してやるよォッ!!」
その言葉を皮切りに2体が動く。俺は躊躇なく1体に膝蹴りをガルドラムを巻き込むように繰り出す。
魔神がぶっ飛ぶと目論見通りガルドラムを巻き込み、15m先まで飛んだ。
「グガ…。ってぇなぁ」
「さてと、殺し合いといくか! ガルドラム!!」
「グガ、グガガガガガ!!! 調子乗んなよヤークベルゥッ!!!」
この姿でのこの世界の初戦闘の幕が開ける。
何故倒した筈のタロスバーサーカーが生き返ったのか? 復活させたのは何者なのか?
それを考え、すぐに記憶の片隅に置き、美咲の鼓咆が響いたのと同時に突貫した。
オリジナルのタロスは粗方のオリ敵を出してから纏めて出そうと思っています。