闇の中で誰かが叫んだ
「ホロゼイン、ヒカリ行きます」
今日もいい天気だ。
空には雲一つない。
が、街は壊滅している。
ここは、メストフィーアと呼ばれる都市。
2年前に発生した"ホロ"の襲撃によりたった2日で壊滅した。
「た、すけ...て」
空耳かな。
そうして、一歩踏み出した途端
「痛い痛い痛い!」
あ、ここなんだ
「風と共に去りぬ物共よ、我が前にあり者より」
「"離合集散"」
これは、私の能力[伐言]
「いててて...」
そこには、右腕が機械の少女がいた。
「...というわけで、いいですか?」
今は任務から帰りオーナーと話している。
「う~ん...」
どうやら、チームに入れることは無理そうだ。
「名前は?」
あ、聞いてない。
すると隣にいる少女が言った。
「セナ、巳霧セナ」
そしてこちらに冷たい視線を向けてくる。
「...まだ、自己紹介してなかった」
「私は、日野あかり」
「僕は、白崎花ルイ、ここのオーナーだよ」
そういえば、腕のこと聞いてなかったし、ギルド申請出してもらわないと。
ルイとセナにそれを話すと、面接が始まった
「年齢は?」
「16」
「人種は?」
「メイト」
「種族は?」
「ホロ・グレイズ」
「!?」
ホロ、グレイズは禁句だ。
ホロは滅びのAI、グレイズはブレイズの亜種で様々な攻撃をする。
「不合格」
「あっそ」
そっけな!!
セナがそそくさと退出するとルイがやってきた。
あ~あ
「逮捕だ」
「ビジッドヴェクター」
機械の部分が消えて、ヒトの体になる
ホロ・グレイズじゃない、ナチュラル・グレイズだ。
「と、思ったが違うようだ」
正真正銘、ナチュラル・グレイズと思われたらしい
「合格としよう」
因みにホロは警戒レベル12で、ナチュラルが2...だったはず?
「依頼...手始めにやろうか」
ルイが提案する
なるほど
「じゃあ、南西にある都市の新エリー都にでも行く?」
そう提案すると、ルイは言った
「それでもいいけど...朱鷺がなぁ...」
そこ!?
「取り敢えずいってから考えよ」
「そうすっか」
...現在進行形で問題が発生した
まず、セナが不在。
次に、問題の朱鷺と遭遇。
そして、交戦中。
「灼熱のプロトタイプ!」
ルイが詠唱を終えると、ルイの手に炎のボックスが現れ、
それを朱鷺に投げると、ボックスが朱鷺を封じ込めて、
ルイが右手を上げて、握ると、ボックスも上昇し、そのまま爆ぜた。
が、そばにいたアンドロイドらしき少女が叫んだ
「お縄につけぃ!」
朱鷺のパートナーとも言える少女、青衣
電気系の属性を持つものの、セナは耐性があったようで、軽く受け流している。
「そこだ!」
「パーメット・エスト:エレン・ジョー」
セナにはパーメットというグレイズ固有のスキルがあるらしい。
そして、朱鷺が一瞬固まった...が
「散れ」
天空より長い黒髪の狐のシリオンが刀を構え跳んできた。
「させるか!」
ルイがとっさに叫んだ
「流星剣ルーミアバスレーン」
ルイのもつ剣は煌びやかな輝いている。
「スイレンテール」
一騎討ちとなっている。
ちなみに私は見くびられて、敵がいない。
「離合集散」
視る場所を間違えて、狐の獣人の刀の持ち手が吹き飛んだ。
...刃を落とすべきだったか
「魅かれ舞い落ちる華よ、舞を踊るように歌い散れ」
「桜散リヌルヲ吹雪」
私は、とある言葉が頭の中にちらついた。
「"多元宇宙"」
「エスト、エレン・ジョー、ホロウが現れぬ平和な世界より」
すると、今度は全員がこちらを向く。
そこで、何も知らず遭遇した酷似している二人の少女がいた。
「「え?」」
彼女達は別の世界の住人を見てコスプレと勘違いして、
喧嘩をし始めている。
何なら、格闘VS剣術(?)という何とも言えない戦いになっている。
「おい、この世の住人と多元世界の住人のエレン、戦いをやめろ」
ルイが声を掛けると、「そういうことか...」と頷くが
「「どういうこと!?」」
まぁ、無理もないか
と、まあひとまずは朱鷺をねじ伏せるのが先だな
「こらしめてやろう」
あ、
※セリフやら何から何までpixiv調べです