ホシノ系オリ主がキヴォトスで暮らす話 作:一般通過死徒転生体
とてもうれしいし励みになります!ありがとうございます!
それはそれとして衛星破壊砲のpaってどうやってはがすんですかね...
何事に際しても私はそれを失ってしまったとは言うな
ーエピクテトス 50~135
「今日は珍しく曇ってんな...」
いつもは日に照らされ明るい印象を抱かせるこの通学路も、このように曇っていてはいつもよりも憂鬱な気持ちになるだけだ。あのときのことも思い出させようとしてくる。気分が悪い...
「しかもじめっとしてるし、今日は降りそうだな」
今日は降水確率も高い。雨が降り出す前に少し急ぐとしよう。
少し早歩きで歩いていると後ろから忍び寄ってきている赤毛が一人。
どうせ今日もドロップキックをかますつもりなのだろう。
ーだがもうその手は通用しない。
「グッモーニン阿座上ー!ってあれ?」
私はドロップキックを横に軽く飛んで回避する。
有彦は勢いを殺しきることがでずに地面に落ちていく。
「どーだぁ有彦ぉ!毎朝毎朝やられてちゃあ誰だって対処方思いつくわマヌケがぁ!」
「いってぇ~、ふっ、流石は阿座上、俺が認めた男!」
「いや何様だよ」
なんかえらそうな有彦に対して思わずそう返してしまう。
「...元気、出たみたいだな、良かったぜ」
まじか...
「顔にでてたか」
「ああ、今にも死にそうな顔だったぞ」
「心配させて、悪かったな…」
どうやらコイツに心配されるぐらいにはひどい顔をしていたらしい。
「お前が昔の事で元気がなくなるのは知ってる。長い付き合いだからな。でも、もう受験には合格したんだしいいんじゃないか?」
「今ぐらいは笑顔でいこうぜ。なんせ卒業前最終日だ。」
「そう、だったな...」
もう、明日卒業なのだ、長いような、短いような。
有彦と話しつつ歩いていると、そのうち教室に着き、中に入る。
「ん?おはようさん阿座上、有彦。」
「阿座上は今日珍しくしかめっ面だな。」
「あい、おはようさん。」
「え?そんなにしわよってるか?私」
眉間のシワを延ばしつつ答える。
うちのクラスは案外クラスメイト間の仲がいい。
そのため誰とでもこうして軽い会話を交わすことができる。
「んじゃま、席に着きますかね」
「いこうぜー阿座上」
「わかった」
有彦について席に向かう。
席に着くと、すぐに有彦に話しかける。
「そういえばお前、どこの高校行くんだっけ」
「あれ?ああそうか、阿座上にはまだいってなかったな」
「俺、東京の方に引っ越すことになったんだよ」
ーえ?
「本格的に音楽の勉強をしたいとおもってな。東京の音楽高校に行くことにしたんだ」
有彦が何かいっているが何も頭に入ってこない。
本州へ引っ越す?それはつまりこの町から出て行くということか?モウアエナイということか? 君も私をおいていくのか?君も先輩のようにおいていくのか?
違う。
違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う
先輩は、あの人は私をおいていくような人ではない!何を勝手に妄想しているのだ阿座上ロア!
有彦だってそうだ。あいつは、あいつはお前を親友だと思っているじゃないか!それを踏みにじって勝手にそんなことを考えるのは最低だ!最悪の侮辱だ!
「どうした?阿座上。話聞いてんのか?」
「あ、ああごめん有彦。ハンムラビ法典がなんだって?」
「ぜんぜん聞いてねえな...まあお前がぼーっとしてんのはいつものことなんだが」
「話を戻すぞ、駅南口の新参者の不良グループについて何だが...」
その後、軽く有彦と話し、チャイムがなる。
「おっと、なっちまったか。それじゃあなー阿座上ー今日は半ドンだからまた明日、卒業式で会おうぜっ」
有彦はそう言うと立ち去っていく。
どうやら今日はボイコットの日らしい。今日ぐらい真面目に授業をうければいいものを。
...それにしても。
有彦もましてや先輩を否定するようなことを考えるなんて。
「最低だ。私」
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アンケートは次回までなのでご協力をお願いします。
※どこになっても本編の少し前になります。
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