ホシノ系オリ主がキヴォトスで暮らす話 作:一般通過死徒転生体
今回でプロローグ、完結です。
これの次からアンケートの結果を元にキヴォトスでの暮らしを描いていきたいと思っています。
セイア実装からのリオ実相だと!セイア実装!セイア実装!うおおおおおお!(爆散)
ブルアカふぇすday123全部見せて頂きましたが最高でしたね…
では今回の話もお楽しみください。
今は終わりではない。これは終わりの始まりですらない。しかしあるいは、始まりの終わりかもしれない。
ーウィンストン・チャーチル(1874~1965)
「卒業生が入場します。拍手でお迎えください。」
その言葉と同時に『3月9日』が流れ出す。卒業ソングとしては、まあ定番だろう。
体育館の扉が開き入場を知らせる。
今日、私達はこの学び屋を去る。
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「3年A組からの入場です」
3年A組の入場が促され、人が少しずつ減る。私達は3年B組なので少し待つことになる。
「次に3年B組が入場します」
自分たちのクラスとは思えないほどの静寂の後、入場が促される。
列は50音順に並んでおり必然的に私の順番は前になる。50音順だから前になるだけである。決して私の身長が低いというわけではない。決して背の順ではない。決して。
二人一組で体育館に入場する。
私の隣は淡い緑色の髪に黄色の目を持っている人だった。だが、名前を思い出すことができない。
「行こう!ロア君!」
胸を張っている様子からは、元気いっぱいといった印象を抱かせる。
そして促されるままに私は体育館に入った。
紅白の垂れ幕が壁中に掛かっている。これを後輩たちがやってくれたのだと思うと、少し感慨深いものがある。
「さあ、席に着こう!」
いわれたとおりに席に着く。少子化のあおりか、私の学年にはクラスが3年A組と3年B組の二つしかない。校長が話題づくりにやっきになっているのもこれが原因だろう。
「保護者の皆様は、ご起立ください」
「生徒のみなさまも、ご起立ください」
席を立つ。
「国歌斉唱」
そのかけ声とともの『3月9日』が止まり、国歌が流れ出す。前奏が終わるとともに皆で国歌を歌う。
やはり2クラスのみとはいえ3年生全員である。かなり声は大きい。
「次に、校歌斉唱」
同じように皆で校歌を歌う。声の大きさは、もはや言うまでもないだろう。
「保護者の皆様は、ご着席ください」
「生徒の皆様も、ご着席ください」
席に座る。
「卒業証書、授与」
3 年A組の1番から卒業証書が授与される。先ほどのように背の順ではないようだ。因みにうちの学校は証書の全文を読むのは最初の一人だけであり、他は名前を呼ばれた後「以下略です。おめでとうございます。」という形式になっている。それでいいのか、校長。
「3年A組1番から登壇してください」
何人もの生徒の名前を呼び、3年A組の番が終わる。次は3年B組の番だ。
「次に3年B組1番から登壇してください」
私は2番なので出て行った1番についていく形になる。
・・・思ったより注目が集まるな。少し緊張する。
「卒業証書、授与。3年B組 浅上 藤野さん。以下略です。おめでとうございます」
前の人が終わったのを見ると私も壇上に登る。先程の場所よりも注目は集まっている筈なのになぜか緊張しない。むしろすがすがしい気分だ。
「卒業証書、授与。3年B組 阿座上 ロア君。以下略ですおめでとうございます」
しっかり練習通りに頭を下げながら受け取る。
私が受け取ったその後もしばらく授与式は続いた。
「卒業証書、授与。3年B組 乾 有彦君以下略ですおめでとうございます」
「卒業証書、授与。3年B組 梔子 ユメさんおめでとうございます」
有彦の名前が呼ばれ、次に隣の子の名前が呼ばれるがよく聞き取れなかった。
そしてすべての3年生に証書を渡し終えるとまた放送がかかった
「来賓の方のお話です」
「えー本日の卒業式で卒業を迎えました卒業生の皆様・・・」
話が長い。それにあの、なんだ。紙をペラペラして原稿取り出すやつ。あれ事前にやっておけないのか?
「・・・もう一度お祝い致します。卒業生の皆様本当におめでとうございました」
な が い。ようやく話が終わった。これで退場だろう。
「卒業生が退場します。拍手でお送りください」
大きな拍手に送られてそのまま体育館を出る。これですべて終わってしまった。
中学校生活はこれで終わりだ。明日からは高校に備える事が必要になる。
──思えば長いのか短いのかわからない年だった。種自由が公開されたり時計頭の管理人のゲームが一周年だったり。
他にも有彦とバカやったりそのたびに先生にどやされたり。
本当に密度の高い1年だった。
まあ高校に備えるのは明日からだ。今日ぐらいは有彦と遊ぼう。
「有彦、今日遊ぼうぜ」
そう、後ろから話しかける。
「うおっ!って阿座上かよ~いきなり声かけんなよ」
「悪い悪い...今日が最後なんだろ?」
そうコイツは明日引っ越しの準備を始めなければならない。必然的に、遊ぶなら卒業式後の今しかないのだ。
「おう。私服に着替えてから駅前でいいか?」
「ああそれでいい。待ってるからな。寄り道するんじゃないぞ」
「へーへーわかってますよ」
有彦がわかっていなさそうな口調で言うがこいつにとってこれはいつものことなので気にしない。
そして、今日はこのまま解散となる。よーするに各自帰宅ということだ。
私は有彦との約束があるので、少し急ぎめで帰るとしよう。
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帰宅し、準備を整え、駅へ向かう。あいつのことだ。どうせギリギリだろう。
「駅前混んでんな...」
今日に限って駅前は人通りが多い。容姿から想像するに、卒業旅行へ向かう者や、出張へ行くものなどがメインで家族旅行などに行くものはあまり見受けられない。
「阿座上のやつ、人がせっかく早くきてやったのにどこにいやがるんだ?」
それじゃあ有彦がくるまで最近買った本でも読むか。短編集なのだが、どこから読んでも話が繋がるらしい。前々から気になっていた物だ。
「いた!・・・けど本読んでんな…よし。アレをやるぞ」
・・・・・・・・・(無言読書中)
「お待たせしましたね。この、バカ野郎!」
「くぁwせdrftgyふじこlp!!」
こいつは本当にマジで平常運転だなこのバカ野郎はおまえだろうがふつうに声をかければそれで解決だろうそれがどうしてこんなドロップキックを毎回されなければならないのか阿座上は激怒した必ずかのバカ野郎に拳骨をかまさねばならぬと決意した。
「そろそろ背骨折れるぞ有彦ぉ!!」
「お前が気づかないのが悪いんだろ阿座上ぃ!!」
駅前だというのにも構わず始めた私達の喧嘩は、騒ぎを聞きつけた警官に怒られるまで続いた。
「さて、まずは新しくできたゲーセンにいこうぜ」
その後、格ゲーで完膚なきまでに負かして、クレーンゲームの勝負で負けて、パンチ力測定器で負け、1-2で今日は私の負けとなったのだった。
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その後もひたすら遊んで遊んで遊び尽くして夕方になってしまったので少し歩いてから解散ということになったのだった。
「いやー。遊んだ遊んだ!財布がだいぶ軽くなっちまったぜ!はは...」
「テンションの落差が激しいな。相変わらずおまえは」
信号待ちしつつそう話していると青になったので横断歩道を渡る。この横断歩道は中央分離帯があるぐらいには長い所だ。
それにしてもあのトラック、
「それにしてもおまえゲーセンでは「有彦危ない!!!」え?」
思いっきり有彦のことを突き飛ばす。少しはけがをしたかもしれないが、まあ特段問題ない範囲だろう。
「ああ...先輩...私、最後に、守れました」
その後、勢いよく向かってきたトラックにぶつかり、阿座上ロアは完全に死亡した。
転生用トラックってもう古いんですかね...
1名以外は名前だけ同じな別人です。
欠損描写って大丈夫ですか?
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大丈夫
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大丈夫じゃない
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いいから続きを書け