ホシノ系オリ主がキヴォトスで暮らす話   作:一般通過死徒転生体

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UNACがいるのといないのでは戦闘の質が全然違うことに気づいた作者です。
そしてUA数が2500を突破いたしました。この小説を読んでくださっている皆様のおかげです。本当に、ありがとうございました。

前回のあらすじ

黒服「うちで働きませんか?」

阿座上「は?」

第1話の訂正です。
名言、または幻想体関連の何かを書きます。

「ようこそ、戦場へ」
ーアーマードコア ヴァーデクトデイ COM


新入社員(中学生)

「働く、って一体何をさせるんです?」

 

「書類仕事や傭兵稼業などですよ。少し実験にも協力してもらいますが」

 

どうしようか。私はそもそも書類仕事なんてしたことないし、それに傭兵なんて・・・ん?まって今傭兵って言ったか今この人?

 

「今傭兵って言いました?」

 

「ええ、言いましたが・・・ああ、あなたは外からきた、ということを忘れていました」

 

「このキヴォトスでは学生が当たり前に銃を持ち、ケンカと同じ感覚で銃撃戦を行うような場所です」

 

っスー落ち着けー落ち着けーうん無理。なんだよ学生が当たり前に銃を持ってケンカ感覚で銃撃戦するってそんなのGTAでもやらんぞ。

 

「助けて貰ったところすみませんが、その提案を受けることはできません」

 

「それに、撃たれれば死んでしまうじゃないですか」

 

そうだ。撃たれれば死ぬ。これは常識だ。崩しようがない。

 

「ですがあなたはこの提案を断る。という選択肢はありませんよ」

 

「理由をお聞きしても?」

 

「あなた、住む場所もそれを手に入れる為の資金もないでしょう。このキヴォトスには学生である事を証明しないと利用できないサービスがかなり多い。そして私の所へ来れば給料だけではなく、生活環境を保証しましょう」

 

確かにかなり魅力的だ。それに受けなければ即砂漠にポイだろう。

受けよう。すごく怪しい人だけど。けど実験ってのがちょっと怖いから一応それだけ・・・

 

「ちなみに実験って言うのは一体何を?」

 

「廃人レベルのことはしないと約束しましょう。私も部下に壊れられては困るので」

 

「廃人レベルって・・・そんなのもあるんですね」

 

「まあ、受けますよ。助けてもらいましたし」

 

「クックック。ではこちらの契約書にサインを」

 

黒服さんはそういうと一枚の紙を手渡す。

 

「準備がいいですね。最初っからこうするつもりだったでしょう、あなた」

 

「えーっと何々。・・・要約すると黒服さんは私に衣食住を与える代わりに、私は黒服さんの部下として何でも屋をして、たまに実験に協力する。そしてこの契約は私が高校に入るまで続く。と」

 

「ちょっと私に有利過ぎませんか?」

 

そう。この条件は私にかなり有利だ。私は黒服さんの下で働きつつ、実験に協力する。それだけで衣食住を保証してくれるのだ。少し破格過ぎる。

 

「クックック。それでも私には余りあるメリットがあるのですよ」

 

「ふーん。まあそれでいいですよ」

 

絶対に嘘だ。私に価値がある訳ない。

 

「それと、なんで私が中学生だってわかったんです?」

 

「身長で「助けていただいた人にいうのも何ですがね。人が気にしている事を言わない方がいいですよ」これはこれは。失礼いたしました」

 

「まあいいです。ちなみに、この何でも屋ってのは言葉通りの意味でいいですかね」

 

「ええ。書類仕事から猫探し、傭兵稼業までやっていただきます」

 

「じゃあペンを貸してください」

 

「どうぞ」

 

万年筆を手渡される。本物の万年筆だ・・・一度使ってみたかったんだよな。

 

「えーっとここかな?阿座上ロアっと」

 

「クックック。では私もサインを」

 

契約書の署名欄に二人の名前が刻まれる。

現時刻より契約は開始した。

 

「では。これにて契約開始となります」

 

「あなたは何でも屋となる訳ですが、何か名前の希望などはありますか?」

 

少し中二くさいかもしれないが・・・せっかくだしあれでいこう。

 

「何でも屋『終止符事務所』これでお願いします」

 

「終止符、ですか。いい名ですね」

 

「ではあなたは今日から『ゲマトリア直属 何でも屋終止符事務所』その所長です」

 

「ゲマトリア?」

 

「まあ、会社または同盟のようなものです」

 

この世界に来てからまだ間もないのに所長だなんて仰々しい役職をもらってしまった。

 

「さて、ではこれを」

 

黒服さんに黒い端末を手渡される。これは…スマホ?

 

「スマホですか?」

 

「ええ。このスマホは通常の使い方も出来ますが、私にのみ、どんな場所でも連絡がつながる特殊な物になっています」

 

「なるほど。連絡手段を持っておけと」

 

「ええ。それに、これから様々な方と出会うでしょう。何でも屋の連絡先にも設定しておきました」

 

少し、周りを見てみたくなったな。

 

「ありがとうございます。少し、散歩に行っても?」

 

「ええ、周辺の地形確認や、現地の者に挨拶まわりをするのも良いでしょう」

 

確かに挨拶もしなければ。そういう物は意外に大事だ。それにこれからここで活動をするのだ。現地の方とは友好関係を持っておいた方がいいだろう。

 

「水は隣の部屋にあります。忘れてまた遭難する。なんてことはやめてくださいね」

 

「ははっ。さすがにもうしませんよ」

 

「ああ、言い忘れていました。このキヴォトスで男性型の人間は珍しい。大人にはお気をつけを」

 

「へえ。まあ、あなたほどの大人がいるとも思えませんけどね」

 

そう言い残し部屋を退出する。水を持って行かなければ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「クックック。現時点でも『暁のホルス』に少し劣る。という圧倒的な神秘量。あれがもしさらに成長すればいったいどれほどの・・・ククックックック」

 

そうつぶやいた手には血液の入った瓶が握られていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「だ、誰か助けて・・・」

 

今、私の目の前で3人の銃を持った不良がにやにや笑っている。どうやらカツアゲをしようとしているらしく、お金を持っていない。といっても見逃してくれない。

 

「なんだよ~ちょっと金貸してくれっていってるだけじゃんかよ~」

 

「こいつめっちゃ怯えてるぜ!」

 

目の前の奴らはゲラゲラ笑う。そんなに笑って疲れないのだろうか?

 

「だからちょっと金貸してくれればなにもしないっていってんだろ!」

 

「いや、だから本当にお金はパァン

 

ぱあんと乾いた音が周囲に響く。

いまなにをされた?という思考の後、一瞬で頭の中が一つの言葉で埋め尽くされる。

いたい

いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい

 

ちかくでじゅうをうったふりょうがなにかいっている。

 

その後も面白がった不良達に体に銃弾を撃ち込まれ続けたのか、私はそのまま意識を失った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ここは、どこだ」

 

意識と共にとてつもない疲労感と自分の中の何かがごっそり減ったような感覚を覚える。

そしてどうやら今はベッドの上に寝かされており、周りにはカーテンが引かれている。

病院・・・いや、どこかの学校の保健室だろう。

 

「なんで、生きて、わたし、撃たれたはず」

 

そうだ私は撃たれたはず。それなのになぜ・・・

 

「なんで、傷が、ないんだ」

 

体には全くと言っていいほど傷がない。

 

「これじゃまるで、ばけもがらりッ!」

 

がらり、と音を立て扉が開いたような音が聞こえる。ここの学校の関係者だろうか?

だとしたらお礼を言わなければ。

カーテンの隙間から淡い緑色の髪の少女が顔を出す。

 

「起きてるかな・・・」

 

「あっ!起きてた!ホシノちゃーん!起きたよー!」

 

私の姿を確認するとすぐにほしのちゃん?という人を呼びに行く。

とても元気のいい人だ。

そして・・・何だろう、私はあの人を見たことがある気がする。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その後、先ほどの人とピンク色の髪をショートにしている少し小柄な少女が保健室に入ってきた。

この人がほしのという人だろうか。なんか凄い圧を感じる。

 

「・・・・・」

 

「えっと・・・助けていただきありがとうございます。そしてその・・・ここはどこでしょうか?」

 

淡い緑色の髪の人が疑問に答える。

 

「ここはアビドス高等学校!そして君は不良と一緒に倒れてたからとりあえずここに運んで来たの!」

 

私が倒れていたなら納得できるがなぜ不良も?

と考え事を始めると電話が鳴る。

 

「すみません。電話に出てもいいですか?」

 

許可をもらい、電話にでる。

 

「もしもし」

 

『今、私のことは保護者とお呼びください』

 

電話にでた瞬間忠告から始まった。まあいいけど。

 

『あなたは今アビドス高等学校にいるのでしょう?』

 

「何でわかるんですか?こわ・・・」

 

『スピーカーにしていただいても?』

 

「え?わかりました」

 

さっきの言葉から察するに”黒服”という名前を外で使われたくなかったのだろう。それなのに何でこの人スピーカーにしようとさせるのだろう。

 

「すみません。私の保護者からお話があるみたいなので、会ったばかりで申し訳有りませんが少し聞いていただいても?」

 

「・・・・・」

 

ピンク髪の少女は未だ沈黙を守っている。

だが淡い緑髪の人は少し真剣な顔になった後頷く。

 

『アビドス高等学校の皆様。初めまして』

 

突然、黒服さんは機械音声のような声に切り替え、話し始める。

機械音声になったのに二人は顔を崩さずに話を聞く。

 

『もう彼から聞いたかも知れませんが私が彼の保護者です。そして、彼の事業のサポーターでもあります』

 

ピンク髪の少女の眉がぴくりと動く。

 

『単刀直入に言いましょう。彼はまだ中学生2年生で、しかもここアビドスには編入してきたばかりなのです』

 

『そこで彼が中学校卒業後の進路にはここ、アビドス高等学校を推そうと思っています』

 

「「「は?(え?)」」」




一体不良達に何があったんでしょうね。
ちなみにアンケートの選択肢ですが
シャーレ地下は連邦生徒会長経由でミレニアムでエンジニア部に。
ブラックマーケットは便利屋68に拾われ便利屋所属となる。
トリニティ大聖堂はそのままシスターフッドに。
これらのifですが本編に区切りがついたら書く予定です。

欠損描写って大丈夫ですか?

  • 大丈夫
  • 大丈夫じゃない
  • いいから続きを書け
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