(...暗いな。)
目を覚ますと真っ暗だった。しかも椅子に縛られてる。
「...拉致監禁..か?だとしたら馬鹿だと思うが....」
確か昨日はただただ暇だったから部屋で寝てたはず....
(...連れ去りやすいなぁ.....)
考えたら俺馬鹿だな?夜桜家にいるってのに....
「....てか太陽もいるし....ん?」
太陽がいる...てことは....
「....なるほど。六美ちゃんが狙いか。」
つまり俺の義妹に危険が迫ってるんだな?
犯人探して殺すか。
「いや、どうせ六美ちゃん来るだろうし...あえて泳がせて凶一郎に譲るか。」
その方が地獄を見るだろ、多分。
「....まぁ太陽起こすか。」
と言う訳でぐっすり寝てる義弟を起こす。
「....ここ何処?」
「知らん、ただ連れ去られたのは事実だな。」
「何で!?「お前の嫁は何者だ?」
「アッナルホド.....」
「取りあえず出口探すか。」
「そうだね....犯人を見つけたら?」
「あえて泳がせて凶一郎に潰させる。」
「....了解。」
この日、朝野太陽は誓った。
(兄さんを不機嫌には絶対にさせないようにしよう。)と。
「取りあえず風の動きは.....こっちか。行くぞ太陽。」
「うん。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「まて太陽。」
「?どうかしたの?」
「扉の先に敵だ。恐らく見張りだろう。」
「....どうする?」
どうする?そんなの決まってる。
「太陽。」
「...何?」
「
「!わかった。」
そう言うと太陽は.....
「思ったより音が出たな、リーダー格にバレたかな。」
「何でヘラヘラしてるのさ.....」
と言う会話をしながらダクトを進む。
「...何でダクト?」
「増援来たらメンドクサイ。」
「なるほど。」
「痛い....」
「慣れたらどうとでもなるぞ。」
「関節外しが出来る一般人か、さすが夜桜の教育だ。」
「「!!」」
「だが、強すぎる肥料はかえって根を駄目にしてしまう。」
「何者....!!」
「へぇ....まさかアンタか。"運び屋"
「おや?知っているのかい?」
人も運ぶ運送サービス、"フラワー便"がクチコミ一位。って事は...
「
「!!」
「....へぇ。裏の人間かい?」
「一応な。」
幸い花輪は
「待って。」
(...よりによって今か。)
「約束通り参りました。二人を返還してください。」
「六美....!!!」
「お初に夜桜当主殿。」
「危ない目にあわせてごめんね、二人とも。」
そこで六美は全て話した。人質として俺と太陽が狙われたこと。
指輪認証のセキュリティ情報がとられていたこと。
「....あのときの....!!!!」
「さすが夜桜当主、理解が早い。」
「...太陽、
「「「?」」」
「義弟のためにここまで動いた可愛い義妹に最大の敬意を込めて....」
「ここで花輪を完全に潰す。」
「....ほう?今の状況で何がー「
その瞬間、
「「「なっ!?」」」
「驚いてる暇なんて無いだろ?」
「がぁっ!!!!」(何だ!?吹き飛んだのもそうだが、この痛みは!!??)
「今の技は当たったところを吹き飛ばすと同時に、蜂に刺されたような、火で灼かれたような激痛を与える。だから
「いったい....何者何..だ....!?」
「....昔、少しは一緒に仕事をしたこともあったんだがな。」
「!?何..だと....」
「
「!!!!」
「お前が負けるのは、俺を忘れていた事。俺を裏の人間だと気づいたときに、
始末しようとしなかった事だ。」
「くそっ....がぁ!!」
「....じゃあな。」
そんなこんなで、夜桜に来て二回目の戦闘は終わった。*1
「「「ただいまぁ~」」」
「おや?随分早い帰りだね?」
「いや~気が変わりまして。花輪ボコしちゃって良かったですよね?」
「あぁ、問題ないよ。」
「にしても....花輪も馬鹿だねぇ。」
「うん....まさか陽葵義兄さんがゼロだって気づかないとは....」
「ま、仕事してたとき変装してたんだけどな。」
「「そりゃ気づかないよ....」」
「ま、何はともあれお疲れ様。お茶を入れたから飲みな。」
「「やったぁ!!!」」
「ありがとうございます、二刃さん。」
「別に構わないさね。.....」
「?どうかしました?」
「いや....気分転換のときみたいに
「別にそっちが良いなら呼び捨てで呼びますよ?」
「なら頼むよ。」
「わかった、
「~//////あ、あぁ。.....これはなかなかだねぇ....////」
「おいコラァ!!!!なぁ~に【零】に呼び捨てされてんだぁ!?」
「四怨だって呼び捨てされてるじゃないか。」
「姉ちゃん解ってる?【零】年上には絶対敬語で接するんだぜ?」
「.....家で零って呼ぶの止めてくれねぇ?」
「わかった....けど....」
「普通に名前呼ぶだけじゃ~ん!!」
「黙れ嫌五ぉ!!」
「....今日も騒がしいなぁ。」
「まぁ、誰も会話しないよりは....?」
「それはまた別ベクトルじゃねぇか?辛三。」
「.....確かに。」
あっちはまだ言い合ってるし....あっ。
「危ない!!!!!」
「「へっ??」」
ガシャーン!!!!!!
「.....下手な言い争いは続けるな。良いな?」
「「ヒャッ、ヒャイ////////」」
(((天然たらしだぁ)))
(まーたこれだよ。)
はい、切り方が雑かも知れませんがここで終わります。太陽が使ったのは波華です。
次回からは二刃と四怨を陽葵と結婚させたいので長々と結婚までを書くと思います。
五話くらい使うかも?それより少ないかもだけど.....次回もお楽しみに!
技紹介:灼蜂
超高速で相手に掌底、または裏拳をたたき込む。
それと同時に当たったところを吹き飛ばしそこから激痛が全身に広がる。
正直波華の完全上位互換である。