1:ちょうちょ!
『はぁ~い!』
「いやそれ私の髪の毛ッ! …………は?」
何かよく解らない丸い存在に髪を貪られると思った瞬間、寝台から飛び起きる。どうやら先ほどまでの光景は夢だったようで、ほんの数秒前まで見ていたはずの存在が霞のように消えていく。
そしてそれと入れ替わる様に自身の眼が周囲の情報を読み取り、脳に送り込んでくるのだが……。
「ちょうちょ?」
何故か鼻の上に止まる、黄色い蝶。そしてその視線の先に見えるのは、見たこともないような綺麗な布団。寝台の四隅から伸びた柱に天幕。とっても場違いなはずなのに、"何も変わらない普段通りの部屋"という感覚も浮き上がってくる。
相反する感情を振り払う様に軽く頭を振れば、肩ほどまで伸ばされて異様に綺麗な女性の頭髪、それに驚き視線を動かせば、たまたまその先にあった窓が見える。換気の為に開けられたその先に広がっているのは怖いほどに整った植木たちと花々、明らかに豪邸のお庭と推察できる。あとなんか天使の像ある。
……え? というか私女物の寝巻、それもクソ高価そうなの着てない? 女?
「いやどこここ、って痛ッ!」
瞬間、頭に走る痛み。脳のどこかとどこかが繋がったような感覚。
その瞬間湧き出てくるのは、これまでの記憶。
「てぃ、TSキヴォトス転生……!」
脳が叩き出した結論をそのまま口から出力しながら、傾いていく体。騒ぎを聞きつけて誰かが叫びながら部屋へと飛び込んでくるのをぼんやりと眺めながら、私はしめやかに気絶するのであった。
◇◆◇◆◇
「へー、42度の熱。……よく私生きてるね。」
「えぇ、えぇ! 本当に、本当にご無事で何よりでございます! 一月も寝込まれて、もし何かあれば婆やはどうしようかと不安で不安で……!」
茶色い毛むくじゃら、おそらくスタンダードプードルの獣人で少し年老いたメイドさんの言葉を聞きながら食事を口に運んでいく。
少し思い出してみれば、確か明日から中学生とかそんなので部屋の中ではしゃいでしまい、何かに躓き思いっきり頭部を強打したような記憶がある。まだ少し朧気なところもあるが、いわゆる"前世"の記憶と"今世"の記憶は地続きだ。本来必要ないため封印していた記憶が衝撃によって解き放たれ、その情報の洪水に脳が耐えきれずぶっ倒れ発熱。そう考えれば辻褄は合うだろう。……にしても、転生か。
確か以前の私は、この『ブルーアーカイブ』の世界というべきキヴォトスをゲームの一つとして認識し、遊んでいたはずだ。死んだことに起因する記憶の損傷があるせいか死因や細かな個人情報などに抜けはあるが、必要になりそうな記憶は残っているし、特に問題はない。それに、この世界に生れ落ちてからの記憶は万全だ。日常生活を送る分には何も問題はないだろう。
(それに知らない若人の体乗っ取っちゃった……! ってことを考えなくていいのは幸いだよね、私は私だし。)
「お嬢様、おかわりをお持ちしました。食欲もお変わりないようで本当に婆やは安心でございます。ですがやはりまだ病み上がり、食事の後はお休みになってくださいね。」
「うん、わかってる。ありがと。」
にしてもまぁ、まさかお嬢様。トリニティに生まれるとはなぁ……。うぅん、前世の記憶が戻ったせいでメイドさんに給仕してもらうのが『恐れ多い』のと『当たり前じゃん』の二つある。こちとら前世小市民ぞ? というか何このクソ長机。なんで私だけお誕生日席に座って飯食べてるの? お嬢様か? お嬢様だったわ……。
そんなことを考え口をもぐもぐと動かしながら、思考を深めていく。真っ先に浮かんでくるのは、自身の"姿"にまつわる事。
過去の記憶を脳から引きずりだし、自身の姿を思い浮かべてみればまさに"正実モブ"。多少の差異はあるが、黒髪のおかっぱとなれば確実にこの系譜だろう。いやぶっ倒れたのが中学入学の前日だったからちゃんとした"正実モブ"ではないし、記憶にある画像と比べれば彼女達よりちょっとちっちゃいんだけどね?
(まぁ、前世思い出して今世の交友関係思い出したら『そりゃそうか』って感じだけど……。トリニティの食料品関連を牛耳ってる家の娘、って考えるとティーパーティーモブじゃね? まぁさすがの茶会様でも若人の進路勝手に決めるのはあれだろうし、そも家柄的にあんま口出せそうにないか。うんうん、我正実モブなり。)
そんな私の家は、フィリウス分派に属する家柄で元々流通に重きを置いていた家柄。格は結構高めで、トリニティの"食"を任されている家だ。
既に鬼籍に入ってしまってはいるが、先々代と先代。つまり私の祖父母や両親の代に食料品の販売に舵を切り、その生産と流通を担っているという感じみたいだね。つまり私の家が『お前らのメシ、ねぇから!』とするとトリニティが餓死すると言えば解りやすいだろうか。まぁそんなことしないけど。
そんなあまり意味のない言葉を脳内で吐きながら、本日33皿目のお食事をお腹に詰めていく。
……いや、ね? 解ってるんですよ? はい。ただ現実逃避しているだけで……。
(なんでよりにもよってキヴォトスに。しかも同い年の"ナギサ様"にご挨拶しに行った記憶あるし。……どうしましょ。)
この『ブルーアーカイブ』の世界。ご存じの通り美少女版GTAであり、拳の前に鉛玉が飛んでくることで有名な世界である。一応治安がいい(当社比)な地域もあるのだが、それでも何の変哲もない喫茶店の客がいきなりショットガンぶちかましてくるような世界だ。というかショットガンで済めばまだいい方で、戦車とか持ち出してくる奴もいるし、榴弾ぶち込んでくる奴もいる。ここなんて乱世?
一応"生徒"、ヘイローと呼ばれる天使の輪っかみたいなのをもっていれば驚異的な肉体硬度が標準装備で撃たれても痛い程度で済むそうなのだが……。この世界、それ以外にも問題が山積みである。このキヴォトスが更地になる様なイベントはもちろん、世界諸共消し飛ぶような案件もちらほら……。
かの因数分解の大魔王こと"ユウカ"ほどふとももが座っていれば……、いや肝が据わっていれば『何が来ようともかんぺき~!』と対処できたかもしれないが、こちとらそんな便利な精神構造はしていない。もう不安で不安で脳と心臓が張り裂けそうである。何が悲しくて二度も死なないといけないのだ。……え? ユウカでも流石に世界滅亡案件知ったら慌てるって? でもあの人どっしりしてるでしょ? 特に下半身が。だからダイジョブダイジョブ。
いや~! にしてもシェフは良い仕事をしているね! ご飯がとっても美味しい! 記憶が戻る前までは特になんとも思ってなかったけど、食べ終わったら『美味しかった』って言いに行かないと!
(……というか、いつ満腹になるんだ?)
私の眼の前に出されるのは、お貴族様が食べる様な丁寧に整えられたお食事達。ではあるのだが量が明らかに多い。たしかこういう格式ばったお食事というのは品目が多い代わりに一品一品の数が少なかった気がするのだが、私のはこんもりと山を積み上げている。しかもお皿自体、大人一人が抱えて運ぶような大きさだ。
それでいながら一切料理の上品さを失っていないというのだから我が家のシェフたちの腕の高さを理解することが出来るのだが……。それが33皿続いている。というか何人かのメイドさんたちがせっせと厨房から運んできているところを見るに、このお食事はまだ終わりそうにない。
確かにゲーム内でも一部のキヴォトス民、というか美食家のお一人が異様な食欲を発揮されていたことは覚えているのだが、ヘイロー持ちの存在が全て大食漢であったという記憶はない。となると、私の神秘の問題か?
「あ、そうだ。婆や、部屋に姿見を出しておいてもらえる? 全身が見える奴。」
「姿見ですか? かしこまりました。ご用意しておきますね。」
普通、"生徒"にはただの輪っかとしか見れないけど。もしかしたら……、ね?
◇◆◇◆◇
「ふぅ、食べた食べた。……はずなんだけどなぁ?」
延べ300皿。記憶を取り戻す前の私が普段食べていた量を腹に収めた私は、自室に帰ってきていた。
『いつも通りのお部屋』なのだが、前世の記憶のせいか酷く広く、そして豪華に見えてしまう。まぁそれは良いのだ、今後どうなるかは解らないが、トリニティで生きるのであれば確かに一般人の価値観は少し似合わないが、ずっとお嬢様の価値観を持ち続けるのも危険だろう。過去の感覚も現在の感覚もどちらも大事にしておこう。
いや、それは別にいいのだ。問題は……。
「なんであれだけ食べたのにお腹空き始めてるの?」
未だ中一のわが身、周りに比べれば少し発育の良い程度の体ではどう考えても収まりきらない様な量の食事を収めたというのに、お腹は変わらずぺったんこのまま。というかすでに空腹を感じ始めている。現在お腹を力いっぱい引き締めているのだが、少し気を抜けばぐぅぐぅと空腹の音を奏でそうなレベルである。
いや耐えれない程ではないし、前世も今世も我慢強い方だ。耐えれないわけではないのだが……、普通に自分の体が怖い。
確かにこの世界はある程度のギャグも許容してくれる世界ではあるのだが、あまりにも自身の食欲と胃袋が異次元過ぎて恐怖しか出てこない。一応トリニティって分類的に天使系列だったとは思うんだけど、もしかして私の神秘って"悪食"だったりする? 確かにトリニティ生の象徴みたいな羽は持ってないけど、そういうヤバめな神秘持ちだったりする?
「だからこそ、確認しなきゃ。"形"を見れれば、推測できるはず。」
足を進めるのは、さっきメイドの婆やにお願いしていた姿見の前。流石仕事が早いなどと考えながら、恐る恐るその前に立つ。見えるのは黒髪のおかっぱに、高級そうな寝巻。というよりもネグリジェを着た少女。丸い顔に、桃色の瞳が印象的な私の顔。前世の自身からすれば違和感があるが、これが私だ。
そんないつも通りの自身を一目見た後。視線を少し上、頭上へと向ける。
「……やっぱり、ちゃんと見えてる。」
私の頭上に浮かぶヘイロー、思い出す限り円のような物が浮かんでいる、という記憶しかなかったのだが……。まるっきり違う。
"生徒"は、ヘイローを認識することは出来ても、識別することは出来ない。今の私やナギサ様が同じ中一だから……、大体五年後に外からやって来る"大人"、『先生』であれば個々人のヘイローを識別可能であることはゲームからも理解していたが、私がそれを識ることが出来るかどうかは、半ば賭けだった。
今の私は前世の記憶を取り戻したことで、自身は"生徒"でありながら成人した"大人"でもあるという状態。記憶や精神が地続きであるが故にもしかしたら……、と思っていたのだが、無事想定通りになってくれたようだ。
(このお屋敷に他のヘイロー持ちがいればよかったんだけど、メイドさんたちは全員獣人さんだし、シェフとかはロボットだったからねぇ。はてさて、私のヘイローちゃんはどんな感じ……)
「ん?」
中央に見えるのは、目を凝らさなければ見えない程に薄い黄色い線。それが柔らかな星を描いており、それを囲う様に10個の円が浮かんでいる。そしてその円たちはどれも元気がなさそうに灰色に点灯しているのだが、その中の一つ。一番上に浮かぶ小さな丸が、水色に染まっている。
……え、ちょっと待って。このデザイン、前世にどっかで見たような記憶が……!?
「……あつめて、カービィ?」
『ぽよ?』
「ほ、ほわぁぁぁあああああ!?!?!?」
な、なんか可愛らしい声が! え、呼んだかって!? いやまぁ呼んだみたいなもん……、ぅにゅぎぃぃぃ!!! あ、だめ! こっちこないで! 神秘が! 神秘がデカすぎる! デカすぎますぅ! 私破裂する! 爆発するぅぅぅ!?!?! 大丈夫! 大丈夫だから! お願いだからちょっと離れてゆっくりしててぇぇぇ!!!!!
「お、お嬢様! ご無事ですか!?」
『ぽよ!?』
「こないでぇ! こないでぇぇぇ!!! お願いだから! 爆発するからぁぁぁ!!!!!」
「……ふぅ。し、死ぬかと思った。」
『ぽよよ……。』
「いや、マジで御大のせいじゃないですからね? だからお気になさらず。私が貧弱だっただけですから。ちょっと離れたところでお休みして頂けると……。えぇ、はい、お昼寝ですお昼寝。ゆっくりしましょ、切実に。」
えー、ご報告します。
私の神秘、ピンクのまんまる様でございました。後なんか繋がっているというか、声がご本人に届いちゃうみたいで、私をパスにしてこっちにやって来ることも出来るみたいです。……私の神秘やばぁ。
でもでも、御大の神秘が大きすぎるせいか私を介してこっちに来ようとした瞬間、この体が吹き飛びそうになっちゃいまして……。御大が『よんだ?』って感じでこっちに向かって近づいただけで体が爆発四散しそうになっちゃった。まぁそりゃそうよね、彼ってワールドセイヴァー、星の戦士だし。いくらキヴォトス民でも人の身で抱えきれるわけがなかった。ご本人がいくらぽよぽよでもちもちで可愛らしくとも、その存在自体がね、うん。
(それにしても……、御大の悲しそうな声がこう、とんでもない罪悪感を……!)
我らがピンク様は子供のような性格を為されているが、決してお馬鹿ではない。ご自身が近づくことで私を苦しませてしまうということをすぐに理解して頂き、結構な距離をとって下さった。一応こちらからは彼の意識というか声というか、大まかなイメージしか感じ取ることは出来ないのだが、意志疎通は可能。そのためついさっきまで非常に悲しそうな雰囲気を醸し出していらっしゃったのが解ってしまう。
部屋に飛び込んできた婆やに目もくれず、一所懸命に虚空に話しかけて結果機嫌を直して頂いたのだが……、まだちょっとこちらのことを心配してくださっているようだ。『お昼寝してても大丈夫ですよ?』とお伝えしたのだがやはりまだ不安そうにこちらを見つめているような気配がする。
(ほ、ほら! なんともありませんって! 私丈夫! さ、今から私もお昼寝しますし、一緒に寝ましょ! ね? 婆やには何とか言い訳して下がってもらったけど、これ以上心配させないためにも寝ますからね? ね?)
『ぽよ……、はぁ~い!』
そう言うと、私の神秘を通じてどこか酷く遠い所から『わかった!』というようなイメージと、寝転がるイメージが降りてくる。どうやら何とか納得してくださったようだ。
「……にしても、10個の円。1つが青で、9つが灰。」
御大、ピンクのまんまる様が登場したゲームの中で、『あつめて!カービィ』という作品が存在している。この作品ではひょんなことからその身を10分割されたまんまる様がちっちゃいまんまる様×10になって巨悪と戦うと言ったゲームなのだが……。この作品の中で、御大はその代名詞とも呼べるコピー能力を封じられてしまっている。
まぁその力を10分割されたのだ、それも仕方のない話なのだが……。
「ヘイローの形からして、多分私もその状態に当てはまってる。普段はピンク色をしていらっしゃるまんまる様だけど、あの作品内ではダメージを受けると青、瀕死状態になると灰色になっていた。」
つまり、私の"神秘"はほぼ休眠状態? みたいな感じなのだろう。確実にコピー能力は使えないだろうし、御大のような力を発揮できるとも思わない。というかそもそも私のヘイローが全て桃色に点灯したとしても、まんまる様の足元にも及ばない気がしている。こちらに来ようとしてくださった彼の"力"は、それほどまで大きかった。
前世はゲームとして楽しんでいただけだったが、繋がりをはっきりと自覚した今。こりゃどう転んでもむりだべ、と言うことを理解する。というか繋がってるせいで御大の御心もなんとなく理解できてしまうのだが、綺麗すぎる。純粋無垢というか、透き通ってるのに力強いというか。もうなんかやばい。お心が、お心が綺麗すぎます! 浄化されるぅ~! って感じ。
ま、まぁ自分の異様な食欲。神秘が何由来なのかは理解できたし、叫んだせいでちょっと疲れた。御大にも言ったことだし、私ももう眠ることにしましょうか。
ちょっとだけ希望も見えてきましたし、ね。
そんなことを考えながら、ぽよ様に宣言した通り自身も寝台へと潜り込み、ゆっくりと瞼を閉じていく。けれど体を休める分思考を強く回し、“備えねばならぬこと”について策をめぐらしていく。
(御大の神秘、その力を欠片でも使いこなすことができれば。)
もし私がこの身一つで、キヴォトスに何のしがらみがないのであれば“外”へと脱出していたことだろう。私のいるこの世界が原作通り進む確証はないが、『ブルーアーカイブ』であるならば『先生』がいる。救世主である彼、もしくは彼女の物語が控えているのであれば異物はさっさと幕から下りた方がいい。
けれど……、思い浮かぶのは“今世”での記憶。
両親は既に墓の中ではあるが、家族と言えるような屋敷の者たち。ひとつの家の長として敬意を払ってくれる者たち。一族から受け継いできた家業に関わる者たち。
そして何よりも、得難い親友二人の存在。
(逃げるなど、端から選択肢として存在しない。)
“外”に出る必要があるかもしれない以上一時的に離れることはあるかもしれないが、『原作』が始まるまでのこの5年間。私は私の為すべきことを為さなければならない。銃弾が飛び交い、それ以上の脅威が両手で数えきれないほど存在する世界。平和な前世で過ごした自身の精神は既に悲鳴を上げ始めているが、気にしている場合ではないだろう。
それに……。以前の私では、親友にして幼馴染の二人に追いつくことができなかったであろう。
ただでさえ彼女たちの未来は正義実現委員会の委員長と、副委員長だ。その身に宿す神秘の強さはもとより、戦闘技術やセンスがずば抜けている。つい先ほどまでただの“モブ”でしかなかった私では隣に立つどころか、付いていくことすら難しかっただろう。
(けれど……。)
記憶を取り戻し、知識を得た。神秘を理解し、“彼”の存在を知った。
幸いなことに、まんまる様はこちらを気にかけてくださっている。私が画面越しに見ていた彼と全く同じ存在。……そんな人、人? ピンク玉が力を貸してくれるのだ。隣に立って、二人と一緒に戦えるくらいは、心を奮い立たせなければならない。
さ、そうと決まれば明日から精力的に動くとしよう。
(原作が始まる前に熟さなければいけない物事も多い。焦らず恐れず着実に進めていくとしますか。)
〇桃玉マルコ(中1の姿・進化前)
周りに比べればちょっと発育の良い少女、ただ身長は平均以下。黒髪のおかっぱでピンク色のまん丸な瞳を持っている。通常のキヴォトス民とは少し違う方法で力を得ており、どこか遠くの星、もしくは違う世界にいるピンク色のまんまるな存在からパワーを借りているような状態。なぜ前世の記憶を持っていたのか、なぜぽよ様と繋がっているかは不明。
幼馴染は二人いて、たまに奇声を上げるけれど友達思いで恋愛ものが好きな子と、すごくしっかり者だけれど甘いものが絡むと極端に欲望に正直になってしまう子。小学生の頃から3人仲良しグループ。
そんな二人の影響か、記憶を取り戻す前から『自分は正実に入り二人を後ろから支えるのだ』と思っていた。けれど記憶を取り戻し神秘を理解したことで『隣に立つ』という欲望に変化。確かにこれから起きる悪夢や絶望たちは怖いが、"彼"がいれば、友がいれば乗り越えれるはず。
〇ピンクのまんまる
とってもかわいい星の戦士。くそつよ。本人は純粋無垢というか、急に現れた他人でもすぐに友達になれちゃうとってもいい子なのだが、保有するパワーが強すぎちゃった。あと多分どれだけマルコが神秘を汲み上げても、彼からすれば自然と対外に放出される程度のエネルギーでしかないので全く影響はない。そんな彼女へのイメージは『新しいお友達、でも体が大変みたい。とっても心配。』。なんで彼女と繋がっちゃったのかは本人も解っていない。ぽよ!!!
〇あつめて!カービィ
DSで発売されたゲームソフトの一つ、とある巨悪により10体のミニカービィに分割されてしまったカービィたちをタッチペンで操り、世界を救っていく……。みたいなゲーム。吸い込みやコピー能力を封印されてはいるが、10人のちっちゃいカービィがわちゃわちゃしているのは必見。なおマルコのヘイローの形は、この作品のパッケージに非常に似通っている。