「クソが! トリニティのお嬢様がよぉ!!!」
「あ、あたしの、アタシの銃が喰われちまった! まだローン残ってたのに!」
「金持ってる奴からちょっとだけおこぼれ頂いただけじゃねぇか! 血も涙もねぇ!」
うんうん、それは大変だったね……! ちな“おこぼれ”って何かな?
「何ってそりゃちょっと脅して、ちょっとジャンプさせて、持ってる小銭をちぃーっとばかし恵んで貰うんだよ。んで反抗してきたらハチの巣にして気絶させて“貰っていく”。まぁトリニティなせいで、小銭よりも札持ってる奴の方が多いけどな。」
「だよなぁ。でも実入りって点で考えればトリニティに勝る場所はねぇぜ。正実がいるからやりにくいのは確かだが、あいつらを追っ払える力さえあればこれほど美味い狩場はねぇ! マジで働くのが馬鹿らしくなって来るぜ!」
「バイトしてせこせこ貯めるより何倍も効率いいっすもんねぇ!」
あ~、なるなる。確かにトリニティはお嬢様だらけだし、金持ってる子多いよね。
それに一定以上のレベルになると『小銭は重くて持ちたくない』って事と『お釣りで出て来た小銭程度全額寄付出来ないとかお前んち貧乏?』っていうトリニティ独特の謎価値観が炸裂して来るからねぇ。今は普通にお釣りもらうけど、幼稚園児の時はマミィに『万札だして、お釣りは取っときなさいって言うのよマルコ』って教えられたからなぁ。札束もたされて駄菓子買いに行ったのが懐かしいや。……そういや婆やが苦虫噛み潰した顔してたっけなぁ。
「来た頃は確かに、ちと苦労したさ! カモに出来る中学の通学路と、正実のパトロール範囲が被らない場所を探し回ったり、私らみたいでも住める場所を探したり……。メシが安い上に美味いからそこは何の問題もなかったが、勢力圏を確立するまでえらい時間かかったんだよ!」
「最近はカイザーからの資金援助とか、装備の援助とかが何故かあって楽にはなったけど、こういう“情報”は自分の足で調べるしかねぇからな。」
ほへー! そうなんですねぇ! あ、ちなみにカイザーとのやり取り、書類とか残ってたりします? あ、残ってます!? マジか! んじゃちょっと見せてもらってもいいすか? いやちょっと私簿記とかそういうのの知識がありましてね? こういう数字とかが関わるのはお任せってやつなんですよ! ……見せてもらえるっすか! はいはーい! ここの棚っすね!
……うん、やっぱり名義はカイザーじゃないし、多分ブラックマーケットを経由してるな。でも製品は確実にカイザーのものだし、やり取りした記録が手元にあれば“偽造”出来る。彼女たちの話からして、装備の受け渡しを行う人間の存在もいそうだ。後で吐かせて居場所を突き止めた後は芋づる式ってわけ。勿論尻尾切りはして来るだろうけどソコはこの“偽造書類”の出番よ。
先の献金祭りで連邦生徒会はこっちの味方だし、さらに札束でビンタしておけば“違和感”を持ったとしてもスルーどころか『これ正式な書類っすねぇ! 認可ぁ!』さえしてくれるだろう。これがあれば大義名分をもって、カイザーを叩くことが出来るわけだ。ふへへ! 潜入してよかったぁ!
あ、そうだ。ちな今から襲撃するのってどこなんです?
「あ!? 新入りお前話聞いてなかったのか? 桃玉だよ桃玉! あの桃玉マルコ! トリニティの“お貴族様”さ! アイツ頭というか、口がいかれてるのかアタシらの銃を奪ってバリボリ食べる化け物でよ……。コイツなんてローンして買ってあだ名付けてたガトリング喰われたんだぞ!?」
「が、ガーちゃん! キミの仇は私が取るからね……!」
「コイツみたいなのがわんさかいるんだ。トリニティ中に声かけたら、どえらい数が集まったぜ。ほら見ろよこの光景を!」
スケバンのリーダー格の子が、自慢するように手を広げる。
確かに見渡してみればスケバンだけでなく、ヘルメット団も大量に集まっているのが解った。ちゃんと数えてはいないが、200は軽く超えているだろう。全員が以前私によって銃やら装備やらをもぐもぐされた可哀想な子たちで、トリニティの頭を悩ませていた反社勢力だ。
そんな彼女たちが、カイザーによって支給された高級装備に身を包んでいる。まるでこれから戦争でもしに行くみたい、壮観だねぇ。
「今日の計画、あのクソマルコの屋敷にカチ込むって話したらよ! カイザーの奴らも大賛成してくれてなぁ……! 見ろよコイツ!」
新入りの『私』に彼女が指さすのは、背後にずらりと並んだ戦車大隊。その数なんと50台。
その識別証は潰されているが明らかにカイザー系列の製品であり、すべてが現代化改修を済ませた精鋭機といえる鉄の棺桶たち。その光景にはしゃいだように大きく手を振ってみれば、搭乗員であるヘルメット団の者たちが新しい愛車を自慢するように振り返してくれる。
「これだけ用意すればマルコなんか怖くねぇ! 正実が来たとしても圧倒できる! アタシたち全員で! 愛銃の仇を! 傷つけられた誇りを取り返す! お嬢様が地べたに這いつくばって許しを請うのを見るのが今から堪らないぜぇ! だよなぁみんな!!!!!」
「そうだそうだー!」
「ぶっころせー!」
「ガチタンガチタン!」
「銃の仇―!」
「マルコブッコロシテヤルッ!!!!」
ほへー。そうなんすねぇ。みんな元気で何よりです。
まぁ確かにこれだけの人数と装備、しかも戦車も用意すれば負ける戦いなんて滅多にないでしょう。あらかじめ集結地点どころかそれぞれの拠点及び住居が割り出されていて、数日前から対応の為に動き出していた、なんてことがない限りは、成功するでしょうね。
あぁ、そうだ“センパイ”? ちょっと皆さんに言いたいことがあるんですが……。
「このヘルメットの下の顔。勿論見覚えございますよね?」
「「「げぇッ! マルコ!?!?!?」」」
「というわけで各所に仕掛けた神秘加工済みC4総勢3000個、とくとご覧あれ!!!」
19XX年! その日、トリニティは“ぽよの炎”に包まれた!
◇◆◇◆◇
「ふぅ、すっきりしたぜぇ! どうだったハーちゃんにツーちゃん! 綺麗な花火だったでしょ!」
「……なんかもう哀れみが先に来ますね。」
「お前に自重って言葉は……。いやごめん、昔からなかったな、うん。」
まるで超破壊兵器がトリニティに落されたかと錯覚するほどに立ち上る爆炎。それを背後に靡かせながら親友たちの元に帰還する。ハァ~イ! 桃玉マルコだよ☆
なんかセイア様の情報網が私の家近辺に集まる敵集団がいる、って教えてくれたから婆やを始めとしたメイドさんたちと探ってみたんだけど……。とんでもない軍団が集結してて私びっくり! もうこうなったら『そう言えばぽよ様のコピー能力に「ボム」があったよな……、せや!』ってことでお手軽C4を大量発注して神秘を注入。ギリギリあの『オモチャみたいなまん丸ボム』にならない程度に強化したのを片っ端から設置したって感じだねぇ。
爆弾はキヴォトス夏の風物詩、まだちょっと早いけどこういうイベントごとはお友達と一緒に見た方がいいと思ってね? 私の幼馴染であるハーちゃんこと羽川ハスミと、ツーちゃんこと剣先ツルギをお呼びしたってわけです! ……思ったより反応悪いけど。
「よくない? 爆炎の香りがする花火。今ならトリニティお嬢様が誇る48の教養の一つ、EXTREME川柳が読めちゃいそうだよ。」
「なんですかそのトンチキの塊みたいなのは。変な教養作らないでください。」
「……ケドまぁ、壮観ではあるよなぁ。」
そう言いながら未だ立ち上り続ける爆炎を見上げるツーちゃん。
相手が相手だったからねぇ。ウチのグループと敵対しているカイザーの手の者たち、どうせ裏で指図してた奴も観ていただろうから盛大にやりたくてね。ついでになんかこれを見ていたであろうナギサ様の口からお紅茶が飛び出る音や、『加減しろバカァ!』というセイア様の声が聞こえた気がするが、まぁ放置でいいだろう。ティーパーティを通じてあらかじめ爆破予告は出してたわけだし。
まぁほんとはね? カイザー製とはいえ質のいい装備だ。そもそもの神秘が小さいスケバンやヘルメット団たちでも使い込んだ品には神秘が宿る。自身の強化のためにも全員分の装備を無傷で鹵獲したかったんだけど……、手間がかかりそうだったから諦めた感じなんだよね。
「あ、でもでも! 戦車だったりしたらまだ装甲とか残ってるよね!? えへー! 多分美味しいんだろうなぁ! 沢山食べてもっと大きくなるぞ!」
「セリフだけ聞けば可愛らしいのですけれど。……なんでこの人銃火器食べて成長してるんです?」
「諦めろハスミ。マルコだぞ? 考えたら負けだ。」
先日のセイア様とのお茶会の後に、蓄積した神秘がついに規定量に達した私は、その肉体を大幅に強化することに成功した。その一番解りやすい印として、身長の向上が挙げられる。勿論ヘイローの変化もそうなのだが、それが解るのは現状私だけだからね。
とまぁそんなわけで10㎝くらいはニョキっとした私。目の前ででっかくなったのを目撃したセイア様はもちろん、ようやく帰って来た私が何故か成長してて泡吹きかけた婆や、たった一晩だけ目を離したはずなのに幼馴染がめっちゃ身長伸びてたハスミとツルギ。
もうみんなスゴイ驚き様だったもんねぇ。仕方ないけど!
ちな婆やには速攻でまた病院に連れていかれて精密検査。前々から銃とかバリボリ食っていたこともありお医者様も『超健康体過ぎて論文書きたいレベルですけど、一応検査入院してもらってもいいっすか? あまりにもことがことなので……』と言われてしまい、病院でお泊りすることになったんですよねぇ。
なんで色んな所からお見舞いの品を頂いたんですけど、その中にはなんとナギサ様からの贈り物も。しかも一応対外的にはまだ彼女に恭順している私のところに、“同格”の家に送るレベルものが届いてて『さすがナギサ様だなぁ』って思ったりしてました。はい。……これナギサ様流の宣戦布告とかそう言うのじゃないよね? ね?
そんなことを脳裏で考えていると、ハーちゃんが口を開く。
「そうそう、ナギサ様と言えば……。マルコ? 貴女ナギサ様に何しでかしたんですか? 『将来の正義実現委員会のトップ候補との交流』みたいな名目でお茶会に呼ばれましたけど、腹芸に疎い私でも解るレベルでしたよ。敵視されてません? なんか取り込まれそうになりましたし……。」
「あ~、ねぇ? ちょっとその辺りは秘密ってことでお願い。色々複雑すぎて説明できない。というか多分知らない方が色々と都合が良い気が……。」
「だろうな。私も別口で呼ばれたが、“中立寄りのフィリウス分派”という形にしといたぞ。“トリニティの安寧を第一とする”とも。」
「……え、ツルギ?」
ま? いや悪いねツーちゃん。ほんとに。
ツーちゃんことツルギは、戦闘中は特にお口が大変なことになってしまう子ではあるけれど、そのあたりのバランス感覚。こと政治に於いて『自分と周囲の最適な位置関係を維持する』ことに関してはかなり能力が高い。トリニティ有数の家の出である私と一緒にいながら、トリニティだというのに彼女に対する陰口が異様に少ないのもそれを証明する理由の一つになるだろう。まぁ普段からキェェェ! とか言ってるからかもしれんけど。
将来正実に入り、確実に主要メンバーに入るだろうと噂されているのが私達3人だ。私がぽよ様関連のことを思い出す前では2人だったが、それも変わりつつある。自然とその動向は注目され、各派閥からの引き込みが開始されている。ナギサ様もその一環という建前で声をかけたんだろうね。
おそらくちゃんと話せば二人とも“私側”に来てくれるだろう。私たちの関係はそんな安いもんじゃない。でもそうなるとナギサ様側の保有戦力が薄くなってしまうのだ、『マルコ陣営』と『ナギサ陣営』の均衡を保つのならば『正義実現委員会』における私の影響力は少ない方がいい。
(セイアちゃん様もそっちの方が良いって言ってたしねー。)
もちろん裏の深い所で誰にもバレないように戦力の拡充をするのは良いのだが、『目に見えている』場所でのパワーバランスは均等にせねばならないってわけ。
「そういう意味では、マジで完璧な返答だよね。ナギサ様側に付きそうな感じだけど、明言はしない感じで返したんでしょ?」
「だな。あちらも理解しているだろうが、大義名分があれば引き込めるという位置付け、か? そのあたりだろう。……にしても、久しぶりに本気で頭動かして疲れた。」
「なんも言ってないのに自力でソレできちゃうのマジでヤバいよね、さすがツーちゃん♡」
まぁトリニティの武力機関の長に収まる器だ、政治感覚がないと務まらないよねぇって話だ。奇声上げてるだけのクソ強美少女だと思ったのなら大間違いよッ!
あ、ちなみにハーちゃんはその辺りあんまり融通利かない感じですね。いい意味でまっすぐなんですよ彼女。そういう所が大好き♡ もちろんツーちゃんも大好き♡ どうしたらこの愛が伝わる? やっぱ億じゃ足りないじゃんね☆ 今すぐ京用意して来るから待ってて♡
「すぐ金を積もうとするなバカ。……し、知ってるからそういうのはいい。」
「あら~~~! 照れちゃって! カワ(・∀・)イイ!!」
「うっさいっ! とにかく! ハスミも注意しと……、いや無理か。ハスミはそのままでいいよ、そっちの方が変に拗れることもないだろうし。」
「つ、ツルギ!?」
「うんうん、私も同意! まぁね? 私もナギサ様もみんな大好きハッピーエンドしか求めてないわけですし? ほんのちょーっとだけ仲違いしているようなもんですから! なーんにも気にせず青春を謳歌しましょうよ! あ、『コレ』終わったら婆やがおやつの特大パフェ用意してくれてるから。みんなで食べよ? リンゴジュースもあるよ?」
「ま、マルコまで!? い、いや確かにそういうのは得意としませんが……!」
「食べないの?」
「頂きます。」
うぅ~ん! 即答! さっきまで顔真っ赤にしてぷんぷんしてたのに、パフェの話となると真顔になるんだからすごいよね! おかわりもあるからご安心~!
(まぁぽよ様との繋がりが強くなったせいか、私が何か食べてるとあっちからの強い視線を感じて色々申し訳ないんだけども。)
『ぽよ~。ぽよぽよ!』
(こっちから何かお送り出来たらいいんですけどねぇ。)
っと、そろそろ雑談もこれぐらいにしておきましょうか!
「……そろそろだね。準備出来てる?」
「「もちろん。」」
そう返してくれる友の言葉に笑みを浮かべながら、私も銃を構える。
今回の“対反社勢力”との戦いは、降りかかった火の粉を単に振り払うだけのお仕事だった。ナギサ様とは違う、真に私の敵であるカイザーのたくらみを打ち破った形だ。けれど相手のやり方は、現地のスケバンやヘルメット団を支援して襲わせるという酷くリスクの低いもの。幾ら倒してもどんどんとリポップする反社たちだ、明確な対抗策を打ち出さなければ、同じようなことがまた起こるだろう。
これまでの私なら適当に捕縛して正実に受け渡す程度しか出来なかったが……。今は違う。
既に“収容場所”は出来上がっている。
(まだ増築してるけど、連邦生徒会の矯正局よりも厳重な陸の孤島が出来ちゃったんだよね☆ 生徒会を務めてくれる先輩たちも入学済みだし、各種教官も手配済み。後は連邦生徒会から適当な囚人たちを貰って来る予定だったんだけど……。)
自分で用意しちゃっても、良いよね? ってことだ。
私、『学園』の理事長先生だからね。元気な生徒をスカウトしちゃうわけです!
「だからあれだけ爆破してもまだ立ち上がってくる“ガッツ”のある子は、とーっても好き♡」
かなりの量の爆薬を使用したが、ちょっと『ギャグ』に寄り過ぎてしまったのは確か。そもそもキヴォトス民の肉体硬度を考えれば、タフな奴は起き上がって襲い掛かって来る可能性がある。実際、未だ晴れない爆炎の中を探ってみれば、起き上がろうとする個体がちらほら。常人ならば塵すら残らないレベルの爆発だったというのに、頑張るよねぇ。
「んじゃ、掃討開『ppppppp』……おっと失礼電話ちゃんだ。」
「こういう時はマナーモードだろ。」
「ごめんってツーちゃん。えぇっと? ……あぁ!」
誰からと思い画面をのぞき込んでみれば、私の新しい『お友達』の名前。セイア様との秘密のお茶会、それにご招待する予定の彼女からだ。
以前のセイア様とのお話である程度の方針は決まっていたのだが、やはりまだ人手不足が否めない。ナギサ様だけを相手するなら私達だけで十分なんだけど、『本当の敵』はもっと違う大きなものだからね。協力できる人が欲しかったのよ。というわけでセイア様も私も、一人ずつ新メンバー候補をお呼びするってことで決まったってわけ。
わざわざ電話かけてきてくれたってことは……、そういうことだよね?
「はいもしもし~、あ、うんうんマルコだよ! わっぴ~!」
〇改造C4 通称『ボム』
マルコの神秘をその形状が変化するギリギリまで込めた特殊兵装。通常のC4とは比べ物にならない威力を持ちながら『明らかに致死の攻撃だけどなんかいい感じにダメージだけ与える』みたいな能力も保有している。もう少し神秘を込めるとプププ基準になってしまうためとても危険な代物。
なお今回の爆発はトリニティだけでなく、ゲヘナやアビドス、連邦生徒会からも視認できるほど巨大な爆炎が立ち上がったため、関係各所から状況確認のお電話が舞い込んだ。現ティーパーティホストのお姉様方は対応に追われた。ナギサは茶を噴いたし、ミカは若干引きながらもマルコの行動がツボったのか大笑い、セイアはヤケこどもビールをした。おいちい! 飲まなきゃやってられないねぇ!
〇新入生の皆様へ
『聖ワドルディ学園』へのご入学、誠におめでとうございます。皆様にはこれから社会に出ても恥ずかしくない大人になるため、この場所で沢山お勉強してもらいます。ですがまぁ、皆様血の気が多い方のようですので……。在校生代表として、生徒会会長から“オリエンテーション”が始業式終了後に行われる予定です。
ちなみに予行演習としてヴァルキューレ最高学年の皆様が先日体験為されたのですが、会長一人に1分も持ちませんでした。……せめて少しくらいは足掻いてくださいね?
〇聖ワドルディ学園
結局マルコが良い名前を思いつかなかったためこの名前で登録された学園。理事長はマルコだが、内部の運営は他学園からスカウトされてきた生徒会メンバーで行われる(というアピールをしている)。校章はマルコがぽよ様を通じてプププ在住のワドルディさんから許可を取ることが出来たため、ワドルディが片手を上げて挨拶しているようなマーク。現在も大規模な工事が行われているが、一般的な校舎としては既に使用可能。人気施設は最初に完成した特大の映画館。
キヴォトス内外から様々な職の教官が呼び集められ、全て無償でその講義の受講が可能。職業体験なども気軽に参加できるため、いってしまえば学園全体がキッザ〇アみたいなもの。独自貨幣の流通は無いが、成績優秀者にはお給金が発生するらしい。なお一番稼げて一番充実しているのが“治安維持”コース。たまにマルコがハスミやツルギを連れて模擬戦を仕掛けに行くため、経験値がすごいらしい。
ちなみにマルコは把握できていないが、既に一頭身でオレンジ色の謎生命体が数体ほど隠れ住み、小さなカフェを経営している。人気メニューは大きな車のピンクケーキとのことだが、食材や設備などが整っておらず彼らにとって満足のいく品ではないとのこと。わにゃわにゃ。