最強に憧れた鍛冶師(転生者)がダンジョンに潜るのは間違っているだろうか   作:景田

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魔剣作成と下層

今は魔剣を作っている。前に壊れない魔剣擬きとして永氷を打ったのだが、あれはステイタスを刻んだ事による魔剣としての力をスキルに変化した事によるズル…反則である。

 

今回は正攻法で、壊れない魔剣を作ろうではないか!というわけだ。まぁ、失敗した魔剣はステイタスを刻んでとても良いものがあれば保管、その他は売りに出す様にしないと元が取れないんだよなぁ。次のダンジョン攻略までの時間もないし…パーティー組んだから好きに武器を打ち続けられなくなったなぁ…その分ワクワクしたりワイワイ出来るんだけど…予定が合う日が近いんだなぁ…

 

結果は壊れない魔剣は作れなかったが、大体1000回は使えそうな魔剣が作れた程度。他には神秘で色々な属性?を付与して作成した。

 

眷属武器(ファミリィウェポン)】の力を元に付与して作成した魔剣は武器を作り出す能力が生えた。模倣品だったり能力で新規作成した武器のものだったりと幅広い武器を作れる。

 

模倣品は元となった物よりかは劣化している、所詮は偽物だ。だが作成…というより創造した武器は結構使えるのでステイタスを刻んで眷属にして、スキルを獲得した。

 

こんなスキルが1つだけである。

 

武具創造(クリエイトウェポン)

・武具の想像を創造に変える

・模倣品創造

・発現者の武具作成力の丈により効果向上

 

結構良いスキルである。発現した魔剣が武具であるので作成力なんてものは無いのが惜しい…

 

今度は【竜殺し(ドラゴンスレイヤー)】の能力を元に付与して作成した魔剣は倍加の能力だけを受け継いでいるようだ………あれ?倍加だけなら普通に汎用性高くね?と思ったが倍率がたった2倍で自身(魔剣)にしか効果がない。まぁ…元より下がってるし…いつかはそこら辺の武器より早く壊れる魔剣に作用する能力…取り敢えずステイタスを刻んで見てみよう。

 

特に平凡なアビリティの中でスキルが1つだけ。

 

倍加の力(ブーストパワー)

・万物の倍加

・現在の対象は己

 

対象の項目に"現在の"と付くようにどうやら成長途中のスキル、又は対象変更可能なスキルの様だ…それにしても何で倍加の対象が自身なんだろ…

 

取り敢えずこれも取得しとこう。…で、取得して分かったのは対象変更可なスキルっぽいが『枠』が無いから無理みたいな感触?感じだった。多分『枠』が追加され次第対象を設定し、そこから変更が出来ないということだろうか?

 

何とも面倒くさい仕様だぜ…その後、新たに回復させる事が出来る魔剣を作ったり、【最雄冶憬(サイユウヤケイ)】で15倍だとかなんだとか…とにかく倍率を限界まで上げて先程の回復させる魔剣―――回復剣とでも言おうか―――作ってみたら最早アミッドさんレベルじゃねぇのって感じの回復剣が出来た。しかも10万回(誇張)使っても壊れない魔剣だ…スキルは魔剣にしては凄い回復量だけど今のアミッドさんとほぼ同レベルだから要らないのでステイタスを刻んでもスキルは獲得しない。

 

そういえば、アスフィにロケットランチャとかの使い心地を聞いてみたのだが、

 

「下層で使ってみたのですが深層でも通用しそうです。ただ…普段使いはあまりの威力に出来ず、着弾地点に人がいた場合使用出来ないので気を付けないといけません。」

 

とのこと。扱いには注意しないといけないし、頼んでも自主的にもこんな物の量産なんて事はしないと誓おう。アスフィのが壊れたりしたら修復か作り直しって事はするけど。

 

そこら辺の魔剣よりも良いものを異空間に詰め込み、料理や食材、あとは非常食、各種ポーションや解毒剤(どれらも高性能)や作成した魔道具と長期用にテント等やらを詰め込む。

 

事前に時間と場所を待ち合わせ…その日にしっかりと集まった。

 

前衛役のオッタルさん、ある程度リーチのある槍使いのフィンさん、遊撃役のアスフィさん、後衛役とヒーラーのアミッドさん、そのアミッドさんを守る役兼遊撃役の俺…

 

結構良いパーティーなのではないだろうか?後、指揮官はフィンさんである。ダンジョン潜ってから指揮がしっかりしている。後で俺フィンさん直々に習おうかな…指揮のやり方を…

 

オッタルさんは…とにかく凄い。凄く強い。上層とか中層では実力が測れない…何せほぼワンパンだからな…すげぇ〜。下層でもそれはあまり変わらなかった。アイテムボックスにひょいひょいドロップアイテムを入れているが全く休むことは無い…まぁどっちにしろ強化種が生まれる可能性がある魔石は回収しないと危ないんだが…

 

フィンさんはたまーに漏れ出てくるモンスターを槍でブスッ…で終わる。

 

「前衛がLV7だと強いから楽でいいね。」

 

その通りである。

 

「所で、君のその付与魔法(エンチャント)…ダンジョンに入ってから使用しているけど…精神力は大丈夫なのかい?」

 

問題ない、何せ時間経過で魔力に補正がかかるから魔力総量が増え、魔法が行使できる時間が上がる……という永久機関なのだから。それにどうせなら今のうちに補正を貯めまくっておこうという考えだ。

 

「流石は猛者(おうじゃ)勇者(ブレイバー)、武器を使う間もありませんでしたね…下層でも使用する機会が無いとは…」

 

「その腰に着けているものと背中、今持っている物の事ですか?アスフィさん」

 

アミッドさんがアスフィの手に持っているハンドガン、腰につけている超電磁砲(レールガン)、背中に括り付けている噴進弾発射器(ロケットランチャー)の事かと疑問を投げつける。

 

「はい、サンスミが作ってくれましてね。自慢の弟子です。というかそのサンスミは…あぁ、ドロップアイテムの回収ですか。サンスミがいるとドロップアイテムが増えますからね。それにしても…やはり便利ですよねその亜空間…異空間?」

 

どっちでも良いが…この魔法とスキルはとても良い物である!何せサポーター要らずで基本的に無限に入るし…

 

っと、流石にオッタルさんは疲れが出てきているようなので体力回復薬を渡す。

 

「ふぅ…感謝する」

 

…体力回復薬の方が回復薬より早く無くなりそ〜。

 

 

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