最強に憧れた鍛冶師(転生者)がダンジョンに潜るのは間違っているだろうか 作:景田
レベルアップから数日後…俺は中層に潜りどんどんアビリティを上げていった。朝から夕方までダンジョンに潜り、夜に換金して帰り、夜食を食べ睡眠。朝になったら…というリサイクルをずっとしていた。
「サンスミ、ちょっとおいで」
ミアハ様からの呼び出し…なんだろう
ミアハ様…これってッ!!!
「ちょっと狭いし小さいけれど鍛冶場だよ、サンスミが中層で頑張ってくれているからね。これで壊れた剣の分を作って頑張ろう!」
ミアハ様!一生付いていきます!なんならお礼に自分のお休みも兼ねてポーションの作成手伝いますっ!
「はは…ありがとう、嬉しいよ。でも1回剣を作ってみないかい?」
それもそうですね!素材は…アイテムボックスのなかに何か無いかな。
これまでモンスターを倒しまくったので売ってないレアドロップまたは普通のドロップ品等が沢山…ってほどではないがあるはずだ。
まぁミノタウロスの角でいいか。大体5本あるからこれ3本使おう。
炉に火を入れ薪を燃やす。その中にミノタウロスの角を3本を入れ、熱でミノタウロスの角を十分に柔らかくし、ハンマーで叩き形を整える。頭の中に芯となる剣を浮かべそれに沿って鉄を打ち火花を散らし俺の為に剣を打つ。
一応ミアハ様に見てもらいながら作ってみたが十分店に出せる位だった、満足満足。店に出さないけど
銘は【】………何にしよ
「まぁ今すぐ決めなくてもいいんじゃない?それより明日の休日にポーションを作ってみよう。」
―――
「―――うん。サンスミには薬師としての才能もあるみたいだね。」
ははは!やったー!そういえば今日の昼から【
「うん、今からでも行っていいよ。でも夕方には帰っておいで!」
許可を貰ったので本格的に検証を始めようか。
【
カンッ…カンッ……カンッ
ん?何の音だ?【
自身の1割分の体力と精神力を右腕中心にに纏わせる。それを分散で左腕にも………
これで上層最深部のモンスター相手を殴ってみよう…
カンッ……カンッ…カンッ………カンッ
心地良い音だ、よし。
やろうか!
(と、思っていた時期もありました。)
上層のモンスターじゃ相手にならない…中層行くか。
「ブモォォォオ!!!」
中層のミノタウロスを10分の0.5割程度をチャージした拳で一発殴ってみると上層のモンスターの様に弾け飛ばず耐えている。
「ありがたい、丁度いいモンスターだ。」
そこから俺はどの程度のチャージでどの程度の敵は倒せるのか倒せないのか…検証に検証を重ね、魔法…ではなく家事か?
どっちでも良いか。【家事魔法】と書いてチョアーズマジックと読むちょっと抽象的な魔法。
色々とヤバそうな魔法なのだが、今回は雷の属性を主に使っていこう。どうやらこれは対応する家電を思い浮かべると、雷はその形を取り、他の属性を多少使い効果を発揮できるようだ。掃除機の形になった雷を向けて吸い込むイメージをすると風の属性と空間の属性をも同時に使っている感覚が出来た。どうやら雷7割、風2割、空間1割の感じだね。
「
「ブモォォォオ!ブモッ…ブ……ブモッ…」
こんな風に迫って来るミノタウロスにただ光の速さの電光を放電し相手を痺れされる事も出来るようだ…
結構便利だなぁ、ただの放電は精神疲労が起きやすそうだがね。家事の様な事を魔法で使用する場合は精神力は1ミリにも満たない程度で使用出来るがただの攻撃として使用した場合はその限りではないようだ。
と、結構考えにのめり込んでいたので夜に帰ることになった。
「夕方にはって言ったよね、サンスミ君。」
やばい!結構怒っているミアハ様だ!これで2回目…
「まぁ反省しているようだし、不問にするとして…次はないよ?」
「は、はい!」
と、まぁ怒られはしたが次は守ろう(フラグ)
夜食を食べ、ステイタス更新のお時間だ。
すると案の定スキルが発現していた。
【製薬英雄】と書いて『ファーマスーティカルヒーロー』と読むスキル。因みに【鍛冶英雄】の読みは『ブラックスミスヒーロー』…まんまだな。
【
薬の効能と品質の向上、効果は永続し、薬を製作すればするほど効果上昇(加減付き)の他、発展アビリティの製薬と調合発現、製薬をすればするほど発展アビリティ製薬と調合の熟練度上昇、副次効果として調合や製薬のノウハウが身に付き、薬の素材に必要なものまで分かる。
これまた頭抱えるスキルだな…
つまり望んだ薬を作れてその素材も分かる。そして薬を作れば作るほど望んだ薬も作りやすくなる…おまけで発展アビリティ製薬と調合発現…あれだな鍛冶英雄にも鍛冶や彫金の発展アビリティ発現欲しかったな。
まぁレベルアップしたら発展アビリティで出る可能性もない。
やっぱりアビリティ上げて偉業達成だッ!(戦闘狂)
と、急いでる俺を見て心労が絶えないミアハ様の為にエナドリ…の強化版、カフェインとかそういうのではなく、ファンタジー定番の