最強に憧れた鍛冶師(転生者)がダンジョンに潜るのは間違っているだろうか 作:景田
フィンさんにリリルカ・アーデの救出の為の手伝いをして欲しいと頼み込んだ(餌ぶら下げた)後の事。
俺は悪事を暴くだとかどうのこうの言ってたが、今からやるのはソーマ・ファミリアの主神、ソーマに突撃かましてやる事だ。そしてリリルカ・アーデと話をさせて脱退を認めさせる。
「あ、どうもこんにちは…いやこんばんはか。」
「―――誰だお前は」
「ミアハ・ファミリアの副団長【
「―――要件は何だ」
「えーと…ちょっと待ってくださいね。すぐ戻りますんで」
「???」
「【
「?!」
「ほい、リリルカ・アーデ。この娘の話を聞いてもらいたい。」
「え?ここソーマ様の部屋?!さっきまで牢屋にいたのに?!というか助けてくれた人、貴方誰ですか?!」
「ミアハ・ファミリアの副団長【
「嘘でしょ?!ここ夢ですよね?夢なんですよね?!」
「安心しろ、絶対にお前を認めさせて
「え―――」
「―――(なんなんだコイツは)」
ご尤もの意見である。
「リリルカ・アーデの話を聞いて…か。簡単に酒に溺れる子供の話に耳を傾ける事に何の意味がある?」
「ふざけてんのか?『溺れる』んじゃなくて『溺れさせた』の間違いだろうが。アンタは急に底が浅い『足湯』じゃなくて『海』に泳ぎ方も知らないのにほっぽりだして、『溺れてる→クソだな』となるのか?アンタは主神、親だろうが!仮にも眷属、子供がいるんだぞ!責任を持ちやがれ!!!それにな、アンタは下界の子供の醜さは見て理解しただろうがな、そっちより弱さ…存在としての違いを理解しやがれクソボケが。親が子供に酒飲ませるか?それで酒に耐性が出来てもないのに子供が暴れ出す光景を見て失望して…育児放棄って何様のつもりだよ?!」
「神様」
「うるせぇな!…ほらリリルカ・アーデ。ソーマに話があるんだろ?」
「え、え?!あ、いや…その………ソーマ様、ソーマ・ファミリアから脱退したいです…」
「………これを飲んでも同じ事を言えるのなら話を聞こう。」
「よし、ソーマ・ファミリアを潰す。そもそも
「―――」
「いえ、飲みます。飲ませてください、リリをこんなにも信じてくれる人に証明したいんです」
「え…それで良いの?普通に飲まなくても大丈夫だよ?」
「リリより3歳しか違わないサンスミ様がこんなにも頑張ってリリの為にここ迄して下さるんです。リリが覚悟を証明しないでどうするんですか!」
「お、おおぅ」
リリルカ・アーデは何時も何時も期待を裏切られた。けれど年の近い男がこれ程自分自身の為にしてくれるのなら…期待してしまう、期待したいと思う。自身は期待しているし、彼に期待"されている"のなら望むだけではなくその期待に応えたい。例え出会って数日の関係だったとしても
神酒を飲んだ瞬間はとても眩暈がする程に気持ち
「リリを脱退させてください!!!」
「?!」
ソーマはとても驚いた。自身が作った神酒を飲み、酒に溺れず呑み込まれず、自身の意思をきちんと証明した。これでリリルカ・アーデの脱退の許可が貰えると思った所に…
「これd「おいアーデ!何をしている?!」」
そう、このソーマ・ファミリア団長のザニスが邪魔しに入ってきた。だが今の主神、ソーマはリリルカ・アーデに心を動かされた後…
「黙れザニス」
「!?」
当然、大事な場面に入った
「り、リリを………脱退させて…くださ―――」
「…酔い潰れたか、だが俺の酒に溺れなかった。」
「つまり?」
「リリルカ・アーデの脱退を認めよう。」
よし、これでこっちは大丈夫…後はフィンさんに丸投げしよう。
『テステス…ミアハ様?今話できます?』
『お、久しぶりだな?【主従念話】での会話は。で、話は出来るけどどうしたんだい?』
『今ソーマ・ファミリアに直談判しに来てるんですけど、一応リリルカ・アーデをファミリアに入団出来るか出来ないかの確認を…』
『ふむ、一応団員は増えてきてはいるが…まだまだ団員は欲しい。あの娘ならば歓迎しよう』
『ありがとうございます』
「あー…ソーマ様?」
「何だ」
「今から大体直ぐにロキ・ファミリアとかガネーシャ・ファミリアがソーマ・ファミリア内部の調査すると思うんで…頑張ってください」
「…スーーー…分かった、情報感謝する」
酒造りが趣味なソーマ神には、面倒事なんて嫌なのだろうが、是迄ファミリアの管理を怠っていた罰だ。
「アーデの脱退は終わった、お前に渡そう。それとザニス、後で話がある。」
「は…」
「ザニス」
「は、はいッ」
数日後
「本当に良いのかい?リリルカ・アーデ」
「はいミアハ様。リリはミアハ・ファミリアに入団したいのです」
「分かった。では…サンスミ、あの槍を―――」
「槍?」
「あぁ、お前が入団する時のプレゼントに…リリルカ・アーデ。この槍の名は【
「【
「これお前専用だから、お前以外使えないの」
「ッ!」
何を言っているんだこの人は…リリルカ・アーデはまだ入団する前だ。入団した後はまだしも入団する前にリリルカ・アーデ専用の槍を作るとはバカなのか…とリリルカ・アーデは考えたが、貰わないのは失礼と考え手に取った。
因みにこの
LV.???
力:???
耐久:???
魔力:???
《魔法》
【
・幻想魔法
・詠唱式【持てば必勝、血に飢えている、だから殺戮、全てを貫く、投げれば稲妻、だから雷霆、全てを焼き、白き雷光を轟かす、されど幻想、ならば降ろし創造せよ】
【
・凶猛魔法
・詠唱式【狂え狂え、水に浸かりし魔槍よ、三十の鏃、付けし傷は不治である、防御は貫通、それは雷霆の如く、魂を貫く魔槍である、神々すら恐れる凶猛を解き放て】
【
・燃毒魔法
・詠唱式【燃える槍、鎮め火、それでも燃える、ならば毒液塗らせ、血で塗らせ、さすれば御する事が出来るだろう】
《スキル》
【
・聖女認定
・武器帰還
・格納聖女
・依存恩恵
・
【
・挑戦時、力の超高補正
・瀕死時、耐久の超高補正
・逆境時、器用の超高補正
・単騎時、敏捷の超高補正
・勇敢時、魔力の超高補正
・凶猛時、全能力の超高域補正
・一定範囲内の聖女の同族数により聖女と同族に超高域補正
・補正、範囲は聖女の勇気依存
【
・聖女に【ヘル・フィネガス】の発現
・聖女の全能力に超高域補正
「うむ、では…」
リリルカ・アーデ
Lv.1
力:I16
耐久:I19
器用:I57
敏捷:I21
魔力:I43
槍士:S
《魔法》
【シンダー・エラ】
・変身魔法
・詠唱式【貴方の
・解呪式【響く十二時のお告げ】
・変身像は詠唱時のイメージ依存
・具体性欠如の際は失敗
・模倣推奨
【ヘル・フィネガス】
・凶猛魔法
・詠唱式【宿りし我が凶猛を解き放て】
・全能力の超高域強化
【ナイト・オブ・フィアナ】
・聖女魔法
・詠唱式【響く戦の開戦】
・解呪式【響く戦の終戦】
・全能力の超高域強化
・人格の一部改変
《スキル》
【
・一定以上の装備荷重時における能力補正
・能力補正は重量に比例
【
・早熟する
・才能回帰
・アビリティの常時限界突破
・発展アビリティ槍士の超高域発現
・魔眼浸透の丈により効果上昇
【
・叫喚時、伝播機能拡張
・伝播願望の規模に比例
・戦争時、伝播拡張は戦争規模に強制比例
・同眷属に、遠隔感応可能
・小人族に、遠隔感応可能
【戦の乙女】
・全能力に超高補正
・戦争時、更に全能力に超高補正
【単騎突撃】
・単騎時、全能力の超高域補正
・一番槍実行時、更に全能力の超高域補正
【
・
・全能力に超高域補正
・濃淡の丈により効果上昇
・魔眼浸透の丈により凶猛耐性上昇
(ほぅ、サンスミのと同じ、成長補正の早熟系統…それと
「え………何ですかこのスキルと魔法は?!これ本当にリリのステイタスですか?!ねぇねぇミアハ様?!」
「あぁ…それは本当にお主のステイタスだ。所でサンスミ、あのステイタス…」
「あー…『実はリリルカ・アーデはフィアナの生まれ変わりなんだよね』」
「なっ?!『それは本当か?あのフィアナ騎士団団長の聖女?
『因みにロキ・ファミリアのフィン・ディムナも2代目フィアナ騎士団の団長のフィンだね。』
『оh…』