Fate Staynight The GrimReapers 作:怪人k
更新遅れて申し訳ないです。
それではどうぞ
「・・・・転生したが・・・・まさかいきなり災害に巻き込まれるとは、・・・・ツイてないな・・・・」byハンク
SIDE ハンク三人称
雷神トールの物理学を侮辱するような無茶苦茶な転生が成功しハンクは瓦礫の山の中で佇んでいた。
「・・・・なんでさ」
ハンクが思わず今はなきこの世界の主人公の口癖を呟いてしまうほど彼は困り果てていた。
今現在彼の周りは、瓦礫の山と燃え盛る街並みが広がっていた。
「・・・冬木の大火災か、・・・」
四次聖杯戦争後半の余波で起きたこの惨事は、冬木市大火災又は冬木市災害と呼ばれるものである・・・・・・・
つまりハンクはFate zero終了後Fate Staynight開始10年前に転生してしまったのである・・・・・
「トールの奴め中途半端な時間軸に転生させてくれたな・・・・・もう少し早ければ第四次聖杯戦争に介入出来たものを・・・・・」
しかしハンクは、即座にその考えを否定した。
「・・・まぁこの体で介入は、無理な話か・・・・」
何故なら今のハンクは、 小学一年生つまり7才の子供の体になっていたのである
「・・・やけに目線が低いと思ったら幼児化しているとは、」
ハンクは、近くに落ちていた割れた鑑の破片で自身を見た。
「・・・なんでさ」
ハンクの服装は汚れた子供服だったそして容姿は、と言うと本来の茶髪ではなく黒髪で人種も白人ではなく東洋人つまりは、日本人で眼鏡をかけていない幼児化した遠野 志貴のような見た目だった。
「・・・なんと言うことだこの世界に同じ容姿の人間が三人入ることなってしまった。」
残りの二人は、[月姫]の遠野 志貴と[空の境界]の黒洞 幹也である。
見た目はともかくこの体格では、第四次聖杯戦争に介入したとたん死ぬ羽目になっていただろう。
『おーい!聞こえるかー?』
「・・・トールか?」
突然ハンクの頭の中でトールの声が響いたどうやらテレパシーのようなものだろう。
『おお、聞こえているようだな』
「・・・トールこれは、どういうことだ?」
『すまない。久しぶりの転生だったから時間軸とお前の年齢設定をミスっちまった』
(・・・ミスの範囲じゃないだろう)
「・・・トール今の言い方だと容姿の設定はミスじゃないと言うことになるぞ?」
『ああ、名前が士貴だから見た目は、志貴にしよう思ってな。俺からのサービスさ!』
(・・・余計なことを)
見た目を気にしないハンクにとっては、トールのサービスは要らぬ節介なのである。
『あとお前の中の原作知識を消すまでは、いかないがうやむやにしておいた』
「・・・理由は?」
『そっちの方が面白そうだからな!!』
(・・・あとで処刑の練習台になって貰おう)
『まぁ俺からは、以上だ。あとはお前の自由だ頑張れよ~』
そしてトールの声が聞こえなくなった。
「・・・録な神じゃないな・・・」
このまま此処にいてもしょうがないのでハンクは移動を開始した。
幸い身体能力は前と同様とは、いかないが同年齢の子供以上成人男性未満くらいは、あり瓦礫の山をアスレチックのように乗り越えて行った。
途中瓦礫に挟まれた人間を見つけたハンクは救助をしたりした。
このおこないは、生前のハンクからは、考えられないことである。これも訓練世界の修行のせいかである。
(・・・俺も甘くなったものだな)
その後も人命救助をし助け出した人達を近場の避難所
に運びこんだハンクは、これで自分の役目は終わったと悟りその場を離れた
一段落ついた頃ハンクに助けてもらった人達がハンクに礼を言おうとあたりを探したがついに見つけることは、できなかった。
SIDE 衛宮 切嗣
数時間生存者を探しやっと助けることが出来たひとりの少年を病院に運んだ後僕は再度生存者を探しに燃え盛る街に向かった・・・・・
しかし現実は残酷で先ほどの少年以外生存者を誰ひとり見つけることが出来なかった・・・・・
「正義の味方を目指してこの様か・・・ははっ、とんだお笑い草だな・・・・」
結局誰ひとり見つけることが出来なかった僕は、せめて何か手伝えることがないかと避難所に向かった。
僕が避難所の手伝いをして疑問に思ったことがある
まず、避難所にいる人達がパニックを起こさずに落ち着いて行動していること普通このような災害が有ればパニックを起こし落ち着くまでに時間が掛かるものなのに皆が冷静に行動していたのである。
次に疑問に思ったことは、怪我の手当てをしようと怪我をしたと思われる人達の所に向かったが僕が手を出す必要が無いほどの完璧な応急処置が施されていた。
だが僕が見たところこの場にその様なことが出来る技術の持ち主は居なかった。
不謹慎だと思ったが気になってしまった僕は、避難所
の人達に聴いてみた
そして僕の疑問は、驚愕に変わった・・・・・・・
なんとこの避難所の人達の殆どがとある人物に助けられ尚且つその人物に怪我人は、応急処置をしてもらったとのことだった。
「瓦礫に挟まれて身動きが取れない所をあの子に助けてもらったんです!」
とある女子高生の言葉
「年老いて体が思うように動けないこの老いぼれをあの坊やは、おぶって此処まで運んでくれたのじゃ」
とあるご老人の言葉
「うちの娘が瓦礫で怪我をしていくら抑えても止まらない血をあの少年に止血してもらったんだ」
とある娘を持つ父親
「お兄ちゃんは、ヒーローだよ!!」
とある怪我をした少女
あの子、坊や、少年、お兄ちゃん、と様々な呼ばれかたをされている人物は、年端もいかない子供と聞いた僕は、さらに驚いた。
避難所の人達が落ち着いていたのもその少年の落ち着いた行動を見習ったものらしい。
僕以上に人を救った少年・・・・・・・・・・・
その少年に僕がなれなかった正義の味方の片鱗を感じた。
僕は、是非ともその少年に会いたいと思い避難所の人達にその少年の居場所を聴いたが彼等のを此処に運んだ後姿を消したらしい。
数日後、火災による被害が落ち着いてきたところで僕は、その少年を探す為に街を練り歩いた。
幸いその少年は、避難所の人達以外にも人命救助していたらしく目撃情報は多々あり僕は、その少年が生活の拠点として使っている河川敷に来ることが出来た。
「あの子か・・・・・」
早速その少年を見つけることが出来た僕は、その少年の元へと向かった。
SIDE ハンク三人称
避難所をあとにしたハンクは人命救助をしつつ自身の拠点を築いていった。
拠点といっても河川敷に拾ったビニールシートでテントを作っただけの物だが生前サバイバル生活を経験したハンクには、それで十分だった。
現在ハンクは、昼食として河川敷で採った山菜を川の水で満たした拾った鍋に入れ自身が起こした焚き火で茹でて山菜のおひたしと河川敷で捕まえたガマガエルの串焼きを食していた。
「・・・フム、やはりカエルは鶏肉のような味わいだな」
ガマガエルの串焼きを頬張るハンク・・・・
「・・・おひたしも良い出来だ・・・・・ハァ、これで豆腐が有れば文句は無いのだが」
残念ながらこの場に豆腐も豆腐を作るのに必要な材料も器材も無い
「・・・まぁ、食えるだけマシか、」
ハンクは、再びガマガエルの串焼きにかぶり付いた。
「ちょっと良いかな?」
背後から声をかけられた。声の主は先ほどからハンクを監視しておりハンクも気付いていたがその人物から殺気を感じなかったのでハンクはほったらかしにしていた。
「・・・何の用かは、知らんがとりあえず座ってくれ」
ハンクは、瓦礫の山から見つけ私物にしている椅子のうちの1つを指さし声をかけた人物に座るように促した。
「じゃあ、お言葉に甘えて失礼するよ」
声の主が座るとハンクはあらためてその人物を見た。
年齢は、30代後半から40代前半の間スーツにコートという冬場のサラリーマンのような出で立ちの男性でハンクは彼の正体を知っていた。
(・・・・衛宮 切嗣・・・・)
トールによってあやふやにされたハンクの原作知識でも覚えている人物で原作では主人公、衛宮 士郎の養父にあたる存在である。
(・・・たしか魔術師で通り名は、・・・・・ダメだ頭の中に靄
がかかったみたいで思い出せない。)
どうやらトールのせいで記憶がうやむやになっているようだ
(・・・まぁ良いとりあえず話を聞こう)
しばらくハンクと切嗣は、無言でいたが先に話始めたのは、切嗣だった
「君が冬木の救世主かい?」
冬木の救世主・・・・・・・・・・
ハンクが今回の火災で数多の命を救った為に付けられた。通り名である。
「・・・救世主?そんな大それた存在では無い助けたのは、ついでだ」
「いや、君が人を救ったことに変わり無いさ、・・・・・・ところで君はその技術をどこで身に付けたんだい?」
その技術とは、怪我人に施した応急処置と現在進行形のサバイバル技術のことだろう。
(・・・流石に転生云々の話は不味いな切嗣には、申し訳ないが此処は嘘をつくか)
「・・・解らん気がついたら出来ていた。」
「気が付いたら?・・・・・ッ!君は記憶が無いのかい!?」
「・・・ああ、名前以外親も家の住所もすべて・・・・」
「そうか・・・・・すまない、聞かれたくないことを聞いてしまって・・・・」
「・・・いや、気にするな・・・・ところで・・・・・食うか?」
ハンクは、ガマガエルの串焼きを切嗣に差し出した。
「い、いや遠慮しとくよ」
切嗣はきっぱりと断った。どうやらガマガエルの肉は苦手と見える。
「そんなことより君はこれからどうするんだい?」
「・・・まだ未定だ」
まだ今後のことを決めていなかったハンクは正直に答えた。
「今の君には、3つの選択肢がある。1つはこのまま此処に留まる。2つ施設で生活する。3つこの知らないおじさんの家に来る。さぁどうする?」
(・・・1つ目は、無しだサバイバル生活に不満は無いが豆腐が食えないことには、耐えれそうにない。2つ目の施設は、刑務所みたいだから勘弁願いたい、なら必然的に此処は3つ目を選ぶか)
「・・・あんたが迷惑でなければ世話になる」
ハンクは切嗣の養子になる道を選んだ。
「それは良かった!早速僕のうちに来ないかい?」
切嗣は、嬉しそうにしていた。
「・・・ところであんた名前は?」
此処まで話ておいて自己紹介をしていないことに気が付いたハンク
「ははっ、すまない君との話に夢中でつい忘れてしまったよ」
「・・・気にするな俺も名乗って無いからな」
二人は遅めの自己紹介をした。
「僕の名前は、衛宮 切嗣・・・・・・・・・・魔法使いさ」
(・・・このセリフわけを知らない人から見れば残念な奴だよな)
「君は?」
切嗣がハンクの名前を聴いて来た。
「俺か?・・・・・」
ハンクは静かに笑いながら名を名乗る
「・・・・・俺の名は、士貴・・・・・・・ただの死神だ」
これが死神と魔法使いの出逢いである
急いで書いたので駄文になってしまいました。
改めてすみません。
次回は出来るだけがんばります。
PS 三人称視点で個人を書くとき名前+三人称にしました。ややこしくしてすみません。