壮麗な鴉は高く跳ぶ   作:おくた

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凛八………やっちまったなぁ…


異変と会議

ラウンジ兼自室のソファにドカリと座ると電話かける

 

凛八「…喜助…今いいか?」

 

喜助「お久しぶりすね…凛八さん」

 

凛八「おう…喜助正直君ともっと歓談したいのだがそう話してる時間はない」

 

喜助「凛八さんに言っていたこちらで戦闘になりそうだ…という件すね…」

 

凛八「そうそう この前参考で送った資料あの結界…作れるか?」

 

喜助「可能すなんだったらよくこんなの作れましたね」

 

凛八「理論上の話だけどね」

 

喜助「いや〜さすがっすね」

 

凛八「お前のほうがうまくやるだろ?俺はお前の腕のほうがいい身をもって知ってるからさ何年の付き合いだと思ってんだよたく」

 

電話の向こうでは笑っていた

 

喜助「あと…凛八さんちょっとよろしくないことが…」

 

凛八「…?どうした?」

 

喜助「凛八…あなた…強くなってますよ」

 

凛八「だろうな…」

 

喜助「理由はお分かりなんですね…凛八さんこのままだと今の「刀」を握れなくなりますよ」

 

凛八「…そうか…ということわけら…」

 

喜助「…今の煙草では間に合わなるっす」

 

凛八「…人間もどきじゃなくなるのか…」

 

喜助「そうす」

 

凛八「…」

 

喜助「凛八さんは離れたくないでしょう」

 

凛八「…喜助この前のあの薬ひょっとして…」

 

喜助「劇薬す…凛八さんの中にある霊圧ではない何を抑えます」

 

凛八「副作用は?」

 

喜助「…感覚の一部が鈍化します…凛八さんの場合タバコでもう症状がでてますからそれか悪化します」

 

凛八「痛覚か…わかった」

 

喜助「凛八さん…まだ深刻じゃありませんから薬はしばらく先にでも問題ありません」

 

凛八「それが聞けただけでも嬉しいや…そんじゃあな」

 

喜助「はい いつでも連絡待ってます」

 

凛八は電話を窓に映る自分を見た

 

凛八「…はぁ…人間もどきか…浮竹…僕はね…まだやることがあるんだよだからまだ逝けない」

 

窓に移る自分に投げかけた

 

凛八「…風呂でも行くかぁ」

 

凛八が入ってますという札を出すと露天風呂に入る

 

凛八は湯に浸かりながら肩を動かした

 

凛八「…肩凝りが出てきたか?僕も年かな……はぁ…まったく勝手に来たね 天ちゃん」

 

天花「こんばんわ凛八さん」

 

とタオルで前を隠した天花がいた

 

凛八「こんばんわというか…札出してたはずだけど?」

 

天花「はい出てましたね」

 

凛八はこれまでにでかいため息をつく

 

凛八「天花さん…一応言っときますけど僕男だよ?」

 

天花「凛八さん前に伝えましたのね?」

 

凛八「あぁ…と…(……いやいや距離詰めてくるの早くない?!君!)」

 

天花「…」

 

凛八「…どうした」

 

天花「凛八さんの腕」

 

凛八「?あぁ、綺麗に再生してるだろ?」

 

天花「…それって大丈夫なんですか?」

 

凛八「大丈夫だって…」

 

天花「いいえ…凛八さんが…」

 

凛八「本当に聡い子だね…そうだよ…僕の体質というか僕達は半分人間で半分が人じゃないのは知ってるよな?」

 

天花「たしか霊圧ですよね」

 

凛八「そ…でも俺にはもう一つの特異体質がある…」

 

天花「それが、」

 

凛八「適応進化だ」

 

天花「それのどこに凛八さんの体質に」

 

凛八「この力は制御出来ないこのまま行くと僕は現実世界で生活ができなくなる 人ではなくなってしまう これまでしてきたツケだ」

 

天花「じゃあ凛八さんは戦ってきたから」

 

凛八「いやそもそもこれは能力の覚醒させてたことで際に副次的になったんだ覚醒した能力に適応進化ていう倍加するボーナスついてこうなった感じだな…これまで適応進化はこれまで抑制してたんだけど何で今になって少しずつ…」

 

天花「適応進化が進む条件は何になるの」

 

凛八「致命傷とかかな僕にもそれ以外の原因がわからないからちょっと探ってもらってる 何とかなるさ…何とかならなかったら…神様は「お前一生戦って苦しめ」てことを理解しておくよ…散々やってきたんだ神様に嫌われても文句はないさ」

 

天花は凛八の隣に近付いてくる

 

天花「わたしは凛八さんが好きですよ。いつもわたしたちのことを考えてくれて」

 

凛八「面と向かって言われるとこっぱずかしな なんか とりあえずそれが僕の体質だよ…天ちゃんもう話し方は敬語はなしでいいよ…もう気にしないから」

 

天花「わかったありがとう あと話してくれて…」

 

凛八「不和を招きたくないだけだよ」

 

天花「…じゃあ…凛さんで…」

 

凛八「懐かしい呼び方だな」

 

天花「いや?」

 

凛八「そんなことはないさ」

 

天花「凛さんは…どうして…自分を大事にしないんですか?」

 

凛八「なぜそう思う?」

 

天花「前の八雷神の戦い方もそうだし…それに…最期まで遊び尽くす。まるで死ぬことを」

 

凛八「…恐れないか…」

 

天花「うん 違和感を感じたの 凛さん…自分が傷つくことを恐れてないように見えました」

 

凛八「少し弱音を言うとね…僕は自分を罰してくれる存在が欲しいのかも」

 

天花「…」

 

凛八「僕は親友を殺して…戦友を殺して…そして…これまで多くの人たちを手にかけてきたそんな人間いや…中途半端なろくでなしにの…僕は…たぶん自分を罰してくれる存在が欲しいのかもしれない…自分だけ生き残ってしまった罪悪感だろうか…」

 

天花は驚いた凛八の弱気な一面にそして凛八の苦しみが天花は凛八を抱きしめていた

 

凛八「…」

 

天花「凛さんもう十分ですよ…」

 

凛八「ありがとう少し楽になった」

 

天花「それじゃあ」

 

凛八「…え?」

 

天花「♡」

 

凛八「…は?え?ちょっと待」

 

その後肌がツヤツヤになった天花に対して凛八は疲れ切っていた

 

天花「んー!スッキリ!」

 

凛八「あぁ…↓風呂チュンだぁ…喜助が聞いたらなんていうか…」

 

喜助(凛八さんもやりますね!)

 

凛八「あいつなら絶対言うし…夜っちゃんは絶対弄ってくる…」

 

天花「そう言えば凛八さん会議でるの」

 

凛八「出たくないけど出ないとな…」

 

天花「なんでそんなに憂鬱…」

 

凛八「続きは上がって話そう…」

 

着替えて廊下移動する

 

凛八「色々しでかしたことを知られてる女が二人いるんだよ…いや…4人か…」

 

天花「…へ〜 気になるな〜」

 

凛八「目が笑ってないんですけど……黒歴史だよ…僕の…魔防隊創設時から、りうさんと他は恋ちゃんと風ちゃんとあとはいろいろだ…あと…今年一年間は勝負はだな 魔防隊に大きく梃入れしたいけどね…昔のしがらみというのが面倒だな陰陽寮がいるから動きづらいそれを考えながら八雷神の迎撃体制の構築…後進の強化…結界の強化」

 

凛八は立ち上がるとまとめた資料を天花に渡す

 

天花「これは?」

 

凛八「過去にまとめた資料だ…あとは最近の調査報告書」

 

天花「これ全部一人でですか?」

 

凛八「そうだな…陰陽寮が喉から手が出るほど欲しくなるものも入っていばこれ一つで国がぶっ飛ぶほどの証拠もある。なぜ天花…これを君に託す…うまく使って…天花…敵は醜鬼だけじゃない…覚えてて陰陽寮以外にもいるよ…厄介な連中はね…」

 

凛八はそうぼんやりつ呟く

翌日

 

京香「…凛八さんも、来るんですか?」

 

凛八「うん…そこで申し訳ないけど優希君ちょっと影を借りるね あ…そうそう…山城恋は気をつけて…あの子昔から性格にちょっと難があるから」

 

優希「え?」

 

凛八は優希の影に隠れた

凛八の仮説は…組長格の確認である

一番組組長:冥加りう

二番組組長:上運天美羅

三番組組長:月夜野ベル

五番組組長:蝦夷夜雲

六番組組長:出雲天花

七番組組長:羽前京香

八番組組長:ワルワラ・ピリペンコ

九番組組長:東風舞希

十番組組長:山城恋

 

凛八「…5人はないとして陰陽寮とズブズブな奴がいないか確認だな…」

 

凛八は影から組長の面々を確認する

 

凛八「(この2の娘はないね…真っ直ぐな娘やからたぶんあの連中とは組めへんやろな…3の娘は…たぶん無理だろう…8の娘は8………京香信奉してるからまぁ大丈夫だろうけど…)それにしても…はぁ」

 

優希を凝視する恋のまえに姿を現す

 

凛八「おいおい俺の弟分に随分ご挨拶な視線を向けるようになったじゃないか…」

 

その声に恋・りう・風舞希はかたまる…

静寂を斬りさく張りのある声黒い袴に着物そして白い羽織の上に女物の着物を羽織った青年が優希の背後から現れる

 

恋「!」

 

優希「!志島さん!」

 

夜雲「志島?」

 

凛八「まるでお化けをみたような反応だね」

 

りうは近付いてくると頭を殴る

 

凛八「いで」

 

りう「まったく…大遅刻だぞ …バカタレ」

 

凛八「わるいな招待メールも手紙が届いてなかったもんでね…」

 

りう「その憎らしい顔はかわってないんだね」

 

凛八「あなたもだ…随分たったがあなた昔と変わらずのじゃじゃ馬のお嬢さんだ…」

 

りう「よしてくれ…そうだ凛八…敏彦が逝ったよ…」

 

凛八は目を見開く

 

凛八「…そっか…敏坊はもういないのか…そっか…そうか

教えてくれてありがとう 」

 

と凛八は少し考え

 

凛八「あいつなんて言ってた?」

 

りう「俺は人として立派なれたましたか、て」

 

凛八「…立派だよ…僕よりも格段に…人として最期まで生き抜いたんだ…僕の誇りだ…今度墓参り行かないとな…敏坊お前の言葉確かに受け取ったぞ…」

 

りう「そうしておくれ」

 

凛八「慣れないものだな…自分より後に生まれた人間が僕を置いってしまうのは…」

 

凛八は頭をおさえた

 

風舞希「凛八…」

 

志島は風舞希の前へいく

 

凛八「あとで話そう」

 

風舞希「そう…ね」

 

凛八「君も変わってない…何度か連絡取りたかっただけでごめんね…できなかった…それに時間ならたっぷりあるから話そう」

 

凛八はいつもの笑みを浮かべた

 

恋「なぜ…今になって…ここにいる凛八」

 

凛八「…すまない…色々あっておくれた何とかこっちに飛んでこれたけど、とりあえず俺は仕事をするために帰ってきた…」

 

恋「…仕事をするたびに今は自分の手を血で汚しているの?」

 

「!」

 

優希「…凛八さん…もしかして、」

 

凛八「はは!恋ちゃんなにかいいことでもあったかい?」

 

と志島は笑う

 

恋「あなたを殺そうとした奴ら誰か知ってるんでしょ?」

 

凛八「言えば僕たちは下手をすれば敵同士になる…それどころかここにいる奴らが同士討ちのようなことをすることになるけど…それでも聞けるのか?これは僕の分野だ…落とし前つける…それに…君たちに重にとこんな薄汚い業を背負わせたくはない…」

 

凛八の顔からは笑みが消えていたそして…話し方も変わっており、声は何処か感情が乗っていた

 

恋「相変わらず…ずるいセリフを言うのね…」

 

凛八「こういう汚れ仕事は僕だけでいいそれに同士討ちになれば小躍りするのは連中いくらでもいる…」

 

凛八はそういい終わると窓の横にもたれかかる

 

恋「…また…苦労かけるわね」

 

凛八「今更だろ?それに誰かに振り回されるのは慣れてる」

 

凛八は恋の近くの机に腰掛けて笑う

 

恋「そういえばあの能力どうなったの」

 

凛八「規模が広がったことで技を使うたびに全員退避〜」

 

恋「効率わるくなってない?」

 

凛八「いや…むしろ上がってる だって、俺の必中必殺の技できたし」

 

優希「なんすかそれ!」

 

凛八「聞きたいか?!」

 

優希「ぜひ!」

 

親指で首を横に引いた

 

凛八「必中必殺の技は首を掻っ切るわざだよ どんな防ぎまた避ける能力があろうとそれを貫通してダメージを与える能力がね〜」

 

恋「凛八」

 

凛八「ん〜?」

 

恋「十番隊にこない?貴方なら大歓迎よ」

 

凛八はニカッとわらうと優希と肩を組むと京香のいすの背もたれ手をかける

 

凛八「僕は後進メインなんでね。こう言うやつに戦い方を教えてやりたいんだよ生き残る方法をそしてぼくのような失敗しないように背中を押してやる…それが、生き残った僕の役割だ そうだろ?」

 

凛八は天花に笑いかけると天花は微笑み返す。京香と優希も笑みを浮かべる

 

恋「わかったわ…今回は諦めるわ あと自己紹介お願いできるかしら」

 

凛八「それもそうだな志島凛八だ死に損なった剣士だよ…そして今は7番隊の寮でラウンジのマスターをしている」

 

恋「…凛八はこの中で誰よりも誰よりも年上よ幾つになったの?」

 

凛八「今年で152だな」

 

美羅「は?!」

 

夜雲「いやどうみても…」

 

恋 優希 天花 京香 風舞希 りう以外目を見開くベルとワルワラはひどく驚いていた

 

美羅「嘘だろ!どう見ても」

 

恋「本当よ 彼は私たちの名でも遥かに年上でそして多くの醜鬼と害なすものを葬ってきたのよ?それに…彼はりうさんよりまえの対魔都部隊にいた歴戦の士よいえ…最狂といってもいいわ」

 

その言葉に木乃美は目をかがやかせ

 

凛八「なんか漢字が違うような…」

 

優希「会った時は同じ歳か少し上かと思ったけど…」

 

凛八「じじい!だよなぁ〜わかるよその気持ち、でもまぁじじいぽく見えないのは僕の生き方が原因だしね好奇心に逆らわないというのが僕の生きたかた」

 

風舞希「そういえば貴方浪漫中毒者でバトルジャンキーだっわね…」

 

凛八「そうそう!」

 

恋「あと若い女の子て手を出すことかしら」

 

凛八「…え?」

 

恋「首の横についてるわよ…歯型」

 

凛八「…まいったねぇ…まぁそれはそれとして…ごめんねさきにやることがあったわ…りう悪いけど木乃実さんを僕の後ろに…」

 

りう「はぁ…ほどほどにな」

 

木乃実「?」

 

凛八「いい子だから俺の後ろにいなそれとベルさんだけ?君も」

 

ベル「?は はい」

 

凛八「警告しておくよ…僕の嫌う組織と同調した場合そして…僕の家族に手を出した連中は即刻…殺すよ…」

 

優しい笑みだが口調だが被っている笠を上げると志島の虚ろな瞳に優しい笑みに口調に何人の組長たちは混乱するが驚きに変わるそう、そして空気が一気に重くなる一部の人間以外を除いた全員その場から動けなくなっていた。凛八は怪しく笑った

 

木乃実「(後にいてもこのプレッシャー、師匠がいってたこの人が最強の…)」

 

ベルはさらに怯えてしまった

 

凛八「フフ…ごめんねちょっと意地悪しちゃった 二人とももういいよ」

 

凛八は恋にそう優しく告げる

 

木乃実「は はい!」

 

凛八「ごめんね…怖がらせちゃったね…」

 

と飴をわたした

 

恋「悪戯好きなのは相変わらずね」

 

凛八「恋ちゃん動けただろ?」

 

恋「えぇバッチリね」

 

凛八「…なんだ〜また失敗か〜」

 

と凛八は残念そうに笑う

 

?「凛八の後輩たちとは面白い子たちね」

 

と突然の知らない声に驚き視線をやると艶やかな眼帯をつけた花魁がいた夜雲は目を輝かせていたが視線には別のものをはらんでいた

 

お花「一応この娘なんでこんは顔をしてるんだい」

 

凛八「気にしたら負けだとおもうよ…出てきていいのかい?お花さん」

 

京香「お花…?!凛八さんの、刀!」

 

優希「えぇ?」

 

お花「暇つぶしさね なるほど…雁首揃えた姿を確認したかった」

 

凛八「さいですか…こじれたら面倒だから戻ってくれ 後で飯作りますから」

 

お花さんはため息をつくと刀に戻る

 

天花「自我を持つ武器…」

 

恋「凛八その武器は私たちでもつかえるの?」

 

凛八「…900回…これがなんの数かわかるかい?」

 

恋「?」

 

凛八「みんなに教えてあげるよ…僕が死んだ数だよ…」

 

全員は目を見開いて凛八をみた

 

優希「ちょっと待ってくださいでも!」

 

凛八「あぁ…言い方が悪かったね…精神世界で死んだ数ね…僕たちの刀はね…特殊ななんだよ…意思があるからより強い力を引き出すためには…具象化した彼らを倒さないと…いや…認められないといけない…京ちゃんの言葉を借りると「屈服だね」でもそれをするのに…僕は900回も殺されたよ…」

 

凛八は笑いながらも話を進めた

 

凛八「さて…君たちに問うよ…この刀との対話…君たちにできる?…身体から血が抜ける感覚……切断されたさいに突然と消える感覚…もはや痛すぎて痛みすら感覚すらなくなる恐怖…そして…突然暗くなる視界それが何度も何度も何度も続く…果たして君たちはそれを知って僕の能力を手に入れたいと思うかい?」

 

ベルは口を抑えるて下を見る。凛八はお茶を淹れると渡す

 

凛八「ゆっくり飲んで」

 

ベルが顔を上げると優しく笑う凛八がいた

 

ベル「ありがとうございます」

 

凛八「変な話をしてごめんね…」

 

その場にいた全員は思った900回も挑んだ彼の目的も誰も理解できなかったが…その場にいた人間たちは理解した凛八は誰よりも過酷という言葉では片付けられない環境で生きてきたことを

 

凛八「狂わなければいけない…狂わなければ生きていけない…それが僕のいた世界だった」

 

凛八はそれでも笑っていた

 

凛八「さて…僕のはなしあとにしようかな」

 

凛八は壁にもたれる

 

組長会議が始まり、先ずは一番組のりうが手を挙げた。

 

りう「先ずは一番組の人事から報告させておくれ。アタシは組長を降りた。改めて皆に挨拶しな」

 

木乃美「押忍っ!多々良 木乃美です!高校生と若輩ですが一生懸命頑張ります!宜しくお願いします!」

 

凛八は一番に拍手して歓迎すると木乃美はそれに気づいて嬉しそうにする。

 

りう「木乃美は鍛えに鍛えた秘蔵の弟子さ。数年経てば総組長になれる逸材、それは確かだよ」

 

凛八「なるほど…な…京ちゃんと今度観てやるのもいいかな」

 

京香「そうですね。姉弟子としてうかうかしていられませんね」

 

恋「まぁ総組長はずっと私だけど」

 

ベル「(機嫌良さそう…何も起きませんように…)」

 

美羅「いーやァ 次の総組長は俺っスね」

 

夜雲「この夜雲さんが皆を統べるってセンはもあるよ」

 

天花「(山城総組長はどうして優希君をよんだのかな)」

 

京香「総組長になるのは私だ」

 

風舞希「次からは東家が代々総組長を務めます」

 

ワルワラ「……(凛八を観ている)」

 

凛八「みんな元気でいいなぁ…(僕なんかやらかした?かな?優希君)」

 

優希に視線を送ると念話で会話を始める

 

優希「(え?!今声が)」

 

凛八「(念話だよ 頭で思った言葉を言ってくれ)」

 

優希「(わかかりました)」

 

凛八「(優希君ワルワラて子わかる?)」

 

優希「(はい)」

 

凛八「(あのずっと僕のこと見てるんだけど…僕なんかしでなしたかな?)」

 

優希「(わかりませんよ!そんなの!)」

 

恋「フフフ、みんなやる気いっぱいで頼もしいわ。では本題よ。八雷神と自称した敵についてよ」

 

恋の合図でテーブルの中央に先日、六番組と七番組との交流戦に乱入してきた八雷神の立体映像が映し出される。

 

ほぼ全員が八雷神を見て、さっきまでの雰囲気と打って変わって佇まいを直す。

 

夜雲「可愛いのに人を滅ぼす存在とはねぇ」 

 

天花「そういえば3体とも凛八さんが一方的に撃退したのよね?」

 

その場にいた全員が凛八に目をやる

 

凛八「僕を人間の範疇に当てはめたら痛い目みるよ」

 

恋「よくやったわね。凛八 偉いわ♪」

 

凛八「そんな顔されて褒められても嬉しくはないよ…逃げられたけどな…」

 

風舞希「なにがあったの?」

 

凛八「逃げられた原因は2つ1つはこの黒い女「紫黒」だこいつは空間に干渉してくる能力があるしかも分身を6番隊の寮に送り込むことすらできる。」

 

優希「…」

 

凛八「いちおう全ての寮鴉狩機関の技術で強化しておいたから様子見だな」

 

天花「そんなのいつやったの?」

 

凛八「ついさっき丁度こっちに着く前に終わらせた」

 

凛八はお札のようなものをひらつかせる

 

凛八「話を続けるこっちの褐色の姉ちゃん「壌竜」土系の攻撃をしてくる 最後にこのでかぶつゴリラが「雷煉」雷パワー型といった頃だな…恐らく断言は無理だがそうだな組長4人くらい当てれば勝てるとおもうよ?」

 

出雲「言い方軽!」

 

凛八「別に僕がやってもいいが…おそらく相性があるそれを頭の片隅置いておいてくれ 正直八雷神なんぞどうでもいい向かってくればなぎ倒すだけ…僕は別件の処理がある。」

 

恋「別件とは?」

 

凛八「俺と同じ体質奴が向こう側にいる…」

 

京香「本当ですか?!」

 

凛八「奴の能力は本当にたちが悪い…俺たちの鴉狩機関の能力を模倣しつかう…奴の名は綱彌代時灘」

 

凛八は写真を恋に渡す

 

優希「凛八さんと同じ…でも」

 

美羅「志…島さん」

 

凛八「普通に話してくれて構わない 呼び捨てでもいい」

 

美羅「わりぃ 志島と同じならなぜ敵対する」

 

凛八「敵対…ちがう…奴はそんなの無い奴は自分愉楽のためなら何でとする外道だ、救いようのない掛け値無しのドクズだ とある女の絶望する姿が見たいがために結婚するような奴だそして殺した…」

 

面々は顔が強張る1番いかりを顕にしていたのは美羅だった

 

凛八「美羅さんであってるか?」

 

美羅「あぁ」

 

凛八「ありがとう…あいつのために怒ってやってくれて そう思ってくれるだけでも悼んだ身としてはとてもありがたいよ」

 

美羅「お…、おう さっきのがあったから調子狂うな…」

 

恋「凛八は変わってないわ」

 

凛八「話を戻す 僕はあいつを殺さなかったことを後悔した…」

 

凛八の顔から笑みが消えた。

 

凛八「これをみんなに渡しておく」

 

とチケットのようなものを配る

 

凛八「もし奴と接触したらそれを使え使ったら僕を、召k」

 

と凛八が消えると恋の隣に現れる

 

恋「ほんとね」

 

凛八「…いってるそばからつかうなよ…」

 

恋「とにかく…大事なのは組長なら神だろう倒せる点よ」

 

恋は揺らぐことのない自信を顔に浮かべてそう言い切る。

 

凛八「そう考えるのは勝手だが 奴らには恐らく隠し玉があると考えていても損はない」

 

恋「それでも八雷神が来たら組長、もしくは凛八が交戦する。これは徹底ね。」

 

凛八「名指しして強行していくスタイルなんですね…」

 

恋「何か言ったかしら?」

 

凛八「いえ何も」

 

新しく組長になった木乃美が元気よく返事する。 

 

木乃実「分かりました!やっつけてみせます!」

 

恋「いい返事、その調子よ。……ただ、ひとつ不安な組があるのよね」

 

恋のその一言に今まで限りなく影を薄くしようとしていたベルの肩がビクリッと跳ね上がる。

 

恋「ベル、三番組が情けないのは組長の責任よ?」

 

ベル「す、すいません……」

 

ベルが管理している三番組は以前偵察にきた紫黒によって数名の組員が負傷してしまい、会議で責められることを知っていたため緊張していた。

 

恋「だからこの後、私が貴女を特訓してあげる」

 

ベル「えっ!?」

 

恋「安心して銀杏の結界内ならどんな無惨な怪我をしてもちゃんと治るから」

 

ボロボロになるまで鍛えるという最早死刑宣告とおもい過呼吸気味になってしまう。

 

凛八「恋ちゃん…僕はそんな特訓方法を教えてないよ。組員は全員負傷は完治させておいた1.2日は動けないと思うがその分僕が動くから問題はないよ それに相手の力量が分からない以上そうなるのは必然だろ?彼女が悪いわけじゃない部外者から言わせてもらうが準備不足と対策不足それはこの組織自体の責任では?」

 

ベルは間に入った凛八を見上げた。その表情は地獄に仏を見つけたような顔をしていた

 

凛八「ベルさんのトレーニングは僕が見るいいね?」

 

恋「えぇ任せるわ。あなたの方が適任かもしれないわね」

 

ベルは安堵する

 

凛八「自信ないのはわかるが君は十二分にやれてるよ 君は…」

 

凛八はベルに対してそう伝えると ベルは落ち着きを取り戻す

 

恋「凛八…あなたは部外者ではないわ」

 

凛八「…」

 

恋「貴方が立ち上げた組織よ放置プレイした貴方にも責任はあるじゃないの?」

 

凛八「そうだね…だから帰ってきたんだよ、終わらせるために…それに僕を追い出した原因を作ったのは魔防隊の身内だよ?そういういわれをする覚え僕にはないし創設メンバーに東のクソガキもいることを忘れるなよ」

 

すると京香が挙手して恋に提言した。

 

京香「議題が一つ。敵が来たら迎撃だけでは生ぬるい。八雷神や醜鬼を全滅させる攻めの作戦を考えるべきです」

 

恋「魔都も八雷神も未知の部分が多い……襲ってくる敵を倒して削っていくカウンター型の作戦こそ確実だわ。私が総組長になってから魔都災害の数は激減した……私のやり方が正しい証拠よ」

 

自信に満ち溢れた表情に京香は内心で無理か、と諦めた。

 

恋「発言は以上?」

 

京香「はい」 

 

京香はそれ以上何も言わず座る

 

凛八「京香ちゃんの考えに一票」

 

凛八は人差し指と高く上げた

 

凛八「カウンター型でも外堀埋められたら終わりだよ…それにそのカウンター型に不足自体が生じた結果が三番組の顛末だろ?」

 

恋「じゃあ…凛八貴方が居場所を突き止めればいいわ」

 

凛八「あぁだからいま勝手に動かせてもらう 京ちゃん

今僕が彼らの場所を炙り出してるから少し待ってね?とりあえず奴らは地下にいることはわかったからあとは座標だね」

 

京香「わかりました」

 

凛八「魔防隊の弱点がわかったし…そこは僕が埋めるよ…」

 

凛八はそう言ってる少し威圧する

 

恋「じゃあ次はそこの男の子について」 

 

優希「和倉優希ともうします7番隊寮の管理人をしてます」

 

恋「彼は京香の能力に必要な存在」

 

凛八「僕の息子だよ」

 

その台詞に全員が驚愕する

 

凛八「僕の血縁関係者だよだから丁重に…ね?」

 

恋「それほんと?」

 

凛八「あぁこいつは俺の親友が俺の親戚と」

 

銀杏「恋サマ!皆様!緊急事態ですっ!!」 

 

恋「どうしたの銀杏?」 

 

銀杏「醜鬼の大軍が十番組本部に向け進軍している模様です!!」 

 

大画面に映し出されるのは醜鬼の大軍が迫ってくる光景にベルは怯えてしまう。

 

ベル「あ、あわわ……す、凄い数……」

 

怯えるベルにこっそりと夜雲が背後から近づいてそのお尻を揉み上げる。

 

夜雲「リラックスして♪ベルたん!」

 

ベル「ひゃうっ!?夜雲ちゃん!?」

 

ベルの体を触りまくってセクハラをしてくる。

 

凛八「君ほんとにブレないね…」 

 

夜雲「組長が勢揃いしてるんだから怖がる必要なんてないよ〜」

 

ベル「分かったから……はなしてぇ〜!」

 

凛八は頭を押さえ呆れたが天花に目を両手で強く塞がれてしまう

 

凛八「…できればイヤホンくださいます?」

 

恋「………木乃美と美羅、風舞希と夜雲は迎撃。他は敵の出方を見る」

 

「「了解!」」

 

恋は即座に命令を出してそれぞれがそれに従って動き出す。

4人が外に出て醜鬼への迎撃からしばらくして背後で突然光が放たれた。振り向くと優希がスレイブ化していた。

 

京香「総組長、私達も出撃させてください。守りは性に合わん」 

 

恋「生で見ると結構な迫力ね」

 

京香「総組長!!」

 

凛八「京ちゃん…休める時に休んでおきな 僕たちはもしもの為に動く」

 

恋は無視して変身した優希の体を触る。

 

すると迎撃に出ていた木乃美たちから報告が上がってきた。

 

木乃実「報告します!敵は通常醜鬼の大軍のみでした!」

 

美羅「全員泣かしたけど次が来る……警戒ッスね」

 

夜雲「たださぁ何匹かの醜鬼は倒したら爆発したね」

 

風舞希「そういった能力が付与されたかと。裏がありますね」

 

凛八「たぶん人間がらみだねテロリストかな?」

 

瞬く間に殲滅した4人からの報告と更に銀杏からも報告が上がる。

 

銀杏「恋サマ!索敵班から報告です!南方5キロに人影5!」

 

恋「流石冴えてるわね…黒幕か……私が行くわ。」

 

凛八「いってらっしゃ~い」

 

といってお湯を捨て終わったカップ焼きそばの蓋をめくる

 

恋「あなたも来るのよ?」 

 

凛八「普通に嫌なんだけど」

 

恋に笑顔で後襟をつかまれる 

 

凛八「はえ?…」

 

凛八は振り向くとニコニコした恋がいた

 

恋「駄目」

 

凛八「…まさか…すこしまって!一口だけでもいいから!!!!優希君!カップ焼きそば食べといてぇえええええええ!!」

 

と凛八は連行される優希は間一髪でカップ焼きそばをうけっていたそして二人はテロリストのもとへ

 

凛八「恋!もっと丁寧扱ってくないかな…」

 

恋「これでも丁寧に扱ってるわよ」

 

「山城 恋か!!」

 

「返り討ちだよ!石になれ!!」

 

テロリストの1人が能力を使うが何も起こらず、困惑する。

 

凛八「…?!あ…俺の饅頭が…」

 

石化したのは凛八の酒饅頭のみ…

 

凛八「各自に組長が揃ったところを爆弾で吹き飛ばす算段だったんだろうね…」

 

恋「なるほど…そんなものでやれると思われているなんて、舐められたものね」

 

凛八「そんなことより…僕の酒饅頭がぁ…」

 

恋はテロリストたちに近づいていく。

 

『燃えて!!』

 

凛八「(ブチッ!)やましぃいいいい!!!断空!」

 

テロリストの1人が大声を発して能力を使い凛八と恋に向けて放つが凛八は断空で打ち消し 恋はそれを蹴り返すと空気の圧力で腹を貫かれて地面に倒れた。

 

恋「言葉に関する能力だったのかな?……魔防隊は貴方たちのような連中から魔都の資源を守る隊でもあるわ」

 

凛八「さてどこの回し者か推理しますか…」 

 

凛八は伸びをする恋の周りに何枚もの光るカードが浮かび上がり回って次の能力を選びながら、片手間でテロリストの1人を倒す。

 

するとテロリストが拘束していた明らかに様子がおかしい男を解き放つ。 

 

「行って!能力と薬物で改造された最強の人類よ!」

 

「ぐるる……!」

 

恋「凛八 ストレス発散にどう?」

 

凛八「やれやれ 丁度いい新技試すか…」

 

凛八は目をつぶるの意識を水の中に入れるようにする

改造人間が殴り掛かってくるのをさける次々殴りかかるが全てかわす。

 

凛八「軽く…身体がこれ以上ないくらいに…」

 

ゆっくり構える

 

凛八「…技名…技名……」

 

とゆっくり息を吐き出す脱力した状態から一撃を繰り出す

 

凛八「拳骨一閃!」

 

繰り出された拳が改造人間に直撃した瞬間目にも留まらない速さで岩すら破壊して跳んで行く多くの岩して最後には遠くの岩肌に貼り付けられるとすでに行動不能になっていた。

 

恋「私にもできるかしら」

 

凛八「コツなら伝えられる…大事なのは…脱力だな」

 

恋「まぁ よくやったわ。後で褒めてあげる」

 

凛八「ペット扱いしないでくれるかな?」

 

「この人の皮を被った化け物が!」

 

改造人間を制御していたテロリストが凛八に銃を向けるが

恋が殴り倒す

 

恋「凛八にその言葉言うのは許さない!、」

 

「こうなればお前もろとも」

 

凛八「やめときなよ…」

 

最後の1人は広範囲の自爆をしようとした

 

「発動しない?!」

 

凛八「もう後の祭りさ…縛道の三十 嘴突三閃…行動を制限させてもらった…さて…お休み」

 

とスタンガンを突き出し気絶させる

 

凛八「最近のものは便利だねぇ〜」

 

スタンガンを見る恋はスタンガンを手に取る

 

恋「あなたには効かないわよね?」

 

凛八にスタンガンを突き出す

 

凛八「…駄目だ全然わからん…」

 

恋「やっぱり効かないわよね」

 

凛八「普通にやるかい?とりあえず片付いたね…」

 

恋「そうね……後は処理班が来るのを待ちましょう」

 

凛八「僕必要だったかい?」

 

凛八はポケットからイヤホンを出そうとするが恋が背中に抱きつく

 

恋「…おかえりなさい…凛さん…」 

 

凛八「約束守って帰ってきたよ…恋」

 

処理班がくるまで恋は、ずっと凛八に抱きついたまま離れなかったが…

 

恋「あと…凛八私を差し置いて一体誰と夜を明かしたの?」

 

心無しか抱きしめる力が増したような気がしたため凛八は冷や汗をかきながら処理班が早く来ることを祈った…処理班できた京香と優希の晩飯は豪勢だった

 




激突 創立メンバー

主人公の能力追加(副作用あり)

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