都市の右腕   作:プティパット

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dice1d4=4 だったのでヤン君の相棒書きます


都市の子供と、みんなの盾
2人の伝令


 

 

翼、巣のどこか...

 

 

子供は街の中を慣れた様にとある場所を訪れて扉を開き、そして扉をノックすると中から1人の男性が出てくる...子供は懐から一枚の紙、「指令」を取り出して渡す

 

 

「どうぞ。今日の指令です」

 

「......アーカムへ、18:00に巣の中にある“ハムハムパンパン”を訪れて、メニューの中で一番高いメニューと最高額のチップを渡す。...クソが、よりによって金欠の時に......」

 

「それが指令ですから...破ればどうなるか分かりますよね?」

 

「わーった、わーったよ!...ったく」

 

 

男は指令を破ればどうなるかその結末を知っており、落ち込みながらもその顔には恐怖の表情が浮かび、そのまま扉を閉じた......

 

 

「おーい!ヤン君〜!」

 

「!...ハル先輩」

 

 

子供が振り返ってアパートを出ると、背丈が子供よりも少し高い女で、黄茶色ろんぐの髪、右目には大きな傷跡が刻まれていた......腰には金色と黒のサーベルと背中には盾を背負っていた...人差し指の特徴とも言えるスーツとマントは少しよれてだらしなかったが、その子は気にしていない様だ

 

 

「よっ、ヤン君!お疲れさま。今日もどっかでサボろ——」

 

「ダメですよ先輩、今日配る指令がまだ結構あるんですから...まさかとは思いますけど。()()指令を配ってないなんて事は——」

 

「そんな訳ないでしょ!人聞きの悪いこと聞かないでよ!」

 

「まったく......」

 

 

彼女の名前は「ハル」...ヤンと同じ人差し指の伝令であり、先輩でもある......彼女はヤンが伝令に派遣される前からずっとこういう性格で、何かをやらかした時は代行者のエスターから何度も説教を喰らっているらしいが彼女自身はあまり気にしていない

 

 

「ねね!それよりもさ、今日この店行かない?すっごく美味しそうなんだ〜!」

 

「ハル先輩...この前似たような事で人肉を食べかけた事を忘れたんですか?」

 

「う゛っ゛......ま-前はたまたまだっただけだから!今回は絶対大丈夫っ!」

 

「本当ですかね......」

 

「むぅ〜...!」

 

「可愛い顔してもダメです、ほら行きますよ」

 

「あ〜...私のおサボりタイムが〜......!」

 

 


 

 

結構ハルはサボれず、ヤンと一緒に人差し指伝令としての仕事を再開して、とある一軒家に来ていた......明かりが消えており、扉も閉じてある

 

 

「おーい!アンダーさ〜ん?」

 

「返事がありませんね... 指令を完遂していないと聞いて来てみましたけど」

 

「案の定居留守っぽいね...ホントは代行者の仕事だけど、少し乱暴しよっか!」

 

「......怒られても知りませんからね?」

 

 

そうヤンは告げるがハルは背中の盾を腕にはめると、盾は大きく展開してハルは構える

 

 

「やってる事はグローリアちゃんとあんまり変わらないよ〜、.....せーのッ!

 

 

ドカーンッ!!

 

 

「う-うわあぁあぁ!?」

 

「あっ、いたよ〜ヤン」

 

「アンダーさん、指令を完遂出来なかったんですか?」

 

 

それを聞いた男が震えながらうずくまって答えた

 

 

「だ-誰が出来んだよ、あんな指令!...『裏路地23区を散歩して、自宅へ戻ったら肉を食え』って!......言われた通りにやったのに指令が完遂されないのはおかしいだろ!」

 

 

それを聞いたハルが割り込んで話しかける

 

 

「それってさ、人肉を食えって事じゃない?...指令って曖昧だからねぇ」

 

「は-はあ!?意味分かんねえよ!?何で肉の解釈で人肉に繋がんだよ!」

 

「......ですが、それが指令ですから」

 

「そーゆー事、悪く思わないでね〜。すぐ楽にしてあげるから♪」

 

「ま-待っ———」

 

 

グチャア!!

 

ドサッ......

 

 

ハルは腰のサーベルを目にも追えない速さで抜き、男の首を刎ねてその首を手に取った......残った身体はしばらくすると床に倒れ込み、首から上が血の海になっていた

 

 

「またヒューバートさんのに怒られますよ。『代行者の仕事を勝手に遂行するな』、『指令もないのに勝手に動くな』とか...」

 

「二つ目は別に問題ないでしょ、...さぁ〜て!今日も沢山呑もうか〜!」

 

「はぁ...まったく......」

 

 

ヤンは頭を抱えながらも、ハル(こんな先輩)に着いて行った...どこにも尊敬できる部分がないのに、ヤンは彼女を尊敬していた

 

 

「.....世の中不思議ですね」

 

「ん〜?なんか言った〜?」

 

「いえ、ただ一応さっきの事をエスターさん、ヒューバートさん、そしてグローリアさんにも伝えようと思いまして」

 

「え-ええっ!?ちょ-ちょっと待ってよ!」

 

「ダメですよ、人差し指の業務違反の罰としてきっちりお説教を受けてください」

 

「そ-そんなぁ〜....!?」

 

「一応忠告はしましたからね?聞かなかった先輩が悪いんですよ」

 

「ひ-ひぃん......」

 

「可愛くてもダメです」

 

「ふぇえ......」

 

 

———これが、人差し指の伝令2人が指令と都市に縛られながらも生きていく物語

 






一応これ言うのも何ですが、ULTRAKILLのゼンゼロクロスはしばらくお休みしてプロムン書こうと思います、失礼しました

次はどうすれば良いでしょうか...?

  • イチャイチャ指令
  • 戦闘指令
  • 図書館へ向かえ...
  • んな事よりゼンゼロの方を書け(迫真)!!
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