インフィニット・ストラトス ~紅の騎士~   作:ぬっく~

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白騎士
 ・第4世代型、近中距接近型
 ・騎士シリーズの1つ。
装備
 ・《鏖殺公(サンダルフォン)》
 ・《荷電粒子砲》
 ・(未開放)
 ・(未開放)
 ・(未開放)
能力
 ・《騎士の記憶》
  ・別の騎士に変更


第14話

「お、織斑先生!!」

 

ピットでリアルタイムモニターを見ていた山田真耶はアリーナの異変に慌てていた。

天変地異が起こったかのように一夏を中心に光の球体が発生していた。

 

「わかっている・・・」

 

千冬は今の現状が掴めていなかった。

 

(一体何が起こっているんだ・・・一夏)

 

そして、光が収まり球体だけが残っていた。

 

「あれは・・・」

 

球体が割れ中から現れたのは誰もが知るISだった。

 

 

◇

 

 

「あれって・・・しろ・・・き・・・し?」

 

観客席にいた女子生徒がぽつりと呟いた。

中から出てきたのは伝説のIS・・・『白騎士』だった。

 

(ど、どう言うことですの!?なぜ白騎士が・・・まさか!)

 

あの場にいるの一夏以外いない。

 

「『第二ラウンドを始めようか!』」

 

バイザーで顔が隠れているが、織斑一夏本人だった。

一夏の言葉でセシリアは現実に戻る。

 

「ま、まさか・・・一次移行(ファースト・シフト)!?あ、あなたは初期設定の機体で戦っていたと言うのですか!?」

 

「違うな、これは束博士とファイさんが作りだしたもう一つの移行(シフト)。騎士の記憶(Memory of Knight)」

 

「騎士の・・・記憶?」

 

セシリアは意味が分かっていなかたので、説明を始めた。

 

「騎士の記憶とは、ISのコア人格と契約することで呼び出すことができるシフト・・・」

 

「で、では、なぜあなたの機体が白騎士なのです!?」

 

「簡単なことだ。この子に搭載されていたコアが白騎士のコアなのだからな」

 

「な!?」

 

セシリアは絶句する。

当たり前だ・・・伝説のIS『白騎士』のコア・・・世界各国が未だに見つけることが出来なかったコア・・・それが今、眼の前にあるのだから。

 

「さて、話はここまでだ・・・サー!!」

 

『はい!』

 

「『鏖殺公(サンダルフォン)!!』」

 

言葉と共に現れた玉座から長大の剣を抜き取る。

 

「邪魔なビットから片づける!!」

 

俺は白騎士の最高速度で近づき『ブルー・ティアーズ』達を薙ぎ払う。

 

「そんな!?」

 

セシリアの唯一の攻撃手段を失ってしまった。

スターライトmkⅢは先ほどの最大出力のせいでオーバーヒートしている為、打てない。

 

「これで、終わりだ!!」

 

セシリアに近づいた時だった。

 

「・・・かかりましたわね」

 

セシリアが笑うのが見えた。

腰部から広がるスカート状のアーマーが、突起が外れ動いた。

 

「お生憎様、ブルー・ティアーズは全部で六機あってよ!」

 

さっきまでのレーザー射撃を行うビットではなく、『弾道型(ミサイル)』だった。

 

「それは知っていたよ」

 

『荷電粒子砲いきます!!』

 

白騎士の左右に浮遊する翼から放れた荷電粒子砲はミサイルを薙ぎ払った。

 

「そ、そんな・・・」

 

セシリアは驚いて、その場を動けなかった。

そして、白騎士の剣はブルー・ティアーズの絶対防御を発動させた。

 

 

『試合終了。勝者ーー織斑一夏』

 

 

クラス代表戦の終わりを告げるアナウンスが流れた。

 

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