白騎士を赤くした感じに、右腕に幅射波動砲がある。
能力は単一仕様能力ではない。
さらに、それで現れた熱をシールドエネルギーに変換している為、長期戦に持ち込まれると勝ち目が完全になくなる。
武装
レーヴァティン
輻射波動砲
???(未開放)
???(未開放)
???(未開放)
愛称:「フレア」(一夏が命名)
世代:第4世代
待機状態:7色の剣が付いたブレスレット
剣の色は赤、青、黄、緑、茶、白、黒、の7色
絶望的だった。
赤騎士の力は我々の想像を遥かに越えていた。
「がはっ!!」
赤騎士には常識が通じなかったのだった。
マシンガンで攻撃するにも、その弾は届く前に蒸発して消えてしまう為に近づくことすら出来なかったのだ。
「一夏くん、やめなさい!!」
楯無も、敵部隊を相手するよりもこっちを相手する方がいいと考え、止めに入るが無意味だった。
『
赤騎士から放たれる熱はさらに増し始めた。
(厄介ね・・・・・・赤騎士の能力)
赤騎士の能力・・・それは、摩擦による熱だった。
動けば動く程、摩擦熱が発生する。
それにより、赤騎士の周囲には熱の完全防御壁が出来上がっていた。
さらに、大剣にもそれと同じで摩擦熱が使われている為、ガードしても武器ごと焼き切ってしまう為、防御が不可能だった。
『
「この戦闘狂め・・・」
絶対絶命だった。
◇
「ここは・・・・・・」
目覚めると、俺は真っ暗な空間の中にいた。
「俺は確か・・・・・・」
先ほどのことを思い出していた。
「そうだ・・・俺は赤騎士の光に包まれて・・・その後は・・・?」
大体のことを思い出し、辺りを見渡すとひとつだけ光が射し込んでいる所があった。
「これは・・・」
中を覗くと赤騎士が2機のISを相手していた。
その内のひとつが、楯無だった。
「どう言うことなんだよ・・・」
『それは、君が望んだことなんだよ・・・』
振り向くとファイによく似た少女がいた。
「俺が望んだだと・・・?」
『そう』
いつの間にか景色は変わり、中世の城のテラスにいた。
『あなたはここで、おとなしく見守っていればいいのです』
「断る!俺が望んだ?断じて違う!!」
俺は立ち上がると同時に景色に罅が入る。
「俺が望んだのは、誰かを救う力だ!」
景色は砕け、また、真っ暗な空間になる。
『あなたはわかっているのですか?誰かを救うには犠牲が付き物だと言うことを?』
「覚悟の上だ!!俺は、誰一人見捨てない!!」
少女は諦めたのか、ため息と同時に肩の力を下ろす。
『いいでしょう。では、織斑一夏。この私・・・赤騎士に名前を付けて下さい』
「お前の名前は・・・・・・」
一夏は赤騎士の名前を言うと光に包まれて行った。
◇
『
楯無は危機的状況にいた。
赤騎士から放たれる熱により、常時展開していたアクア・ナノマシーンを全て蒸発されてしまっていた。
(やばい!!)
『
赤騎士はレーヴァテインを振り下ろす・・・・・・が、それは届くことはなかった。
「やめろ!!フレア!!」
『
「もう、十分だ・・・」
『・・・
赤騎士は解除され、危機的状況は逃れた。
「更識さん、大丈夫ですか?」
「もう!大丈夫って問題じゃないよ・・・死にかけたのよ!!」
「あ~、すいません」
よく見ると、あちらこちらに火傷の跡があった。
『
「フレア・・・」
これだけ壊して、まだ遊び足りないとは・・・恐るべし。
「とりあえず、あなたの身柄は我々更識家が預からせてもらうわ」
「ですよね」
赤騎士の暴走はなんだかんだ、終わりを告げた。
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