ブルアカ世界にコンパスヒーロー達が現れたようです 作:カイロス神話
そこはご了承ください。
「よしっ!これでっ…!!16連打だぁぁ!!!」
オラオラオラオラオラァァ!!!!!
YOU WIN !!
「うわーん!!よくわからないハメ技で倒されましたー!!」
「アタリなんかこのゲーム異様に上手くない?ズルしてる?」
「なわけねぇだろ!俺はレトロゲームで鍛えた経験とかあるし、3Dでも負けねぇよ!」
「ユズくらい上手い人なんて、初めてみました……。」
俺は十文字アタリ #コンパスってところじゃスプリンターとしてやっていた。
それが前に急にここに飛ばされて、今はこのミレニアムのゲーム開発部ってところにいる。
けど、ここは面白れぇ!
色んなゲームが置いてあるし、レトロゲームもちゃんとある!
ゲーマーの俺には神みたいな場所だぜ!俺ん家も似たような感じだけど。
あとここじゃゲーム作ってるらしいんだが…その様子が見えねぇ。
聞いてみたりするけど誤魔化されるしよ。
「次、私いいですか?」
「ズルいミドリ〜!次私の番!!」
「モモイはそう言ってから10回以上やって全部負けてます!」
「格ゲーもいいけど、そろそろ別のゲームしねぇか?」
そう言って俺はゲームのソフトが置いてある場所に移動する
さーてさて、なんか面白そうな奴はねーかな……っと。
そしておもむろに一つのゲームを取り出す。
「これとかいいんじゃねーか!?」
そのソフトをみんなに見せると、
「何々〜?あっ……。」
「うう〜ん…それですか……。」
「あっ!それはですね…「アリスは黙って!」」
「え〜と…そのぉ……。」
と苦い顔を見せる。
「 ? このゲームがどうかしたのか?」
「えっ?いやなんでもないよ!ほんとだよ?」
「そうか?じゃあプレイするけどよ。」
そう言いこの「テイルズ・サガ・クロニクル」というゲームを開始する
なんかどっかで聞いたことある名前が三つ並んでる気がするが、気にしないでいこう
お、起動した
このゲームはRPGらしい RPGもドラ○エとか○Fとか良きレトロゲームもあるよな!
とりあえず動作確認すっか まずは上に動かs……………??
動かした瞬間…何故かゲームオーバーとなっていた
「はぁ!?まだ始まってねぇだろ!!」
そう叫ぶと、周りの3人は『ゔっ!』と呻き声をあげる。
……なんでだ?
まぁいい…続きをやるか。その後も謎のゲームオーバーを繰り返しながらもようやく先へと進む。
世界観的にはよくあるRPGものみたいで最終的に魔王を倒していくものらしい。王道という奴だ。
「まずやることと言ったらレベル上げだよな!なんかスライムポジっぽいのいるしそこであげるとすっかな。」
テレレレレーー♪
ゴブリンが現れた !
アタリのこうげき! 2ダメージ!
「よしよし、このまま!」
ゴブリンのこうげき! ゴブリンは銃を取り出した!
「……ん?」
目の前の敵はこのゲームの世界線とは合わぬような銃をどこからか取り出してきた。
そしてそのまま、ゲーム内のアタリを攻撃する
ゴブリンのじゅうげき! 99999ダメージ!!
アタリ は しんでしまった!
〜教会〜
「おお、アタリよ!死んでしまうとはなっさけない!!」
「…………………………???」
「………ッッスゥゥゥーーーー…………。」
目を拒ませ、眉間に指を当てて息を深く吸う。
ゴブリンが急に銃を取り出し、即死ダメージを出してきた。
序盤の敵なのにである。ここは魔王城付近の村ではない、逆になんなら離れている。
そして一つの言葉が思いつく「これクソゲーじゃねぇか…?」と。
「どんなゲームだよこれ…………開発どこだ?っと…。」
そしてそのままソフトのパッケージの裏を見ようとする。
そしてそこには堂々と書かれた 「ゲーム開発部」という名前が記される。
「え…なぁ、これ作ったのお前らなの?」
「えっあ、……ヒューヒュヒュー♪」
「そんな誤魔化し効かないって…うん、そう。」
「そうです!さっきアリスはそれを伝えようとしたんですけどモモイに止められました!」
「そうなのか……ちなみにこれストーリーとかは?」
「それ私〜!すごいでしょ!」
「モモイだったのか、じゃストーリーとかは?」
「それは私、ここのイラストはだいたい私が…。」
「プログラムとかそう言うのは、」
「あっそ、それは私が……。」
「じゃアリスは何をやっているんだ?」
「アリスは特に何もしてません!でばっくぷれい?とかじゃないですか?」
「なるほどな……じゃあこの序盤の謎即死とかゴブリンのカンストダメとかは……」
「うん、それはお姉ちゃんの意向によるもの、そのせいでこのゲーム…前のクソゲーランキング1位を取っちゃって…………。」
クソゲーランキング
毎年一回行われる、今年出た新作の中でクソゲーを決めると言うもの。
数々にわたり音が出なくなる、バグって無敵になる、相手が即死技をだしまくる。
など色々多数なものは出たがこの「テイルズ・サガ・クロニクル」は常軌を逸しており
プレイヤーから「このゲームに足りないのは正気」「プレイしたゲームの中で1番絶望的」など色々ボロクソに言われている
逆にクソすぎて愛好家もいるとかいないとか。
「なるほどな‥でもお前らすげぇな。」
「………?怒ってないの?」
何か言われると思っていたモモイは驚く、このゲームについてで貶されることはあれど褒められると言うことはなかったから。
「怒る?ンな訳ねぇだろ!確かにこのゲームの理不尽要素は意味わかんねぇーところはある。
けどモモイのストーリーは序盤ながらいいと思うぜ!良いレトロ風味を醸し出してる。
それにミドリのイラストも雰囲気に合っていて最高だ!
ユズも多分モモイの要望に振り回されたんだろうけど、よくやってるぜ。」
「そ、そうですか?そこまで言われると照れますね。」
「////」
「やっぱり?やっぱりそう思うよね!」
常に締切に追われたり、何かやらかしたりして費用を徴収されるゲーム開発部は喜ぶ。
「その良いところをクソゲーが全てを上回っちまってる状況、ここ改善できたら最高の神ゲーになるだろ!」
「あ、続編だと大ヒットしたよ。」
「もう出してるしヒットしたのかよ!!!」スッテーン
「アタリ、その呼び方すごいですね!もういっかいやってください!」
「ンなやってくれ、はい良いですよでできるもんじゃねぇ……ったく、まぁ良いか。楽しそうだしな。それじゃ続きやるとするか。」
「えっ?続きやるの?」
「あったりまえだろそんなの!どんなクソゲーだってやり込めば神ゲーになる!おれの座右の銘みたいなもんだぜ。」
そしてゲーム開発部も感じる、こいつやばいと。
だが目の前でクリアしてやると言う人がいて盛り上がらないわけがなかった!
「アタリ!その熱意に私は感動したよ!私も手伝う!」
「私も少しだけなら。」
「アリスは後ろで応援しておきます!フレーフレー頑張ってください!!!」
「が、頑張れ〜。」
その応援に喜ばないアタリでもない。
「おっ、お前ら!よっしゃ!!こっから先はノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」
そこからのアタリの猛攻はすごかった。
宣言通りに、どんだけ理不尽な要素に対峙しても、HPギリギリで耐えたり、色んな技を駆使して、ついに魔王城-魔王と対決まで至った。
「ぐははは!勇者アタリよ、これぞ最終決戦だ!」
「来い!魔王!!」
〜数時間後〜
「ぐうぅ‥‥おのれおのれおのれおのれェ!!この我が倒れされる…‥だと?
ぐはははは!!認めよう、今は……お前が強い!!」
ドサァッ……。
そう某英雄王が言ってた気がする言葉を放ち、魔王は倒れる。
「よっ……………しゃぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!!」
「ほ、本当にクリアしちゃった。アタリすごいじゃーん!」
「お前らの応援のおかげだ!感謝するぜ。」
「そう言われるとゲーム開発人冥利に尽きるね。」
「う、うん!そう、だね。」
「アタリは凄いですね!アリスも少し尊敬します!」
そうだ!胴上げしよ! いいねそれ アリスもやります!! え…えぇ??
わーっしょい!わっーしょい!わーっしょい!わーっしょい!
「わはっ、ははははは!!」
ここに飛ばされた時はどうなるかわかんなかったけど、良い友達も作れた。
コンパスの生活もよかったけど、今はここで楽しむとするか!
あいつらもきたら、またみんなと遊ぶとすっか!
「今回の