ブルアカ世界にコンパスヒーロー達が現れたようです   作:カイロス神話

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アビドスの問題が色々解決した後想定のご都合の良い話です


アルとアビドス

「くそっ、どこまで歩いても砂漠だな。一体全体ここはどこだってんだ。」

 

俺アル・ダハブ=アルカティアは砂漠で迷っていた。

さっきまでコンパスにいたはずなんだがな……。

 

「ちっ、ちょっとずつと節約していたが…食料も水も少なくなって来たな…。マズイ。」

 

 

砂漠の上で水も食料も持たないということは死を意味する

日中あったかくても夜中は極寒になることもある。それを防ぐために食料を蓄えておき、食べ物をエネルギーとして消化し体を温める。

だがそれすら出来ないという状況だった。

 

「しっかしここはなんだ、砂漠の上だってのにビルみてぇなものが荒廃してやがる。なんとかそこで体を休めることができてるが……。ここは元々都会だったってのか?」

 

考えてみるも、だとしたらこの砂はどこから来たのか。

普通に考えればあり得ない。そんな砂が来ているのなら都市は壊滅しているだろう。

 

「考えてもしょうがねぇってな。もしもここが元都会だってんならまだ砂漠じゃねぇところがあるかもしれねぇ。砂漠の上を歩き慣れていたからそこで体力消耗されないのは助かるぜ。」

 

今考えても無駄なことは無視し、まだ荒廃していない場所を探して歩いた。

 

 

━━━そうして数日が過ぎた。

 

 

 

 

「も…もうやべぇ。水も食料も失っちまった……。けど……もう少しで住宅街みてぇなのが……なんで住宅街があんだ……??」

 

(ばたん)

 

「無駄なこと考え過ぎちまった……もう、動けねぇ……。」

 

(がくっ)

 

 

そのままアルは気絶してしまった。

その時だった。

 

 

 

キキーーッ!

 

「危ない、また轢くところだった。……生きてるのかな。」

 

(つんつん、つんつん)

 

 

 

「あ"……あ"………みずを………くれ………。」

 

「あ、生きてた。……飲みかけだけど、いる?」

 

ツンツンと体に響く衝撃を頼りに目をうっすら開けてみる。

そうして薄目で見ると銀髪のライディングスーツを着た少女がペットボトルを向けていた。

 

(パシッ!)

 

ゴキュッ!ゴキュッゴキュッ!!

 

勢いよく受け取り、テレビのCMで見るような飲みっぷりのいい喉の音を鳴らすアル。

 

くぅ〜!!水が美味え!!

 

「飲みきっちゃった。」

 

「おっと、ありがとよ嬢ちゃん。それ、美味かったぜ!」

 

「まぁいいや。貴方はどうしてここにいたの?先生みたいにアビドスに何か用でもあった?」

 

「先生…?アビドス?なんだそりゃ、俺はいつのまにかここにいたんだよ。で、さっきまで死にかけたって訳だな。本当に助かったぜ。

そういや名乗ってなかったな、俺はアル・ダハブ=アルカティア、盗賊をやってる。

気軽にアルって呼んでくれ。」

 

「アル……?盗賊……? ん、いや便利屋とは違う。職業もまず性別も違った。

私は砂狼シロコ。よろしく。そういえばさっきいつのまにかここにいた、って言ってたけど

行く当てとかないの?」

 

「まぁそういうことになるかもしれねぇな、まずはこの世界での生きる術を探さねぇとな。」

 

「なら、学校(ウチ)来る?少し走るけど。」

 

「おっ、まじか!?感謝するぜ!」

 

「うしろ、乗る?少し走るって言ったけど歩くとして考えるなら結構遠いよ。」

 

「安心しな、これでも鍛えてるんでね。走るのには自信があんのさ。」

 

「……わかった。じゃあついて来て。」

 

「おう!わかったzってうお、速ェ!」

 

シロコが飛び出していったかと思いきや、3秒でもう50メートルくらいは離れていった

チーちゃんの乗るバイクよりは流石に遅いが、それに匹敵するほどの速さだった。

 

「あんな速いとは思ってなかったぜ…くそっ、待ってくれ!!」

 

 

それに遅れてアルも飛び出した。シロコは目の検査にある気球くらい小さくなっていた。

 

 

 

 

 

 

「はぁ……はぁ……やっと追いついたってな…。」

 

「むむ、遅い。」

 

「お前が速すぎるんだってばよ、自転車であの速さはおかしいだろ!」

 

「ここだと常識、覚えるといい。あと、ついたよ、ここがアビドス。」

 

「でけぇ建物なんだな、んだここはなにをするとこなんだ?」

 

「学校、知らないの?勉強とか…色々するとこ。けどやったことはない。」

 

「ねぇのかよ。それまたなんでだ?」

 

「最近まで借金に追われてた、けど先生が来てからなんとかなった。 ➕( ᓀ‸ᓂ)VV

 まぁ過ぎたことはいいよ、中に入ろう。」

 

「なるほどな、そりゃ良かった話ってな。じゃ失礼させてもらうぜ。」

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━

 

「ん、帰った。」

 

「シロコ先輩おかえり〜って後ろの人は!?」

 

「わーお☆またシロコちゃんが男の人を連れて帰って来ちゃいました。」

 

「おっほほ〜シロコちゃんも大胆だね〜。」

 

「まぁシロコ先輩のことでしょうし、どこかで倒れてたのを連れて来たんじゃないですか?」

 

「ん、アヤネ正解。私のことよくわかってる。」

 

「またって前もこんなことあったってのか?そいつはそいつでどうなんだよ。」

 

「ちなみにそれがさっき言ってた先生、服も泥まみれでぶっ倒れてた。

その時はアビドスに用があったみたいだけど、食料も水も枯らして。」

 

「何やってんだよ…そういや俺の子分にもそういうやつはいたな。いつも盗みを失敗すんだけど頭撫でてやりゃ喜んでくれる、ちょっと抜けたところがあるけど可愛い奴なんだよ。」

 

「へぇ〜、先生と似た人がいるんだね〜。ってところで褐色のお兄さんは誰なの?シロコちゃんが連れて来たってことは多分敵とかそういうわけじゃないだろうけど。」

 

「おっと、忘れてたってな。さっきシロコにも説明はしたんだが

俺はアル・ダハブ=アルカティア、盗賊をやってるもんだ。まぁなんだ、よろしく頼むぜ。」

 

「いや〜、またまた個性強いのが来たね〜。それにしても盗賊って大丈夫なの?」

 

「おう、俺は洞窟や祠の財宝盗むの専門ってな。ま、時々呪われちまったりしてるけどよ。たとえばこの宝剣なんだが、これのせいで俺は体が極端に弱くなっちまってるんだ。けどそれを怠ける理由にしねぇために鍛えてるんだよ。それに人に危害を加えるつもりはねぇが、やられたら殺り返す本分だ、仲間を傷つける奴は許さねぇ。」

 

「そこのところは同感かも。友達を傷つけられて黙ってみてろなんて絶対無理。」

 

「それは、私もです。セリカちゃんが攫われちゃった時、悲しかったし、許せなかったです。もうあんなことは起きてほしくないと思うばかりです。」

 

「あの時はねぇ、セリカちゃんのためにみんな全力で動いたもんね〜。」

 

「そんな暗い話は今はいいでしょう!そんなことよりアルさんに質問とかしませんか☆」

 

「質問か?まぁシロコの恩もあるしなんだも答えるぜ?」

 

「わーい!じゃあまずは……………」

 

 

 

そうしてアルは数時間、質問責めにあった。

 

 

 

 

 

 

 

「思ったより多かったってな……。」

 

「いやぁ〜おもしろものいっぱい聞けたね〜。」

 

「そのこんぱす?という場所、気になりますね。」

 

「私もちょっと行ってみたい。」

 

「フィクションみたいな話で楽しかったです☆」

 

「いつかはいけるんじゃねぇか?#コンパスにもさまざまな奴がいることはさっき話したろ?

アンデッドの王やらやたらこえー幼女とかいんだしよ。」

 

「ん…それと比べたら、個性が弱い気も、する。」

 

「いやいやさっきお前らの話も聞いたけど銃弾生身でくらっても平気っつーのは結構個性有り余り過ぎてると思うぜ?お前らが来るのも楽しみに待つのもいいかもしれねぇな。」

 

「ん、楽しみに待ってて。」

 

 

 

「……なーんかシロコちゃんといい感じ?お母さんは許しませんよ!」

 

「先生相手にも前それやりましたよね?後あれはいい感じと言うより……獲物を狙う狼?」

 

「確かにそんな気もしなくはないですね……。」

 

「みていて面白いですね☆」

 

 

質問も終わり、ようやく落ち着いた

その時

 

ダダダダダダダダ!!!

 

 

!!!

 

「銃声!?近くでバトルでも起きてんのか!?」

 

「いや、多分………やっぱりね。」

 

 

ホシノが何かを感じたように外に目線を向けると

 

 

「オラオラはよ出てこんかーーい!」

「テメェらのせいであたし達の仕事がよーなくなったんだよォォーー!!」

「ひっこーし!ひっこーし!さっさとひっこーししばくぞ!!!」

 

 

以前アビドスを攻めに来たカタカタヘルメット団だった。

 

「ん…!また性懲りも無く来た。」

 

「カタカタヘルメット団……!」

 

「いつになったら懲りてくれるのでしょうか……。」

 

「困ってるのか?」

 

「うーん、前は先生が指揮してくれたからなんとかなったから、今回は‥私たちもレベルアップはしてると思うけど。」

 

「…よし、じゃあ俺がやってやるってな。」

 

「え!?危険ですよ!私たちならまだしも生身の人間であるアルさんでは…!」

 

「安心しな、俺はあいつらよりもやべー奴らと常日頃戦ってる。」

(あの機械傭兵やらやべーガトリング女とかな……。)

 

「……わかりました。ですがオペレーターだけはやらせてください。1人でも大丈夫かもしれませんが、私の自己満足です。」

 

「それはいいかも、先生が来る前まではほとんどアヤネちゃんがやってたんだよ!

今は先生もやってるんだけど、2人のおかげで動きやすかったりするんだよね。」

 

「セリカちゃんがそこまで褒めるのも、アヤネちゃんとは長い付き合いらしいからねー。」

 

 

「まだかーーーー!!!!」

「もう伸ばせねーぞー!!」

「色々な意味でなーー!!!」

 

 

「おっと、相手さんもそろそろ待てねぇようだってな。」

 

「もうそろそろ引き延ばすのも無理ですしね〜。」

 

「ん、ここまでの時点で割とご都go……。」

 

「それ以上はマズイ、それにシロコかどうかも分かりやすくするために[ん]キャラになっちまってるしな…。じゃ、行ってくるぜ。」

 

 

 

 

 

「お、ようやく来たか……って誰だテメェ?」

 

「まぁなんだ、あいつらの代わりと考えといてくれ。」

 

「ほーん?みたところキヴォトスのやつじゃねぇように見えるけどよ…あたし達はだからって容赦はしねぇよ?」

 

「あぁ、俺もそのつもりだからよ。あんま舐めねぇ方が良いぜ。」

 

「ふっ……上等だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

 

 

 

〜  数分後   〜

 

 

 

 

 

「ぐへ…やられた……」

 

「安心しな、峰打ちだ。………いやだがあっさり終わっちまった……。」

 

 

「なんか歴戦の差を見せつけられちゃった感じだね、うへへ…。」

 

「ボッコボコだったね。」

 

「は、はい……ま、まぁ勝てたので良いじゃないですか!!」

 

「まぁそれはそうだよね、うん。」

 

「お前らがそう思あのも仕方はない気がするぜ……思ったより張り合いってもんが……。

まぁあとはあいつらをどうすんだ?縛ってでもおくか?」

 

「まぁ帰しておけば良いんじゃないですかね?」

 

そうした微妙な感じに終わってしまった。

 

 

 

 

「さて、アルさん。これからどうするんですか?」

 

「まずは寝れる場所でも見つけねぇとなとは思ってる。自身の体を安全に休まれる場所、生きる鉄則だってな。んだが、ここら辺にゃ住宅街はあるが勝手に住んじゃならねぇだろうし。」

 

「そう思います、そこでなんですが……ホシノ先輩、これで良いですか?」

 

「大丈夫でしょ、あの人なら。多分任されるって〜。」

 

「分かりました。アルさんこれをどうぞ。」

 

 

そうして手渡されたのは何かのチケットと地図だった。

 

「お?なんだってんだこれは?地図と‥…チケットか?」

 

「はい、それは連邦捜査部[シャーレ]の場所と向かうための交通チケットです。先ほど連絡して許可をいただきました。

聞けば、アルさんのような方々が最近増えているそうでシャーレで引き取っているそうです。

私たちは学校にいてくれても良いのですが、今回のようなことがあるかもしれませんし……。また迷惑をかける、と言うわけには行かないと思ったのです。」

 

「俺は良いけど、お前達がそう思うってんならそれを尊重するぜ、ありがとよ!」

 

 

「ま、でも時々は遊びに来てほしいな〜、面白い話また聞きたいし。」

 

「元の世界などの話また聞かせてくださいね☆」

 

「ん。今度勝負しよう。」

 

「シロコ先輩はそれですか……。あはは…。」

 

「それじゃあ、行ってらっしゃいませ!」

 

「おう、行ってくるぜ!」

 

 

そうしてアルはアビドスを離れ、シャーレへと向かったのだった。

しかし道のりはまぁまぁ長いぞ!がんばれアル!!




どのヒーローとどの学校・部活・その他などと絡んで欲しいのかをネタ切れなので募集します
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