「っ……見た事あるなお前」
巨漢の後ろにいる手だらけ敵がこちらを睨みつつもヘラヘラと笑う
「リューキュウって奴の所でヒーロー活動してる2年生だったかニュースで見たよ」
「それで?」
「いや……生意気なガキもここで殺せるなんてついてるな〜ってね 殺れ脳無」
瞬間 音を置き去りにしたかのように巨漢が腕を振り上げ目の前に現れる
「ふっ」
ウイングウォールで拳を受止めそのまま地面に受け流す
ドゴン!と音を立てコンクリートがエグれる
「ただのパンチでこれか…」
ダークバイザーを引き抜き振り下ろされた腕を切り付ける
「腕の神経を絶った もう右腕は使えないだろう」
しかし切りつけられても声もあげないとは こいつ痛覚がないのか?
「はは…容赦ねぇなでも脳無はそれじゃ止まらない」
「なに?…ッ!」
切りつけた筈の右腕を振り上げる巨漢が目に入る 馬鹿な神経は確かに切りつけたはず
「紹介するよ そいつは改造人間脳無 その中でも対オールマイト用の個体…個性は超再生とショック吸収さ」
個性の2つ持ちに改造人間…やってる事がショッカーだな
「だが個性さえ分かればやりようはある」
ダークバイザーをホルダーに戻しバイザーを開きデッキから抜いたカードを装填する
《STRIKE VENT》
右腕にドラゴクローを装着する
「ぬぅぅぅん ハァ!!」
右腕をふりしぼりドラゴクローから放たれる灼熱ドラゴクローファイヤーを脳無に放つ
「ショック吸収なら火炎なんかは防げないんじゃないか?」
しかし焼かれた所から再生していく脳無
「焦らせながって…そうだ超再生の脳無がこれくらいで!」
「それは限界は無いのか?」
「……は?」
個性なんだ無限なんかある訳がない 改造されようが限界はあるだろう
再起不能にするのは訳じゃない
「つまりダメージを与え続ければこの脳無って奴は動かなくなる…違うか?」
「ッ!脳無そこから逃げろ!」
指示を聞くと直ぐに脳無が距離を置き始めた コイツ司令が無いと動けないのか
「改造されて意識もないか…哀れな奴だ」
カード更にバイザーに装填し発動させる
《NASTY VENT》
背中のウイングウォールが外れ契約モンスターダークウイングとなり脳無の頭上に対空し口から超音波ソニックブレイカーを放つ
「脳無!そのコウモリ擬からやれ!」
しかし脳無は動かない ソニックブレイカーによって声が遮断されただ耳を覆って呻いている
「ふん!」
そこに追撃でドラゴクローファイヤーを浴びせ脳無を焼いていく
「ウェルダンまでしてしまうと死んでしまう…コイツに生と死の概念があるかはわからんが」
更に炎の火力を上げ脳無を焼き尽くしていく
「行動不能になるまで再生能力を使い切らせる!」
「チッ! 脳無!!」
手だらけ敵がこちらに走り出してきた 大方動けない俺から始末するつもりか なら
「コイツだ」
《TRICK VENT》
カードを即座にバイザーに装填し発動させシャドーイリュージョンを発動 分身を3人だし1人は手だらけ敵に2人は先生と後輩の方に向かわせる
「分身!?テメェどんなチート野郎だ!」
「あいにく便利な個性でな まぁお前らのすきにさせない事が出来てるなら幸いだ!」
振り下ろされた腕をダークバイザーで弾きそのまま足をひっかけ転倒させ踏みつける
「うぐっあ!?」
「さぁ 今の内に避難するぞ」
「先生は俺が担ぐ殿はもう1人の俺がするから速やかに行くぞ」
こちらを陰から見ていた後輩に声をかけ先生を担ぐ
「羽黒…他の生徒」
「大丈夫もう他の先生も着きますよ 皆さん俺が聞いた時には出発寸前でしたから」
こんなに傷だらけなのに生徒の心配って……相変わらず優しいのか厳しいのか
「先輩!」
「質問は後だ名も知らない後輩くん 君も相澤先生を運ぶのを手伝ってくれ」
髪が重力と喧嘩してる子が話しかけてきたが今は早めに避難させないと 正直このまま4人をかばいつつ戦うのはやりずらい
「くそ……くそが!」
踏みつけていた手だらけ敵が叫び出し地面に指を5本当てその部分が崩れ落ちバランスが崩れる
「むっ!」
「邪魔だ!」
そのまま膝蹴りを食らってしまい手だらけを自由にしてしまう マズったか
「ガキ共とイレイザーには逃がされて計画もむちゃくちゃ……あぁクソが!」
癇癪持ちか?…なんと言うか幼いな
「そうだな 大人しく捕ま「死柄木弔はやらせない」何!」
突如後ろから黒いモヤが現れ中から出てきた奴に切りつけられた!?クソッ!
「!……手だらけ 嫌死柄木弔とかいうやつを抑えてる分身がやられたか」
急な不意打ち ワープか!厄介な
その個性でここに侵入したのか なるほど学校の警備が反応しない訳だ
「なら早くコイツを仕留める!」
蝙蝠のレリーフが描かれたカードを取りだしダークバイザーに装填しそのまま脳無に向かい走り出す
《FINAL VENT》
「うおおおおお!!」 〝Kiiiiii!!〟
後ろにダークウイングも飛来し背中に装着 ウイングウォールに形状を変えた状態になり飛ぶ
「ハアアアアアアア!!」
ウイングウォールが螺旋となり撃ち込まれる必殺 〝飛翔斬!!〟
漆黒の矢が脳無を貫き爆発が起こる
「脳無が…やられた」
「クソがああ!!チート野郎め!!」
死柄木と呼ばれていた敵が癇癪を起こしモヤのかかった顔の敵はこちらを警戒しているか
「次は貴様らだ…逃がしはしない」
「死柄木弔 彼は危険だ我々で力を合わせ倒すべき」
「あぁ 脳無の仇もとってやらないなぁ!」
やる気か…カードデッキからカードを引き抜きこちらも警戒するその時
「もう大丈夫!! 私が来た!!」
ドアを轟音を空け吹き飛ばしいつも笑顔の頼もしいヒーローが現れた…ただこの時のオールマイトは笑顔ではなく怒りに満ちた顔で現れた
「まるで鬼だな」
「オールマイトォ…!」
「死柄木弔!これは無理だ1度体制を立て直しますよ!」
黒モヤが死柄木と共にモヤに飲み込まれていく ワープで逃げるか!
「脳無も返していただきますよ」
今倒した脳無にもモヤがかかり始める そこまで好きにはさせん!
「ダークウイング!」
〝Kiiiiiii!!〟
ダークウイングが翼を羽ばたかせモヤを吹き飛ばしワープを阻止する
「くっ 脳無は諦めるしかないですね」
「クソクソクソ! オールマイト!そしてコウモリのガキ!!」
「次は必ず殺す! 覚えてやがれ平和の象徴さんよぉ!」
目を見開き血走った目でこちらを睨みながら死柄木は消えていく
こうして雄英高校初の事件 USJ襲撃事件は幕を下ろした
上位2体を追加の契約モンスター 1/18まで
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エビルダイバー
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ベノスネーカー
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メタルゲラス
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バイオグリーザー
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ブランウィング