透き通る世界で魔王は何を見る? 作:いぶりがっこ
だけど、その代わりにえらくクオリティが下がってしまいました…何でぇ?(泣)
─追記─
明日から学校なので、投稿頻度が落ちると思います。ご容赦くださいませ。
「こほんっ!アノスさんの力については理解しました。凄まじいことこの上ないですが、一連の出来事についてシャーレに報告しました。もうしばらくすれば、先生からも連絡がくるでしょう」
ヒマリが咳払いをし、ようやく本題に戻った。
「それまでの間、アノスさんはこの部室でゆっくり寛いでください」
「ああ、すまぬな」
煩わしい監視の気配もなくなり、ある程度の自由を得た俺は、先程の話に出てきたケイについて、救う意思があるのかを、改めてゲーム開発部の面々に聞いた。
「「「「もちろんだよ(です!)」」」」
意思の確認を終えた俺は、彼女らに対し──
「救うことができる」
「……え?」
「俺の力ならば、ケイを救うことができる」
誰が言葉を発したか、一瞬呆然となったゲーム開発部に対して再度、救うことが可能だという旨を伝えた。
「ほ、本当に!本当にケイを救うことができるの!?」
興奮したモモイが身を乗り出し、俺にそう問うてくる。
「嘘はつかぬ。俺に不可能はない」
そう言ってやると、彼女達は決意を固めたように、改めて俺へと向き直る。真っ直ぐとした、よい目だ。
「お願い、ケイを助けて!」
その言葉に俺は頷き、肯定の意を示す。すると、黙っていたヒマリが横から口を挟むようにして、疑問を漏らす。
「ですが……救うといっても、どういった形で救うのですか?まさか、魔法で?」
「そのまさかだ」
俺はそう口にし、魔法陣を自らの体に幾重にも描き、積層した。
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波の如く、ゆらゆらと俺の身体と魔力がブレる。
可能性を実在化させる<
続けて俺は
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「……どうしました?アノス」
俺はきょとんと首を傾げるアリスを見つめ、その深淵を覗く。そうして彼女を解析していった俺は、更に続けて三つの魔法陣を描いた。
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「え!アリス!?!?」
「「「「「「……!?」」」」」」
モモイが驚きのあまり、言葉を漏らす。他の者達も声には出していないものの、その顔は見たこともないほど驚愕に満ちた顔をしている。
そうしてアリスを模した器に、
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正常とは言えぬ、弱りきったケイの根源。それが内包する神秘を川に見立て、弱りきった流れを補う魔力を流した。後は目覚めるのを待つだけだ。
◇
そうして暫くの時間が経ち、アリス達は心配そうに横たわるケイを見つめていた。
「……?」
──刹那、ピクリとその身体は動き、ケイはその目を開き始めた。
やっぱり難しいな…。だけど、本当に暇潰しには丁度いいですね、これ。妄想してゴロゴロ寝転がっていた時よりも、充実している気がします。
まあ、この小説も布団で寝転がりながら書いているんですけどね。