透き通る世界で魔王は何を見る? 作:いぶりがっこ
一連の戦闘が終わった後はトリニティかゲヘナ、他学園に足を運ぶと思うので、ブルアカファンの皆様。もう少し作者の我儘にお付き合い下さい。
いや〜自分の書きたいものが書けるって、本当に最高ですね。自身の望むシチュを思うがままに、暇潰しとしてはこれ以上ないくらいに最高です。
「<
開幕早々、俺は奴に向けて終末の火を放った。如何に俺の記憶から創られた偽物とはいえ、元となる災人は俺と同じく不可侵領海。もし弱体化したとて、それに準ずるだけの力は持っていよう。
そうして放たれた暗黒の炎は、弧を描くようにして災人に襲いかかる。刹那、その場の一切が黒く炎上し、奴の体を飲み込んでいった。
──されど次の瞬間、終末の火が凍りつく。
「ふむ、権能も再現するか。ならば──」
俺は<
「<
奴は魔法陣を描き、その手掌に蒼き冷気を纏う。そうして俺の前に立ちはだかってくると同時に、襲いかかってきた。だが──
「温い」
猛然と迫りくる氷掌を前に、すかさず俺は魔法陣を描く。
「<
二つの手掌がぶつかり合い、激しく火花が散った。
追撃するかのように蒼き冷気を纏った氷掌が俺の肩を抉り、深き滅びの指先が災人の胸板に突き刺さる。
「もっと楽しませよ」
俺は更に力を解放していき、災人目掛けて滅びの力を叩き込んでいく。
相手は不可侵領海、災人イザーク。前回は邪魔が入ったが、今回は思う存分戦うことが出来るのだ。俺達は思わず、互いに笑みをこぼしていた。
さあ、不可侵領海たるその力の所以。今度こそ存分に見せてもらうとしよう──
◇
数時間後──
世界殺しの災爪が俺の根源を裂き、黒き粒子を纏った滅びの拳が奴の根源目掛けて叩き込まれる。戦いは依然として、激しさを増していくばかりだ。
俺の<
流石は不可侵領海といったところか。偽りとはいえ、俺を相手にここまでやるとはな。なかなかどうして、大した力だ。
突き出した滅びの指先とともに俺は災人から距離をとり、三つの魔法を行使した。
「<
秩序に反するその魔法が災人の影に描かれ、奴の影が俺の方へと伸びてゆく。それと同時に俺は、二つ目の魔法を使う。
「<
禍々しい魔力がこの身から溢れ、激しく渦巻く。
根源で凝縮した滅びの力を解放し、俺のあらゆる力を瞬間的に底上げする深化魔法。
全てが遥か深淵へと迫りゆく<
「<
二律僭主の時代に使っていた影踏の魔法。俺はゆるりと足を踏み出し、一歩目を踏む。
「………………がッ………………!」
ズガンッと影を踏むと、けたたましい滅びの音が空間全体に響き渡る。滅びの影踏があらゆる防御を無視して、権能ごと根源を踏み砕いたからだ。
滅びかけの災人はその凍結の権能を使い、自らのダメージを無力化しようとしているが、未来を凍結させる強大なる権能は、まるでそれ自体が背反したかの如く発動しなかった。
「…………っ!!」
奴は最後の抵抗、深層大魔法<
──だが、それも不発に終わる。
その災禍の魔法には既に、秩序に反する影の魔法が描かれていたからだ。
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そうして俺の一歩によって存在を踏み潰されたイザークは、跡形もなく滅びていった。
◇
「さて、次は誰だ?」
イザークを滅ぼし終え、一区切りついた頃に俺はそう口にした。
この異空間の創造主達の目的は俺の力を試すことだろう。故にたったの一戦限りで俺を帰すとは、到底思えぬ。
だが偽りとはいえ、不可侵領海を相手にしたのだ。俺の根源も奴の災爪により、深傷を負っている。
「だからといって、誰が相手でも負けてやる気はないがな」
俺はそう言葉をこぼし、次の相手を待った。
しばらく待ってやると物音が聞こえ、その白き空間にぬうっと一つの影が浮き上がった──。
こういう戦闘描写ね、上手く描写できてるかは分からないけど……作者、大好物なんですよ。
後、今回の描写は凄く雑だったかも知れません。
プロットも何もない上、突発的に書きたいものを書いているだけなので、こんなものが出来上がるんです。小説始めてまだ一週間なので、許して…
????「──────。」
透き通る世界で魔王は何処に行く?
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