よし、サボるぜ   作:まんぐーすかすか

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ホモのみんな!高評価お気に入り、ホンマありがとナス!(媚び売り)

最近ゲームばっかりしてて、すっかり忘れてたわけでは無いのだけれど、久しぶりの挨拶第一声は褒め言葉がいいってじっちゃが言ってた。

感想欲しいとか思ってないよ。だって初投稿だもん!


不定期更新です。





※ 指揮官逃走中 3

 

 

 

 

 

 

 

 

「指揮官様ぁ〜♡あなたの大鳳が参りましたわ〜♡」

 

「チッ...面倒なのが増えたわね...」

 

「先輩の次は大鳳まで...」

 

襖を勢い良く開け放ち、現れた大鳳。彼女の到来に鬱陶しそうな赤城と翔鶴。

 

 

「何で大鳳がここに?」

 

「ふむ、彼女が此方に出向く用は無かったと思うが」

 

「そんなの関係ありませんわ〜!指揮官様に似た子が気になって着いて来ましたの〜!まさか指揮官様御本人だとは、思いもしませんでしたけど♡」

 

 

俺と高雄の疑問に自信満々に答えた大鳳。部屋に入って来てから目線はずっと俺に釘付けであり、他の面子はまるで眼中に無い辺り、彼女も俺の魅力に当てられた被害者の1人なのだろう。なんて罪深い男なんだ、自分自身が恐ろしいぜ。

 

 

「いや、いつも通りか」

 

「大鳳!勝手に入ってくるでないぞ!」

 

「申し訳ありませんわ〜長門様。ですが指揮官様の一大事ともなればこの大鳳、何処へでも駆け付けますわ〜♡」

 

「だからって、此処は御狐様の部屋ですよ」

 

「たとえ火の中水の中長門様の部屋指揮官様の部屋ですわ〜!場所なんか関係ありません♡」

 

「不法侵入ですよ不法侵入!」

 

「細かい事はいいじゃないですか♡指揮官様〜♡」

 

うふふ♡と嬉しそうに身体をくねらせて悶える大鳳。本当にいつか、部屋の中にまで現れそうだな...合鍵とか作られてないよな?

 

 

「さぁ指揮官様〜♡大鳳と一緒に〜♡楽しい事致しましょう〜♡」

 

「させる訳ないでしょう!さっさと此処から出ていきなさい!」

 

「赤城!」

 

「ふふふ...落ち着いてください赤城さん。貴方と争いたくて来た訳ではありません、ここは1つ、取り引きをしませんか?」

 

「取り引き?一体何をほざいているのかしら」

 

「私の味方になってくださるなら、い〜っぱい指揮官様とラブラブ♡出来ますよ〜?」

 

「そっ............その手には乗らないわよ!私を甘く見ないで頂戴!」

 

「今の間は一体...?」

 

大鳳の提案に、より険しい表情を浮かべる赤城。今回は珍しく押されてるなぁ、なんて考えていると、大鳳がこの場に居る艦船全員に向けて更なる勧誘を仕掛けて来た。

 

 

「赤城さんだけに限った話ではありませんわ〜!私に着いてくれば、指揮官様とあ〜んな事やこ〜んな事が出来るんですよ〜?皆さんも日頃から、良く妄想していらしたのでは〜?」

 

「それはッ...!」

 

「...ふむ」

 

「......」

 

皆んな俺と鬼ごっことか隠れんぼしたかったのか...?(バカ)

 

 

「簡単な話ですよ?貴方達は、このまま指揮官様を守る盾として、長門様と共に艦船としての使命を果たすか...私に忠誠を誓って女としての幸せを享受するか...!」

 

「くッ...!」

 

「大鳳...!」

 

大仰に此方を挑発してきた大鳳に、瑞鶴と加賀が歯噛みして彼女を睨みつけていると、先程まで俯いて黙り込んでいた翔鶴が不意に笑い出した。

 

 

「ふふふ...ふっふっふ...」

 

「翔鶴姉...?」

 

立ち上がり、顔を上げた翔鶴の目は、覚悟を決めた戦士のそれだった。

 

 

「ならば...!答えは1つッ...!」

 

 

着物を翻し、大鳳の側へと並んだ翔鶴が胸に手を当てて高らかに宣言した。

 

 

「大鳳に忠誠を、誓いますッ!!!」

 

 

「そんな...!」

 

「翔鶴...!」

 

「翔鶴姉ぇ...」

 

 

 

 

寝返った(?)翔鶴に怒りの表情を露わにする加賀と長門、悲しいのか呆れているのか、またはその両方なのか悲嘆の表情を浮かべている瑞鶴。

 

 

1人味方に付いた事で勝機を見出したのか、大鳳が高笑いをしながら前に一歩踏み出し、更なる誘惑を繰り出す。

 

 

「あら〜!翔鶴さんは素直ですわね〜!ほらほら皆さんも心の内に秘めているその欲望を、指揮官様で解放しましょう〜!さぁさぁ!」

 

 

「くっ...!そんな事をすれば、この母港の秩序は崩壊するぞ!」

 

「そうだよ!考え直して翔鶴姉!」

 

「ふふふ...瑞鶴、あなたも此方に来るのよ...共に、指揮官のお姉ちゃんになりましょう?」

 

翔鶴が妹である瑞鶴を味方に引き入れようと手を差し出すが、当の瑞鶴は困ったように笑いながらその誘いを断った。

 

 

「うーんと...私はどっちかって言うと甘やかしてくれる方が好きかな...何なら優しくイジめて欲しいと言うか...♡」

 

「そうだな...分かるぞ、瑞鶴」

 

「加賀さん...!」

 

「私達は自分よりも体格が大きいオスに、優しくイジめてもらう♡イチャイチャ重視の甘サド指揮官が欲しいんだ!」

 

「そうだそうだ!♡」

 

 

「...なるほど、ショタの指揮官を目一杯可愛がるのではなく、いつもの指揮官に戻るまで守り通してみせると...そう言うのですね?」

 

「ああ、この母港にいる全員が、お前と同じおねショタ好きだと思うなよ!」

 

「そうだそうだ!」

 

「瑞鶴...私の妹でありながら、一航戦の先輩に味方するのね!」

 

「翔鶴姉には悪いけど、これだけは譲れないから!」

 

 

2人の間に剣呑な雰囲気が漂って来たところで、大鳳がその空気を引き裂くように間に立った。

 

 

「私も別に指揮官様が小さくなったかどうかはどうでもいいんですの〜!ただ小さい指揮官様も味わえるなら、今の内だからってだけですわ〜!」

 

「そうはさせてたまるかッ!」

 

登場から終始自由に振る舞っている大鳳へ、ついに我慢の限界を迎えた加賀が掴み掛かろうとした時、思わぬ艦船がその手を妨げた。

 

 

「赤城!?なぜ庇う!」

 

「...これはチャンスなの...私だって、指揮官様と今よりもっと深い仲になりたいのよ!もう『結構ヘタレなんですねw』なんて言わせないわッ!」

 

大鳳の前へ塞がるように立ちはだかった赤城。まさか赤城まで寝返るとは思っていなかったのか、加賀の表情は、いつものくだらない冗談に付き合わされている時の半ば呆れを含んでいたものと違い、本気の焦りを見せていた。

 

 

 

「考え直して赤城さん!ヘタレだなんて...翔鶴姉しか言ってないですよ!」

 

「嘘ね!皆んな陰では『案外赤城さんって指揮官と絡む事少ないよね』って言ってるんでしょう!だってしょうがないじゃない!気軽に会える立場じゃないもの!貴方達とは背負っている責任が違うのよッ!」

 

「赤...姉さま!落ち着け!姉さまが抱えている悩みは分かった!だが、無理矢理指揮官を組み伏せて、そこに愛はあるのか!?」

 

「ぐっ...!それはっ...!!」

 

 

加賀の説得に少し怯んだ赤城だったが、そこへすかさず大鳳と翔鶴が悪魔の囁きを挟む。

 

 

「分かっていないようですね〜!無理矢理だろうがそれはあくまできっかけ!既成事実さえ出来れば後からいくらでも育めますわ〜♡」

 

「そんなモノに拘ってうじうじしてるからヘタレなんですよ!先輩!とっととそこの生意気なオスガキレ○プして、先輩のカッコいい所見せてくださいよ!」

 

 

「姉さま...!」

 

「私は...」

 

善と悪、天使と悪魔。2つの思いに挟まれて、更に苦い表情を浮かべる赤城。そこへ、事態を静観していた天城が、赤城の悩みを晴らすために立ち上がった。

 

 

「赤城」

 

「天城姉様...」

 

「天城は分かっていますよ。貴方は私と同じ、愛に生きるとても優しい子だと。そんな独りよがりの性欲に振り回されてはなりませんよ」

 

「...ありがとうございます、姉様。...これで、どちらに着くか決まりましたわ」

 

「それでこそ、私の妹です」

 

むふーっ、と褒められた子供のように嬉しそうな顔をしている天城とは対照的に、赤城の顔は何処か影のある暗いもので───

 

 

 

「ええ、ですので───私は奪りましょう...!愛する人を!力づくでもッ!」

 

 

 

「なっ!?何故だ姉さま!今のはこっちに着く流れだろう!?」

 

「赤城...何故...」

 

「白々しいですわ!天城姉様!さっきの姉様の言葉を聞いて、より決意が固まりましたわ!」

 

「一体、何を言って...」

 

「この後に及んでっ!私は忘れてないわ!...この前、指揮官様とお会いする機会が減って寂しいと零した私を慰めるために、テーマパークに連れて行ってくれたことがありましたわね!」

 

「ええ、あの時は久しぶりに2人の時間が取れて、とても楽しかったですね」

 

「確かに楽しかったですけれど!それはそれ、これはこれですわ!...あの後、たまたま会ったグレイゴーストにその事を話したら!...『ん?この前、指揮官と一緒に遊んでいる天城を見たぞ。見せつけるように腕を組んで歩いていたから、その場にいた子達は皆んな覚えていると思うぞ』...なぁんて言ってましたの...」

 

「あ、天城さん...それは本当なのか...?」

 

「...」

 

「その反応!やっぱり指揮官様と遊んでらしたのね!私に隠れて!」

 

「赤城の事も誘おうと思っていたのです...けれど忙しいだろうと思って誘えなかったのです...」

 

「そんなの!姉様が指揮官様と2人きりで遊びたかっただけではありませんか!もう姉様の事なんか知りません!私は私の方法で、指揮官様を手に入れますわ!」

 

「赤城!目を覚ますのです!」

 

「いや、これは天城さんが...まぁいいか」

 

これで大鳳の味方に着いてしまった翔鶴と赤城。彼女達の毒牙から指揮官を守ろうとする瑞鶴と加賀は、そういえば件の指揮官本人がやけに静かな事が気になり、一体どうしたのかと振り返ってみると、何やら長門達4人でトランプで遊んでいるではないか。

 

 

 

「指揮官!何してんの!早く翔鶴姉達止めてよ!」

 

「お?終わった?」

 

「む、次はお主の番だぞ」

 

「ごめんごめん...あー俺の手札見るのは無しだぞ武蔵!」

 

「あらあらうふふ♡」

 

「...高雄」

 

「すまぬ、加賀殿。しかし思ったより長くなりそうだった上、指揮官殿が暇を訴えてな...」

 

「次は高雄だぞー」

 

「ん、ああ」

 

「お前...」

 

長門が座っている上座の周りに、囲い合うようにババ抜きをして遊んでいる指揮官に、怒りが込み上げてくる加賀。

 

 

「ほ〜らやっぱり、ぶち犯○て分からせてあげないとダメ何ですよ!その生意気なオスガキは!やっちゃいますか!?やっちゃいましょうよ加賀先輩!」

 

「その為の仲間!」

 

「だからならないと言ってるだろう!」

 

 

呆れて項垂れる加賀の後ろでは「よっしゃ〜!1アガリ〜!」何てはしゃいでいるクソガキが1人。

 

 

「それでは肉たt...コホン、仲間も集まったところで...早速指揮官様を頂くと致しますわ〜!さぁ頼みましてよ!翔鶴さん!赤城さん!」

 

「覚悟してくださいね?加賀先輩、瑞鶴!」

 

「私に指図しないでくれるかしら小娘。言われなくとも、指揮官様は私のモノですわ!」

 

ついにヤる気になった大鳳達が戦闘態勢を取り、加賀達に飛びかかる寸前、ババ抜きでビリだった長門が彼女達に待ったをかけた。

 

 

「待て!ここで争うな!外で!えーっと...演習で!決着を付けよ!」

 

「確かに、それなら思う存分発散出来るでしょう」

 

「どうする?指揮官殿」

 

「んーまぁ訓練ってことで、母港近海でやるならいいぞ」

 

「ならば海の上で決着を付けるとしよう、行くぞ!」

 

「望むところですわ!」

 

そうしてあっさり部屋から出て行った大鳳チームと加賀と瑞鶴のコンビ。

 

 

「...これで一先ずは安心だな、指揮官殿」

 

「おっそうだな」

 

「まさかここまで大事になってしまうとは...指揮官様の子供姿は恐ろしいですね...」

 

「やはり此処で泊まっていっては如何かしら...もしくは妾の寝屋で二人で...♡」

 

「武蔵!...お主もそろそろ部屋に帰った方がいい、また戻ってきた大鳳達に襲われる可能性があるしな。それに、他の者達からも追われておるのだろう?ならば、近いうちに此処に居る事がバレるのも時間の問題だ」

 

「そうかぁ...なら、部屋でゲームでもしようかな」

 

「部屋までの護衛は任せてくれ、指揮官殿」

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

 

長門達に別れを告げ、自室までの道を高雄と共に喋りながら歩いた。その間、いろんな艦船の子達と出会って結構注目の的になった。

 

自分の部屋に辿り着いて、ここまで送ってくれた高雄に礼を言って部屋へと入る。とりあえず余った時間で、貯まってたゲームでも消化するかな、とゲーム機本体の電源を付けて、起動するまでの待ち時間に携帯を触っていると早速、艦船通信で俺が子供になっているという内容の投稿でいっぱいになっていた。

 

 

「出回るの早え〜...ま、説明の手間も省けて楽になったし、いっかぁ!」

 

 

それからは夕方になるまでゲームに明け暮れ、晩御飯を持ってきてくれたメイド隊のグラスゴーに食べさせてもらい(半ば強制的にあーんで食べさせられた)、風呂に入って(いつもよりも3割り増しくらいの視線を感じながら)、ベッドについた。

 

 

「ふわぁ...ひっさしぶりにたんまりゲーム出来たな〜こんなの仕事ないとでけ...でけ...俺今日仕事してなくね?」

 

(おいやべぇよ...やべぇよ...明日の仕事終わらせられっかこれもう分かんねぇな...ま、ベルファストが手伝ってくれるっしょwいざとなったら、可愛く「おねがいおねぇちゃ〜ん♡」って言えば解決解決w)

 

 

子供って最強すぎんか?さーて寝よ寝よ!明日の事は明日の俺に任せるぜ

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 

 

「...んむ、ふわぁ...よく寝た〜」

 

いつもよりも深い眠りだったのは子供の身体のおかげか?ぐっすり眠れたしありがたい限りだ

 

 

「さてさて、今日もお仕事頑張りますかぁ、子供の身体で...」

 

明石から貰った制服に着替え、朝ご飯を届けてくれたベルちゃんにチラチラ見られながら食事を済ませて執務室へ向かう。

 

 

「あーでも昨日の今日でベルファストは手伝ってくれるんかな?なんかすげー怒ってたし...他の子に手伝って貰おっかな...」

 

「その必要はありませんよ、ご主人様」

 

「ヌッ!...ベルファスト、こっそり近づくのはやめてくれ」

 

いつの間にかすぐそばに立っていたベルファスト。さらにはニューカッスルまで控えており、昨日の仕事を片付けてくれる心強い仲間が2人に増えた。

 

 

「うおぉん!指揮官感激!2人共!今日はよろしく頼む!」

 

「ええ、それでは取り掛かりましょうか」

 

「まずは今日のスケジュールから...」

 

 

彼女達のおかげで昼食前に前日までの仕事を片付ける事が出来たが、ベルファストとニューカッスルのボディタッチが多かったのは気のせいか。

 

 

それからはユニオンの連中と鬼ごっこやバスケなんかしたり、鉄血の駆逐艦や潜水艦の子達と水泳で遊んだり、子供の姿で出来る事をとにかく満喫した。

 

 

そしてようやく明石から「元に戻る薬が完成したにゃ〜」と報告を受け、それを受け取りにベルファストと工房へと赴いた。

 

 

「よっ、明石。やっと元に戻れるようになったんだって?」

 

「そうだにゃ!指揮官さえ良ければいつでも元に戻れるにゃ!」

 

 

明石から推定“元に戻れる薬”を受け取り、早速口に運ぶ。

 

 

「そんじゃ早速」

 

「あぁ!待つにゃ!いくら何でも口にするのが早いにゃ!元に戻った時用の服が───」

 

「うごごご!身体があちちち」

 

そうして、以前明石に飲まされた薬の時のように、全身が燃えるような熱さに襲われたかと思いきや、すぐさま熱は引いていき、見慣れた視点へ戻った。

 

 

「ふぅ...これで俺のイケメンボディが帰ってきた訳だな!」

 

「...ええ♡本当にご立派でございます♡」

 

「にゃ、にゃあ♡前を隠すにゃ♡!指揮官♡!」

 

「ん?...うおおおん!?」

 

ハダカ!?ハダカナンデ!?はっ!そういえば元の姿に戻る途中、服がミチミチいっていたような...!

 

 

「ああ明石!服を用意してくれ!子供になった時も用意してたんだろ!」

 

「し、してないにゃ!あれは子供になるのが分かってたから用意してたんだにゃ!まさか此処で飲むとは思ってなかったから用意なんてしてる訳ないにゃ!」

 

「すごく...おおきいです...♡♡」

 

「ベルファスト!服を持ってきてクレメンス!...ベルファスト?」

 

「にゃにゃ!?指揮官、ここは明石に任せて工房の奥に行くにゃ!今なら夕張がいるから、そこで適当に着れるものを貰うにゃ!」

 

「わ、分かった!」

 

くそ!何だか分からんが服を着なければ!こんな女世帯で裸で現れた成人男性だと!?そんなの変態以外の何者でもない!軍法会議からの息子チョンパ確定!息子とバイバイしとうない!まだ一回も女の子に使ってあげた事ないのに!

 

 

「くっ!とにかく夕張に会って着る物を貰わなければ!裸よりも恥ずかしい格好なんてないだろ!いい加減にしろ!」

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

 

そう思っていた時期が俺にもありました。

 

 

 

「なにこれ」

 

「んぅ♡鼻血が...♡似合ってるよ、ご主人♡」

 

あれから無事に夕張には会えたが、血気迫った表情の全裸男に詰め寄られるという、女の子ならトラウマ確定な事態に、案の定襲われると思った夕張は、仰向けになってにゃ〜ん♡と諦めた(?)表情になったので、誠心誠意土下座して謝りながら事の次第を説明した。(何故かちょっと不服そうにしていた)

 

 

「いや、これ...本当に他に着る物は...」

 

「...ご主人にレ○プされそうになったって──」

 

「あー!!すっごい良い着心地!!フィットし過ぎて同化してきたかもしれん!!」

 

今着ているのはそれはもう細い、ほとんど紐じゃんってサイズのピッチピチの競泳用?のブリーフパンツ。サイズが小っさくて紐が食い込んで痛いし、何よりパッドも入れてないから息子の主張が激しい。もう新手の変態だろ...

 

 

「く...全裸で部屋に戻るか...アソコがくっきり出たパンツを履いて戻るか...ほとんど変わんねぇじゃん...」

 

「ほんとおっきいねご主人...♡(小声)」

 

「せめて何か羽織る物は...!コートとかで隠せばまだ何とか!」

 

「あー!ご主人にレ○プされるー!犯さr──」

 

「夕張ありがとう!指揮官お部屋戻るー!」

 

「...ふへへ♡隠し撮りして正解だった♡今からちょっと休憩しよっと♡」

 

ベルファスト達に鉢合わせないように、工房の裏口から出て、自室を目指す。

 

 

「くっ...!こんなぴっちりパンツ一丁で母港を出歩けと...?俺の指揮官人生を終わらせるつもりなのか...!」

 

何なら、パンツ一丁で露出するのが趣味の変態男の烙印を押されて、その後生活にも支障を来たす!絶対に見つかってはならない!

 

 

「幸い、工房から俺の部屋まではそれほど距離が離れていない。問題は最後の廊下でばったりすれ違う可能性が大」

 

特に今は昼下がり、昼食を食べ終えた艦船や、優雅にティータイムを嗜んでいる艦船、演習に励んでいる艦船など、道中でも出くわす確率が高い。

 

 

「だが、こちとら見つからないように動く隠密訓練も受けているんだ!そう簡単に見つかるわけにはいかない!」

 

「なぜ見つかってはいけないのですか」

 

「ここで見つかったら指揮官生活終わるなり...へ?」

 

「お久しぶりですね、指揮官」

 

「あ...ああ...」

 

「あっはは!指揮官なんでそんな格好してるの〜?面白〜い!」

 

「し、指揮官もまさか!モガドールの様にお外で脱ぐのが快感になってしまわれたのですか...!?」

 

「違うの...これは違うの...お願いジョッフル...そんな目で見ないで...」

 

 

どうやら工房に預けていた武器を受け取りに来たジョッフル、ラ・ガリソニエール、マルセイエーズ達は、入り口で取っ組み合っている明石とベルファストを避けるために裏口に回ったところ、何やら半裸(ほとんど全裸)で、ぶつぶつ独り言を呟いている俺を見つけたみたいだ。お排泄物ですわ〜!

 

 

「それで、指揮官。何か申し開きがありましたら今の内にどうぞ」

 

「違うのぉ!ジョッフル!これには訳があって!」

 

「あはは!ほとんど裸じゃん!寒くないの〜?」

 

「モガドールは脱いでも身体が火照って暑くなるから大丈夫と言っていました!まさか本当だったとは...」

 

「だから違うの...ガリソニエール、マルセイエーズ...お願い信じて...」

 

終わった...指揮官生活・完!ここまでやってきたのに最後は露出で終了か...人生とは儚く、呆気ないものなんだな...

 

 

「ええ、元より、指揮官の事を信じていますから。そのような露出に目覚めたわけではないと、分かっていますよ」

 

「え、ジョッフル!本当か!」

 

「はい、勿論、2人もそうですよ」

 

「当然じゃ〜ん!あたしはどんな指揮官でも、絶っっ対見放したりしないから!」

 

「わわ、私も分かっていましたよ!ええ!...ほっ」

 

 

「う、うおおん!みんなありがとう!実はな...!───」

 

 

 

「なるほど、子供の姿から元に戻ったは良いものの、着る服が無くて外に出られず、部屋に戻れなくなってしまったと」

 

「そうなんだよ!何とか借りた服も、こんなパンツ一枚だけだし...」

 

「そんなんじゃ裸と変わんなくない?着てるって言わないじゃん!」

 

「そうだよ!だから困ってんの!」

 

「だ、大丈夫です!私たちが、指揮官をお部屋までお送りいたします!」

 

「あ、ありがとう!でもどうやって──」

 

すると、身体をふわりと包み込む様に、黒い翼が下半身を覆った。

 

 

「こうして、私の羽で隠して移動しましょう。そうすれば、他の方から見られる恐れはありません」

 

「おお..!ジョッフル!お前は俺の天使だ...!」

 

「ええ♡あなたの戦闘天使ですよ♡」

 

「むー...あたしにも羽生えてたらな〜」

 

「...私だって戦闘天使ですよ!」

 

俺の背後に立ったジョッフルに羽で下半身を隠してもらい、上半身はマルセイエーズに隠してもらう、そして行先に他の艦船がいないかガリソニエールに確認してもらう。完璧な布陣だな!

 

 

 

「よし、それじゃあ頼む!」

 

「ええ」

 

「任せてください!」

 

「今ならいけるよ〜」

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

彼女達の頑張りのおかげで、無事にもうすぐ自室というところまで来た。

 

 

「もうすぐだ!」

 

「ん、指揮官。はやる気持ちは分かりますが、もう少しくっつかないと隠せませんよ♡」

 

後ろから、羽で下半身を引っ張られて、その弾みで背後に立っていたジョッフルにむにゅう♡と抱きしめられる。

 

 

「ちょ、ジョッフル!まずいって、離れて...」

 

「ふふ♡普段とは違って、より鮮明に感じられますか♡...どんどん昂ってきていますね♡」

 

ジョッフルの羽が小刻みに下半身を刺激し、同時に、背中に当たる柔らかい感触とお腹に回された手が這い回り、だんだん息子が上を向いてきた。それを、ジョッフルも羽越しに気付いているのだろう。

 

 

「ジョッフル、やめロッテ...!」

 

「ふふふ♡」

 

「...む!私に隠れて何をイチャイチャしているんですか!...私だって!えいっ!」

 

「ほわああぁ!マルセイエーズ!お前まで...!」

 

 

前を歩いていたマルセイエーズまで俺に抱きついてきて、さらに柔らかい感触に襲われる。

 

 

(ぬおおお!戦闘天使のおっぱいサンドイッチなんかに、俺は負けない!負けな...負け...負けちゃうう!!ダメだぁぁ!硬くなっちゃらめぇぇ!!息子ぉぉぉ!!!)

 

 

悶絶している間に、ジョッフルは「ん...♡ん...♡」と艶やかな声をあげるし、背中にはコリコリした2つの突起が暴れ回り、ついにパンツから頭を出してしまった息子がマルセイエーズのお腹に頭突きを繰り返し、「あっ♡あんっ♡」なんて声をあげるもんだから余計に興奮を増してくるし!!

 

 

「2人とも...まずいっっ!」

 

「いいですよ♡我慢しなくて♡」

 

「しきかんっ♡はやくっ♡」

 

 

(うおおぉぉ...!もうっ...まず───)

 

 

 

 

 

 

 

「しきかーん!今なら大丈夫だよー!」

 

 

 

「ふんぬぅ!!!」

 

 

「んっ」

 

「きゃ」

 

ガリソニエールの前方確認の声を聞いた瞬間に彼女達を振り払い(勿論ケガしない程度に)、息子を超速でパンツに戻して自室まで全力で走る。

 

 

「うおおお!ごめん2人共!そしてここまでありがとう!またいつか埋め合わせするからぁぁ!!」

 

 

「...まぁいいでしょう」

 

「ふふふ♡楽しみにしていますね♡...ん♡もう少しだったのに...♡お腹に少し付いてる...ペロッ♡」

 

 

 

「お、しきか──」

 

「ごめんガリソニエール!そしてありがとうッッ!」

 

「──どういたしまして?」

 

 

部屋の手前にいたガリソニエールを抜き去り、急いでトイレに入る。

 

 

「ぐうおおお...お...おお......!ヌッ!ハァッ!ハァッ!」

 

 

最近、構ってあげられなかったもんな...ごめんな...息子よ、たんとお出し...

 

 

 

 

その後、後処理を済まし、制服に着替えて改めて彼女達に礼を言った。(部屋の前で待っていてくれたみたいだ)

 

 

「本当にありがとうな、お前達がいなかったら今頃俺は指揮官をやめなきゃいけない所だった」

 

「気にしなくてもいーよ!ま、お礼したいって言うならたっぷり貰っちゃうけど♡!」

 

「もう!ガリソニエール!すみません指揮官、お役に立てて良かったです!」

 

「ええ、今度は海域での戦闘でも、役に立って見せます」

 

「ほんと助かった!でも最後の悪ふざけだけはまじで勘弁してくれな...」

 

「んー?なんかあったの?」

 

「いいえ、なにも」

 

「うふふ...♡」

 

不思議そうに首を傾げるガリソニエールに、意味深な態度で返す2人にバラさないでくれよ...!と心の中で祈りながら執務室へ向かう。

 

 

「じゃあな、3人共。俺はまだ仕事が残ってるから」

 

「ええ、頑張ってください。指揮官」

 

「じゃ〜ね〜!」

 

「それではごきげんよう、指揮官」

 

3人はこれから「アッチ」の仕事があるとかで、一旦ヴィシアに戻らなきゃいけないらしい。一体「アッチ」の仕事って何なんだろうか?それとなく聞いてみても、曖昧な返事や露骨な話題逸らしで答えてくれないから、余計に気になってしまう。

 

 

「もしかして...えっちなやつだったり...!?」

 

なんて考えて、そんな訳無いか、と結論付ける。

 

 

「ま、いつか知る機会がくるっしょ!それより仕事仕事!今日は少なくて僕ちゃんハッピー!」

 

というか、結構時間経ったけど、いつベルファスト戻ってくんだろ?

 

 

「...んー確認のために工房行ってくるかな!これはサボりじゃないし!ノーカンノーカン!」

 

 

覗いてみると、呑気に2人でお茶を啜っていた。どうやらベルファストの怒り(?)も静まったらしい、運動の後のリラックスタイムとの事だった。俺も飲んでしばらく寛いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






うらすじ



・重桜艦船達の演習


大鳳「3人に勝てるわけありませんわ!」

翔鶴「大人しくしなさい!」

赤城「落ちろ!...落ちたな!」


加賀「くそ...こんなやつらに!」

瑞鶴「それでもぉぉぉ!」


天城「お困りの様ね」


大鳳・翔鶴・赤城「ナニヤツ!?」


天城「そしてサヨナラ=サン!」


大鳳・翔鶴・赤城「ぐわぁぁぁぁ!!」


天城「正義は──勝つッ!」


大鳳「指揮官様との新妻調教鬼畜旦那プレイがが...」

翔鶴「指揮官とのいちゃいちゃおね×ショタプレイが...」

赤城「指揮官様とのらぶらぶ新婚生活が...」

天城「理想を抱いて溺死しろ」



・TNaK(三夜と艦船)


1日目

???「「可愛い指揮官が寝ている今がチャンス...ほな、ぶち犯しましょうね〜」」


武蔵「私の可愛い子供の睡眠を邪魔させない!」


愛宕「それはどうかな」

ローン「舐めてると潰すぞ...」



2日目


武蔵「今日も来たな!成敗!」

愛宕・ローン「ぐわあああ!!」



3日目


武蔵「ふう...これにて終幕。今宵も我が子を守ることが出来たのね...」

武蔵「ふふふ...愛おしい寝顔、何も恐れを抱かず、安心してお眠りなさい」

武蔵「本当に可愛いお顔...」

武蔵「...」

武蔵「ちょっとくらい、食べてもバレへんか!」


長門「今日は武蔵帰ってくるの遅いな...まっ!ええか!」






本文の、途中から内容変わっていってね?なんて思ったそこのホモのあなたは、ケツマンの才能があります。ほら、ぶち込んでやるぜ

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