よし、サボるぜ   作:まんぐーすかすか

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このゲームの参加メンバー 一覧

─赤チーム─

・ ユニコーン
・ ヴァンガード
・ ???

─緑チーム─

・ ジャーヴィス
・ ???
・ ???

─青チーム─

・ キング・ジョージ5世
・ アークロイヤル
・ ???

─???─

・ ???
・ ???
・ ???





ロイヤルサバイバル 2 (ロイヤルのみなさん)

 

 

 

「俺が、賞品?」

 

 

「ああ。より正確に言えば、あなたに《 何でもお願いできる権利 》だな」

 

「いや、そんなん俺知らん。誰がそんな意味不明な権利作ったんだ...まさか」

 

「もちろん、我らが女王陛下だ」

 

 

(あのちびっこ陛下めぇ!!人の事拉致っといておまけに賞品扱いだとぉ!!ぷっつんしました。今度という今度は許しません。アイアンなクローでもカマしたらなあきまへんなぁ(暗黒微笑))

 

「...てか、こんな大掛かりなことしなくても、お前たちのお願いなら聞くぞ?休みとか欲しい物があるとか、遠慮なく言ってくれよな」

 

 

「...指揮官、言う事を聞くなんて簡単に言う物じゃないぞ...調子に乗るものが出てきたらどうする...」

 

「ん?今何でもするってあばばば」

 

「ほらな...ヴァンガード殿、大人しくしていてくれ」

 

「...とにかく、私たちは閣下にしてもらいたい事があるんだ。その為に、こうして皆あなたを巡って争うゲームをしている」

 

「そうだったんだな...おーけー理解したよ。...所で、俺にしてもらいたい事って何なんだ?」

 

「それは...」

 

 

 

 

 

 

(くっ...ジョージ殿がいるこの場で言えるわけない...!園児服を着て閣下先生♡にオギャりたいなど...!いつも愛してやまない妹たちのように、私も幼子のように閣下に甘えてバブ味♡を感じたいなどと...!)

 

 

「まぁいいじゃないか指揮官、それは私たちが勝った時までのお楽しみだ。気になる気持ちもわかるが、今はこの場から移動しよう」

 

(ジョージ殿...!)

 

(フッ...礼には及ばないさ)

 

言い淀んだアークロイヤルを遮るように移動を提案してきたジョージに、歩き出しながら俺は、疑問に思っていた事を聞いてみた。

 

 

 

「そういえばさっきからずっと歩かされてるんだが、みんなどこに連れて行こうとしているんだ?」

 

「この場所に来るのに使った車が置いてある拠点だ。私たちの勝利条件は、その場へあなたを連れて行く事だ」

 

「このゲームに使われているフィールドはかなり広い。閣下、これから少しばかり歩くぞ」

 

「うへ〜めんどくせ...」

 

(最近は部屋でクーちゃんや綾波たちとゲームばっかりしてたから、運動するのがしんどい...)

 

 

─────────────────────

 

 

「へぇ...へぇ...お前ら...速すぎ...」

 

「むぅ...指揮官、だらしないぞ。最近運動はしているか?体力が落ちたんじゃないか」

 

「分かってるんだったらもっと速度落としてクレヨーン...」

 

ヴァンガードと戦った場所から移動して数分。俺たちは他のチームの襲撃に遭う事なく、そのまま帰れるんじゃないか、というくらい何事もない状況に、俺はすっかり気が緩んでいた。

 

 

「このまま進めばロッジがある。見晴らしが良くて、私も斥候の為に使っていたんだが...閣下、そこで少し休憩していくか?」

 

「おー助かる。ちょっとだけ休みたい...」

 

 

 

そうして森を抜けて辿り着いたのは、先程まで散々見てきた木々が生えていない、おそらく切り倒したのであろう広く開けた空間。そしてその中心部分に、アークロイヤルが言っていたロッジらしき建物が見えた。

 

 

「はぁーやっと休める...」

 

「気を抜くな閣下、まだ敵はどこに潜んでいるか───」

 

「っ!アークロイヤル殿!」

 

ジョージの叫び声に、はっ、っと顔を上げたと同時に、ダダダダダッ!と連続した電子音が鳴り響き、傍にいたアークロイヤルがその場に倒れた。

 

 

「ぐ...!油断した...!」

 

「わざわざここまで指揮官を運んでくれてご苦労様。そこで大人しくしてなさい。...さぁそいつをこっちに寄越しなさい。でなきゃあんたもそこの相方みたいになるわよ」

 

 

近くの木の上で待ち伏せていたのだろう。腕に赤色のバンドを巻いたドレイクが俺たちの前方に、右手に持った銃をこちらに向けて立ちはだかってきた。

 

 

「っ!待ち伏せとは...!俺たち、罠にかかったのか...」

 

「そーそー、でも恨まないでよね。あんた達も1体1の勝負で不意打ちとかしたらしいじゃない。ヴァンガードが怒ってたわよ。騎士の風上にも置けないおっぱいナイトだーとか言って」

 

「...それで?貴殿も私を卑怯な騎士だと言うつもりか?」

 

「まさか、あたしは戦い方にこだわる騎士様じゃないもの。欲しいものが勝たなきゃ手に入らないなら、どんな手を使ってでも勝つ...それがこのあたし、ドレイクだもの」

 

「...そうか。それを聞いて安心したぞ」

 

ブオン─と青いビームサーベルを構え、ドレイクへ突撃したジョージを、彼女は左手にも装備していた赤いビームソードで受け止める。

 

 

 

「そらッ!あいつとやりあって疲れてるんでしょ!一撃が軽いわよッ!」

 

ドレイクの繰り出した大振りの一撃を受けきれず、大きくよろめいたジョージは、続け様に放たれた攻撃をその場から飛び退いた事で回避した──

 

 

「離れても不利になるだけよッ!」

 

だが今度は彼女の右手の銃が、息付く暇を与えさせないとばかりにジョージへと襲いかかる

 

 

「くッ!」

 

その場から大きく旋回するように走り、自身に当たりそうな物だけを弾きながら、この現状を打開できる手段を模索する───

 

(このまま逃げ続けてアークロイヤル殿の回復を待つ...ダメだ、それだと戦闘音を聞きつけた他のチームも寄ってきて、より指揮官を連れ去られるリスクが増える...クソ...どうすればいい)

 

「ほらほら!逃げてるだけじゃ勝てないわよ!このままあいつ持って帰っちゃおうかしら!」

 

「...やるしかないかッ!」

 

 

逃げるのをやめ、意を決したジョージがドレイクに向き合い突撃した。

 

「そうこなくっちゃねッ!」

 

 

 

再び繰り広げられる激しい剣戟。しかし、剣での攻撃以外にも時折挟まれる銃撃に、然しものジョージも厳しそうだ

 

「ハァ...ハァ...」

 

「なかなかタフね。さすが騎士長様...ほらまだ終わりじゃないでしょ?行くわよ──」

 

 

 

左手のビームソードを構えたドレイク、絶体絶命のジョージ。彼女の健闘もここまでか...と思った時───

 

 

 

───ドルルルルンッッ!!!

 

 

と彼女達に、唸るほどの緑色の閃光。大量の弾幕が襲いかかった

 

「「っ!!」」

 

 

お互いにその場から飛び退き、回避。両者共に葬らんとするほどの無差別攻撃が飛んできた方角は、あのロッジ。そこには腕に緑色のバンドを巻いた、巨大なガトリング型の武器を携えたニコニコ笑顔のロドニーが立っていた───

 

「あらら...避けられてしまいました。もー動くと当たらないじゃないですか〜」

 

 

(ヒェ...おっかねぇ...)

 

「クッ!次から次へと...」

 

「当たらなければどうということはないわ、次はあんたも黙らせて───」

 

「───お覚悟を。ドレイク様」

 

 

疾風の如き速さでドレイクに斬りかかったのは、ロドニーと同じ緑色のバンドを腕に巻いたシリアス───

 

「チッ!邪魔!」

 

続け様に現れた刺客と数度斬り結ぶと、その場から退避したシリアス──

 

 

「発射〜♪」

 

次はドレイク1人へと放たれた破壊の閃光。無数の光弾を避け続け、やがて射撃の嵐が止むと、今度はシリアスが追撃を加えてくる

 

 

「ほんとッ面倒ねッ!くゥッ!」

 

「誇らしきご主人様の為に!倒れてくださいませ!」

 

 

「無理に決まってんでしょッ!──...あいつとは『あたし達の口はミキサーマシン♡くっつけて作ろ♡みっくちゅじゅーちゅ♡』プレイしなきゃなんないのよッ!♡」

 

 

 

「そんな事させません!!──...『いつも優しいあの人は、凄腕の調教師♡ムチムチ♡な身体にペチペチ♡と教え込む愛の鞭♡私は無知♡で気付けない──貴方の鬼畜♡なその本性♡』プレイをするのはこの私ですッ!♡」

 

 

 

何やら言葉を交わしているのだろうが、次第に苛烈になって行く2人の剣戟の音で、その内容までは聞き取れなかった──そして、渾身の一撃を放ち、シリアスを離したドレイクがその場から飛び退いた

 

 

「...チッ、2対1じゃ分が悪い──」

 

「──いいや」

 

 

 

着地したドレイクが驚愕した顔で振り向いた先には、息を整え万全の状態まで回復したジョージのビームサーベルが迫り───

 

「ッ!まず───」

 

 

そうして振り抜かれた青い閃光が、ドレイクの身体を綺麗に叩いた

 

 

 

「ぐっ!...やられた...!」

 

「すまないな。だが、不意打ちも気にしないと言ったのは貴殿だからな。恨むなよ」

 

「...あたしの『みっくちゅじゅーちゅ♡』はお預け...か...」

 

「安心するがいい、その願望は私が受け継いでやろう...私は優しいからな、後でビデオレターでも送ってやろう♡」

 

「ッ!!...プレイの横取りは重罪よ...!あんたも分かってるでしょ...!」

 

「...そんな事、これからのパラダイスタイムの前には些細な事だろう...」

 

 

 

 

 

「...私達を忘れてもらっては困ります。それに、まだ貴方達が勝つとは決まっていませんよ。...さぁ、誇らしきご主人様をこちらに、ジョージ様」

 

 

「それはできないな。それに──」

 

「ああ、ようやく動けるようになったよ。私も参戦するぞ」

 

 

(これで2対2...!お互いに、接近戦が得意なジョージとシリアス、支援武器を持ったアークロイヤルとロドニーで、戦力の相性的にはイーブン!)

 

 

 

互いに睨み合い、いつ戦闘が始まってもおかしくない膠着状態を破ったのは、気の抜ける明るい声で──そういえば〜、っと言い出したロドニー

 

「ロッジの中でこんな物を見つけたんですけど、これ、誰の物か分かりますか〜?」

 

そうしてロドニーが掲げてこちらに見せてきたものは────

 

「ッッ!!それはッ!!」

 

 

「...園児服?...睦月型の子達が着ている物か...?」

 

(アークロイヤルのやつ...服も持ち歩いているのか...あれ?でも──)

 

 

それにしては少しサイズが大きいような...?と疑問に思ったタイミングでわざとらしくロドニーが笑顔で服をヒラヒラと振りながら──

 

 

 

 

 

 

 

「あら〜名札に、お名前が書かれていますよ〜?なになに『あーくろい』────」

 

 

 

バギュウウンッ!!と鳴り響く電子音に、着弾したのか衝撃で破れた園児服に愕然としていると──

 

「フウゥゥゥ...ロドニー...屋上へいこうぜ...ひさしぶりに......キレちまったよ......」

 

「...あらら、血の気が多いですね。ふふ♪」

 

(いやお前が吹き飛ばしたんだろ...)

 

 

 

鬼神の如きオーラを身に纏ったアークロイヤルと、依然変わりなくニコニコ笑顔のロドニーとのバチバチの視線のぶつかり合い。火蓋は切られた──お互いに譲れない戦いが今、まさに始まろうとしていた──

 

 

その時

 

 

 

 

「「「「ぐぅッ!?」」」」

 

 

 

突然、4人が呻き声を上げてその場に倒れた

 

(な...一体何が起きたんだ...!)

 

いきなり起きた異常事態に狼狽ていた時────

 

「──おーほっほっほ!中々楽しめたわ!貴方達の茶番劇...おっと、下僕をかけた必死な勝負。でもそれももうお終い、余興はもう十分堪能したわ!」

 

 

 

 

俺たちに向かって優雅に歩み寄ってきたのは、このゲームを企てた元凶、もとい主催者であるクイーン・エリザベス本人と、彼女の両隣に付き従うウォースパイトとヴァリアントだった。

 

(お前らも参加してんのかよ!!)

 

─────────────────────

 

 

 




・ロドニー (あまりのド直球なえっちワードにより、表現不可)

ヒント[ ナメクジ+ナメクジ×布団=粘液でネトネトになった2匹とグチョグチョの布団 ]


良い子は分からない
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