よし、サボるぜ   作:まんぐーすかすか

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母港での勢力図

─〈純愛過激派集団〉─

・ユニオン
→ ハーレムは一万歩譲って許すけど、それなら1番は私じゃなきゃダメ!not“NTR”!Yes純愛!



─〈ハーレム推進退廃連合〉─

・重桜
→ 生涯にわたって1人しか愛さない純情の誓い?それって必要?

・サディア
→ お前も家族にならないか

・テンペスタ
→ 義によって助太刀致す!!



─〈全艦船パパシコ計画一派〉─

・鉄血
→ 指揮官は私達のパパになってくれるかもしれない存在なんだ...!

・北方連合
→ お前がパパになるんだよ!



─〈清らか淑女同盟〉─

・ロイヤル
→ イメプに付き合ってくれる指揮官もそうさ!!必ず存在する!!!!

・東煌
→ (SMが嗜みなんて)当たり前だよなぁ?


─〈やべーやつら〉─

・アイリス
→ 指揮官は全てを救う希望の光。故に疑うな、求められたら全てを差し出せ

・ヴィシア
→ 指揮官が全てを支配する。故に逆らうな、求められたら全てを差し出せ


─〈その他〉─

・セイレーン 「なにやってんだあいつら...」

・META   「なにやってんだあいつら...」

・指揮官   「いっぱいおっぱい夢いっぱい」






ロイヤルサバイバル 3 (ロイヤルのみなさん)

 

 

 

優雅に、余裕綽々といった感じで現れたクイーン・エリザベス一行。彼女たちも、腕に黄色のバンドを巻いており、エリザベスの手には、何やら謎のアンテナが付いた機械をこちらに向けていて、この状況は彼女によって引き起こされたものだと悟った

 

 

 

「貴方達が付けてるそのバンドは、ただの組分けの為に用意したものじゃないのよ〜!()()には発信機の他に、こうしていつでも動けなくするための、ビリビリ電磁波を流す装置も付けていたのよ!」

 

───エリザベスに続いてそう説明したヴァリアント。つまりこうなるのは必然で、このゲームはいわゆる出来レースであった事を、その場にいた皆がすぐに理解した

 

 

 

「ぐっ...!私達は、ずっと陛下の手のひらの上で踊らされていたというのか...!」

 

「そんな...!なら...私達は何の為に戦っていたんだ......もしや閣下に《 何でもお願いできる権利 》というのも最初から存在していなかったのか...?」

 

「いいえ〜?もちろんあるわ!ただ...貴方達がそれを手にする事は、最初から無かったって話なだけよ!!おーほっほっほ〜!!」

 

 

(悪逆非道すぎる...何でこいつこれで陛下やれてんだ...?こんな暴挙、革命、下剋上待ったなしだろ)

 

 

 

「なら...!誇らしきご主人様との『お馬さんごっこ♡』も...全ては幻想だったいう事ですか...!?」

 

「当然でしょ!!あんた達デカパイ軍団が押し付ける相手は、下僕じゃなくて地面がお似合いよ!!」

 

(酷い...おっきいおっぱいに何の恨みがあるんだ!...くそッ!俺はここで、地面に押しつぶされて形を変えるおっきいおっぱいを眺めることしか出来ないのか...!)

 

 

 

 

 

「...さて、指揮官も手に入れた事ですし、帰りましょう、陛下」

 

ウォースパイトの提案に、そうね!、と元気よく返したエリザベス。帰ったらどんな無茶振り言われるのか不安に思っていた時、倒れてから一言も話さなかったロドニーが口を開いた───

 

 

「...ふふふ。うふふふ...!」

 

「...何がおかしいの?貴方達はもう終わり、ここから逆転するのは、陛下のビリビリボタンがある限り不可能よ!」

 

「...いいえ、私はただ...指揮官を手に入れて、その後の()()()()はどうするのかな〜、と気になっただけですよ〜」

 

 

 

 

「「「!!!」」」

 

その時、3人に電流走る──!

 

 

 

 

(なっ...!ここで3人の中を引き裂こうと疑心のタネを植え付けた...!身体が動かせないなら、言葉で抵抗する...中々できる事じゃ無いぞ...!さすが普段からネルソンを揶揄って遊んでるだけはある...すごいぞロドニー!)

 

 

 

 

 

「...そんなの!女王であるこの私が1番最初に決まって───」

 

「いーえ!たとえ陛下でもそれはダメよ!!ここはカリスマ溢れる、次期女王であるこの私に譲るべきです!!」

 

「何ですってぇ!!ウォースパイト!あんたもコイツに何とか言ってやりなさ──ウォースパイト...?」

 

 

あーだこーだ言い争いが止まらず、第3者で、自身に忠誠を誓う騎士に味方してもらおうと振り向けば───────

 

 

 

「フーッ...フーッ...」

 

「あ、あんた、どうしたの...?何で武器なんか出して...」

 

 

身体はプルプルと小刻みに震えて、目は焦点が定まっておらず若干血走っており、黄色い光を放つビームソードを両手で握り、何やら様子がおかしくなっていた

 

 

 

「へ、陛下...わ私は貴方に、ちち忠誠を誓っていますので...痛みなく寝かせてさ、差し上げます...!優しくしますから...ううう動かないでください...!」

 

「なっ...あんたまで私に楯突こうっていうの!?くっ...!」

 

 

 

 

 

「フーッ...!申し訳ありません陛下...!でも私はどうしても...!─『頼れる上司とイケナイお散歩♡そんなっ♡ここでなんて♡お外で脱ぐの恥ずかしい♡』─あの本と同じ内容がしたい!!!その為なら!今ここで、陛下を切り捨てる覚悟は出来ています...!!」

 

 

 

 

 

「あんた...!戦争が嫌いな元の優しい人格に戻りなさい!」

 

「誉はベッドの下に置いてきました...!!...それより陛下も、私にとやかく言えないのではありませんか...!」

 

「...ハァ?何を言って──」

 

 

 

 

「......『主従逆転♡生意気な下僕が私のご主人様に♡もっといっぱい私を撫でなさい♡リードがつなぐ魅惑のわんわんプレイ♡』」

 

「なあぁぁッッ!?!?」

 

「ぷぷっwww陛下は大層愉快なタイトルの書物をお持ちなんですね〜www」

 

 

「......『年上のカッコいいお兄さんが私に勝たせてくれない件♡いくら負けるのが好きな私でも♡次はぜったい負けない♡』」

 

「んなああぁぁッッ!?!?」

 

 

 

「...は、ハンッ!あんただって!!意味わかんない本持ってるじゃない!!」

 

「意味わかんなくないですぅー!!超素晴らしい神バイブルなんですぅー!!そういう陛下だって!!負けたがりの服従願望ダダ漏れじゃないですか!!」

 

「な、何ですってぇーー!!」

 

「私にとって、お2人はさほど変わりませんよ...」

 

 

 

 

ユラァ...と獲物を握りしめたまま、言い争う2人に近づいていくウォースパイト

 

「わわ私まで!?ままま、待ってちょうだい...!そうよ!!私と手を組みましょう...!そこのちびっこ陛下を倒してくれるなら!!順番くらい譲ってあげるわ!!」

 

「な...ヴァリアントあんた...!!!」

 

「......その言葉...嘘ではありませんね..?」

 

 

 

ウォースパイトの言葉に全力で肯定の意を込めて上下に首を振るヴァリアント。彼女の言質を取ったウォースパイトはゆっくりと、かつての、自身が忠誠を誓った陛下へと歩を進めた

 

 

 

「......陛下、申し訳ありません...お覚悟を...!」

 

 

「......ハァ、やっぱり、こうなるのね───」

 

 

獲物を大きく振りかぶり、そのまま騎士の謀反は上手くいくかに思えた───

 

 

 

「あぐぅ...!これは...まさか...陛下ァ!!」

 

「あばばばばばば」

 

 

 

 

 

 

 

「────本当は、使いたくなかったのよ?でも、こうして争いが起きてしまったのなら、しょうがないじゃない。素直に、私に1番を譲ってくれたなら、こうはならなかったのよ」

 

──エリザベスが新たに取り出した、先程俺たちに向けてきた物とは違う、黄色い端末のボタンを押したことにより、ウォースパイトとヴァリアントが崩れ落ちた

 

 

「まさか...私達のバンドにも細工をしていたなんて...!!」

 

「当たり前でしょ?下僕を賭けたゲームで、何が起こるか分からないもの。...特に、そこのヴァリアントなんか絶対裏切ると思っていたし」

 

「そそそんなことあありませんよ〜?」

 

「...ウォースパイト、貴方があそこで、私に忠義を示してくれてたら、順番を譲ってあげたのに...私の次に、だけど」

 

「くっ...!」

 

 

 

 

「...これで、私以外の参加者は全滅!!約束通り!《 何でもお願いできる権利 》を授けるわよ〜?って、私以外みーんな寝てるじゃない!おーほっほっほ〜!」

 

死屍累々。この場で立っているのは賞品である俺と、ラスボスのエリザベス。結局、このゲームは女王陛下が1人勝ちするために仕組まれた、壮大な出来レースであった

 

 

 

「さぁ下僕!こっちにきて、私を車までエスコートしなさい!そのまま私の部屋まで付いてくる事♡手を繋いで隣を歩く権利をあげるわ!」

 

ふんすっ!と大仰に胸をそらしたまま、こちらに命令してきたちびっこ陛下

 

 

 

 

 

「指揮官...そんな...ここまできて...私の『女体盛りプレイ♡』が...」

 

「私の『オギャバブプレイ♡』が...」

 

 

(...今度こそ、本当に終わりみたいだな...結局、エリちゃんが仕組んだゲームはロクにならないことが証明されたな...)

 

そうして諦めて彼女に近づいていき────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さっ!帰るわよ♪下僕───いだだだだ!!」

 

「本当に、このまま帰れると思っていたのか?」

 

心の中に、ド○○ンボー○の緑の悪魔を宿して、この惨状を引き起こしたちびっこ陛下に、アイアンクローを決める

 

 

 

 

「て、手を離しなさい!このまま母港に帰れるのよ!十分でしょ!」

 

「お前の言う事聞かなきゃいけない罰ゲーム付きでな。それに、俺はそもそも言う事聞くなんて一言も言ってないしな」

 

そのまま力を込めていくと、こちらを非難する言葉が懇願へと変わった

 

 

 

 

「あっあっあっ、なんか痛すぎて、逆に気持ちよくなってきたんだけど!やだ!♡私はこんな痛いのじゃなくて、優しくなでなでして欲しいの!♡変な扉開いちゃう!♡...そ、そうよ!分かった!ワガママ言わないから!そのまま母港に返してあげるから!」

 

「...ほんとうか?」

 

「うん♡うん♡だからもうゆるして♡」

 

 

「...そうか。分かった────だが、断る」

 

「あっ♡♡♡」

 

 

 

 

 

何もしないと言う言質を取り、ここまで拉致してきたお礼を込めて、一瞬だけ強く力を込めると、ちびっこ陛下は断末魔代わりの小さい呻き声をあげて、その場で気絶した

 

 

(ふぅ...これでお仕置き完了、エリちゃんにあんまり強く言えない子もいるし、俺が代わりにお灸を据えておかなきゃな)

 

今回はだいぶ調子乗ってたなー、と一息付いていると、前方からメイド隊の1人、ニューカッスルが現れた

 

 

 

 

 

「申し訳ありません、貴方様。陛下を鎮めていただき、感謝致します」

 

「ん、大丈夫だ。いつものことだしな...それでニューカッスルはどうしてここへ?」

 

「陛下がこのゲームをめちゃくちゃにしてしまった以上、もう収拾がつかなくなってしまったので...貴方様を、母港にお送りする為に参りました」

 

「そっか。ありがとうな...他のみんなはどうするんだ?」

 

「後ほど、他のメイド隊の子たちが回収してくれるでしょう...さぁ、こちらへどうぞ。貴方様──」

 

 

 

 

 

 

 

「閣下、ダメだ!そいつは───」

 

「アークロイヤル様、もう少しお待ちいただけますか?すぐに、迎えの者が参りますよ...ふふ」

 

 

 

 

何か言おうとしていたアークロイヤルの言葉を遮り、そう告げたニューカッスル

 

「さぁ、帰りましょう。貴方様」

 

「おう。それじゃあみんな、ごめん。先に帰っとくな、後で母港で会おう」

 

「指揮官!...あい──、姿が見え───思っ─ら、ずっ──、隠───」

 

 

 

 

 

後ろでなにやらジョージが叫んでいるが、距離が遠くて上手く聞こえない。その時、手に柔らかい感触が───

 

「ニューカッスル?」

 

「車に着くまで、手を、繋いで行きませんか?」

 

こちらを見上げてそう尋ねてくるニューカッスルに笑顔で頷く

 

「ああ、喜んで」

 

差し出された彼女の手を握り、もう夕陽がかった帰り道を歩き出した。

 

 

(おほ^〜ちっちゃくて、すべすべで、柔らか〜い!女の子の肌ってホント不思議!一生触ってられちゃうよ僕^〜!)

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

そうして手を繋いだまま歩く事数分。青い色の車の前まで辿り着き、ニューカッスルに後部座席へと案内された。

 

「貴方様、歩き続けて疲れていらっしゃるでしょう。どうぞ、こちらへ」

 

「ありがとう、ニューカッスル」

 

座席は座るととてもふかふかで、最近運動不足気味だった事に加えて、昼から歩きっぱなしだった事もあり、眠気が襲ってきた

 

 

「ふふ、眠いのですか?貴方様。...大丈夫ですよ。母港に着いたら起こして差し上げますから、その間、ゆっくりとおやすみくださいませ」

 

「ふあ...そうさせてもらうよ。それじゃ、ちょっと...眠らせてもらうな...」

 

走り出した車の小刻みな振動も合わさり、抗えない睡魔に、大人しく屈する事にした。...徐々に眠りの世界に入っていく俺に、聞き慣れたメイド長の声が後方、俺たちがいた森の方から、車の中にいても聞こえるほどの音量で、スピーカー越しから聞こえてきた

 

 

 

 

 

 

「...今回のゲーム─────青チームの勝利」

 

 

 

 

 

 

 

(あれ...ゲームって、終わったんじゃなかったっけ...まぁいっか...しゅきかん、ねむーい...)

 

 

意識が途絶える寸前、バックミラーに映った彼女の笑顔は───とても淫らに見えた

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

「ふい〜...今日は疲れたな〜...あー足痛い...」

 

自室の風呂場で、今日起こった事を振り返りながら、そう独り言をこぼす

 

結果から言うとあの後、ニューカッスルに起こされて降りた場所は、普通に母港だった。

 

 

「まっ、久しぶりに運動出来たし、結果オーライって感じかな」

 

チャプ...と浸かった湯船が溢れて流れた

 

 

 

「...そういえば、車で寝てもあんまり疲れ取れないってどっかで聞いたことあるけど、あれって本当だったんだな〜」

 

そう、あの時ニューカッスルに起こされた俺は、車に乗った時か、それ以上の疲労を感じていた

 

 

 

 

「俺が車に乗り慣れてないってのもあるのかもしれないけど、変な体勢で寝てたのがいけないんかな〜」

 

なんか妙に揺れてたし、でも口の周りがよだれでベチャベチャだったから熟睡はしてたはずなんだよな...

 

 

 

 

「てゆうか、そうか...ニューカッスルによだれ垂らして寝てる所見られたのか...恥ずかしー...」

 

(次会った時、内緒にしてもらう様、釘刺して置かなきゃ...!俺の威厳が無くなってしまう前に...!)

 

 

 

 

そう意気込み、風呂をしばらく楽しんで、後はそのまま着替えて寝た。──次の日、前日の昼から仕事をほっぽり出していたのを思い出して、ベルファストに土下座して手伝ってもらった。普通にみんなに見られた。笑れたし、凹むわ

 

 

そんな感じで、今日も母港は平和だ

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

──ロイヤル寮のとある一室、そこではメイド長と、前メイド長が、周りに聞かれない話をする為に、コソコソと密会を行っていた──

 

 

「...それで?こんな所に呼び出して、私に一体何の用なの、ベルファスト」

 

「惚けないでください。あの時、私が止めなければ、アナタは一体どこまで()()気だったのですか」

 

「それは...貴方が言えた事じゃないでしょう?」

 

そうして、懐から取り出したのはスマホ。その画面に映っていたのは──頭上から、おそらく木の上から撮影されていたのであろう、車内で眠っている男に、夢中になってその唇を貪り啜る自分の姿

 

 

 

「......ヒトの気配は無かったはずなのですが」

 

「ええ、小型のカメラを搭載した、小鳥型ロボットです。眠らされて、森の奥に連れて行かれ、2人きりにされた指揮官...そんなの、心配になるじゃないですか。」

 

この鳥、ピーちゃんって言うんですよ、と小さく笑いながらそう続けるニューカッスル

 

 

「...貴方も、これが陛下や愛する指揮官に知られるのは、面倒でしょう?...私も、望んでいるのは平穏な日常ですから。...だから取引しましょう...お互い、内緒にしておきましょう?」

 

 

 

「...ええ。元より、ここへ呼んだのも、その為ですから」

 

同じく懐から取り出されたスマホ。その画面に映っていたのは──車内の後部座席で眠る男にまたがり抱きつき、激しく唇を貪り啜る自分の姿

 

 

 

「...やはり母港の中でしてしまったのは早計でしたか」

 

「ええ...もし、私以外の方に目撃されていたら、もっと厄介な状況に陥っていたでしょう...舞い上がっていたとはいえ、もう少し、慎重に行動した方がよろしいですよ」

 

「ええ、ご忠告感謝致します」

 

 

 

我慢出来ずに、秘密裏に行っていた事を内緒にする取引が成立し、クスクスと笑い合っていた時───

 

「あ〜!メイド長ここに居たんですね!陛下が───あれニューカッスルさんも居たんですか〜!」

 

扉を開けて、訪ねて来たのはサフォーク

 

 

「...どうかしましたか、サフォーク」

 

「はい〜陛下があのゲーム以降、ヴァリアント様とどっちの()()が素晴らしいかずーっと言い争っていまして〜...おやつの時間でも喧嘩しているんですよ〜...」

 

「...それは、分かりました。すぐに陛下の元へ参ります......時に、サフォーク。ここで私たちが話していた会話、聞こえていましたか?」

 

「およ〜?聞いていませんけど...ニューカッスルさんとどんなお話をしていたんですか〜?」

 

「......いいえ、ただ───()()()()()について、話していただけですよ」

 

「あ〜!私もよくやって─ってむぐっ!」

 

「サフォーク...?あれほど、つまみ食いについて、注意していましたよね...?」

 

「い、いや〜それは〜、あー!私!洗濯のお仕事がまだ残っているんでした!それじゃあこれで失礼します!メイド長!」

 

ピュー!っと走り去っていったサフォークに───

 

 

「ふふ、私達がつまみ食いについて、注意出来る立場ではないですよね」

 

「...ふふ、仰る通りですね」

 

 

──2人の共犯者は不敵に微笑む

 

 

 

今日も母港は平和だ

 

 

 

 





この母港の各勢力には、一定数の犯罪者(意味深)がいるよ

その子たちは隠れてつまみ食い(意味深)を繰り返す悪い女の子たちだよ

しかもバレずに行うスキルがとっても高くて、同族にしか分からないくらい上手に隠すよ

指揮官は気付いていないけれど、なんだかんだABCで言うとC寄りのBくらいまではされてるよ


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