モンスターハンターストーリーズ~The Re-bloomed Lily~ 作:暇を持て余す火の玉
ライダーになる為の修行をする事になったユリは、マハナ村のライダー達の現リーダーであるレマから、ライダーのイロハを教わる事になった。
これから行動を共にするにあたって、他のオトモン達にも顔を会わせておいた方が良いと考えたレマは、ユリに自分のオトモン達を紹介する。
個性豊かなオトモン達や、レマが持つ“モンスターの声を聞きとる力”を知り、ユリはこれから始まる修行に胸を高鳴らせるのだった。
レマ
「さて、オトモン達との顔合わせも終わったし、そろそろ修行の準備をしましょうか。」
ユリ
「はーい!」
レマ
「まずは、ライダーの衣装に着替えないとね。
マイハウスに私が昔着てたライダー衣装があるから、それを着てちょうだい。
着替えが済んだら、また厩舎に来てちょうだいね。」
ユリ
「うん!」
…数分後、マハナ村のライダー衣装に着替えたユリが厩舎に戻って来た。
レマ
「うん、よく似合ってるわね。」
ユリ
「ありがとう。」
レマ
「さて、これからライダー修行を始めるけど、その前に私からあなたへ贈り物があるわ。」
ユリ
「それって、ここに置いてある物の事?」
そう言うユリの視線の先には、六種類の武器が置かれていた。
レマ
「そうよ。
ライダーは、オトモンと力を合わせてモンスターと戦ったりするけど、流石に素手で戦う事はできないわ。
そこで、この中から三つプレゼントするわ。」
ユリ
「どれでも、私が選んでいいの?」
レマ
「もちろん。
それぞれの武器には特徴があるから、よく考えて選んでね。」
ユリ
「わかった。」
武器を手に持ったりしながらユリは少しの間考えるが、ちんぷんかんぷんといった表情でレマの方を向く。
ユリ
「レマ。
どれがどんな武器なのかわからない。」
レマ
「まぁ、そうよね…。
じゃあ、武器について簡単に説明するわね。」
ユリ
「ん、お願い。」
レマ
「まずは、“攻撃タイプ”について。
私達ライダーが使う武器には、“
武器は三つまで持ち歩けるけど、攻撃タイプは一通り揃えておくのがおすすめよ。」
ユリ
「わかった。」
レマ
「次はそれぞれの武器の特徴についてね。
まずは“
攻守のバランスが取れた斬撃タイプの武器よ。」
ユリ
「使いやすいって事?」
レマ
「そうね、扱いやすい武器なのは間違いないわね。
次は“
片手剣と同じ斬撃タイプの武器だけど、こっちは攻撃に特化しているのが特徴よ。」
ユリ
「うーん…うーん…っ!
結構重い…!」
レマ
「む、無理に持ち上げなくても良いわよ?
次は“ハンマー”。
部位への攻撃を得意とする打撃タイプの武器よ。」
ユリ
「…うわっ、大剣よりも重い!」
レマ
「そりゃあ、ここにある武器の中で一番重い種類だからねぇ。
でも、その分破壊力は抜群よ!
次に“
演奏で仲間のサポートが出来る、ハンマーと同じ打撃タイプの武器。」
ユリ
「…あれ?
ハンマーよりも大きいのに、こっちの方が軽い?」
レマ
「演奏を大きく響かせる為に、中が空洞になっているのよ。」
ユリ
「そうなんだ。」
レマ
「次は“
突撃属性の武器で、状態異常攻撃を得意とするわ。
遠距離から攻撃出来るから、カウンター攻撃をしてくるモンスターの反撃を受けないのも魅力ね。」
ユリ
「ふむふむ。」
レマ
「最後は“ガンランス”ね。
ガンランスは、一定時間毎に自動装填される弾を消費する事で、強力な一撃を打ち込む突撃属性の武器よ。
片手剣よりも大きな盾で自分や仲間を守る事も出来るし、ちょっとクセはあるけど、使いこなせればとても強力な武器よ。」
ユリ
「仲間を守る…かっこいい!」
レマ
「とまぁ、武器の簡単な説明はこんな感じね。
武器選びの参考になったかしら?」
ユリ
「うん!
教えてくれてありがとう、レマ!
よーし…どれにしようかなー?」
コクリと頷き、レマから教えてもらった事を思い出しながら、ユリは武器を選び始めた。
…約1分後…
「…よし、決めた。
私、この三つにする!」
三つの武器を指差しながらそう言うユリが選んだのは、片手剣、狩猟笛、ガンランスだった。
レマ
「決まったみたいね。
因みに、ガンランスは私も使っているわ。」
ユリ
「本当?
それじゃあ、レマとお揃いだね。」
レマ
「そうね!
次に、コレを渡しておくわ。」
そう言うと、レマはノートの様な小さな本をユリに差し出した。
ユリ
「これなーに?」
レマ
「“ライダーノート”よ。
モンスターやオトモンに関する情報や、アイテムの調合レシピなど、ライダーにとって役立つ情報が色々書いてあるわ。
常に手元に置いて、中身を読んで勉強しておく事。
良いわね?」
ユリ
「わかった。」
レマ
「…よし。
それでは、本格的にライダー修行を始めるわよ。
まずは、ライダーに欠かす事の出来ない存在、“オトモン”を仲間にしましょう。」
ユリ
「うん!
どうやって仲間にするの?」
レマ
「オトモンは、この厩舎でタマゴを孵化させる事で仲間にできるけど、タマゴは村の外にある“モンスターの巣”から取って来る必要があるの。
当然巣の中にはモンスターもいるから、オトモンと力を合わせて探索する必要がある。
あなたにはまだオトモンがいないから、今回はランマルと一緒に探索してちょうだい。
ランマル、少しの間ユリの事頼むわよ。」
ランマル
『わかった。
少しの間よろしくね、ユリ!』
ユリ
「うん、よろしく!」
レマ
「それでは、タマゴ探索に出発するわよ!」
ユリ
「おーっ!」
ランマル
『クォーッ!』
元気よく返事すると、ユリはランマル達と共に初めてのオトモンを得るため、村の入り口へ向かうのであった。
ナビルー
「次回から本格的なライダー修行スタート!
ユリが初めてのバトルに挑戦するぜ!」
レマ
「まずは小手調べに、あのモンスターと戦ってもらうわよ!」
ユリ
「私、がんばる!」