モンスターハンターストーリーズ~The Re-bloomed Lily~   作:暇を持て余す火の玉

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〜前回までのあらすじ〜
ライダーになる為の修行をする事になったユリは、マハナ村のライダー達の現リーダーであるレマから、ライダーのイロハを教わる事になった。
これから行動を共にするにあたって、他のオトモン達にも顔を会わせておいた方が良いと考えたレマは、ユリに自分のオトモン達を紹介する。
個性豊かなオトモン達や、レマが持つ“モンスターの声を聞きとる力”を知り、ユリはこれから始まる修行に胸を高鳴らせるのだった。


第4話:ライダー修行の準備

レマ

「さて、オトモン達との顔合わせも終わったし、そろそろ修行の準備をしましょうか。」

ユリ

「はーい!」

レマ

「まずは、ライダーの衣装に着替えないとね。

マイハウスに私が昔着てたライダー衣装があるから、それを着てちょうだい。

着替えが済んだら、また厩舎に来てちょうだいね。」

ユリ

「うん!」

…数分後、マハナ村のライダー衣装に着替えたユリが厩舎に戻って来た。

 

レマ

「うん、よく似合ってるわね。」

ユリ

「ありがとう。」

レマ

「さて、これからライダー修行を始めるけど、その前に私からあなたへ贈り物があるわ。」

ユリ

「それって、ここに置いてある物の事?」

そう言うユリの視線の先には、六種類の武器が置かれていた。

 

レマ

「そうよ。

ライダーは、オトモンと力を合わせてモンスターと戦ったりするけど、流石に素手で戦う事はできないわ。

そこで、この中から三つプレゼントするわ。」

ユリ

「どれでも、私が選んでいいの?」

レマ

「もちろん。

それぞれの武器には特徴があるから、よく考えて選んでね。」

ユリ

「わかった。」

武器を手に持ったりしながらユリは少しの間考えるが、ちんぷんかんぷんといった表情でレマの方を向く。

 

ユリ

「レマ。

どれがどんな武器なのかわからない。」

レマ

「まぁ、そうよね…。

じゃあ、武器について簡単に説明するわね。」

ユリ

「ん、お願い。」

レマ

「まずは、“攻撃タイプ”について。

私達ライダーが使う武器には、“斬撃(ざんげき)”、“打撃(だげき)”、“突撃(とつげき)”の、三種類の攻撃タイプがあるわ。

武器は三つまで持ち歩けるけど、攻撃タイプは一通り揃えておくのがおすすめよ。」

ユリ

「わかった。」

レマ

「次はそれぞれの武器の特徴についてね。

まずは“片手剣(かたてけん)”。

攻守のバランスが取れた斬撃タイプの武器よ。」

ユリ

「使いやすいって事?」

レマ

「そうね、扱いやすい武器なのは間違いないわね。

次は“大剣(たいけん)”。

片手剣と同じ斬撃タイプの武器だけど、こっちは攻撃に特化しているのが特徴よ。」

ユリ

「うーん…うーん…っ!

結構重い…!」

レマ

「む、無理に持ち上げなくても良いわよ?

次は“ハンマー”。

部位への攻撃を得意とする打撃タイプの武器よ。」

ユリ

「…うわっ、大剣よりも重い!」

レマ

「そりゃあ、ここにある武器の中で一番重い種類だからねぇ。

でも、その分破壊力は抜群よ!

次に“狩猟笛(しゅりょうぶえ)”。

演奏で仲間のサポートが出来る、ハンマーと同じ打撃タイプの武器。」

ユリ

「…あれ?

ハンマーよりも大きいのに、こっちの方が軽い?」

レマ

「演奏を大きく響かせる為に、中が空洞になっているのよ。」

ユリ

「そうなんだ。」

レマ

「次は“(ゆみ)”。

突撃属性の武器で、状態異常攻撃を得意とするわ。

遠距離から攻撃出来るから、カウンター攻撃をしてくるモンスターの反撃を受けないのも魅力ね。」

ユリ

「ふむふむ。」

レマ

「最後は“ガンランス”ね。

ガンランスは、一定時間毎に自動装填される弾を消費する事で、強力な一撃を打ち込む突撃属性の武器よ。

片手剣よりも大きな盾で自分や仲間を守る事も出来るし、ちょっとクセはあるけど、使いこなせればとても強力な武器よ。」

ユリ

「仲間を守る…かっこいい!」

レマ

「とまぁ、武器の簡単な説明はこんな感じね。

武器選びの参考になったかしら?」

ユリ

「うん!

教えてくれてありがとう、レマ!

よーし…どれにしようかなー?」

コクリと頷き、レマから教えてもらった事を思い出しながら、ユリは武器を選び始めた。

 

…約1分後…

 

「…よし、決めた。

私、この三つにする!」

三つの武器を指差しながらそう言うユリが選んだのは、片手剣、狩猟笛、ガンランスだった。

 

レマ

「決まったみたいね。

因みに、ガンランスは私も使っているわ。」

ユリ

「本当?

それじゃあ、レマとお揃いだね。」

レマ

「そうね!

次に、コレを渡しておくわ。」

そう言うと、レマはノートの様な小さな本をユリに差し出した。

 

ユリ

「これなーに?」

レマ

「“ライダーノート”よ。

モンスターやオトモンに関する情報や、アイテムの調合レシピなど、ライダーにとって役立つ情報が色々書いてあるわ。

常に手元に置いて、中身を読んで勉強しておく事。

良いわね?」

ユリ

「わかった。」

レマ

「…よし。

それでは、本格的にライダー修行を始めるわよ。

まずは、ライダーに欠かす事の出来ない存在、“オトモン”を仲間にしましょう。」

ユリ

「うん!

どうやって仲間にするの?」

レマ

「オトモンは、この厩舎でタマゴを孵化させる事で仲間にできるけど、タマゴは村の外にある“モンスターの巣”から取って来る必要があるの。

当然巣の中にはモンスターもいるから、オトモンと力を合わせて探索する必要がある。

あなたにはまだオトモンがいないから、今回はランマルと一緒に探索してちょうだい。

ランマル、少しの間ユリの事頼むわよ。」

ランマル

『わかった。

少しの間よろしくね、ユリ!』

ユリ

「うん、よろしく!」

レマ

「それでは、タマゴ探索に出発するわよ!」

ユリ

「おーっ!」

ランマル

『クォーッ!』

元気よく返事すると、ユリはランマル達と共に初めてのオトモンを得るため、村の入り口へ向かうのであった。




ナビルー
「次回から本格的なライダー修行スタート!
ユリが初めてのバトルに挑戦するぜ!」
レマ
「まずは小手調べに、あのモンスターと戦ってもらうわよ!」
ユリ
「私、がんばる!」
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