ついたのはギリギリだった
聖域に行こうと竜車に乗り込もうとするエミリア達がいた
「よう、ユメ随分遅い帰宅だな」
「これでも頑張って急いだんだよ」
事情を知らなさそうなスバルが軽く揶揄うが、エミリアがそれを止めに入る
「こらスバルダメよ、レイアは大丈夫?」
「気遣いありがとうございますエミリア様、所でどこかに行かれる途中でしたか?」
「聖域にロズワール達を向かいに行くの、ちょうど良かったレイアも来て欲しいの」
「エミリア様の言葉であれば何処へだって行きます」
騎士らしく格好をつけ振るう
「ユメってエミリアたんにだだ甘だよな」
エミリアの前ではイエスマンになるレイアを見てかそんなことを言われる
「スバルはこんな顔をしたエミリア様を前に甘やかす以外の選択肢があると思ってるの?」
「無いな」
嬉しそうに笑っている顔をスバルに見えるように立っている位置を変える
ほら見ろと言いたげに、ドヤ顔をする
ーーーー
乗ってきた地竜に関しては、フレデリカに後を任せ、メイドになったペトラと世間話程度に会話をして、聖域に今向かっている
ガーフィールに気をつけろと言うセリフについて話し合っている2人を眺める
「レイアは何も聞いていない?」
「ロズワール様からは何も」
申し訳なさそうにする
「なぁユメ、一つ聞きたい」
「何?」
「レムを覚えてるか?」
その言葉は予想していた、それに嘘をつく理由もない
「覚えてるよ」
その言葉に驚くエミリアと安堵するスバルを見つめる
「そうだよな…ユメは俺のも…」
何とも言えない顔を見つめる
ゾクゾクと背中を走る背徳感のような感覚
口ものがにやけるのを必死で抑える
「レイアはレムさんのこと覚えてるのね」
「暴食にやられたのですか?」
「ああ」
落ち着きを取り戻したスバル答えた
ーーーー
森に入ったら、ガーフィールに襲われた
竜車を出て剣を抜く
「レイアさん!?」
オットーの泣きそうな顔が見えた
「レイアって、あの頭のおかしな騎士か!」
「何なんだよこの噂!何でこんなところにもそんな噂流れてんの!?っうか!流したやつ誰だよ!」
頭のおかしな騎士と言う汚名はいつになったら消えるのだろう
ガーフィールが見えた、楽しそうに笑っている
「でも魔女教大罪司教を追い払うくれぇ強いって話は本当なのか!?」
そう言いながら拳を振り下ろしてくる、それを剣で受け止める
「…」
「何だよそんなもんかよ!」
拳を剣でいなしていく
今君を倒す必要はない
何度かこんなのを繰り返している中、スバルの姿が見えた
「お前、ガーフィール…で、いいんだよな。ロズワールとかフレデリカの知り合いの」
「フレデリカ?」
手が止まり、キョトンとしたような顔になる
誤解が解けたようで、ロズワールの所まで案内してくれるらしい
ラムと会い、ロズワールがいる家に案内してくれた
魔女エキドナ、軟禁状態
聞き流していたらいつのまにか墓所に行く流れになった
「レイア、君達もこの聖域を乗り越えないといけないよ」
聖域に向かうために部屋を出ようとした時そう言われた
「…達?」
何この人?頭強く打ったの、?
最後に部屋を出ようとした時に声をかけられた、困惑し出そうになった言葉を飲み込む
「どう言ったい意図かは分かりませんが期待に応えられるよう努力します」
軽くお辞儀をし部屋をでる
何あの人怖い
ーー
大きな建物を見上げる
安全確認のためにと墓所の中に入っていく彼を見つめる
「レイア、大丈夫?」
考え事をしている時が多いいからか、心配される
「はい、全然大丈夫ですよ」
心配そうに眉を顰めるエミリアを見つめる
焼けてしまいそうに眩しいその瞳から目を逸らしたかった
「少し疲れが溜まっているのかもしれません」
「そうよね働かせすぎよね、ごめんなさい」
「エミリア様が謝るような事ではありません」
ガーフィールからの視線を耐え抜く
にしても森の方からの視線やべぇな
墓所の方から悲鳴が聞こえた
ーーー
墓所の中に入る、スバルを持ち上げ外に歩く
陰魔法のおかげか試練の影響はなかった
「…?」
一瞬視界が歪んだ気がするが何ともない、これ絶対何か後で起こるやつだと言う確信だけがある中心配するエミリアの元にスバルを運ぶ
外にで後、体調が悪そうな演技をする事を忘れないようにしないと
ーー
試練の話をしている中1人欠伸をつく
これが終われば彼は騎士になる、そうなると僕の存在が邪魔だな
今後の計画を立てている間に話し合いは終わったらしい
ーーー
眠ったはずなのに!知らぬ場所だった!
びっくりだよ
「驚かせたようだね」
声の主を見て状況を完璧に理解した
「今は初めましてと言った方がいいね」
草原にポツンとあるパラソルとお茶会場
白い髪に喪服
何故初めましてのはずなのに、警戒をし続けなければいけない、そう自分の中の何かが訴えかけてくる、なのに不思議と落ち着く
「強欲の魔女エキドナ」
僕を呼んだ人物の候補の1人
「ああそうだよ、少し気になってね君の夢の中に干渉して入らせてもらっているよ。」
そんなことできるのか、嫌コイツだもんなそう思い無駄な思考はすぐにやめた
「きみも平気なんだね」
その言葉の意味は多分、エキドナの顔を見れば大抵の人は吐く、なのに僕は平気と言う意味だろう
エキドナが座っている空席の向かいの席を指を刺す座れということか
「少し話をしたら返してくれる?」
「もちろん」
椅子を引き座る
微笑み空のカップにお茶を入れて差し出してくる
「人の体液を飲む趣味はないんだ」
「何処まで、知ってるのか知りたくなるよ」
お茶を断り、エキドナを見つめる
「ここに呼んだということは君が知りたい話したいことは何?答えない場合もあるけど」
「君は何者なんだい?」
「知ってるんじゃないの?」
目を細め見つめてくるが顔を見ずに答えを待つ、パラソルを見つめる
これなんていう柄なんだろ
「…僕と契約しないかい?」
「やだよ」
視線はパラソルのままエキドナの顔を見ずに答える
「僕は君の知りたい情報を持っている」
「うん」
「えぇ」
興味なさげな態度に、エキドナは肩を落としている
「僕と契約したとして何が目的なの?」
やっとエキドナの顔を見てわざとらしく微笑む
「君は僕の知りたい情報を知っている」
「…ふーん…それってさぁ、どっちのこと言ってるの?」
死に戻りのことか、傍観者であることか
エキドナの言う知りたいはどっちだ
「なら僕と」
「それはやだ」
可愛らしく頬を膨らませこちらを睨んでいる
何故か無性に腹が立った
何で?
「僕は強欲の魔女あらゆる知恵を知識を持っている、君の追い求める情報を知識も知っているかもしれない、それに僕と契約するのは君にも良いことはあるよ、君は彼に執着しているだがその彼はあの忌々しい…彼は君の主人のことが好きだ、僕が協力すれば彼を君の物にすることだって可能だよ」
「地雷だからいいよそれ」
その言葉に驚き固まるエキドナ
「ごめんね僕ね、自分×推しは地雷なんだ。普通にさ、見る分には別にいいんだよいざ自分となると解釈違いなんだよ、なんて言うか想像がつかない?そもそも烏滸がましいんだよ、自分と推しのカップリングなんて、夢だから許されるだけ夢物語だかこそ現実ではないからこそ夢を持てる、現実では納得がいかないし地雷でしかない、だから君の言うその言葉で僕の気持ちが傾く事もないし君と契約する事も一生ないよ、それに僕には百合の間に挟まる男みたいな事をする悪趣味はないよ」
さも当然かのように淡々と話す姿に、目の前にいるエキドナはただ茫然として、何とも言えない驚きの表情をして聞いていたいや驚きすぎて声が出なかった
事実そうだ、僕は一切ナツキ・スバルのことをそう言う目で見ていない、彼に対しては興奮はするが発情なんてした事ない、そう言う小説やらを読み漁っていた時期はあるが、というか暇さえあれば見ていたが、これは今いるのは現実だ、彼を曇らせたいという欲求はあるがそれとこれは全くの別物、恋愛と愛は若干違うものではないか?、最終的には幸せになってほしいと思えるからこそナツキスバルと自分は結ばれては行けないと思っている、自分でなければ、受けだろうが攻めだろうが、相手が女であろうと男であろうと何人いようが別に誰でもいい…誰でもは言いすぎたifルートに入らなければいいよ、僕はスバル君の幸せを1番に願い、その不幸も1番に願っている、僕は中途半端な人間なんだよ
「地雷?」
「解釈違いと言った方が分かりやすかった?」
驚きながら聞いてくるエキドナにそう答え笑う
「だからごめんね」
「久しぶりに驚いたよ」
「良かったね。定期的に刺激がないとボケるって言うし」
早く帰りたい為、嫌われるようなことをとりあえずいう
「だが、僕と契約していい事は沢山ある」
「すごい営業かけてくるじゃんこの人」
なんとか断り、脱出に成功した!
ーー
「夢見が悪い」
朝日が登り始めた時間だろうが実感薄暗い、
睡眠はちゃんと取れているというのにエキドナのせいで疲れがどっと溜まった気分だ
「ちゃんと休めよ、頼りにできる戦力お前くらいなんだからな」
何故かもうすでに起きているスバルを眺める
「夢見なんて忘れるぐらい良いねこれ」
朝目が覚めたら推しがいて自分を心配して頼ってくれるそんな事実に頬をだらしなく歪ませる
「色々平気か?」
エキドナはレイアの陰魔法の弱点や仕組みを知ってるので夢の中に感情する事だけは出来ました