楽しみで仕方がない明日へ!   作:欠けたチーズ

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おやすみ

 

「ふぁ」

 

竜車であくびをする

 

戻ってきちゃった!

 

あの後小一時間ぐらい廊下で呆然としていたところをエミリアに心配され部屋に戻ったそれは覚えている

びっくりしすぎて彼の死に寝顔見れなかったなぁ

だってさまさか、スバル君におやすみって言ってもらえる日が来るとは思わなかった!

 

後悔を並べながら到着を待つ

 

ーーー

 

部屋の案内、花瓶を受けとめ世間話、エミリア様の所に行き話をする

前回と同じ流れが終わり荷物を片付けていた時

 

部屋の扉が叩かれる音がした

 

「レイア」

 

「君から来るとは、思ってもいなかったよ」

 

「本音を言えば来たくねぇよ」

 

嫌そうな顔をする彼を見つめて笑みをこぼし持っていた本を机に置く

 

「それで?今回は?」

 

「わからない」

 

「なるほどね」

 

真剣に見つめる彼を見て答える

 

「僕も分からないんだよ、僕もね直後に過去に戻されるだから情報はないよ」

 

「そうかよ…なぁ眠るように人を殺す魔法ってあるのか」

 

「ないよ」

 

「そうか…」

 

残念そうにしながら部屋を出て行った

 

数日後の夜、部屋の外掠れた声で名前を呼ぶ声と何かが潰れ砕け散る音が聞こえた

 

何で僕の方に来たの?

本来ならばエミリアのものに向かうはずなのに、スバルがレイアの部屋に来たことに疑問を持つ

 

ーーー

 

「レイア話がある」

 

今回は客人であるスバル

前回花瓶を落としそうになったところで呼び止められた

 

「ん?」

 

ニヤつく顔を隠さず振り向く

 

「戻ってきた理由…犯人を知らないか?」

 

レイアの部屋の前で死んだこともあってか、そう聞いてくる

 

「残念だけども、分からない」

 

「そうか…」

 

考え込むように手を口元に置き下を向き何かをぶつぶつと鎖の音、襲撃、4日目などと言っているスバルを見て笑う

 

「助けて欲しい?」

 

下を向いていても見えるように、かがみ視線を合わせる

 

「どうにか出来るのか?」

 

「最善は尽くすよ」

 

「…3日後、俺は屋敷の外から見張るだからレイアは中から異常がないか見ていてくれ」

 

「分かった」

 

緊張したような顔でそう言い放ったスバルを見て微笑む

怪しむかのように見つめてくる瞳

 

これ僕が犯人だと思われてないよね?

 

ーーー

 

スバル君が出て行き、約束の時間までに少し本でも読もうそう思って僕は自室の扉を開けたはずなんだ

 

縦ロールの少女がいた、何なら自室じゃない

本特有の匂いが立ち込める部屋、レムから聞いていた、その前から知っていたが、ここはベアトリスが管理する禁書庫だ

 

「…」

 

頭を抱えたかった

 

「何かしら人間」

 

ずっと扉を開けて立ていたからか、めんどくさそうに見つめてくる

とりあえず入ることにした

 

「ベアトリス様であってますか?僕はエミリア様の仮騎士のレイア・イスキオスです」

 

軽くお辞儀をする

出来れば会いたくはなかった、理由は簡単僕の陰魔法の解除を出来てしまうかもしれない

 

ベアトリスは陰魔法の使い手、それゆえにレイアが使う謎めいた魔法の弱点や解き方を知っているかもしれない、そんな不安があった

 

「…ああ、お前がロズワールの言っていた、頭のおかしな騎士なのかしら?」

 

「何でどこに行っても頭のおかしい騎士で定着してるの!?僕は!?」

 

「やかましいのよ…お前、随分変な陰魔法の使い方しているのよ」

 

「適性があるみたいなのですが、使えません、僕はどう言った使い方を?」

 

めんどくさそうな顔をしてからため息をつき答えてくれた

 

「ベティにもいまいち分からないのよ、その様子何の害もないみたいね、まぁベティには関係ないことなのよ」

 

心底安心した、分からないなら解除のしようがない

いつかベアトリスが解けるようになる日が来るかもしれないがその日までに対策を考えればいいと、未来の自分に丸投げする事にした

 

「お答えありがとうございます、読書の邪魔をしてしまい申し訳ございませんでした」

 

軽くお辞儀をして

扉を開ける、見覚えのある廊下だ

 

「あの目つきの悪いやつと違って、礼儀がなっているかしら」

 

「それはよかった」

 

扉を閉めた、自室の扉が背にあった

描写などを見ると全く別のところに移動させられたりしているが、運がいいのかと思い扉を開けた

 

「…今度は自室だ」

 

ため息をつき、ベットにダイブした

 

ーー

 

屋敷の庭に出て周囲を警戒し、歩き回る

 

見てるもんねきっと

 

しばらく歩き回ったりして見回っていた時、風に乗って悲鳴が聞こえた気がした

 

 




レイアは陰魔法で記憶とか魂を別に移動しているだけで死に戻りの際、感じた苦痛などははっきり覚えてます。
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