〈個性〉を奪い、ストックして、与える能力の転生者〈ヴィラン〉 作:アマテス豆
2/19 書き直しました。大まかな流れは変わっていません。
天界にて、転生させた女神とその部下の天使との話。
女神「あ、そういえば間違いで転生させちゃった子大丈夫かな?」
天使「あの子ですか?今回はちょっと転生者さんに寄り添ってみる!て言って女神様一人で対応したあの?」
天使「結果滑って転んで能力と世界のランダム決定ボタンを秒の狂いもなく押した結果、普通なら世界に合った能力、能力に合った世界になるように設定しているのに、ギャグ漫画系の能力を持ちながらハードバトル漫画の世界に転生させちゃったあの子の事ですか?」
天使「そして自分の失態を隠したいがために自分のせいと伝えなかったあの子の事を言ってますか?」
女神「そ…そうだよ(泣)!そこまで根に持たなくても良いじゃん!ごめんって言ってるじゃん!」
天使「結果的に私たちの仕事が増える羽目になりましたよ。あと全く転生者さんに寄り添ってないじゃないですか。」
女神「う…、何も良い返せない…」
天使「大丈夫ですよ、あの子、前世より刺激的に生きていますよ。」
女神「そうなの!今どこ?何してるの?やっぱりヒロアカの世界だからヒーローになってたり?」
天使「いいえ、違います。真逆です、ヴィランになって、逃げ回ってます。」
女神「え!なんで!そんなことに!ちゃんと、お詫びとして加護を授けたんだよ!?」
天使「....やっぱりですか。女神様、あなたの加護の欠点前に話したこと覚えてますか?」
女神「…おぼえてるよ!確か、えっと…うっと、あれだ、あれ!あれよ!」
天使「やっぱり覚えてないんですね…これは彼にお詫びを入れなければ…もう一度いいますよ!・・・・」
その後、女神は天使にみっちり欠点と今まで溜まっていた愚痴を叩き込まれました…。
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現世(ヒロアカ世界)
あの後、俺は紆余曲折をへて、無事、義蘭さんに仕事をもらうことが出来た。
今回の仕事は、組織系ヴィランのお手伝いらしい。
衣食住付きだとのことだ、良い職場に巡り会えたことに感謝!
この時期に組織作ってるって珍しいな…まだオールマイト引退してないのにね…まだいっか。
そして今日から本格的に仕事開始だ!
義蘭さんが別件でその組織に訪れるらしいので、お出迎えするべく!早めに職場へ着いたのだが…
俺「ここが、今日から勤める職場…見た事しかないな…近い将来オールマイトに壊されそうな建物だ…ははは」
見た目は普通の商業ビルなのだが、嫌な予感しかしない…黒い雲の人や、手をいっぱい付けた人が、潜伏してそうと言う印象しかない建物だった。
荼毘「お前、邪魔…どけ」
ビルの前で立ち止まっていたら、後ろから黒髪高身長の男の人突然暴言を吐いてくる。
俺はその男にも見覚えがあった、青い炎を使うファザコンだ。
あぁ〜、考えたくなかったのに〜、この時期で組織系、場所を指定された時から薄々気づいてたけどさ…。
俺「あ〜、最悪だ〜。」
俺は頭を抱えてしゃがみこむ。
荼毘「あぁ?」
荼毘がこっちを睨んで来ている。……あ、やべ今の、荼毘さんに対して言ったみたいになった?
俺「ごめんなさい!!決して貴方に言ったわけではなくてですね……」
俺は事を起こされる前にすぐに謝る。
トガ「あ!ユニ君じゃんないですか!なんでここにいるのです?!」
すると、荼毘さんが何か話す前に、トガヒミコが俺と荼毘さんの間に割って入ってくる。
見たくなかった!この並び…
荼毘とトガヒミコがいるって事はやっぱりここはヴィラン連合の本拠地だよね……は〜〜、もう何でも良いや!どうにでもなれ!
俺「またか、トガヒミコ。俺も貴方達と大体一緒だよ。」
俺は、思考を放棄し、トガヒミコのしつもんに答える。
トガヒミコ「そうなんですね!ユニ君も、ステ様のかっこよさに引かれたんですね!」
俺「いや…そ\義蘭「お前ら、時間は守れるみたいだな。」
俺が言うタイミングで、義蘭さんが到着した。
あ、義蘭さんは、俺がヴィランになったすぐ後からお世話になってるヴィラン界の親父さん的存在だ。ここはキッチリ説明しとかないとね!
俺「義蘭さん!お久しぶりです。この二人、義蘭さんが連れてきたんですか?」
義蘭「あぁ、言ってた別件、お前の職場になるヴィラン連合さんに紹介するんだよ。」
俺「そうなんですね…あれ?俺は紹介じゃ無いんですか?」
俺は、ふと疑問に思った事を言う。
義蘭「いや、お前は直々に指名があったからな、食堂係兼衛生関係を担当してくれってな」
直々に指名!?なんか怖いんですけど?
そんなやり取りをしながら、扉の前まで移動していた。
義爛「入るぞ……」
ここが俺の職場になる場所、ヴィラン連合…いつかはヒロアカ本編に関わりたいと思っていたけど…こんな形とは・・もっと良い関わり方したかったよ〜〜!!
それはそれとして、気を引き締めないとヴィラン連合に入るんだから。
トガヒミコと一緒になるのはちょっと嫌だけど…
そうこう考えているうちに義蘭さんが扉を開けた。
扉の奥には黒い雲の体をした黒霧さん、そして無数の手を付けた死柄木がいた。
死柄木「そいつらは?」
死柄木さんが俺らを睨みながら義蘭に聞く。
荼毘「アンタがそうか…生で見ると気持ちわりーな。」
トガヒミコ「手の人!手の人!ステ様の仲間だよね!私も入れてよ!ヴィラン連合!」
だが、義蘭さんが答える前に二人がそれぞれ、思い思いに発言する。
これが真のヴィラン…やっぱり慣れないわ、感性から違うもん。
俺「〈ユニークバンパイヤ〉です。よろしくおねがいします。」
俺は、二人みたいに言えないので、ごく普通の挨拶をする。
死柄木「黒霧あの三人飛ばせ!俺の嫌いなのがセットできやがった、クソガキと礼儀知らず。あと…なんか気に食わんやつ。」
死柄木は、イラついたのか首を掻きながら黒霧さんに命令する。
あれ?俺だけ絶対とばっちりだよね!
黒霧「まあまあ、話だけでも伺いましょう、それにあの大物ブローカーの紹介、戦力的には間違いないかと。」
黒霧さんはそんな死柄木を宥める。
義爛「黒霧さんの言う通り。紹介だけでも聞いておきなよ、まずこっちの女子高生、未成年だから顔は出てないが連続失血死事件の容疑者として追われている」
義蘭さんは、黒霧さんの言葉に乗っかる形で紹介を始めさせた。
トガヒミコ「トガです、トガヒミコ!生きにくいです、生きやすい世の中にしたいです、ステ様の血が吸いたいです。!だから入れてよ弔くん!」
そんな一方的な紹介をする。紹介にはなっているのかな?
死柄木「意味がわからん、破綻者か」
死柄木……ごもっともだ!わかるわかるぞ。
義爛「会話は、成り立つ、きっと役に立つよ。」
フォローに入る義蘭さん。さすがだ!
義爛「こっちの彼、目立った犯罪は、犯してないがヒーロー殺しの思想に偉く固執している。」
続いて荼毘の紹介に移る。
荼毘「不安だな、この組織に本当に大義はあるのか?まさかこのイカれ女を入れるんじゃないだろうな…」
自己紹介より先に人をディスる。盛大にブーメランだと思うのは俺だけだろうか?
死柄木「おいおい、その破綻jkが出来てることすらできてないぞ、まず名乗れ」
ごもっともな事を言うパート2!わかってるじゃ無いか死柄木くん!
荼毘「今は荼毘で通している」
死柄木「通すな、本名を名乗れ」
荼毘「出す時になったら出す。とにかくヒーロー殺しの意思は俺が真っ当する。」
この掛け合い、テンポ良くて聴き心地いいよな〜…
死柄木「は〜ウザい…どいつもこいつもステイン、ステイン!気持ち悪い!気分が良くない。」
死柄木は、我慢の限界なのか、首を掻きむしる。
あー、やばいな、めっちゃ苛ついてる…
死柄木「…ダメだ…ダメだお前ら!」
殺気を向けて俺たちに襲いかかる。
あれ?俺も入ってる?ちょっ、狭くて避けられない…迎え撃つか?いや仕事先だし…やばい!来る!
俺と同じで、殺気に気づいた二人も個性とナイフを死柄木に向ける。
ちょ、ここで炎は、やばいって…逃げられないし、せめて被害を最小限に…
俺は咄嗟に前にでて、死柄木と荼毘の手首を掴み、捻る。
俺「ちょ!皆さん落ち着いてくださ!…」
捻られた二人は、冷静になり、体を後ろに引く。
ちなみにトガヒミコのナイフは…ギリギリ俺の首に刃先が入るぐらいで止まった。あと1センチで死んでた…痛いよ〜、絶対後で血吸われる…よ〜。
死柄木「なんだよ、お前は、」
ムカムカした言い方で聞く。
やっと、ちゃんと自己紹介ができる。
俺「ヴィラン名〈ユニークバンパイヤ〉。本名は、名乗りたくありません。ここの食事や衛生管理で指名されてやってきました。精一杯やらせてもらいます。あと呼ぶ時はユニでお願いします。」
最後にお辞儀をする。ふ〜、決まったぜ!ごく普通な挨拶…もっと個性出した方が良いかな?
死柄木「そんなの頼んだ覚えないんだけど…黒霧どうなってんの?」
黒霧「私は、先生に頼まれ、それに従ったまでです。」
死柄木「…先生が?…チッ」
え?俺…オールフォーワンに指名されたの?黒霧さんではなく?!
黒霧「死柄木弔、あなたが望むまま行うなら組織の拡大は必須。注目されている今がチャンスなのです。この方達は、あなたの目的には必要なのです……」
黒霧は、その後死柄木の耳元に顔を近づけ、何かをつぶやく。
それから、死柄木は、急に立ち上がり扉の方へ、向かう。
義爛「どこに行く?」
義爛さんが、死柄木に尋ねる。
死柄木「うるさい!」
また襲ってきそうな言い草で義蘭さんの質問を一蹴し、出て行った。
義爛「取引先にとやかく言うつもりは無いが若いな〜。」
義蘭さんは、思っている事をつぶやく。
トガヒミコ「殺されるかと思いました。」
出て行った事を確認してからトガヒミコが呟く。
俺「いや、お前も殺そうとしてたからね!あと少しずつ近づいてこないで?最近吸ったばかりでしよ!」
俺は反射的にツッコんでしまう。
死柄木がいなくなったことで、うちに留めていた事を口に出してしまったのだ。
荼毘「はぁ〜、気色悪い。」
俺「貴方が言えます?!死柄木は、この中でもまともな部類の人間ですけど?」
荼毘「は?」
またもやツッコんでしまった…。もういいや、ここのツッコミ役やろ…殺されない程度に…今、荼毘に殺気向けられてるけど。
黒霧「御二方とも返答は後日でよろしいでしょうか?彼も自分がどうすべきかわかっているはずです。わかってるから何も言わずに出て行ったのでしょう。オールマイトにヒーロー殺し、2回も鼻を折られたのです。必ずあなた方も自分自身も納得する答えを。」
黒霧がトガヒミコと荼毘にそう伝える。
荼毘「…わかった。」
トガヒミコ「わかりました!ユニ君…やっぱりちゅうちゅうさせて!」
急にトガヒミコが襲ってくる。く!これだから!一緒の空間に居たくないんだ!俺今、貧血なのに!…なにか、何かここから抜け出せる方法…言い訳は…
主人公「あ!黒霧さん、冷蔵庫の中身って何かあります?」
この口実なら!
黒霧「いくつかは、現状は少しか無いですね。」
主人公「じゃ、買い出し行ってきます。」
黒霧「いや、確かあなた顔バレしているんじゃ。」
主人公「大丈夫です、ちゃんと追跡されずに帰ってきますので、では行ってきます!」
ダッシュで俺は出て行き、買い出しに行く。
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俺が出て行った後、義蘭さんが黒霧に話す。
義爛「あいつ、額に見合った仕事はするよ。ああ見えて、数々の修羅場を抜けてきたからね。」
俺についての補足説明をしているようだ。
黒霧「そうですか…あなたがそこまで言うのならそうなのでしょうね」
黒霧は、義蘭さんが言うならと納得してくれていた。
義爛「ただ…指名されるような奴じゃない…その先生て奴には別の意図があるんじゃ無いのか?」
黒霧「分かりません、私は従ったまだです。」
義蘭「分かった、俺はそろそろ、次の客を待たせてるんでね。」
そして、死柄木、俺の後に義蘭さんが出て行った。
次回は、個性が取られた麗日を書きます。
コメントなどは、自由にしてもらって構いません、励みになります。
麗日を早く緑谷とくっつかせたいか〜!!
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早急にくっつかせたい!!
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もう少し後にくっつかせたい!!
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原作どうりにくっついて欲しい!!