〈個性〉を奪い、ストックして、与える能力の転生者〈ヴィラン〉   作:アマテス豆

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遅くなりました。

ちょっと1話〜5話と書き方が違うと思います。

あと、今1話から5話までを書き直しています。流れは大きくは、変わっていませんが、読みやすくなったと思います。


全てを継ぐ者。

とある豪邸の一室。

 

ピンポ〜ン、ピンポ〜ン。

 

豪邸のチャイムが鳴る。

 

じい「ゴホ、ゴホ……来たか。」

 

眠っていた老人が咳き込みながら、最先端の自動ベットの背もたれを上げる。

 

ヒイロ「来てしまったか…本当に良いんです?あなたの孫さん、今、ヴィランやってますけど。」

 

すぐそばに居た美人執事がタメ口でその老人に向かって言う。

 

じい「良いんじゃよ、ワシも寿命が短い…ワシは孫が好きじゃ、孫が捕まってないうちに会いたいんじゃ。」

 

自動ベットを降りながら問いに答える。

 

ヒイロ「いえ、そんなことを言っているのではなく、本当に全てを孫さんに差し上げるのですね?」

 

急に声色を変え、その老人に真剣に問う。

 

じい「あぁ、やる。ワシの全てを孫にな。ワシは、決めておった。ワシにあの能力を使った日から、変わったんじゃよ、そして知った。だから私は全てを捧げるのじゃ。」

 

覚悟が決まった、そんな面持ちをしながら、その老人は答える。

 

ヒイロ「分かった。聞かなくても準備はしてましたよ。最後に聞きたかったんです。」

 

それを聞いて、ホッと胸を下す。

 

じい「ワシの孫はな、世界を変える…その素質…いや運命なのじゃよ。」

ーーーーーーー

ユニ「あれ?今、居ないのかな?ちょっと早かった?」

 

俺はとある豪邸の玄関にいた。そう!じいちゃんの家だ。

少しして、玄関のドアが開く。

 

じい「よう来たな、孫よ!」

ヒイロ「お久しぶり、勇也様」

 

そこからじいちゃんとじいちゃんの車椅子を押している執事が現れる。

 

ユニ「久しぶり!おじいちゃん!」

ユニ「ひいちゃんも久しぶり。」

 

じいちゃんに挨拶しつつ、その秘書であるひいちゃんことヒイロに挨拶する。

ひいちゃんは、三十年いや、子供の頃からって言ってたから四十年間じいちゃんに支えているベテラン執事さんだ。個性は未だ教えてくれないから知らないけどね。

 

じい「ここに来るまでに警察とかに追われなかったか?」

 

じいちゃんは、俺がヴィランと知っているのだが、警察とかに通報せず手助けしてくれてる。本当に感謝しかない。

 

ユニ「大丈夫、大丈夫、今回はすんなり来れたから!」

 

そう答える。前回は散々だった…シシドに追われて、一番危なかったかも知れない…あぁ、思い出しただけであの時の恐ろしさが…考えるのやめよう。

まあ、今回はすんなり来れたからよしだ、いや〜比較的近くで助かった。

 

じい「そうか、それは良かった。」

 

じいちゃんも安堵してくれた。追われたままここに来てたらじいちゃんだって危ないしな。

 

じい「で、最近は、どうなんじゃ?聴かせておくれ。」

 

じゃ、ちょっくら、近況報告と行きますか。

 

「そうそう聞いてよじいちゃん!俺最近ちょっと有名なヴィラン連合で、バイトする事になったんだよ〜!……それとね……」

 

それからみっちり体感1時間ぐらい、これまでの濃厚な2ヶ月を話した。

 

じい「そうかそうか…頑張ってるんじゃな。」

 

そうにっこり、微笑み聞いてくれた。

 

ユニ「あ、そう言えば父さんと母さんの調子はどう?」

 

ふと気になった事を聞く。

 

じい「普通じゃよ、お前さんがヴィランになった経緯を説明してからはな、お前さんの帰りを待っておるぞ。」

 

ユニ「そっか…良かった、病んでたりしたら責任感じるし…」

 

よかった〜、お母さんとお父さん、まあ、この世界のだけど…俺が急にヴィランになったと聞いた時に暴走してたって聞いたから….よかった、よかった。

 

ヒイロ「そんなんだったら、戻れば良いのに。」

 

ひいちゃんは、平然と言う。

 

ユニ「いや、それはそうなんだけどね?」

 

俺も戻れるなら、戻りたいけどね?

 

じい「無理を言うでない、冤罪とはいえ、それを立証する証拠が揃っとらんしのぉ。」

 

そうなんだよなー、なんせ俺の姿で証拠を残しおるから…トガヒミコめ〜

 

ユニ「うん、それに思ってたのと違う形だけど、間近で見れるわけだし。」

 

やっぱり、原作を読んでいるからかな?間近で本筋見たいよね〜て思うんだよ…本当は雄英に入って体験したかったけど能力と今の現状で無理なんだよな…

 

じい「何を見たいかは、詮索せんでも分かる。ただ気をつけるのじゃよ。」

 

意味深な言い方で俺を心配する。

やっぱり、じいちゃんには、分かっちゃうよな〜。

 

ユニ「うん、気をつけるよ、あと一年ぐらいたったら帰ってくるつもりだしね。」

 

一年後には、全て終わっるだろうし、俺の証明するまでは、捕まってやらないかな。

 

じい「そうか…やりたいようにやるれ。息子と義娘にも言っておく。」

 

じいは優しく、言ってくれた。

 

ユニ「ありがとう、じいちゃん!」

 

じい「そう言えば、お前にプレゼントがあるんじゃよ。」

 

笑みを浮かべて言う。

 

ユニ「え!なになに!」

 

突然のプレゼント発言にテンションが上がる。

なんだろ?まさかヒーロースーツ?…いやヴィランスーツか?今まで無しで生活して来たけど…じいちゃんは、大富豪!

用意できなくもないしな、その説が濃厚か?と言うか欲しい!

 

じい「あぁ、それはな…」

 

[長いためが入ります。]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じい「ワシの資産全てじゃ!」

ユニ「え?………え?」

 

俺の思考は停止寸前になった。こんな感覚になるのは女神様以来だ…。

 

ユニ「ねえ、ひいちゃん…じいちゃんてボケた?」

 

俺は、とんでもない事をじいちゃんがボケたことにかけひいちゃんに聞く。

 

ヒイロ「そんな症状は無いね。」

 

真顔で答える。ほんとの様だあの顔。間違いね!

それじゃ、もう一つの可能性に賭けるか。

 

ユニ「じゃ、今なんて言ってた?俺には資産全てって聞こえたんだけど。」

 

これらなどうだ!可能性が0.1%とある!

 

ヒイロ「あぁ、そう、仰ってる。」

 

うん、ひいちゃんが言うなら間違いねー………!

 

ユニ「う~~ん……え~~!!」

 

え?何、本当に?ほぼ全ての可能性がなくなった…本当に?ガチなの…

 

ユニ「俺、今ヴィラン!犯罪者!資産とか継げないよ!じいちゃん本当にボケたんじゃなの?」

 

俺は至極真っ当な事を言う。

 

じい「ワシはボケとらん、マジで言っておるんじゃ。

 

真っ直ぐな目線で俺に言う。

じいちゃん…

 

ユニ「ボケてないのは分かった。だけどさ…それはそれで問題じゃない?」

 

じい「良いから継げ!」

 

いや、そんな投げやりな…

 

ユニ「なんでだよ!継がせないならさ、父さんとか叔父さんじゃダメなの?もう一度言うけど、俺、ヴィランだよ?何でなの?」

 

じい「ふっ、それをワシに聞くんじゃな?」

 

じいちゃんは、キメ顔で言ってくる。

 

ユニ「…それを言われたら断れないじゃん。卑怯だよ。」

 

さっきまで威勢がなくなる。

 

じいちゃん「断るでない。これは今後お前が必要となるものじゃ。お前のやりたい事をやるにわな。」

 

あって困ることなんて無けど、やりたい事て…本筋を体験することとだよ?まあ、じいちゃんのことだ俺の未来のやりたい事かも知れないし…

 

じい「断る理由などない。好きなように使え。そのようにもう手配しておる。」

 

そう言って3回手を叩く。するとひいちゃんが、スーツケースを持って来た。

 

ヒイロ「これを、」

 

そのスーツケースを開けると……一つの通帳と3つのカードが入っていた。

 

ユニ「ひいちゃんもグルなの……」

 

もういいや、諦めよう……

 

ユニ「…分かったよ!継げばいいんだろ!」

 

俺は投げやりにそれを受け取る。

 

じい「良かったのじゃ、これで心残りなく残りの人生を謳歌できるのじゃ。」

 

じいちゃんは、安堵した顔をする。

 

ユニ「一つ条件がある!」

 

ただやっぱりタダで引き継ぐのは、勿体無い…

 

じい「なんじゃ?」

 

ユニ「じいちゃんが頑なに教えてくれない未来について何個か教えてよ。」

 

言ってなかったと思う。

じいちゃんの個性は「予知夢」。

今まで関わって来た人の未来を夢として見ることが出来る…ちなみに見る人はランダムだ。サーナイトアイの一部強化版一部劣化的な個性だ。

 

だからさまざまな人の未来を知っているのだ…実質この個性で株やって儲かっていると言う未来見れるんだったらこれやろ…を体現している人なのである。

 

俺もヒロアカの物語を知っているので大体のことは分かるのだが、俺が介入している未来を知っている唯一の人物であるのだ。

 

じい「良かろう…じゃが、端的にな。」

 

じいちゃんは、真剣な眼光になる。

 

ユニ「分かった。」

 

それに応え、俺も真剣に聞く。

 

じい「まず、空から少女が降りてくる。」

 

ユニ「は?」

 

思わず声に出てしまった。

 

じい「次に、お前は、ある行動することを決心するじゃろう。」

ユニ「ひ?」

じい「最後に……」

 

最後に!?

 

じい「ダメじゃ、やはりこれは早いかのう。」

 

ズゴ!

 

ユニ「いや!辞めないで?!最後はなに?」

 

俺はいたたまらず、ツッコんでしまった。

 

ユニ「と言うかね?端的も端的だし!そんなに、重要な情報じゃないんだけど!?ヴィランやってたら少女が落ちてくるなんて日常茶飯事だしね?あと何の行動かぐらい教えてくれたって良いじゃん!?」

 

じい「そこまで言ってしもうたら面白くないじゃろ?」

 

笑いながらじいちゃんは、茶化す。

 

ユニ「いや、知らないよ!ちゃんと教えてよ〜。」

 

俺は駄々をこねる。

 

じい「わかった…、アドバイスならしてやろう。お前の未来に関わるな。」

 

ユニ「やった〜!どんなアドバイス!」

 

じい「i・アイランドで、協力者を作れ。さすればさっきも言った行動がしやすくなる。」

 

ユニ「え?…いや無理じゃね?ヴィランだよ?俺。」

 

じい「それでもじゃ、結論から言うとできる。じゃがなその出来方を変えよと言う話じゃ。」

 

ユニ「本当に未来見えてるんだよね?じいちゃんは?」

 

何か胡散臭を感じたので最終確認。

 

じい「個性じゃからのぉ〜。」

 

半笑いで答える。

 

ユニ「は〜、分かったよ。作ってくるよ!協力者」

 

少し面倒くさと思いつつ、了承する。

 

じい「ちなみに、誰にも、バレないようするのじゃぞ。」

 

ユニ「分かったよ。あ…もう時間だ…じゃ、行ってきます、じいちゃん。また時間できたら会いに来るよ!」

じい「おぉ、いつでもウェルカムじゃ。」

ユニ「ひいちゃんもまたね!」

ヒイロ「あぁ、なたな、元気でな」

 

もらった通帳やカードを持って、豪邸を後にした。

 

ーーーーーーーーーー

ユニが去った豪邸

 

じい「ゴホゴホ…ゴホ…少し無理したようじゃ。」

 

ヒイロ「余命宣告更新はもう無さそうだな、本当なら二年前にとっくに死んでてもおかしくなかっだんだけどな。」

 

じい「じゃから言ったじゃろ…ワシはあの時死ぬ運命じゃった。ヒイロや、息子の未来を見た時に分かっていた。でも、孫があの能力を使ったあと未来が変わったんじゃ。じゃらから期待するぞ、孫が作る未来に。」

 

そう言って、じいちゃんは、ベットに寝転がった。




映画「二人の英雄」の内容に入ります。

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