〈個性〉を奪い、ストックして、与える能力の転生者〈ヴィラン〉 作:アマテス豆
めちゃくちゃ時間が空きすみませんでした。
ちょっとドタバタしていて…
僕は今、パーティー会場の7番ロビーにいた、そう、映画で緑谷くん達が合流する場所だ。
ウォルフラムと遭遇したときに思いついた、「協力者を作ろう大作戦」を実行中であり、その為の根回しを貴重な一時間でやり終え、ここからが本番という所、コレから映画の山場にガッツリ介入していきます!
飯田「もう誰かが来てる?!く!委員長として情け無い…」
そんな事を考えているとa組の頼れる学級委員長!飯田くんがロビーに来た。
飯田「感心したぞ!……」
飯田くんは、僕の肩に手を置く…あ、コレ、クラスの誰かと勘違いされてるぽい?
ユニ「ひっ!」
やばい触らてしまって、辺な声が出た。ヒロアカファンとして、この上なく嬉しいのだが?!やっぱり程よくゴツい…
飯田「すみませんでした!クラスメイトだと思いつい!申し訳ございません!」
声で気づいたのか、すぐに謝ってくれた…いや、謝らなくても良いのだがコレが飯田クオリティ(意味不明)。
ユニ「あ、いや。大丈夫ですよ、帽子かぶってますしね、よくありますよ。」
ちなみに、俺はいまスーツ姿で、例えるならハードボイルドの主人公ぽいやつ。いつもはかぶってないけど、今回は帽子を被っている。理由は明確…麗日さんにバレないようにだ。
飯田「あなたも、誰かを待っているのですか?」
飯田くんは、ここに二人しか居ないこともあってか、話しかけてくる。
ユニ「まあ、そんな感じかな。」
そんなこんなで、a組の男性陣が時間を開けて合流していく。
緑谷「あれ?ユニくん?」
待ち時間を過ぎた頃(飯田くんが怒り出したのでわかった)、緑谷くんがやってきた。
ユニ「デク。さっきぶり、メリッサは?」
飯田「緑谷くん、知り合いなのかい?」
緑谷くんに軽く言葉を返す。すると飯田くんが間に割って入ってくる。
緑谷「うん、メリッサさんの友達で、みんなに会う前に逸れちゃってたんだ。」
飯田「そうだったのか、さっきは失礼した、俺は飯田天哉、緑谷くんのクラスメイトだ。」
上鳴「俺、上鳴。」
峰田「オイラ、峰田」
メリッサの友達で良かった〜!!と内心感謝しつつ、冷静になり自然な会話を心がける。
ユニ「じゃ、あなた達も雄英生ですか?」
上鳴「おう、しかもヒーロー科!て、そんなことよりさ、」
そう言うと、上鳴くんと峰田くんが近づいてくる。え、何…気づかれた?!まずいまずい、そして耳元まできて…
峰田「メリッサのメアド教えろよ。」
上鳴「メリッサさん、昔どんなだった!」
あぁ、よっかった〜、バレてない!
そして、生で峰田のゲスボを聴けるとは…女神様ありがたや、ありがたや〜。
そんな感じで。ある程度男性陣と話した後、メリッサ率いる女性陣が現れた。
そして俺は帽子を深く被り直す。何故って?麗日さんが居るからだ。
メリッサ「皆んな、お待たせ。あら、ユニくんも居たのね?」
麗日「みんなゴメン!遅れてしもた。」
八百万「そちらの方は?」
八百万さんが俺に気づく、じゃ自己紹介タイムと行くか。
ユニ「でわ、改めて俺は、メリッサの友達で、ユニって言います。」
決まった!やっとまともに本編キャラ達と関係を持てたよ!!
麗日「ユニくんだっけ?」
麗日さんが不思議そうにこちらを見てくる……やば、速攻で気づかれるのか?!
麗日「私とどこかで会った事ある?」
ユニ「いや!全然、君のことなんて全然、全く知らないよ?!いや、ほんとに!マジで!」
精一杯否定する。不自然なぐらいに…
麗日「やっぱり、気のせいだよね。なんか、あのヴィランに似てるんだよ。けどヴィランは、そもそもここに入れないもんね。」
まっ、入ってるんですけども…しかし、ここで気づかれてもある程度は、問題無いないとはいえ、バレたら面倒いよな、気をつけよ。
飯田「爆豪君と切島君、どちらも電話が繋がらない。」
そんなやりとりをしている間に飯田くんが、二人に電話をかけていたらしい。
峰田「じゃ、俺たちだけで先に行っておこうぜ!」
緑谷「え、でも…」
ブーン!ブーン!
緑谷が躊躇していると、焦りを感じさせるような音が鳴り響く。
上鳴「ちょ、コレ何?」
『iアイランド、管理システムよりお伝えします。警備システムにより、iエキスポエリアに爆発物が仕掛けられと言う情報が入りました。現時刻をもって厳重モードに入ります。……』
警備システムが作動したようだ……やばい、俺いま、ちゃんと本編の中に居るよ!やばい!嬉しい!楽しい!ちょっと演じてみるぞ!!
ユニ「メリッサ、ちょっとこの警報おかしく無い?」
俺は、メリッサに疑問を投げる。
は!やべーこのセリフ!コレはもうちゃんとした登場人物じゃね?!
メリッサ「ええ、爆発物が設置されただけで、厳重モードに入るなんて…」
メリッサは、投げかけに答えこの事態の異常さに気付く。
轟「携帯が圏外だ、情報関係が遮断されてる。」
耳郎「エレベーターも止まってるよ。」
峰田「マジかよ!」
皆も悟りはじめたのか、じわじわと異常さに気付いていく。
緑谷「一旦、パーティ会場に行こう。」
飯田「何故だ?」
緑谷の提案に飯田くんが疑問を持つ。
緑谷「会場には、オールマイトが来てるんだ。」
オールマイト、その言葉を聞いた皆から、焦りや不安が和らいで行くように感じた。すげーなオールマイト。
ユニ「そうだったね。会場の天井はガラスになっているからそこから様子を見てみよう。案内するよ。」
俺は、先導してパーティ会場近くまで緑谷達を案内し、中の様子を見た。
ユニ「デクくん、少し残念なお知らせだ、 オールマイトが捕まってる。そして、ヴィランらしき人たちが5名。」
見なくても分かってたけど、ちょっとコレ言ってみたかったんだよね〜。てか、モニターの方にいる子、どっかで見たことあるんだよな〜、映画に出てたっけ?まっいっか。
緑谷「そんな…オールマイトが…いや、大人しく捕まってるのには、理由があるのかも…今は何とかしオールマイトとコンタクトを取ろう。」
緑谷くんは、頭を回転させて、オールマイトとコンタクトをとる方法にシフトしていた。そして、緑谷くんはスマホのライトでこっちに気付いてもらおうと点滅させていた。
緑谷「オールマイトが気づいた!」
耳郎「オッケ!」
緑谷が、オールマイトに「しゃべって」とジェスチャーする。耳郎さんに オールマイトの声を拾ってもらう作戦だ。
耳郎「(オールマイト「聞こえるか。ヴィランがタワーを占拠、整備システムを掌握、この島の人々、全員が人質に取られた。見ての通り、ヒーローたちも囚われている。ここにいては危険だ。すぐにここから逃げなさい。」)だって。」
オールマイトの声を代弁して耳郎さんが話す。
ユニ「いったん、この事を皆んなと共有しよう。」
一択みんなの元に戻り、他の皆んなに共有した。
飯田「なるほど。オールマイトのメッセージは受け取った。俺は雄英高校教師であるオールマイトの言葉に従い、ここから脱出することを提案する。」
八百万「私も同感ですわ。ヒーロー免許もないのにヴィランと戦うのは…」
上鳴「なら脱出して、外のヒーロに…」
飯田くんは、逃げることを提案する。八百万さん、上鳴くんもそれに賛成の意思を示した。まあ、普通ならそれが最善策だと思う。だが…
ユニ「いや、脱出は無理だと思う、タルタロスとほぼ同等の防災設計だからね。センサーとかに触れたら一発でバレる、恐らく島から出ないと安全とは言えないよ。」
と、釘を指す。
耳郎「…ウチは助けに行きたい。」
すると、意外な人から、そんな言葉が飛んできた。
峰田「おいおい、オールマイトが捕まってるんだぜ?俺らじゃ無理だよ!」
弱気峰田を聞けて嬉しい。
轟「俺たちはヒーローを目指してる。」
八百万「ですからまだ私たちはヒーロー活動を…」
轟「だからってここで何もしなくていいのか?」
八百万「それは…」
八百万さんも轟くんの押しに負けそうになっていた。
緑谷「救けたい。…助けに行きたい!」
緑谷くんも助けたいと言う。さすが緑谷くん!
峰田「ヴィランと戦う気か!?USJで懲りてないのかよ緑谷!」
緑谷「違うよ!僕は考えてるんだ!ヴィランと戦わずにみんなを救ける方法を探してみんなを救けに行きたい!」
メリッサ「I・アイランドの警備システムはこのタワーの最上階にあるわ。ヴィランがシステムを掌握しているなら認証プロテクトやパスワードは解除されているはず…」
ユニ「なら俺たちでもシステムの再変更ができるね、多少ロックされてても俺なら行けると思うし。」
メリッサ「ヴィランの監視を逃れ最上階まで行くことができれば、みんなを救けられるかもしれない。」
轟「戦わずしてシステムを元に戻す…か。」
上鳴「それなら行けんじゃね!?」
八百万「しかし最上階には絶対にヴィランが待ち構えていますわ。」
緑谷「戦う必要はないんだ。システムを元に戻せばオールマイトや他のヒーローが動けるようになる一気に逆転できるんだよ!」
ユニ「どっちにしろヴィラン達に見つかる可能性があるんだ、なら勝率が高い方がいいんじゃ無いかな?俺はそう思うよ。」
麗日「うん!みんな!行こう!私たちにできることがあるのに何もしないでいるのは嫌だ!」
轟「俺も行こう」
耳郎「ウチも!」
飯田「これ以上無理だと判断したら引き返す。その条件が飲めるのなら俺も行こう。」
八百万「そういうことであれば私も!」
上鳴「俺も行くぜ!」
峰田「あーもう分かったよ!行けばいいんだろ行けば!!!」
緑谷「ありがと!みんな!」
ここに居る全員が、助けに行くことを決めた。やっぱりこうでなくっちゃ!…俺、ヴィランじゃなかったら、ちゃんとこんな事やれてたのかな……
緑谷「ユニくんとメリッサさんはここで待っててください。」
緑谷くんが、俺たちにそう言ってくる。あ、ヒーロー科じゃ無いから俺も庇護対象か…
メリッサ「待って、私も行くわ。」
緑谷「でもメリッサさんには"個性"が…!」
メリッサ「ええ。確かに私には"個性"がない。でもこの中に警備システムの設定変更が分かる人なんているの?」
緑谷「でも…」
メリッサ「足手まといになるのは分かってるわ。でも私もみんなを守りたいの!」
ユニ「俺も行く、俺だってみんなの力になりたい。俺、機械系に詳しいし、万が一があった時に役立つ知識とかも持ってる。あと逃げるのは得意だし。」
緑谷「わかった…行こう!皆んなで!」
改めて、皆は、行く決意を固めた。
少し時が経ち、俺らは、非常階段を使い80階近くまで上がっていた。
轟「シャッターがあるぞ。どうする?壊すか?」
80階から上に行く階段にシャッターが掛かっていた。
峰田「普通にこっちから行けば良いんじゃねえか?」
80階のフロアに繋がる扉に手を掛けていた。
ユニ「ストップ!峰田さん。」
俺は峰田くんを止めようとしたが間に合わず。
プォン、システムが起動して扉が開く。
ユニ「やばい、絶対バレたね………デクどうする?。」
コレからどうするのか緑谷に聞いてみる。…この相棒に言うようなセリフ!言える場面が来るとわ!
緑谷「…こっちならまだ上に行く方法があると思う。」
飯田「メリッサさん、他に、最上階に行く方法は?」
メリッサ「反対側に同じ型の非常階段があるわ。」
緑谷「なら、急ごう!」
緑谷の合図で、皆んな峰田くんが開けたフロアに出るすると。
緑谷「シャッターが!」
通路に設置されているシャッターが降りて来ていた。
飯田「轟くん!」
飯田くんの合図で、個性を使い、シャッターが完全に閉まるのを防ぐ。
ユニ「ここに扉があるよ。ここは確か…」
メリッサ「植物プラントね、ここを通って、向かい側の所にさっきの階段があるわ。」
メリッサの説明で皆は、植物プラントに入る。
そこには様々な植物があり、その中央にはデカいエレベーターがあった。
緑谷「エレベーターが!」
そのエレベーターは、動いており、状況判断からヴィランが来たのだと悟った。
峰田「ヴィランにバレたんじゃ」
ユニ「いや、シャッターが閉まった時点でバレてるから。て、ツッコンでしまった。」
峰田の発言についツッコミたい欲が……て言ってる場合じゃ無いな。
緑谷「隠れてやり過ごそう!」
耳郎「もう70階だよ!」
飯田「急いで隠れるんだ!」
皆はそれぞれ植物のなかに隠れて身を潜めた。
普段から潜めてる俺からすると素人中の素人レベルだなと思ったが、帽子を脱げずに隠れてる今の俺よりはバレにくいので人の事は言えない…
(ここからは、時間との勝負…緑谷より先に辿り着かなくちゃいけないな…協力者を作るためには…)
次回は、ちゃんと後半です。
協力者とは?!誰なのか判明しますよ!
コメントなどは、自由にしてもらって構いません、励みになります。
誰が、無個性になって欲しい?(誰と入れ替えてほいしかは、活動報告の方へお願いします。)
-
麗日
-
飯田
-
轟
-
八百万
-
峰田
-
上鳴
-
耳郎
-
オールマイト
-
メリッサ