魔法つかいプリキュア!!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)2!MIRAI DAYS 作:ドッカン
あれから数日後......さらにひすいはデカくなった
ひすい「キュアップ・ラパパ!石よ!浮け!ふんにゅにゅにゅ......」
今ひすいは自宅の庭の小石を、魔法で浮かそうとしている.......だが小石はぴくりとも動かなかった
ひすい「ほら、はやく!」
みらい「はいはい、キュアップ・ラパパ。石よ浮けー」
みらいは若干棒読みで魔法を唱えて小石を浮かす......
ひすい「おそい!もっとひーちゃんが浮かせてるみたいにして!」
ひすいは魔法つかいごっこをやっていたのだ.....
リコ「魔法つかいごっこも大変ね」
みらい「リコも頼むよ〜」
一馬「リコもって.....お前が言ったんだろ?ひすいの代わりに魔法を使うってな」
みらい「そうだけどさぁ〜さっきから何見てるの?」
リコはさっきからずーっとスマホを見ていた
リコ「ネットで見つけた写真.....」
一馬「あぁ、例のか」
この写真に写ってる。逃げ惑ってる人々の中に真っ直ぐ見つめているやつ......ブレていてエプロン姿だが、髪色からして間違いなくアイルだ。でも何で真っ直ぐ見つめて.....ハッ!まさか俺達がこの写真を見る事も視たと言うのか!?
みらい「エプロン姿ねぇ〜私の中のイメージでは本棚の中にいた.....」
リコ「エプロンに本棚.....」
モフルン「本屋さんの人モフ?」
リコ「その線あるかも!本屋さんを回っていけばこの人にたどり着く!」
一馬「一理あるな。だが本屋だけじゃねぇ。図書館や図書室という場合もある」
リコ「それもあるわね......」
ひすい「........むぅ、見せてー!」
リコ「勝手に取らないでって言ったでしょー!」
突然ひすいがリコのスマホを取り上げた.....やべ、無視してた....ゲームに集中してると、勝手にコントローラー取ったりするんだよなぁ〜
リコ「子供のスマホの扱いには注意が必要って、ネットにあったわ!」
ひすい「何で子供は駄目なの?」
リコ「怪しいゲームにネットとか、いろんな誘惑があるからってネットに出てた」
リコはスマホを手に入れてからというもの、ネットの沼に片足突っ込んでる
ひすい「ネット、ネットってリコの方がネットじゃん!」
オレは静かに頷く
リコ「あぁ言えばこう言う.....反抗期かしら.....だから返しなさいって!」
ひすい「......ねぇ、この人」
ひすいは画面に写ってる物を見せて来た。中学の時の俺達だ。放課後教室で撮ったんだよな。でひすいが指差してるのが俺とリコの間にいるピンク髪の女の子.......
モフルン「はーちゃんモフ!」
みらい「昔の写真をリコに送ってあげてたんだ」
一馬「いつのまに......にしても懐かしいな」
まゆかな巻き込んで行った海水浴に.......自宅でやったクリスマスパーティー
モフルン「やっぱりはーちゃんとひーちゃんはそっくりモフ!」
ひすい「ぜんっぜん!似てないし!」
モフルン「モフ!?」
一馬「こりゃあ反抗期かもな.....」
するとみらいのスマホから音が鳴った
モフルン「モフー!魔法ガールを呼んでるモフ!」
一馬「依頼か.....みらい。今はや」
みらい「うん!魔法ガール出動だね!」
そっち優先かい!
リコ「本屋さんや図書館は!?」
一馬「アイルを探さないと」
みらい「うっ......」
ひすい「魔法つかいごっこは〜?」
みらい「で、でも、行かないと。困ってる人が待ってるから!」
はぁ......ん?人の気配
一馬「.....」
リコ「.....」
モフルン「2人ともどうしたモフ?」
一馬「え?いやぁ何でもないなぁ」
リコ「う、うん....」
するとリコが小声で
リコ「一馬、あなたも感じたの?」
一馬「あぁ。人の気配をな。気のせいじゃなきゃ良いんだが.....」
その後箒に乗ってまずは魔法ガールの依頼をする事になった.....俺も乗っている
みらい「依頼によっては危ないんだよ?火事の現場だったり、強盗犯を追っかけたりでさー」
強盗犯の方はたまに俺も手伝っている
ひすい「やだ!行くもん!」
リコ「良いわ、私が引率するから」
一馬「俺もだぜ」
みらい「引率か〜さすが先生!」
リコ「早く依頼を解決してあの人を探さないと」
みらい「で、今日の依頼は何なの?」
モフルン「飼ってる猫を探して欲しいって、10歳の女の子のお願いモフ」
一馬「平和な依頼だな。すぐに終わりそうだぜ」
俺達はこの前アイルと対峙した公園に着いた。ここはよく猫がいるからな
一馬「モフルン、依頼者の猫は?」
モフルン「えーっと、ダンパちゃん。4才、おとなしい性格の女の子だそうモフ」
なるほど、パンダを反転したような見た目だからダンパか。にしてもこの猫の飼い主の女の子どっかで見たことあるんだよなぁ........まぁ良いか
一馬「とても10歳の少女が書いた文章じゃないな」
親に書いてもらったんだろうな
リコ「とてもしっかりしてるわ」
ひすい「ひーちゃんと違うって言うんでしょ?」
一馬「一言も言ってないだろ」
ひすい「言わなくても思ってるよ!」
モフルン「やっぱりパンケーキモフ.....」
クリスタル『それを言うなら反抗期だ』
リコ「でも、どうなのかしら?スマホで依頼とか親御さんがしっかり管理しないと.....誰と繋がるか分からないし」
モフルン「リコ先生になってるモフ!」
一馬「まぁ、まずはさっさとダンパを見つけるとするか」
みらい「そうだね。それじゃあ。あっ!」
突然ひすいがみらいのスマホを奪った
ひすい「ひーちゃん!見つける!ひーちゃん!この子より凄いんだから!」
負けず嫌いだなぁ〜っとあれは....
「にゃ〜♪」
一馬「あいつは......ミケ助だ」
ひすい「ミケ助?」
一馬「この公園に住んでる野良三毛猫さ」
リコ「てか、ミケ助って......そんな名前なの?あの猫」
一馬「いや、ちょっと前から俺が勝手にそう呼んでるだけ。長い付き合いだからな〜」
するとひすいがミケ助の前に立ち
ひすい「キュアップ・ラパパ!猫よ!話して!」
ミケ助「?」
ひすいはミケ助に魔法をかけたが、首を傾げるだけだった。
ひすい「......猫....ミケ助とお話し!」
みらい「はいはい。キュアップ・ラパパ!猫よ、お話ししなさい!」
そういやリコと初めて会った日やデウスマストのせいで地球と魔法界が混ぜられた時もミケ助を喋らせようとしてたっけか
ひすい「モフルン!猫の写真!」
モフルン「モフ!」
モフルンはダンパの写真をミケ助に見せた
ミケ助「ア、知ッテル」
ひすい「本当!?」
ミケ助「デモコノ数日ハ見テナイナー」
一馬「行きそうな所はあるか?ミケ助」
ミケ助「マァ、会ッテ挨拶スルダケダシ」
一馬「情報は得ずか.....」
ミケ助「後、ソコ、前カラミケ助ミケ助ッテ呼ンデルケド、アタイ女ノ子ヨ!」
一馬「なん.....だと......」
でもよく見たら........ない!長い付き合いのはずなのに雄だと思って接していた.......
ミケ助「悪クハ無イケドネー」
そしてミケ助は何処かへ行った......
一馬「あいつ......雌だったんだな」
みらい「私は知ってたけどねー」
一馬「なぬっ!?」
その後もダンパを探したが......見つからなかった。あの目立つ毛並みで見つからないとは......
ひすい「キュアップ・ラパパ!赤いえーっと......ポスト!喋って!」
一馬「そいつは無機物、生き物じゃないから無理だ」
ひすい「えー!」
一馬「こうなったらあるドラマで覚えた猫の探し方......みらい?」
みらいがさっきから蹲ってた......
みらい「違ったな......この格好.....」
クリスタル『一馬、周りを見ろ』
「ざわざわ.....ざわざわ.....」
.......あーそーゆーことね、理解した。みーんなこっち見てるわ
みらい「まさか、こんな地味な捜索をするとは思わなかった......」
モフルン「目立ってるモフ......」
リコ「魔法ガールだってバレてるんじゃない?」
みらい「大丈夫.....人前で魔法を使わなければ、バレないバレない.....コスプレ好きな大学生ってことで.....」
一馬「良いのかそれで.......」
ひすい「そう?あの人すっごく見てるよ!」
一馬「へ?.......ゲッ!?」
ひすいが指差した方を見ると、そこには
かな「........」
一馬「まゆかな!」
みらい「嘘ぉ!?」
リコ「本当だわ!」
道路を跨いで、かなが見ていた.....まゆはスマホを見てるが......時間の問題だ......どうしよどうしよ
かな「みらいと一馬くんとリコだ!」
まゆみ「え?」
みらい「やば!」
落ち着けぇ、こんな時は素数を数えて......
クリスタル『みらい達はもう逃げたぞ』
何だと!?い、いない!
かな「今さっき一馬くんと一緒に魔法つかいの格好をしたみらいと、リコと、あー後はーちゃんそっくりな女の子!」
まゆみ「本当に?......あ、一馬!かな、一馬だけじゃない」
まゆみも気がついた!
かな「本当にいたんだよ......こうなったら、本人から直接聞くしかない!」
一馬「へ?」
まさか、俺を捕まえてくる感じ?ヤバい!こっちへくる前に逃げ
かな「かーずーまーくーん!!!」
一馬「ヴェ!?よ、よぉ、2人とも.....じゃあ俺この辺でサラバーイ!」
俺は逃げようとした。だが歩行者信号が青になった瞬間とんでもねぇ速さでこっちへ来た。そしてそのまま......
まゆみ&かな「そりゃぁ!」
一馬「ぐわっ!?」
まゆみ「逃がさないわよ!」
かな「確保ー!」
2人の体当たりを受けて倒れた
一馬「離せよ!......今俺忙しいんだよ!」
後、思いっきり抱きしめてるせいで当たってるんだよ!
かな「さっきみらい達といたでしょ!」
一馬「た、確かにみらい達といたが......あっ」
しまった。みらい達といた事をうっかり喋っちまった
まゆみ「え、本当に知ってるのね!」
うぅ、仕方ない......
一馬「し、知ってる。知ってるから!」
かな「ほらまゆみ!やっぱり一馬くん何か知ってるよ!じゃあ......話してくれるかな?か・ず・ま・く・ん?」
かなの息が耳元に......
まゆみ「かな、その辺にしたら.....人が見てるわ」
[ざわざわ....ざわざわ....]
かな「あ、あははは.....し、失礼しまーす」
俺はまゆかなに引きずられながらこの場を後にした......