ありきたりファンタジー   作:まっすァき

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勇者VS

ミスリルゴーレムが守護し、そびえ立つ尖塔。

バリアによってできた頑丈な壁。

そんな様相を呈する魔王城で、悩みがあった。

 

「警護部門官僚よ、外の様子はどうだ?」

 

「はっ!勇者がおよそ200人押し寄せております!」

 

「ええい!ゴーレムはどうした!」

 

「勇者に破壊されました」

 

「無限弩は!」

 

「勇者に反射されて壊されました!」

 

「ええいもう我がゆくわ!」

 

 

 

 

25年前、魔王と宣言した勇者ロック・ストーンボルトは全てを破壊した。 あらゆる強者を求め、全てを自らが極めた魔法によって粉砕して行った。そして周辺国家を超高速で滅ぼし、大陸を深く抉り飛ばした。

 

そう、抉り飛ばしたのだ。 そして大地震が起き、沖合にある村や都市を全滅させ、後に残ったのは海から離れ、山からも遠かった3ヶ国のみとなり人口は激減、救助を出そうにも遠すぎた。

なにせ世界の反対側で発生した大規模災害は平等に人類を破壊した。住民は海の底、いや海溝の下。

そんな出来事が起こり、3国が復興した直後、見つかった。

いや、見つけさせられたと言った方がいい。

 

魔王は言った。

 

「この紙に書かれた術式を作動させろ」

 

と、ただ一言。

 

そして召喚された異世界人たち。

言葉は通じているが、この世界を大きな()()として捉えている。 また、精神が未熟なコウコウセイと言う立場の者ばかり。 手にした力は統べて強烈無比。

人々は術式に名をつけた。

 

勇者召喚の魔法(イケニエ達の召喚魔法)

 

 

 

 

 

 

再び戻る、戻る、最強最悪の魔法使い、魔王と呼ばれし王

 

ストーン・ロックボルトが

 

「ふむ、戦うつもりはあるかね?」

 

当然!と威勢のいい筋肉のある背の高い男が武器を構え、かつての世界の衣服ではなく世界樹の葉から作り出された布を纏い、全身全霊を振り絞って打倒せんとする。

 

「ステータスは……ああそうか」

 

─────八戸河辺─────

 

HP 104000

MP 8040

 

スキル 

バーサーク(11) 袈裟斬り(4)

ストレングスブースト(7)

ステータス表示(99)

 

称号

無法者 卑怯者 

救世の勇者

──────────────

 

「弱すぎる」

 

「弱い、本当に弱い」

 

「私のステータスを教えてやろう」

 

 

─────ロック・ストーンボルト─────

 

HP 1000000000

MP 5000000000

 

スキル

極光融解(99) 再構築(99) 無傷万死(99) 自動HP修復(99)

自動MP修復(99) マホウノコトワリ(99) 石射出(99)

復活(1) ステータス表示(99) 称号看破(99)

 

称号

救世主 文明開化 文明衰退 勇者王 魔王 破壊者 妻殺し

憎まれた者 人類史上最大規模の虐殺者

 

─────────────────────

 

 

「君たちの最高の一撃を見せてくれ!」

 

「いくら強くても、やってやるぜ!」

「そうだそうだ!」

「いくら魔王だとしてもこの人数なら!」

「袈裟斬り!」

 

^ 569ダメージ 自動修復

 

「バーサーク!」

「河辺!行けえええええ!」

 

^ 4552ダメージ 自動修復

 

「弱いな」

 

「ヴオオオオオオオオオオオ!!!」

 

「期待外れだ」

 

^ 738403ダメージ

スキル効果により勇者200人に分配

^3692ダメージ

 

「ほう?」

「受けた攻撃を周りに流すスキルか」

 

「ご明察!」

 

「仲間に分配して1人あたりのHP消耗を減らすのは悪くない、とてもいい案だ」

「しかしそれは相手にも寄るのだ」

「例えば毒や圧倒的な攻撃」

「毒の継続的な攻撃と相性が悪い」

「だからこうなるのだ」 

 

「ッ!あれは!」

「王立図書館にあった」

デッドリースライム 魔法実験によって生み出されたポイズンスライムの亜種でありさらに致死性がある

「危ねぇ!」

 

「揮発した毒が皮膚や粘膜から入り、やがて強烈な頭痛と倦怠感に襲われる!」

 

「なんてものを人に投げつけやがる!」

 

 

「正直、期待外れだと思っている」

「私が撒いた種たち」

「収穫は早かった」

「もう少し鍛えるんだな」

 

対象者 救世の勇者の称号所持者

極光融解→ 再構築

 

 

「ここは……」

 

 

勇者達は気付く

冷たい床の上、鏡のような左右対称な部屋

そして己の肉体が、何か違う

 

「「「え!?」」」

 

腕は6本、胴体はまるで球 足がなく、顔の位置も何か変

視野の広さが違う まるで草食動物のような目の空いた視界であり、正面は見える

しかし勝手に視野が動きまわる

 

「再構築中だ、今待て」

 

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3日後 勇者たちは再構築された

抱き合って自らの足があることを確認して喜ぶ者

腕と足が無くなっていないか不安がちになる者

 

もはや、顔に生気がある者は少ない

ただ死を待つ死刑囚のような諦めた顔

 

皆、魔王の部下になった。

 

 

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「部下が挨拶してくる!?」

「なんなんだこの扱い!?」

 

 

勇者たちが200人まるまる部下になり早1日、

勇者たちは早速虜になっていた。

 

「日本食!?」

「豆腐もあるぞ!?」

 

扉を開けて魔王が出てくる。

勇者たちは警戒して立ち上がる

 

「何用だ!」

 

「何という事はない」

「味はどうかね?」

 

「味って言っても美味しいぜ?」

 

「ブレインイートスライムで試したからな」

 

「何それ絶対やばそう」

 

「ふん、冗談よ」

 

 

「いや冗談に聞こえないわ!!!」

 

 

今日の魔王城は、平和になった

平和と行っても、動乱があったが。




王立図書館 三国のうち1つにある 豊富な知識が乗った本が沢山ある しかし大災害後だから豊富とされるが
災害前はもっと大きい図書館が他の国にあった

無限弩 魔王の部下が思いついた 無限に矢を生み出す魔法を使った大型バリスタ だいたい1個で列車1両分くらいのサイズ

バーサーク 攻撃を5倍にする デメリットは理性飛ぶ
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