「いのり君、一緒に住もう」
その言葉は静かなカフェの中、強めの語気で発せられた
どうしてこうなったんだろう、少し考えさせてほしい。
僕の名前は結束いのり18歳、高校3年生だ。半年程前にはフィギュアスケートのオリンピック金メダルも取っている。
対面に座っている女の子は狼嵜光と言い、僕と一緒にメダルを争い銀メダルを取った人である。僕と光ちゃんは小5の時に出会い、彼女に勝つために頑張っていた。
光ちゃんは当時から天才と呼ばれ、出る大会のほとんどで優勝をしていた。
けれどそれは彼女のコーチである夜鷹 純から出されていた「金メダルを取り続けること」という条件を達成するためでもあった
そんな夜鷹 純は強さの為には犠牲が必要だという考えを持っていて、そんな彼を認めたくない、光ちゃんに勝ちたいという思いで僕とコーチで練習を続けて彼らに挑んでいた。
何度も敗れて、それでも次こそはと進み続けた結果、オリンピックという舞台で初めて勝利を掴んだ。
この後、悔しそうにしながらもどこか憑き物が取れたような光ちゃんと本当の意味で友達になることが出来たのだが…
ところで女の子のはずなのになぜ自分のことを「僕」と言っているか気になっていることだと思う。まあ、世の中にはそういう子もいるから気にしない人もいるかもしれないが僕の場合はちゃんと理由がある
オリンピックが終わって半年ぐらい経った高校最後の夏休み、いつものように朝起きると私は僕に変わっていた
TS病、世界でも数人程度しか発症が見られていないそれにかかったことで私の性別は女から男へと変わったのである。
ちゃんとその、男の子の大事な物も着いている(照)
これにより、僕はスケートは男子のほうでやろうかと思ったけれどこの病は性別が変わったことで多少は筋力も上がりこそしたがほとんど女性だった頃の筋力に引っ張られていて、男子のオリンピックレベルには届かないということが分かり競技者としては引退した
この話を聞いたすぐ後に光ちゃんも引退した。言い分としては「いのりちゃんがいないなら続ける意味もあまりないし、良い機会だから他のことでも初めようかな」なんて言っていた
そうすると今度はスケート界では大騒ぎとなった。オリンピックに出場できる17歳という最年少で1、2位を取った二人がいきなり引退するとなったからだ
まあその時の事はあまり思い出したくない笑
それからは大学に進もうと思っていると何と光ちゃんも一緒の学校を目指しているということで、嬉しいなと話していた中で先ほどの言葉を言われたのである
いやいやいやいや、今は僕、男の子なんですけど!
確かに僕は男子の中では身長があまり高いとは言えない165cmで今の光ちゃんは163もあってあまり背丈は変わらないとはいえ異性で同棲なんて
ま、いっか
出会った頃から綺麗だった光ちゃんは成長した今はもっと美人さんになったけどよく考えれば友達どころか今では親友とまで呼べるぐらいの仲だし、海外遠征とかで一人で寝るのも落ち着かなかった僕が一人暮らしっていうのも不安だったし。
光ちゃんとだったら楽しい大学生活も待っているだろうからね
「じゃあ、よろしくね光ちゃん!」
ということでメダリストを書いていく事にしましたが、原作もまだどういう展開になるかも分からないのに勝手に勝敗着けちゃって一気に成長もしてますが僕はスケートよく分からないので滑るシーンはほとんど無いです。
いのり君と光ちゃんの大学生活、そして成長した他キャラ等との関わりがメインですので。
これからこの作品をよろしくお願いします