悪魔で幻夢ですがなにか?   作:波瑠紅兎

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2作目のシリーズです
1作目も投稿するのでご心配なく



よくわかんないけど…転生しました

僕は檀黎斗が好きだった。

すべての元凶だがそれにも理由があったし、なにより現実をゲームエリアに置き換える技術を創ったこと、エリア内とはいえ時間を止めたこと、死ななくなったこと(リプログラミングでなくなったが)など、神を自称するには十分なことだと思っていた。

だから、その才能に憧れた。

僕は、そこからゲーム制作に熱中した。

小学2年のときからゲーム制作にのめり込み始め、いろいろなゲームを作った。

だが無視できない問題があった。友達がいない。

ゲームを作ってもプレイしてくれる友達がいない。

まぁ幸いにも公開したゲームは大人気でとある会社からオファーがあったりしたが。

高校までに10を超えるゲームを作った。

だがある日、高校から会社に行ってゲームの発売の打ち合わせをして家に帰る途中、車にはねられた。

(あぁ…結局檀黎斗(あの人)みたいなゲームは作れなかった…来世があるなら、あの人みたいなゲームを…)

そうして僕は1度目の生涯を終えた。

 

 

〜それからそれから〜

 

『現在幻夢コーポレーションが発売中のバグスターゲームは大人気で売り切れる店舗が相次いでいます。』

???「今回のゲームもよかったですよ。ただ、もう少し拡張がほしいところです。黎斗。」

黎斗「そうか、ならばレベルアバターとして装飾を拡張することにするよ。若葉」

僕はどうやら転生したようだ。なんの因果か名前も黎斗になった。 しかもそれだけではない。前世まではできなかったことが今世では簡単にできるようになった。

なので僕は、小学校に上がったタイミングでパソコンを買ってもらい檀黎斗(あの人)の目的だった、『面白いゲームを作って皆に楽しく遊んで欲しい』という願いを僕も持っていたのでこの世界でもゲームを作り、幻夢コーポレーションを設立、仮面ライダーのゲームも再現し、発売した。ゲームエリア形式ではなく、既存の形式のゲームになってしまったが、今はゲームエリアを開発中だ。 転生した際にガシャットやゲーマドライバーの設計も入手したらしく、僕はこれが所謂転生特典だろうと思い、自分で適合、原初のウイルスだったので、かなり苦しかったがなんとか耐えきった。そしてバグスターになった。外見も中身も人間なので、誰にもバレてないはずだ、と思いたい。

さっきの話し相手は若葉姫色、小学3年の時に知り合った少女だ。

当時もゲーム開発をしていたのだがその時に声をかけられた。

面白いことが好きだと言っていたので試作品のプロトマイティアクションXをさせてみたらあっさりとハイスコアを叩き出し、「面白かったのでまたやらせてください」と言われた。

正直めっちゃ嬉しかった。

今はゲームのテストプレイをしてもらっている。

若葉「今は何のゲームを作っているんです?」

「今は僕の1番の夢を作っているんだよ。」

若葉「夢?」

「そう、僕にはあこがれの人がいてね、僕のゲンムはその人が使っていたものなんだけど、その人は特定の空間内だったけど、あらゆる事象を改変することができたんだ。時間を止めたり、不死身の体を作ったりね…」

若葉「そうですか…そんなことが…」

「僕が今作ってるのはその人…今更だけどあの人って人間だったかな…まぁ元人間だったね、その人に追いつくためのゲームだよ。あの人が正しく完成させることができなかったゲーム、【仮面ライダークロニクル】を作って、あの人に追いついたと証明する。」

若葉「…」

「若葉もこのゲームをやるかい?やるなら仮面ライダークロニクル最強のアカウントを渡すけど。」

若葉「どんなものですか?」

若葉の問に僕はウィンドウを切り替えて見せた。

黒と緑の鎧を着た戦士、そう、仮面ライダークロノスである。

「仮面ライダークロノス。 あらゆるゲームの力を凌駕する全知全能の神であり究極のラスボス、ゲムデウスを唯一理論上攻略可能にする伝説の戦士だよ。これにはこれまでのゲームにあったレベルがないんだ、レベル0やXではなくレベルを超越した存在。時間経過で防御力が上昇し、攻撃を与えるごとにパンチ力・キック力を10%上昇させる機能があって、戦いが長引けば長引く程更に強力になる。そして1番の特徴が[ポーズ]だ。これは仮面ライダークロニクル内の時間を停止させる。」

若葉「それ、開発者特権のチートって言うんですよ?」

「こうでもしないと、ゲムデウスを倒すなんて夢のまた夢だからね〜」

若葉「…どんなものを作ったんですか…」

若葉の絶句する気配を感じる。

「僕はあくまで仮面ライダークロニクルを忠実に再現しただけだよ。ちなみにゲムデウスはこれ」

またウィンドウを切り替える。

そこには、頭部の大きな一本角、背中に生やした金色の翼、ドラゴンの頭部を模した両肩の金色の鎧などが特徴的なボディを持つラスボスと呼ぶにふさわしい、美しい存在が映っていた。

「これがゲムデウス、武器として宝剣「デウスラッシャー」と伸縮可能な攻防一体の宝盾「デウスランパート」を装備している。総合的な戦闘能力は仮面ライダークロノスさえも上回り、全てのゲームのラスボスを凌駕する存在という事もあって、攻撃力や防御力等のパラメーターがえげつない程に高い上、自己修復能力も兼ね備えている為、戦いにおいて攻守ともに隙が無い。さらに、仮面ライダークロニクルに登場する全てのラスボスの能力を使用でき、前述した地のステータスの高さと相まって、その能力の効果はオリジナルのラスボスのそれを凌駕する、まさに“神”という名に相応しいチートクラスの能力を持つんだ。」

若葉「…攻略不能じゃないですか、ないわー…ん?すべてのラスボス?」

「そう、これには僕が今まで作ったすべてのゲームのラスボスを登場させるんだよ。オリジナルと遜色ないラスボスバグスターをね。」

若葉「えぇ…」

「まぁこれは僕が自己満足のために作ったものだから…公開したらクレームの嵐だろうねw」

若葉「笑ってる場合じゃないのでは?」

「救済措置はある。 2ヶ月に1回、レベル50の獲得イベントを、半年に1回、レベル99をね。」

若葉「…それでも勝てる気がしない。」

「…まぁクロノスあっての攻略可能なゲームだから…」

若葉「…」

「まぁ一旦置いといて…進学とかどうする?」

若葉「とりあえず平進高校に。」

「え、僕もなんだよ。」

若葉「じゃあこれからも楽しませてくださいね」

「任せろ。…今はあの人の言葉を借りよう。」

若葉「どんな?」

「ふっふっふ、神の恵みをありがたく受け取れぇぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

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