ブルアカ×東方『自機組3人がキヴォトスに迷い込んだら』   作:HKT8231

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目覚めると咲夜はトリニティのティーパーティー役員試験の真っただ中だった。
彼女を呼ぶ声が聞こえる。再び目を覚まし、現状を理解せよ。


『6話 偽りのティーパーティー』

トリニティモブ「咲夜さん。どうしたんですか?」

咲夜「ハッ!ここは?」

モブ「もぅ、こんな時に居眠りですか?ここはティーパーティの厨房です。ナギサ様に紅茶を入れてくるように頼まれたじゃないですか。」

咲夜「そう・・ね。任せて。紅茶なら入れたことがあるわ。」

モブ「え?初耳ですよ?どこかで召使の経験があったのですか?」

咲夜「あら?言ってなかったかしら?ごめんなさい。誰かと間違えたみたい。」

モブ「いえ。経験者が居て心強いです。さぁ、供に試験を合格しましょう。」

咲夜「えぇ・・・さて、茶葉はどこかしら?」

モブ「上の戸棚にあるらしいですよ。」

咲夜「上の棚・・・これかしら?コンブチャ。」

モブ「う~ん・・・聞き馴染みがないですね。」

咲夜「知らないの?微生物が入ってて健康にいいのよ。」

モブ「もっと普通のは無いのですか?」

咲夜「別の棚を探してみましょ。」

モブ「あっ。ありました。ダージリンにアッサム、アールグレイ・・・咲夜さん。これを入れ、って咲夜さん!」

咲夜「お湯なら沸かしておいたわよ。」

モブ「あ、ありがたいですけど。それ、コブチャですか?」

咲夜「そうよ。貴方も早く入れなさい。ナギサ様が待っているのでしょう?」

モブ「せっかく一緒に合格しようと言ったのに・・・これで落ちたら知りませんよ。私はこのダージリンを入れます。」

 

 テラス・・・

ナギサ「お二人とも早かったですね。さて、早速紅茶を頂けますでしょうか?」

モブ「はい。」

ナギサはモブの紅茶を一口飲んだ。

ナギサ「はい。合格です。ダージリンですね。次の試験も頑張ってください。」

モブ「あっ、ありがとうございます。」

ナギサ「さて、次は咲夜さんの紅茶を頂きましょうか。」

咲夜「はい。」

ナギサ(あら?色が緑色ですね。これは緑茶なのでは?)

ナギサ「あの・・・これは紅茶ですか?」

咲夜「いえ、紅茶です。」

ナギサ「そ・・・そうですか。」

ナギサ(匂いは・・・ちょっとしょっぱい様な。)

ナギサ「あの・・・この茶葉は何処で。」

咲夜「もちろん厨房の上の戸棚です。」

ナギサ「名前は?」

咲夜「コンブチャです。」

ナギサ(やっぱり!すべて処分したと思っていたのですがまだ残っていたとは。)

ナギサ「残念ですが咲夜さん。これは貴方が思っているコンブチャじゃありませんよ。これは百鬼夜行から取り寄せた海藻の昆布を使った昆布茶です。

貴方は紅茶ではなく緑茶を提供してしまいました。よってこの試験は不合格です。」

モブ「だから言ったんですよ。普通のにしましょうって。」

ナギサ「覚えていますか?この試験に落ちた場合の処分の事を。」

咲夜「えっと、それは・・・」

ナギサ「補習授業部にてティーパーティーとは何か、紅茶とは何かを学びなおしてきてください。」

 

 補習授業部前・・・

モブ「残念だったね。まぁ、私も一次試験が受かっただけだからまだどうなるか分からないけど。補習頑張ってね。」

咲夜「えぇ、ありがとう。」




試験は不合格に終わった。咲夜は補習授業部行きとなり、知り合いは二次試験へと進んだ。
咲夜はこれから何を得るだろう?
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