希望と絶望、彼は新たな世界でどちらを視る   作:ジェイ・デスサイズ

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こんにちは、ジェイで御座います。
今回も自己満足小説になります。
レックスの最後の言葉・・・現在でも通用すると今も思っています。興味がある方は是非見てみて欲しいです。
それでは本編をお楽しみ下さい。


第1話 プロローグ

「ようこそ、『ブルーキャッツ』へ」

 

 氏名:檜山(ひやま) (れん)

 

「諸君!アングラビシダスにようこそ!俺は『レックス』!この大会を俺の名の下に開くこと 光栄に思え!」

 

 ミソラ商店街の喫茶店『ブルーキャッツ』のマスターであり、『ブルーキャッツ』の地下で開催されるルール無用の大会「アングラビシダス」の主催者。

 そして、伝説のLBXプレイヤー、『レックス』の一面を持つ。

 

「お前が強かったってことさ、相当にな」

 

 海道義光の率いるテロ組織『イノベーター』から脅威を守る為に作られたテロ対策組織『シーカー』の一員。

 

「まだ気づかないのか?お前達は俺のシナリオ通りに動いていただけだ」

 

 父は、かつてあった大事故の責任を海道義光から全て押し付けられ、失意のまま死亡した。しかし、父の死後も彼と幼い妹は責任を追及される。

 

「バン、こんな病んだ世界に何の価値があると言うんだ?」

 

 そんな日々から逃れるため、妹と別れ、一人で生きるようになった。

 

「笑わせるな・・・俺の家族はこの腐った世界の犠牲になったんだ。変わらなければならない、こんな世界は・・・変えてやる、この俺の手で!」

 

 父親を死に追いやり、家族をバラバラにした義光への復讐心を密かに宿し続け、世界大会『アルテミス』決勝戦直後に義光を暗殺、復讐を成し遂げる。

 

「ならば俺は、次世代の為・・・今を生きる者の絶望となろう!」

 

 しかし、義光について調べていた途中、「管理戦争」という世界の闇を知った事で、義光は世界に蔓延する歪みのひとつに過ぎなかったと知る。

 

「コイツはモンスター。俺の中で沸き立つ怒り、悲しみ・・・そして憎しみ!つまり、俺そのものだ」

 

 この真実により元々抱いていた"世界そのもの"に対する憂い・憎しみが増幅し、その結果、義光のアンドロイドを影武者にして『イノベーター』乗っ取った。

 

「そうか・・・!そういうことか!ハハハハ・・・!バン!これはイフリートの意思だ!CPUが俺の感情を完全に理解した!俺の憎しみが、完全にイフリートに宿ったんだ!」

 

 サターンでA国Nシティの世界国家首脳会議会場を襲撃し、世界の指導者達を駆逐した後に、世界に向けてメッセージを送るという計画を立てた。

 

「人は獣にあらず。人は神にあらず。人が人であるために、今一度考えるのだ。『人』とは何かを・・・『人』は何をすべきかを」

 

 しかし、最後は自らの弟子でもあるバンに敗北、山野博士の指示によるサターン自爆プログラムの起動によって、野望は完全に断たれた。

 

「ゲームオーバーだ・・・。バン、お前なら作れるかもな。新しい世界を」

 

 そして、自分が望んだ世界をバンに託し、自爆するサターンと共に雲の中へと消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シド君、知っていますか!」

 

「いや、何を?」

 

 食堂で昼食を取っていると、ジャガが身を乗り出して聞いてきた。いきなり知ってる?って聞かれれば、そりゃ何を?ってなるよね。

 

「そりゃお前、『ミツゴシ商会』で開いている喫茶店に決まってんだろ!」

 

「え、喫茶店?男子がそんなテンション上がる事?」

 

 喫茶店って普通女の子が行きそうな所だけど。

 

「ばっか野郎、重要だろうが!女子に対してポイント高いだろ!」

 

「それにその喫茶店は他の喫茶店とはレベルも違うみたいですよ!多種多様の飲み物にスイーツ、そして店員さんも美女揃いだとか!」

 

「視察ついでにお姉様と仲良くなれるチャンス!」

 

「ふーん・・・行くの?」

 

「「もちろん!」」

 

 そんな2人の勢いに負けて放課後喫茶店に行く事になった。喫茶店は前世でテレビで見た事ある様なものであるものの、ボクらの様な貧乏貴族には無縁っぽい。列に並んで数十分、店内に入る事ができた。

店内は木造で落ち着いた雰囲気な造りをしている。うん、この造りは好きだ。・・・てか、働いてる子達皆んなエルフだ。

 

「いらっしゃいませ。3人様でしょうか?」

 

「は、はい!3人です!」

 

 ただ答えるだけなのに凄い緊張してる・・・流石ボクが見込んだモブだ!

 

「では、ご案内致します。こちらへどうぞ」

 

 店員さんに付いて行きテーブル席へ案内され、腰を下ろすボクら。

 

「それでは、ご注文がお決まりになりましたらこちらのベルを鳴らして下さいませ」

 

 笑顔で言い、ホールへ戻る店員さん。そして今の行為で何故かテンションの上がる2人。

 

「あの笑顔は確実に俺らに気があるやつだぞ!」

 

「ですです!そして飲み物を運んできた後に『これ、私の連絡先です』って頬を染めながらソッと紙を置いていくやつですよ!」

 

 なーんか小声だとしてもめちゃくちゃ興奮してるのは分かる。よくそこまで想像出来るものだよ、ある意味関心する。

 店内を見渡すと、客の目的が一目瞭然だ。純粋にコーヒー等を楽しみに来た客が全体の3.4割。残りの割合はこの2人みたいに店員さんだったり、カウンターに立つマスターを眺めていた。

 

 そう言えば前に喫茶店のマスターしてたって言ってたな・・・まさかこっちに来てまでやるなんてね、蓮さん。いやーーー”レックス”




こちらの小説もミスターの所同様、カゲマスの過去編を交えながら投稿していきたいと思います。
それでは次回お会いしましょう。
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