天網のつくもがみ ~みゆきの蜘蛛糸電文禄~ 作:きないしょく
『みゆき、いつまで起きてるの?早く寝ないとまた昨日みたいに倒れちゃうよ』
「だって、だってさ、明日お出かけなんだもん、それも友達と一緒に」
金曜の夜は全学生にとって最高のひと時だ。
学校という鎖が外れ、来る休日の為に各々が好き勝手に予定を立て、遊び惚け。
中には部活動に精を入れる者もいるだろうが、それでも放課後、学業に疲れた身体を引きずって行う部活動とでは気の入りようが違うものだ。
学校の方では休日で気が緩み過ぎないようにと宿題を出すのだが、そんなものは陰キャの習慣が身に付いているみゆきにとっては朝飯前。
帰宅後すぐに宿題を済ませ、明日をなんの憂いもなく楽しむ準備は整っていた。
『おくデン谷でしょ?この前行ったばかりなのにそんなにワクワクするものかな』
「なぁに?スカルマンだってアルエットと一緒だと思ったらワクワクするでしょ?」
『うん、そうだね、それは確かに楽しみだなぁ、ワクワク』
ドンと友達となってはや二日、ドンは二人の親睦を深めるためにと、デンサンシティの有名なレジャー施設であり初歩的な心霊スポットでもあるおくデン谷探検を申し出た。
もっとも、二人のオカルト好きにとっては、おくデン谷の心霊の正体などとっくに承知しているのだが、馴染みの場所であっても、同じ趣味を共有する友達と一緒ならその景色はまた違った様式を見せるものだろうと、今から胸を弾ませずにはいられなかった。
お気に入りの黒と紫のワンピースドレスを着用し、ドンとお互いの衣服を褒め合い、自然の空気を身体全体で感じ取り…。
「ねぇスカルマン、今だけみゆみゆって呼んでよ」
『うんいいよ、みゆみゆ』
「んーっ」
枕に顔をうずめ両足をバタバタ。
「もう一回」
『みゆみゆ』
「んんーっ」
枕を両腕で抱きしめ左右にゴロゴロ。
みゆみゆ。
可愛い響き。
陰気とか妖怪女とかの蔑称ではない、仲良しの証。
生まれて初めての同世代の友達。
愛称で呼び合う友達と一緒にお出かけ。
駅で待ち合い、電車に揺られ、目的地で写真をパシャリ。
川で魚を獲り、焚火で焼き、丁度いい石の椅子に座り、お昼に同じ焼き魚を口にして…。
「んんんーっ」
『みゆき、先にぼくはスリープに入るから、本当にどうなっても知らないよ』
先に見本を見せねばと、興奮冷めやらぬみゆきを放ってスカルマンはスリープ状態に。
この調子だと今回もまた朝まで起きっぱなしで、朝のタイマーが鳴る頃にはその気持ちが反転していなければと予想していたが、その嫌な予想は的中し、布団にうずくまるみゆきをどう引っ張り出すかとスカルマンのプログラムを悩ませる事となる。
『ほらみゆき、早く起きないと遅刻しちゃうよ』
「やだ、行きたくない、変な服着てまたこいつ化粧で隠せないスーパークマ作ってるって思われる」
『大丈夫だって、さっきアルエットがメール送ってくれて、ドンも寝不足でぐずってるってさ、ほら、またみゆみゆって呼んで貰えるよ』
「やだ、私にはクマブスがピッタリ、みゆみゆなんて勿体ない」
『困っちゃうなぁ』
ネットナビは持ち主の性格を熟知し、より良い結果を迎える為にと持ち主の予定をネットナビが独自に起動修正を掛けることがある。
みゆきの入れた時間より早めにタイマーを鳴らした事もその一端だが、スカルマンはこの手間の掛かる持ち主のナビゲーションができる事にやりがいを感じていた。
「うー、アルエットにタイマー付けてなかったら電車乗り過ごすとこだったわー」
「流石に電車で居眠りするほど朦朧していない、さ、目的地は目と鼻の先」
デンサンタウンのメトロラインからおくデン谷駅へ降り、二人は階段を上り日の光を浴びる、とすぐ左手に自然食弁当と書かれたのぼり旗を掲げたキッチンカーが目に入る。
「あれ、すぐそこにお弁当屋なんてあるんだ、丁度いいや、お昼のおべんとここで買っとこ」
「え?川でお魚獲るんじゃなくて?」
「おぬし野生児か、獲ったところで焚火の許可取るのだるいでしょ」
(そうか、普通の子は魚獲ったりしないんだ)
曾祖父の存命時は、おくデン谷の川辺で曾祖父がよく魚をつかみ取りして食べさせてくれた為に、そういうものだとみゆきもおくデン谷に来る度に魚のつかみ取りをしていたのだが、年頃の女子はそういう事はしないんだと、今後は胸にしまう事を決める。
「すみませーん、お弁当見せてくださーい」
「いらっしゃいませ、栄養満点の自然食弁当、ゆっくり見ていってくださいね」
キッチンカーの中から、おそらく北の国の民族衣装と思われる衣服に身を包んだ、大自然の木の葉のように美しい緑色の長髪が目を引く女性の穏やかな声が返ってくる。
「なるほど山の幸メインですか、こりゃヘルシーそうですなぁ、じゃあアタシ幕の内弁当で」
「私はこのおにぎり弁当で、電子マネーは利用できますか?」
「勿論ですよ、ふふ、毎度ありがとうございます」
みゆきとドンは弁当屋の電子マネー決済端末にPETを掲げ、会計を済ませる。
インターネット社会のご時世、18歳未満までの場合はPETに内蔵されている電子マネーアプリに現金をチャージすれば、細かい小銭勘定をせずとも一括で支払いを済ませられるのは便利なものである。
「はい、どうぞ、包み紙にはネットナビ用のミニエネルギー入りのQRコードが印刷されています。我々の自然保護活動についても触れていますので、良かったらそちらも読んでいただけたら嬉しいです」
紙に包まれた弁当箱を受け取るのと同時に、後ろから弁当屋の女性を呼ぶ男性の声が聞こえてくる。
「やあサロマ、君がここにいると聞いたから来てみたよ」
「あ、ダイスケさん…」
「おっとアタシらはお邪魔ですな、じゃあ行こ、みゆみゆ」
「御馳走様でした」
オレンジのパーカーを着て眼鏡を掛けた男性、ダイスケを見て頬を赤らめる弁当屋の女性、サロマを後に、二人は目的地へと向かう。
「ねね、あの二人って付き合ってるのかな」
「違うんじゃない?ここにいるから来たって事は遠距離付き合いの友達って事かと」
「そっか、でもサロマさん?はまんざらでもなさそうだったからサロマさんの恋が実るように応援しよっと」
(女の子は本当にコイバナが好きだな)
コイバナに興味深々のドンに多少呆れつつも、少なくとも誰かが誰かを想う気持ちというのは大切にしたい感情だ。
年下好みの陰キャのみゆきには縁のない話だが、いつか自分にもそんな人ができたらいいなと、サロマの想いを応援する。
おくデン谷。
現代のオアシスを謳った緑豊かなキャンプ場。
大型連休の時程ではないにしろ、春のキャンプシーズンも大詰めを迎えている事もあり、利用客もまだまだ盛況だ。
「キャンプ場」と書かれた看板を掲げた立派な木を使ったゲートの前で、ドンはPETを自撮り棒に付けみゆきの首に手を回す。
『じゃあいくよ~、はい、チーズ』
アルエットの掛け声を合図にPETからパシャリと光が走る。
「よしっと、うーむ、しかしみゆみゆってホント落ち着いてるよねー」
「ほっといて、この顔は生まれつき」
「いや悪く言ってないし、落ち着いたコーデと相まってTHE・大人の女性って感じで羨ましいんだ、アタシガキっぽいからさ」
「そう?私はドンの元気そうな衣装、いいなって思うけど」
つぶらな瞳に、青い半袖ブラウスと赤いミニスカートを組み合わせたドンの衣装は、飾り気のない素朴ながらも年頃の少女の活発さを感じさせる、見ている側も明るい気分になれるものだった。
衣装とは、自分自身を着飾る為だけではなく、見るもの全てになんらかの感情の変化を与えるものなのだとみゆきは痛感する。
とは言っても、ドンの場合は多少の落ち着きの無さはある為に、自分の黒を基調とした衣装を見て冷静であろうと思ったりするのだろうか。
みゆきは友達同士、お互いに良い影響を与え合いたかった。
「さて、それじゃ心霊目指しておくデン谷の深層までレッツラゴー。あるー日♪森のーなーか♪」
森のくまさんを歌うドンを追い、みゆきはおくデン谷の森を突き進む。
川のせせらぎ、小鳥のさえずり、自然の環境音を聴きながらおくデン谷の本道から逸れた脇道を歩くみゆき達の前に、ようやくお目当ての心霊の元が現れる。
「いたいた、元気してた?」
ドンが旧友に会うかのように気さくに声を掛ける巨大な物体。
それは食物連鎖の頂点捕食者とも噂される自然界の王クマ、の電子プログラムが内蔵されたプラグイン可能な造り物。
いつ頃からそれが置かれるようになったのかは不明だが、この遠目からだと本物のクマと見間違うほどに精巧に作られた物体は、おくデン谷のちょっとした名物スポットとなっていた。
『ねえドンねえちゃん本当にやるの?』
「ここまで来てやらない訳ないでしょ、何かあっても今回はみゆみゆとスカルマンって頼れる友達もいるんだしね」
「まさかとは思うけど最初から私達に丸投げする気だったって訳じゃないでしょうね?」
『ヒヒ、いつでもぼくを頼ってよ』
二人は手に持ったPETをクマの造り物に向ける。
「プラグイン、スカルマン.EXE、トランスミッション」
「プラグイン、アルエット.EXE、トランスミッション」
二体のナビはPETから森林中に微かに漂う電磁波の粒子を頼りにクマの造り物の電脳へと入り込む。
『プラグイン成功っと、と、きゃ、滑る』
『危ない、アルエット』
スカルマンは転倒しそうになるアルエットをしっかりと抱き止め、安心してから電脳内を見渡すと、周囲の床はところどころ氷結していた。
『みゆき、なんだか凍ってるみたいだよ?』
「ん、長らく使われていないからプログラムくんが冷え切ってるのかも、足を取られないよう気を付けて」
クマの造り物がおくデン谷の名物と紹介されたのももう何年も前の話だ。
自分達のように何度もクマと遭遇している者にとっては特別な事情が無ければ今更プラグインしようと思える程のものでもなかったし、最近知った人達の中だとそもそもプラグイン可能だという事自体知らないとしても不思議ではない。
長らく使われなかったプログラムが凍結していてもそういうものだろうし、或いは、長きの間メンテナンスされずに放置された結果、外部から侵入してきたウイルスが引き起こした結果かもしれない。
みゆきはスカルマン達に用心を促して進行をさせると、どうやら事態は後者によるものだと判明する。
『ピギッ、ピギッ』
インターネット上で頻繁に遭遇される、黄色いヘルメットを被った最も低級のウイルス、メットールが七体。
その奥に鎮座する二体のかき氷機のような体躯を持ったクマ型のウイルス、コルドベア、おそらくこのウイルスがクマの電脳を凍らせている首謀者だろう。
そして計九体のウイルスが取り囲み、顔だけを出して四角い氷の塊に閉じ込められている緑色の存在。
『アワーッ、タスケテクダサイーッ』
この緑色のウサギのようなマスコット的な愛らしい容貌を持つ存在の名称はプログラムくん。
複雑な命令機能を持つネットナビと違い、簡素な命令だけを動作させるプログラム。
その生産性と利便性の高さから、インターネット導入初期から現代に至るまでのあらゆる電脳空間の真の主役と言っても過言ではない程にプログラムくんは活躍していた。
が、悲しいかなプログラムくんは自身の防衛能力だけは絶無であり、最弱のウイルスであるメットールにさえなんの対抗策も出せずにデリートされるだけのひ弱な存在だった。
「きっとこいつらがクマさんのプログラムくんを困らせてる犯人だよ」
「多分ね」
「早く退治しなきゃ、あの女の子ナビも助けないとね」
それと、ドンが指摘するもう一体。
身動きの取れないプログラムくんの前に両手を広げて庇うように立ち塞がる少女型のネットナビ。
華奢な体には似つかわしくない、赤い軍服のような無骨な鎧を着込んだ少女ナビは、凛とした表情を見せつつも、これから自分にも降り掛かるであろうウイルスに襲われる未来への恐怖を隠すことはできなかった。
『やめてっ、この子を傷つけないでっ』
必死の呼びかけも虚しく、メットールは手に持ったツルハシを少女ナビに向けて振りかざしたその時、メットールの頭上に白骨のこん棒が降り掛かり、『ピギャーッ』という断末魔の叫びを最後にメットールは電脳空間から
ウイルス達は背後に身体を振り向けると、そこには髑髏を象る死の象徴が、自分達を消滅せんとばかりに不敵な表情を見せ(ていたように見えた)て佇んでいた。
「スカルマン、いける?」
『いける、弱いものいじめ、よくない』
スカルマンに対してウイルス達が一斉に戦闘態勢に入ろうとするその隙に、アルエットは駆け、少女ナビの手を引っ張り必死にその場から離れる。
『おねえちゃん今のうちにっ』
『え、ええ』
『ワ、ワタシウゴケナイノニドウシタライイデスカーッ』
『なんとか静かにして持ち堪えてっ』
みゆきは肩掛けカバンから外付け用機器、バトルチップフォルダを取り出しPETにセットし、ウイルス殲滅を開始する。
「バトルオペレーション、セット」
『イン』
「ア、アタシもオペらないと、フォルダどこしまったっけ」
掛け声を合図にスカルマンはエリアスチールにより最も手前にいたメットール二体の前に現れ、右手に持ったワイドソードを横に払い二体のメットールを切り裂く。
続けて左手に飛び退くも、凍った床に足を取られスリップし態勢を崩す。
そこにコルドベアの発射する
「ポンタくんっ」
『これくらい平気っ』
スカルマンはひるむことなくクロスガンを二発撃ちコルドベアを巻き込みつつ更に追加でメットール二体を撃破。
残りの二体のうち一体のメットールがショックウェーブを打ち込むが、スカルマンは目前の凍った床をパネルアウトで破壊し衝撃を遮断し、キャノンで迎撃、これで残すはコルドベア二体とメットール一体。
みゆきはウイルス達の注目をスカルマンに向けさせる為に、滑る足場に悪戦苦闘しながらなんとか敵の攻撃を捌く必要があった。
「あ、あったフォルダッ、みゆみゆアタシも加勢するっ」
「ありがとっ、一体弱った方お願いっ」
『わ、私だって戦えるんだからっ』
加勢したアルエットが極小威力のバスターを弱った方のコルドベアに当てると、コルドベアはスカルマンからアルエットの方をターゲットに切り替える。
怒り狂ったコルドベアはアルエットに向けてアイスキューブを乱射し、アルエットは慣れない動きで攻撃を回避する。
「わわわ、敵の攻撃激し過ぎっ」
「中距離を保つのを意識してっ、攻撃自体は単調だから避けるのは簡単っ」
言われるままにアイスキューブを避け、コルドベアの動きに慣れてきたところで、ドンはバトルチップ、ミニボムを送信しアルエットに投射させる。
ミニボムは見事コルドベアにヒットし、ドンは倒したと油断するも、ミニボムの爆風からまだ戦えるとばかりにコルドベアが姿を現す。
「油断しないっ、こいつやたら固いっ」
みゆきの警告より早く、コルドベアが発射したアイスキューブがアルエットを襲い、その小さな全身に激痛が走る。
『きゃぁぁぁっ』
「アルエットッ」
「くっ」
みゆきの方はアルエットが注意を引き付けてくれたおかげでなんとかコルドベア撃破まで後一歩というところまできていたが、こういう時にこそしっかり止めを刺さないと手痛い反撃を食うことをみゆきは知っていた。
しかし直前でバトルチップを使った為に次のバトルチップ送信には時間が掛かり、チップ無しのバスターでコルドベアを倒すにも相応のロスタイムが生じ、今アルエットの助太刀に入るにはリスクが高すぎた。
そう現状打破に思考を巡らす間もなく、コルドベアは息も絶え絶えのアルエットをデリートせんと止めの一撃を放つ。
『あ…いや…』
「アルエットォッ」
ドンの叫びが届くことなく、無情な氷塊がアルエットを直撃し、アイスキューブは四散する。
誰もがアルエットが
「今のうちにリカバリーっ、早くっ」
呆然とするドンをみゆきは激励し、今しがた自身の相手するコルドベアをデリートしたスカルマンをアルエットの元に急行させ、二振りのソードで二体目のコルドベアもデリートする。
『アルエットッ、大丈夫っ』
『はぁ…はぁ…大…丈…夫…』
『ピ、ピギッ』
八体のウイルスがデリートされ、残り一体となった最後のメットールが怯え切った様子で三体のネットナビを見つめる。
「ちょっ、みゆみゆ一体まだ残ってるじゃんっ」
「平気、他のメットールが全滅した段階で戦意は無かった、ほっといていい」
『ピギーッ』
戦意を完全に失ったメットールはクマの造り物の電脳から脱兎のごとく逃亡する。
逃亡したメットールを一瞥した後、一同は改めて傷だらけのアルエットに意識を向ける。
『アルエット、どう?傷は痛まない?』
『なんとか、ドンねえちゃんのリカバリーのおかげで、今は落ち着けてる』
「待ってて、お弁当にミニエネルギーがあるからそれで回復してあげる」
「いやみゆみゆが気を使わなくても、アタシの使えばいいし」
『…待って』
二人と二体の会話に消え入るような声で割って入るのは少女型のナビだった。
少女ナビは膝をつき、床に横たわるアルエットの額に手を当てると、目を瞑り機能を停止したかのように動かなくなる。
すると、アルエットの乱れた呼吸は平静なものとなり、苦しそうな表情も普段の愛らしい顔へと戻り、外傷以外はすっかり元気になるのを見て、少女ナビはアルエットから手を放して立ち上がる。
『えへへ、すっかり良くなっちゃった、おねえちゃん、ありがとう』
『…損傷したプログラムを手動で修復しただけ、お礼はいい、後は改めてリカバリーを掛けて上げれば外傷も無くなるはず…』
(損傷したプログラムをその場で治す?そんな高度な技術があるんだ)
通常、損傷したプログラムを修復する場合、バトルチップのリカバリーや、サブチップと呼ばれる使い捨てのプログラム実行装置での回復、電脳空間からプラグアウトしPETなどの安全な空間での自然療養等が挙げられるが、そんなものは一時しのぎに過ぎず、本格的な修復にはしっかりした設備と正しい知識、確かな技術によるメンテナンスが望ましい。
それをこの少女ナビは、ロクな設備もないクマの電脳空間の中で事も無げにやってのけたのだ。
いったいどのような技術を搭載すれば、一介のネットナビにそんな修復機能が備わるのか、みゆきの関心は尽きなかった。
(まさかこの子がフォルテ?そんな訳ないか)
いくら優れた技術があろうと、この儚げな姿の少女ナビに話で聞いたようなプロトの反乱を連想させる程の力を持っているはずがないと、みゆきは馬鹿げた思考を振り払う。
『アノー、ワタシモココカラダシテクダサイー』
プログラムくんの気の抜けた悲鳴を聞き、一同はもともとこの騒動は哀れなプログラムくんを救出する為のものだったことを思い出す。
『…すみません、皆さんの中で炎属性のバトルチップを所持している方はいませんか?…プログラムくんだけなら私だけの力でも問題ありませんが、私はこの電脳そのものを救いたいの…』
おくデン谷編
もしエグゼ2編まで続けることができたなら、熱斗くん達がキャンプをしている間にみゆきの水着回をやりたいので早めに消化することにしました
サロマ
軽トラ運転する自然保護団体のリーダーが14~17の訳ないでしょうと
なんなら五十嵐ランと同じ22歳でもいいと思っていますが、逆に五十嵐ランは何故飲酒の為に真っ当な年齢に引き上げられているのでしょうか、ヒノケンは年齢関係なく終わっているというのに
QRコード
まぁ技術的にはあるんじゃないでしょうか
バトルチップフォルダ
エグゼ3のN1グランプリや4のテルオを見る限り、バトルチップフォルダは外付け機器ですよねという感情があります
アルエットのHP
多分100切っています
少女ナビ
急遽この子を出すことに決めたのでおくデン谷編の内容が膨らみまくることになりました