雪の大地へ
「わぁ!ふかふかです!」
「あなたって雪を見るの初めてなの?」
「人工雪なら知ってるんですけど本物は初めてです!」
「へぇ、まあ地上に来ること自体なかったんだからそれもそっか…ってうわぁ!?」
「クリーンヒットです!」
「やったわねぇ!くらえ!」
「遅いですね当たりませんよ!ってきゃあ!」
「バカね、雪玉は数で攻めるのが定石よ!」
あれよあれよと始まった雪合戦を横目にラピが無線の確認をしている
「シフティー、聞こえる?」
“はい、問題なく聞こえていますよ!”
「ナビゲーションはお願いね」
“はい!お任せください!”
「指揮官、準備ができました。出発できます」
『分かった。二人は……』
「二人とも、出発するわy』
ラピの顔面に雪玉が二つ命中した
「あれ、綺麗に当たっちゃいました!」
「ボケっとしてるとどんどん当てちゃうわよ、ラピ!」
それに対しラピは銃を構えると
「指揮官、人型のラプチャーによる攻撃です。交戦許可を」
「「ごめんなさい」」
『ラピ、落ち着いて…』
「…はぁ、出発しましょう』
そうして四人は雪原を歩いていくのだった
エミヤが前哨基地へ来てから数日
『地上の北部、ですか?』
「あぁ、以前君が目撃したトーカティブを退かせたニケが北部に現れたらしい。彼女ならトーカティブの行方が分かるかもしれない…是非会って来てくれたまえ」
『ですが、彼女は神出鬼没では』
「あぁ、そこに関しては後で教えてもらってくれ。北部にある究施設の座標をシフティー君に伝えておいた。取り敢えずそこへ向かってくれ。分かったかい?」
『分かりました』
「そうか、ではもう行ってもらって構わない。10分後に会議があってね…あ、そういえば足はどうかね」
『動くことに支障はありません』
「イングリッドが特別に用意した外骨格だ。大切に使ってくれたまえ」
「さあ、行ってくれたまえ。良い報告を待っている」
そうして地上へと来た訳だが。
その前に起きたエンターテイメント!!の襲来は省かせてもらう
色々と思い出すだけでもしんどいから
「指揮官、足はどうですか?」
『外骨格のおかげで折れたのが嘘みたいだ」
“エリシオンの特別製ですから!ギプスのままで動けるという、夢の外骨格です!”
「性能は確かなようだけど、どうして生産が中止されたの?」
“元々はニケ用に作られたのですが、ニケの骨がくっつくのを待つよりは、新しい足を作った方が早いので!”
「へー、そんなに?」
“はい!最小限の資源と最高のスピードで作ることのできるニケ制作技術は既にシンギュラリティに達していると言っても過言ではありません!”
「「「……」」」
“…あっ。す、すみません!私、失礼なことを…”
「いや、大丈夫よ。安心しただけ、私の替わりはいくらでもあるってことに」
「……そういえば、エミヤさんはやっぱり着いてきちゃダメだったの?」
『あぁ、未だエミヤに対する処遇が決定してないから前哨基地で待機してもらうよう言われた』
「エミヤさんがいたら結構楽になると思うんだけどね〜」
「私はこの機に火力を志す者として成長してエミヤ師匠に褒めてもらいます!」
「エミヤさんを困らせるだけな気がするからやめときなさいよ…」
“ラピ、通信の感度が悪くなっています!何か変わったことはありますか?”
「吹雪が激しくなった。視野が悪すぎる」
“近くにバンカーがあるはずです!肉眼で確認できる距離のはずですが、見えますか?”
「……いや、見えない」
“では、方向と距離をご案内しますのでまずは北北西へ移動してください!”
「ラジャー」
「指揮官様、大丈夫?」
『あぁ、大丈夫だ』
「エミヤさんから貰ったその外套、本当に体を冷やさないのね。つくづく何でもありなのね魔術っていうのは…」
そう、地上に行くにあたってエミヤに色々事情を話してたら
「北部っていうのは寒いんだろう?それ相応の準備はしていきたまえ。自然の寒さと暑さは舐めて掛かると痛い目を見るぞ?」
と言って寒さ対策のグッズを幾つか渡してくれたのだった
そしてその内の一つが今自分が纏っている外套だ
何でもこの外套は特別な素材で出来ており、風を通さず体温を一定に保つことができるという優れものであった
「エミヤ師匠のおかげで師匠の身体の心配をする必要もなくなって動きやすくなりましたね!」
「まぁ、それでも足はまだ怪我しているんだから無茶はさせられないわよ」
「指揮官、少しでも身体や体調に異変を感じたらすぐに言って下さい」
『あぁ、そうする』
「バンカー発見、内部へ侵入する。シフティー、聞こえる?」
“………”
「通信途絶を確認。指揮官、取り敢えずバンカーに移動して吹雪が収まるまで待ちましょう」
「先にバンカー内部を確認してくるわ」
「ん?ラプチャーが入れそうな大きさではないと思いますけど」
「他の何かがあるかもしれないから。指揮官様にそんなの見せられない」
「………」
「行ってくるから少し待って……うん?」
「どうしましたアニス?』
「前方にラプチャー発見」
『「「!」」』
「クソ!吹雪のせいでこんなに近づくまで気づけないなんて!」
「いいから戦闘準備!」
「エンカウンター!」
「!皆下がって、自爆する!」
(バァンッ!!!!!)
大きな音と共にラプチャーの身体が吹き飛んだ
「うっ…!」
「な、なによ今の!?」
「!ら、ラピ!アニス!あ、あれは何ですか?」
ドドドドド…!
ネオンが指差す方向を見ると雪が押し寄せて来ているのが目に入った
「ウッソ、雪崩よ!」
「皆、バンカーの中へ!急いで!」
「間に合いません!遠すぎます!」
「指揮官———!!」
グォォォォォー!
こちらに向かって走ってくる3人が見える
ラピが伸ばした手を掴もうとした…
白くて冷たい雪の波が覆い被さってくるの感じたのを最後に私は意識を手放した
はい、誠に申し訳ございませんでした(2回目
色々あって1ヶ月も更新を辞めてしまっておりました
一応書いては居たのですが中々納得のいく内容に纏まらなかったので上げるのを躊躇ってしまっていました
また忙しくはなるのですが頑張って更新したいと思いますのでこれからもよろしくお願いします:
では、謝辞をば
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