はつぼしでゅえる!   作:メアレP

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#2 佑芽vs広 特訓!広ちゃん先生!

【Re;IRISの部屋】

 

佑芽「お姉ちゃぁぁぁん!!! デュエルだぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

咲希「来たわね佑芽! 望むところよ!」

 

――――――――――――――――――

 

咲希「行きなさい! ネオスで佑芽に直接攻撃よ!!」

 

佑芽「負げだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

 

【次の日】

 

佑芽「お姉ちゃぁぁぁん!!! 今日もデュエルだぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

――――――――――――――――――

 

佑芽「負げだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

 

【次の】

 

佑芽「お姉ちゃぁぁぁん!!! デュエル」

 

――――――――――――――――――

 

佑芽「負げだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

 

ことね「……なんか負けるスピード早くなってね?」

 

咲希「あーはっはっは! 佑芽! お姉ちゃんがデュエルで負ける訳ないんだから!」

 

佑芽「うぐぐぐぐ……! 悔しい〜……!!」

 

――――――――――――――――――

 

【1年2組の教室 放課後】

 

佑芽「っていうことがあってね。もうぜんっぜん勝てないんだ〜」

 

千奈「やったことないカードゲームでも対策済みなんて、流石咲希お姉さまですわ……」

 

広「何度も戦えば戦うほど、相手に対策されるもの。きっとこのまま戦い続けても、佑芽は咲希に勝てないと思う」

 

佑芽「そうだよね……うーん……」

 

広「だから……戦う相手を1回変えてみればいいと思う、よ」

 

千奈「篠澤さん! そちら、『でっき』ですわよね!」

 

広「ふふん、そう。最近佑芽が何かしてるなと思って。私も組んでみた」

 

佑芽「えっ! 広ちゃんのデッキ!?」

 

広「……佑芽、最近咲希のところばかり行ってるから。これなら私とも戦える、よね?」

 

千奈「篠澤さん……!」

 

佑芽「……! うん! お姉ちゃん以外と戦うのはあたしも初めてだよ!」

 

広「私も実戦は初めて。だけど色々調べてきたから、私の戦略から何か咲希攻略の糸口が掴めたらいいね」

 

佑芽「そうだね! 広ちゃん先生の知識と技、習得しちゃおう!」

 

佑芽・広「「デュエル!」」

 

――――――――――――――――――

 

広「先行は貰う。私のターン」

 

【1ターン目 広:LP4000 手札5枚 佑芽:LP4000 手札5枚】

 

広「『オキシゲドン』を召喚。カードを2枚セットしてターンエンド、だよ。」

 

佑芽「あたしのターン、ドロー!」

 

【2ターン目 広:LP4000 手札2枚オキシゲドンセット2 佑芽:LP4000 手札6枚】

 

佑芽「よし、まずは『E-エマージェンシーコール』を発動! デッキから『E・HERO バースト・レディ』を手札に加えるよ!」

 

佑芽「そして早速『融合』発動! 手札のバーストレディとフェザーマンを……」

 

広「待った。この瞬間カウンター罠発動。『封魔の呪印』。手札の魔法カード『二重魔法』を捨てて、その『融合』の発動を無効にして破壊。」

 

佑芽「えっ!?」

 

広「そしてこのデュエル中、佑芽は同名カードを発動出来なくなる。つまり佑芽は融合出来なくなる」

 

佑芽「えぇぇぇぇっ!? 何それぇぇぇぇっ!?」

 

千奈「プロ野球選手のバットを早々にしてへし折ったかのようですわね……」

 

広「ふふ、佑芽が融合を使うのはリサーチ済み。融合を封じられてどう戦うか、特訓の開始だね」

 

佑芽「お姉ちゃんでもそこまではしないよ……でも、やるしかないよね! 『E・HERO バースト・レディ』を召喚!」

 

佑芽「そしてフィールド魔法『摩天楼 -スカイスクレイパー-』を発動。バーストレディで広ちゃんのモンスターに攻撃!」

 

【バーストレディ ATK 1200→オキシゲドン ATK 1800】

 

千奈「は、花海さん! 攻撃力は篠澤さんのモンスターの方が上ですわ!」

 

佑芽「大丈夫だよ! あたしの『E・HERO』が自分より攻撃力が高いモンスターに攻撃する時、スカイスクレイパーの効果発動! バーストレディの攻撃力は1000アップする!」

 

【バーストレディ ATK 2200→オキシゲドン ATK 1800 戦闘破壊-400 広LP4000→3600】

 

広「やるね、佑芽」

 

千奈「流石ですわ! 花海さん!」

 

佑芽「えへへ〜! カードを1枚セットしてターンエンドだよ!」

 

広「私のターンだね。ドロー」

 

【3ターン目 広:LP3600 手札2枚セット1 佑芽:LP4000 手札2枚バーストレディ摩天楼セット1】

 

広「とりあえずそのフィールド魔法、放置してるとマズそうだね。『サイクロン』発動。スカイスクレイパーを破壊」

 

【サイクロン→スカイスクレイパー 破壊】

 

佑芽「スカイスクレイパーがぁ!?」

 

広「『ハイドロゲドン』を召喚。オキシゲドンで、佑芽のバーストレディを攻撃」

 

【ハイドロゲドン ATK 1600→バーストレディ ATK 1200 破壊-400 佑芽LP4000→3600】

 

佑芽「うぅ、バーストレディもやられちゃった……」

 

広「そしてモンスターを戦闘破壊したハイドロゲドンの効果発動。もう一体のハイドロゲドンをデッキから特殊召喚する、よ」

 

千奈「花海さんのフィールドがガラ空きですわ!?」

 

佑芽「千奈ちゃん、それは大丈夫! 罠発動! 『ヒーロー・シグナル』! デッキから『E・HERO クレイマン』を守備表示で特殊召喚!」

 

広「守備力2000……これじゃハイドロゲドンで追撃はできないね。ターンエンド」

 

佑芽「よし、あたしのターン、ドロー!」

 

【4ターン目 広:LP3600 手札0枚ハイドロゲドンハイドロゲドンセット1 佑芽:LP3600 手札3枚クレイマン】

 

佑芽(今の手札じゃ、攻撃力1600のハイドロゲドンは突破できない……だけど、まだクレイマンが壁になってくれるはず!)

 

佑芽「カードを1枚セット。これでターンエンドだよ!」

 

広「クレイマンで耐久するつもりだね。私のターン、ドロー」

 

【5ターン目 広:LP3600 手札1枚ハイドロゲドンハイドロゲドンセット1 佑芽:LP3600 手札2枚クレイマンセット1】

 

広「……よし、セットしてた『リビングデッドの呼び声』を発動。墓地からオキシゲドンを特殊召喚」

 

佑芽「だけどオキシゲドンでもクレイマンの守備力は突破できないよ!」

 

広「そうだね。じゃあここで2人に問題。水素が2つと酸素が1つ。結合したら、何になる?」

 

佑芽「化学の問題?」

 

千奈「流石に私でもわかりますわ! Hが2つとOが1つで、H2O! H2Oは! H2Oは……!」

 

広「ぶー、時間切れだよ。じゃあ実験してみる、ね。『ボンディング-H2O』を発動。2体のハイドロゲドンとオキシゲドンをリリース」

 

広「くずれてふれて、つなぎあってこぼれる。デッキから『ウォーター・ドラゴン』を特殊召喚」

 

【ウォーター・ドラゴン ☆8 水属性 海竜族 ATK2800 DEF2600】

 

佑芽「水のドラゴン!? しかも攻撃力がクレイマンの守備力より上だ!?」

 

広「バトル。ウォータードラゴンで佑芽のモンスターを攻撃。『アクア・パニッシャー』」

 

【ウォータードラゴン ATK2800→クレイマン DEF2000 破壊】

 

広「クレイマン粉砕。ターンエンドだよ」

 

佑芽「クレイマンがやられちゃった……うぅ、ドローっ!」

 

【6ターン目 広:LP3600 手札0枚ウォータードラゴンリビデ(済) 佑芽:LP3600 手札3枚セット1】

 

佑芽「……! カードを1枚セット! ターンエンドだよ!」

 

千奈「花海さん、場がガラ空きのままですわよ!?」

 

広「ふふ、その割には元気そうだね。私のターン、ドロー」

 

【7ターン目 広:LP3600 手札1枚ウォータードラゴンリビデ(済) 佑芽:LP3600 手札2枚セット2】

 

広「だけどここは臆さず攻める、よ。ウォータードラゴンで佑芽に直接攻撃。」

 

佑芽「よし来た! まずはこのカードを発動! 『クリボーを呼ぶ笛』! デッキから『ハネクリボー』を特殊召喚!」

 

千奈「あらっ、かわいらしいカードですわね!」

 

広「ハネクリボー……守備表示だけど、ただそれで壁になるだけ?」

 

佑芽「それはどうかな! もう一枚リバースカード発動! 『進化する翼』! 手札を2枚捨てて効果発動!」

 

佑芽「ハネクリボーは墓地に送られて……進化するよ! デッキから『ハネクリボー LV10』を特殊しょうかーん!!」

 

【ハネクリボー LV10 ☆10 光属性 天使族 ATK300 DEF200】

 

広「進化したハネクリボー……」

 

佑芽「さらにハネクリボーLV10の効果! 相手のバトルフェイズ中に自身をリリースすることで、広ちゃんのモンスターをすべて破壊するよ!」

 

広「!」

 

佑芽「これでウォータードラゴンは破壊! 更にこの効果で破壊したモンスターの、元々の攻撃力分のダメージを受けてもらうね! いっけぇーっ!!」

 

【ウォータードラゴン 破壊-2800 広LP3600→800】

 

千奈「すごいですわ花海さん! あんなかわいらしいモンスターでドラゴンを突破するなんて!」

 

広「やるね、佑芽。融合無しでウォータードラゴンも突破して、LPも削るなんて」

 

広「だけど……その方法は悪手かも、ね。破壊されたウォータードラゴンの効果で、墓地のハイドロゲドン2体とオキシゲドンが場に戻ってくるよ」

 

佑芽「げっ!」

 

広「この3体の攻撃力の合計は5000。佑芽の場のハネクリボーはいなくなったから、これが通れば決まりだね」

 

広「まずはハイドロゲドン2体で佑芽に直接攻撃だよ」

 

【ハイドロゲドン×2→佑芽 -3200 佑芽LP3600→400】

 

佑芽「ううぅぅっ……!!」

 

広「これでトドメ。オキシゲドンで、佑芽に直接攻撃」

 

千奈「まずいですわ! 花海さん、負けてしまいますわぁっ!」

 

佑芽「……その攻撃宣言時! 墓地の『ネクロ・ガードナー』を除外して効果発動! オキシゲドンの攻撃を、無効にするよっ!」

 

千奈「えぇっ! いつのまにそんなかーどがっ!?」

 

広「……進化する翼で手札から墓地に送ってたんだね。さすが佑芽」

 

佑芽「えへへっ! これで広ちゃんの攻撃は防ぎきった!」

 

広「だったらメインフェイズ2。再び『ボンディング-H2O』を発動。ハイドロゲドンとオキシゲドンをリリースして、2体目の『ウォーター・ドラゴン』をデッキから特殊召喚」

 

佑芽「またウォータードラゴン!?」

 

広「佑芽の手札はゼロ。私のLPは残り800だし、攻撃力2800の壁を作ったほうが安心なはず。ターンエンド」

 

佑芽「ぐぐぐ……確かになんとか1体は突破できたけど、融合ができない状態で2体目は……!」

 

広「ふふ、まさに万事休すだね。でもこんな状況でも、きっと咲季は高笑いすると思う、な」

 

千奈「花海さん……! 頑張ってくださいませ……!」

 

佑芽「……うん、そうだね。考えてもしょうがない! とりあえずドローしてから考えよう! あたしのターン、ドローっ!!」

 

【8ターン目 広:LP800 手札0枚ウォータードラゴンリビデ(済) 佑芽:LP400 手札1枚】

 

佑芽「……! このカード……!」

 

広「……どう? 佑芽」

 

佑芽「……広ちゃん。さっき融合を封じられたけどね。こういう手もあるんだよっ!」

 

佑芽「いくぞーっ! 『ミラクル・フュージョン』発動! 墓地のバーストレディとクレイマンで、ゆうごうっ!!!」

 

広「……! そっか、融合の手段は『融合』だけじゃない……!」

 

佑芽「現れよ! 『E・HERO ランパート・ガンナー』っ!!!」

 

【E・HERO ランパート・ガンナー ☆6 地属性 戦士族 ATK2000 DEF2500】

 

千奈「花海さんのモンスターが合体いたしましたわっ!」

 

広「融合できてもそのモンスターは守備表示。しかも守備力2500ならウォータードラゴンですぐに突破できる」

 

広「佑芽のLPはあと少し。次のターンモンスターを引けば……」

 

佑芽「それはどうかな広ちゃん! ランパートガンナーは、守備表示の状態でも攻撃力を半分にして攻撃できるんだ!」

 

広「守備表示で攻撃? だとしてもウォータードラゴンには―」

 

佑芽「まだ説明は終わってないよっ! その攻撃対象は……広ちゃん! 直接攻撃になるんだ!!」

 

広「……!!」

 

佑芽「いけ、ランパートガンナーっ! 広ちゃんに直接攻撃! 『ランパート・ショット』ぉぉっ!!!」

 

【ランパートガンナー→広 -1000 広LP800→0 Win 佑芽】

 

――――――――――――――――――

 

佑芽「やったー! 広ちゃんに初勝利だぁ~っ!!」

 

広「ふふ、私の負けだよ佑芽。私も壁を乗り越えて来るとは思いもしなかった」

 

千奈「お二人とも、素晴らしい戦いでしたわっ!」

 

広「どう? 佑芽。何か咲季妥当の考えは浮かんだ?」

 

佑芽「うーん、融合を封じられたけど、結局いつも通り融合に頼っちゃったからな……」

 

佑芽「……でも、それでいいんだと思うな。変にお姉ちゃんを意識して戦い方を変えるより、あたしはあたしの全力をぶつけるのが向いてるって。分かった気がする!」

 

広「ふふ……佑芽のそういう割り切り方ができるところ、好き」

 

佑芽「よぉ~しっ! なんか今ならお姉ちゃんにも通用する気がしてきたっ!! 広ちゃん千奈ちゃん、ついてきて!」

 

――――――――――――――――――

 

【数分後】

 

佑芽「負げだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

 

咲季「あ~っはっはっはっ!! まだまだ私に勝つには早いみたいね、佑芽~!」

 

佑芽「ぐやじいいいいいいいいいっ!!!」

 

手毬「あ、ポンコツ2人組。何しに来たの」

 

千奈「いえ……花海さんに連れられて来たのですが……」

 

佑芽「うぅぅぅ……! 広ちゃん広ちゃん! まだまだあたしとデュエル特訓お願い……!」

 

咲季「……え? デュエル特訓?」

 

広「いいよ。それじゃあ私は佑芽と特訓するから。ばいばい咲季」

 

咲季「~っ!!! 佑芽にデュエルを教えるのは私なのに~~っ! 篠澤広~~~っ!!!」

 

ことね「毎回ボッコボコにしてるのがいけないんじゃねぇかナ~……」

 

#2 おわり

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